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日々雑感。読んだ本とかその他諸々。自分用のライフログ。
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日々のひとりごとはタイッツーに。
昨日、明倫館書店のワゴンで見かけて衝動買いした須山敦志「Juliaで作って学ぶベイズ統計学」、目次を見る限りではベイズというより統計全般の本っぽいけど、「はじめに」が面白い。少し長いけど引用。「本書では、思い切って数学的な理論展開は省きます。代わりに、コードで実装しながら理解するというスタンスをとります。」「本書の解説のスタンスはハンマーで釘を打つ作業に例えることができます。ハンマーを使うためにわざわざ力学的なモーメントを計算する人はいません。まずは釘を打つところまでの流れを理解し、その体験の中で長く持てば力が入りやすいなどの重要な特性を学び、巧みに扱うことができるようになります。」良い入門。
December 28, 2025 at 12:04 AM
漱石が今のいろんなパターンの小説…純文学からラノベや同人小説まで…を見たらどう思うかな。多彩すぎて嫌気がさしてとても付き合いきれんと漢文に逃げ込んじゃったりするかな…。
December 23, 2025 at 3:14 PM
本日の読書。鶉籠で漱石の草枕の冒頭16ページ程と、全集25巻から「余が草枕」「滑稽文学」「将来の文章」「漱石氏の写生文論」「家庭と文学」を読んだ。面白いなあ。事件の起きない文学を書いてみたくて書いた草枕。喜劇の価値とは。西洋の文章と日本の文章。写生文家の世間の見方。家庭に入る文学の条件。特に最後の「家庭と文学」が面白い。家庭に子女がいる前提として、問題となるのは恋愛の書き方。維新前は恋愛と義理が対立すると義理が勝つ。西洋文学は逆。今(明治40年)はその狭間。でも害になるかどうかは作家の力量次第。現に草枕には若い女の裸体が出てくるが、嫌な感じは与えていないはず。云々。いろいろ考えてるんだなあ。
December 23, 2025 at 2:38 PM
岩波版「回想子規・漱石」の後半部分、高浜虚子「漱石氏と私」読了。前半の「子規居士と余」に比べると熱量がかなり低い気がする。漱石の自転車日記を「面白いものではなかった」と書いてみたり、京都の茶屋で漱石が傍若無人な行動をしたことを書いてみたり、漱石からの手紙をひたすら並べるだけだったり。それはさておき、そこから見える漱石の言動には面白いものがいくつもある。漱石全集の書簡集に載っている明治38年1月4日の野間真綱氏宛の手紙に「人のところに手紙をよこすに名宛人の名前丈をかいて自分は姓丈かくなんてえのは失敬だよ」と書いてその後に「尊敬の場合」「同等の場合」「極懇意の場合又は目下へやる場合」の(続く)
December 20, 2025 at 2:36 PM
#技術書典 の紙本が届いた!電子書籍もお手軽で良いけれど、やっぱり紙本は良いですよ。特典のノートは表紙だけではなくて中紙にもちゃんと「技術書典」の文字が入っている凝ったもの。Super AKI-80とUIAPduinoはどちらも手元には準備済みなので、冬休みに遊んでみるつもり。そしてなによりも…ネコポスの配達員さん、こんな時間までありがとうございます。
December 20, 2025 at 12:39 PM
チェンソーマン、2回目観てきた。入場者特典がとても良くて、これ無料で配って良いものなの!?と思ったり。満席だったけど、多分みんな何度目かの人たちばかりで、上映中にガサゴソしたり喋ったりスマホを光らせたりするような人は一人もおらず、すごく集中して観られてとても良かった。やっぱりこの作品は大画面大音量で観ると良いね。戦闘シーンのスピード感がすごい。そしてビーム楽しい。
December 20, 2025 at 11:24 AM
「葬送のフリーレン 前奏2」読了。昨日の会社行き帰りで一気読み。5つの短編が収められているんだけど、1話目からいきなり「受付のメガネのお姉さん」の話で、ちょっとだけ「図書室のキハラさん」が頭に浮かんだり。そして5話目のゼーリエとフランメの話はとても良い。とにかく1話目と5話目でゼーリエの好感度が爆上りする。そして、どの話も流れる空気がある意味本編より本編らしくて好き。書店購入特典でもらったボイスカードはフェルンで、単に音声が聴けるだけかと思ったらちゃんとARで、これもとても良かった。とにかくもう、全体的に大好き。もっと読みたい。
December 20, 2025 at 1:11 AM
「葬送のフリーレン」15巻 Kindle版で読了。アプリで連載を読んでいるので話自体は知っていたんだけど、改めて読むとこれまでの話とは毛色が違って殺伐としている。ぜーリエは死亡フラグ立てまくってるし。誰もが魔法を使える世界と魔法の無い世界のどちらに進むのか。なんとなくだけど、最終的には人類が魔法の無い世界を作り上げ、魔法は神話や伝説にだけ残って今の世界につながるっていうのが最終的なオチになるんじゃ…とか思ったり。連載はしばらく休載中だけど、先が楽しみではある。それはともかく、ゼンゼはかわいい。
December 18, 2025 at 2:24 PM
古い翻訳物を読むときに時々出てくる「担当重役」。重役なのに顧客対応してたりしてなんなんだろう?箔をつけるために大きな役職名にしているのかな?とかずっと不思議だったんだけど、とりあえず手元の「夏への扉」(旧訳)で調べてみた。
「こちらへどうぞ。会計担当重役がお目にかかるそうでございます。」→「Step this way, please. Our treasurer would like to see you.」ん?treasurerを調べてみると会計係・経理部長ってあって、重役的な意味はなさそう。翻訳の妙なのか?それはさておき、Hired Girlを文化女中器って訳す福島氏のセンスは大好き。
December 18, 2025 at 2:07 PM
先日、aitendoで「ミニ版ZK-80組立てキット」(いにしえのTK-80の互換機)を衝動買いしたので組み立ててみた。(半田付けが汚いけど、動けば良いのだ。趣味なので。)安くて小さくてモバイルバッテリーでも動くという優れものだけど、なぜかリセットキーが効かないのでググってみたら衝撃の事実。「リセットキーの配線はどこにもつながっていない」。これを解決された先人がいらっしゃったので、その方に倣ってジャンパーを飛ばして無事にリセットキーが効くようになった。しばらく遊べそう。
December 16, 2025 at 1:34 PM
Yoのけそうぶみ、今日入ったばかりだったんだ!店頭で見かけて思わず衝動買いして大正解!>RT
December 13, 2025 at 12:44 PM
Reposted by hisadan
40年の時を超えて総集編

シン・Yoのけそうぶみ

12月13日 萬世書房に 午後納品予定!
ある意味ほぼ完全版

パロ版・88,98永久保存版も組み込んだ!
昔々の話が現代を現しているか!
時間と空間を超え今復活!

Yoのけそうぶみ -ほぼ復活版-
萬世書房に降臨(笑)
———————————————-
、、、、なんてね、、、、
昔々あるところにコンピュータ雑誌がありました
第二弾です
December 13, 2025 at 6:14 AM
12月いっぱいで店を閉めてしまわれるという秋葉原の萬世書房さんで同人誌を3冊購入。「Yoのけそうぶみ ほぼ復元版」「昔々あるところにコンピューター雑誌がありました」「秋葉三尺坊の大冒険」。最初の2冊はもう読んでいて自然に顔がほころんでくるくらい良い。当時の風が吹いてる。陽子さんが新聞の「陽子崩壊」の見出しを見てギョッとする話とかホントに好き。そして3冊目は「互尊文庫!悠久山!読むしかあるまい」ってノリで読んでる。とても楽しい。良い買い物でした。
December 13, 2025 at 12:36 PM
高田郁「ふるさと銀河線」読了。10年前に一度読んでいて部屋のどこかに埋もれてるはずなんだけど、なんとなく買い直した。なんというか、少し事情がある日常風景がひたすら淡々と語られている。途中かなりキモチワルイ話…合鍵で他人の部屋に何度も侵入して手紙を読んだりしてるのに、良い話風に終わるもの…なんかもあって、最後の話で少し盛り返すものの、全体としての読後感は今ひとつ。ただ、タイトルに惹かれるんだよねえ。ふるさと銀河線=旧池北線。表題作の舞台は陸別で、自分は陸別に行ったことはないんだけど、北見〜訓子府あたりは個人的に思い入れがあったりもするし、もちろん乗ったこともある。もう無い風景を見に行きたいなあ。
December 10, 2025 at 11:51 AM
それにしてもすごいコピーだよね。鶴田謙二毎号掲載=21世紀コミック界最大の奇跡って…。楽園は次号が最終号とのことだけど、最終号には何が載るんだろう?それはともかく、氏には冒険エレキテ島の3巻を出してほしいなあ。多分出ないけど。
December 7, 2025 at 4:03 AM
鶴田謙二「モモ艦長の秘密基地 2巻」読了。少し出遅れたので店舗特典とかはあきらめて地元の書店で買ったんだけど、一般書店共通ペーパーすら付いてなかった(泣)。それはさておき、タイムラグが40分と75分の三者会議は考えたくもないなあ。あと、快適ホログラムは部屋に欲しい。快適にダラダラするのだ。多分続巻は無いと思うけど、最終話の最後のページのセリフと次のページのお辞儀の図、芝浜だなあってちょっとクスッとしたり。
December 7, 2025 at 3:50 AM
インフルの夜を過ごしていたら、劇場版 #ちいかわ の最悪の終わり方を想像してしまった...。
エンディングのスタッフロールが流れる横を、檻に入った二人が揺れているんだけど、最後に顔を見合わせて「ン!!」って言った後、二人同時にお尻の単三電池を抜いて海の底に捨てるの。そしてそのままスタッフロールが終わり、劇場が静かに真っ暗になった瞬間、セイレーンの「だめだよそんなことしちゃ」ってセリフと電池を入れる「カシャッ!」って音がして、その瞬間に劇場が明るくなるの。多分悲鳴上がると思う...。
December 2, 2025 at 12:44 AM
獅子文六「青春怪談」読了。獅子文六にとって戦後4つ目の新聞小説で、1954年の作品。古い小説にお決まりの「今日の人権感覚に照らして云々」が効いてくるような内容や表現も多く、いつもの獅子文六作品とは少し違うな、読む人を選びそうだな、とは思ったけど、それでも最後の100ページほどは途中でやめられずに一気読み。男女間・女性間の恋愛、親の恋愛、性別の問題や戦前の人達と戦後の人達の価値観の違いなど、もう目まぐるしく動くので目が離せない。何度か映画にもなったようだけど、日活と新東宝がこれを原作にそれぞれ映画化し、同じ日に封切りしたらしい。そんなのあるんだ。見てみたい。
November 27, 2025 at 2:35 PM
堀辰雄「聖家族」読了。神田古本まつりの古本トロワのワゴンで購入。例のごとくほるぷ出版の初版復刻版で、初版の書名入り150部のNo.86を底本にした復刻。本文はアンカットで表紙と本文は未接着、表紙と箱には何の文字も書かれていない珍しい装丁。短編ということもあり、今回は読む前に全ページまとめてペーパーナイフで切ってから一気に読んだ。堀辰雄を読むのは初めてだったけど…正直、ピンとこなかった。唯一「扁理は出發した。」から始まる街をさまようシーンは一瞬ラブクラフトを思い起こさせたけど、そういう方向の本ではないので、もちろんそっち方向に話は進まない。時間を置いて再読すると感想は変わるのかなあ。うーむ。
November 27, 2025 at 12:05 PM
神保町で荒俣宏蔵書処分品を1冊購入。本人蔵の初版本なので、スリップや当時の新刊案内も挟まってた。アラマタ蔵書票付き。
November 24, 2025 at 10:12 AM
読みかけだった鈴木三重吉「古事記物語 下巻」読了。古事記前半の神話に近い部分は何度か読んだことはあったけど、後半は初めて。騙し討ちはするは兄弟構わず刃にかけるは讒言を信じて襲うは、わりと無茶苦茶。允恭天皇の後に木梨軽皇子が即位するはずが「皇子は御即位になるまへに、お身持の上について、或言ふに言割れない間違ひごとをなすった」ので人民は皆弟の穴穂王についたとあって、何をやらかしたのかと岩波文庫で確認したら、実の妹と…ということらしい。岩波の校註によると、異母兄弟姉妹はOKだけど同腹の兄弟姉妹は不倫になるんだとか。他にも、たとえば溺れそうなシリアスな場面であっても助けてと「謡ふ」し、(続く)
November 22, 2025 at 6:29 AM
ナガノ「ちいかわ 8巻」読了。島編はTwitter連載当時に全部読んだけど、「紙の本で一気読みしたい!」と思って早1年。ようやく出版されて念願の一気読み。事故からの罪と罰、そして永遠の命とその正体。この絵柄だからこそ平常心で読める話。やっぱりちいかわはヤバい。
November 22, 2025 at 3:53 AM
U-4「糖尿病専門医がカイセツ!ドカ食いダイスキ!もちづきさん」電子版で読了。著者は生活習慣病の専門医だけどペンネームなので証明できないから盲信するなと書かれているけど、結局「ちゃんと健康診断受けろ」ってことなので良いと思う。内容は一般的な説明から始まり、健康診断の各指標の見方や意味、病態機序と、どんどん具体的な内容に話が進み、最後は実際の症例をアレンジして書かれた「もちづきさんの今後の展開予想」…漫画の展開予想ではなく病状の展開予想…で終わりという、なかなかな内容。とてもわかりやすくて良い。コロナの外出自粛で筋力が落ち在宅中心で間食が増え猛暑で外出せず…って、自分じゃん。いろいろやばい。
November 16, 2025 at 3:04 AM
ここのところ迷惑メールが多いんだけど、久しぶりにすごいのが来た。逮捕も起訴もされてないのに保釈金払えって。で、何がすごいってメール中にリンクが一切無くて、振込先の口座番号や口座名が普通に書いてある。こういうのってまずはクリックを誘うんじゃないの?太古の迷惑メールなの?2枚目はよく来る感じの迷惑メール。ちょっと面白い。
November 14, 2025 at 4:42 PM
あfろ「ゆるキャン△ 18巻」読了。長い連載の間に絵柄がだいぶ変わったけど、それは置いといて。旅に出るときに「無計画派」と「予定はきっちり立てる派」って出てきたけど、自分はどっちだろう?と考えたりしながら読んでた。下調べはかなりするけど細かい計画は立てずに行き当たりばったりっていうのが自分のパターンかなあ。調べるのは楽しいけど旅行先で時間に追われるのは嫌だなあって感じ。まあ、そういう自由な旅もしばらくしてないけど…。あと、行動が朝早すぎてどこも開いてないのを「私達が早すぎて時代が追いついてないってことだね」っていう綾ちゃんのセリフはとても好き。綾ちゃん、いいなあ〜。
November 14, 2025 at 2:59 PM