chiheisha.co.jp/2025/12/02/%...
chiheisha.co.jp/2025/12/02/%...
安保法制の国会審議の際にも、ホルムズ海峡の機雷敷設などさまざまな事例が論じられたが、誰もが納得いく形で、これなら「日本が攻撃されているのも同然とみなせる」と受け入れられるようなものはなかった。今回の高市首相の「台湾有事」も同様である。
安保法制の国会審議の際にも、ホルムズ海峡の機雷敷設などさまざまな事例が論じられたが、誰もが納得いく形で、これなら「日本が攻撃されているのも同然とみなせる」と受け入れられるようなものはなかった。今回の高市首相の「台湾有事」も同様である。
今回の高市答弁が浮き彫りにしたのは、以下の諸問題である。
①「存立危機事態」という事態の認定を、時の首相や政権が、きわめて恣意的に行いうるという危険性。(「存立危機事態」の認定基準を曖昧にしておけばおくほどその危険性は高くなる。ので、私は、「存立危機事態の認定基準は曖昧にしておくべきだ」という論調には賛成できない。)
今回の高市答弁が浮き彫りにしたのは、以下の諸問題である。
①「存立危機事態」という事態の認定を、時の首相や政権が、きわめて恣意的に行いうるという危険性。(「存立危機事態」の認定基準を曖昧にしておけばおくほどその危険性は高くなる。ので、私は、「存立危機事態の認定基準は曖昧にしておくべきだ」という論調には賛成できない。)