ご指摘ありがとうございます。新天地での活躍を祈りたいものの、派手な大型企画が必要なときに氏がいないのはやはり残念なことですね。ファンの勝手な心配を吹き飛ばすような、「戦隊という型の中で斬新さを何度も何度も求めてきたのが行き詰まっただけで、新しい枠組みの中なら才能がどんどん花開いていく」という証明を見せてくれればうれしいところです

松浦Pゴジュウジャーはハジけた掟破りの番組になりたがっているのはありありと見えるのだが、ゼンカイジャーとドンブラザーズを足して3で割って端数がぐちゃぐちゃになったみたいなところがあって…

ここ10年の東映特撮のうち、チーフプロデューサーが新顔の作品で、「これはすごい番組が始まったかもしれない！」というオーラを出せてるのは（ひと世代前だけど）大森Pプロデュース作品しかないと思う　内容はかなり嫌いだがキングオージャーなんて大したもんだった

最後の破壊エフェクトなんか特にだけど、ちいかわをマジにかっこよく動かしちゃいました、みたいないけすかなさを感じちゃって好かねえんだアレ

主役たちを邪魔する憎まれ役を演じる生徒会長の、その周りをギャグっぽいモブで固めて空気を真剣にしすぎないところはとても良くて（紙吹雪の掃除なんてバカバカしくて大変よかった）、大筋がもうすこしちゃんと組めてたら細やかなギャグのうれしい回になってたろう

「学校のことを誰より考えているという生徒会長が、なぜ生徒の部活動を安易な成果主義でつぶそうとするのか？」が空白なドラマ上の無理と、候補者演説会に怪物が現れるパニックシーンがプリキュアの活躍で解決するや「では改めまして…」の一言ですべてなかったことになる展開の無理が目立つ回だったが、これの原因に連名の背後関係を推察するのはちょっと陰謀論かな