鈴木賢三
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k-enzo.bsky.social
鈴木賢三
@k-enzo.bsky.social
喰うや喰わずの仏日特殊翻訳家。隠れた名作や好きな作品をフランスに紹介、翻訳しています。
『ボルジアの血脈』クラファン詳細はリンク先を!
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/8990

主な特殊翻訳(仏訳):
『無頼の面影』安部慎一、『あっかんべェ 一休』坂口尚、『シャトー・ルージュ』渡辺淳一。近刊予定に『花と蛇』団鬼六、『北斎まん画』ケン月影、『長持唄考』矢口高雄など
連休、あっという間に終わってしまった😱
October 13, 2025 at 12:37 PM
ミロ・マナラが女性に人気があるというのは、イタリア版Vogueの表紙を飾ったことでもわかる。これ以外にも女性向けのブランドの広告向けにイラストを描いている。また若い女性に人気のあるモデル出身の歌手で近年は女優としても活躍しているエロディ(Elodi)も、ミロ・マナラにCDのジャケットを描いてもらっている。女性に反感を買うような作家であればこのように広告で使われることはない。むしろマナラの絵には広告的な価値があるということだ。まさに「エロティック・アート」。
そう言っているそばから、このブルースカイでは規制が厳しくて、そのままでは表示されないイラストばかりで申し訳ないです。お手数をおかけします。
September 28, 2025 at 8:30 PM
イタリア語でマンガ全般を指す言葉は「fumetto」という語です。ここからエロ漫画を「fumettiX」なんていうようになったようです。もしかしたらこれは、アンダーグランドコミックを「Comix」というのを真似たのかもしれませんが、やはりアンダーグランドコミックスとしてアメコミ・ヒーローもの以外のマンガが再び出始めるのは70年代になるかならないかの頃です。学生運動や政治の季節とマンガはなにか連動していると思いますし、そこにエロティックな要素も持つ作品の登場はこの歴史を紐解く重要な糸口です。

下の写真はマナラ作品ではありませんし、近年の復刻版ですが、左上にfumettiXとドヤっていますね。
September 28, 2025 at 6:28 AM
マナラのデビュー作は下の写真のマンガです。表紙からいかがわしさが漂ってくると思います。また、現在みられるキレイなタッチとも違いますね。マナラ本人はメビウスの影響を認めています。
70年代初頭日本もエロ劇画ブームでしたが、ヨーロッパも、ジェーン・フォンダ主演の映画で有名な『バーバレラ』がSF雑誌に掲載されてヒットしてから、エロいバンド・デシネが出始めて、軽いブームになっていました。これは世界的な傾向だったのかもしれませんね。このころ、世界同時的にマンガが青年化した。
September 28, 2025 at 6:28 AM
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September 27, 2025 at 6:36 PM