形而上肉
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形而上肉
@keishijo29.bsky.social
創作物に触れます(主に映画)
そして、今作が監督の極めて私的な作品である事を把握しておく必要がある。団塚監督は宮下パークを手掛けた父を持つ。家族崩壊を起こした父から自分に向けられる庇護、末枝を排除された社会の上で手放し難い生活を維持し続ける現代人、反抗や憎しみあれど断罪しきれない構造的葛藤と無力感が縦軸と横軸をリンクさせる重要なニュアンス。その先に″見晴らし″という結果が浮かび上がる。
December 6, 2025 at 8:51 AM
全然違うけど、うっすらとウェス・アンダーソンみを感じた。
November 25, 2025 at 3:41 AM
地獄を飛び続ける上位存在である龍は、様々な行先で天罰を落とすが、落とし所のない物語を強制的に進行させるただの舞台装置であり、ビジュアル先行で深みがない。邪悪に雷を落とす龍がこの世には存在しないから、私たちの世界や愛への信仰が脅かされているのではないのか、と思う。空虚な理想論だけが残る。
November 25, 2025 at 3:00 AM
ジェームズ・ガン版スーパーマンのようなハートを感じたぞ🫶
November 19, 2025 at 1:15 AM
「悪魔と夜更かし」との関連も考える...
″見る″と″信仰″の掛け合わせ、時代背景や悪魔信仰もシンクロ。

「悪魔と...」はテレビを″見る″行為自体を入れ子構造として利用した技術の高さに唸る上手い映画だが、「ロング...」も眺めるようでいつの間にか内向きの主題に反転してる。そして行き先は全然違う。あちらも好きならこちらも好きなのでは。
あと前者は結構笑える、後者は不快感強め(褒めてる)
March 14, 2025 at 11:31 AM
[以降ネタバレあり]

連続殺人事件を追うミステリーから段々と内向的な領域に入り込む意外性のある脚本。この方向転換を見逃すと置いていかれるかも。

血縁の呪縛とトラウマが人格形成と意思決定に与える影響を考察させる。カメラと視線で語る認識論、潜在意識を刺すようで、実は潜在意識からニコラス・ケイジが笑顔で花開く。後ろ髪を引く不快な余韻がたまらない。

フラッシュバックを演出するようなジャンプスケアの挿入も効果的で手が込んでいる、誤魔化さない造り手の技術に好感
March 14, 2025 at 11:14 AM
どっちも宗教モチーフ引用してて中々に難しかったけど知的刺激を程よく受けるいい一日だった
March 14, 2025 at 10:43 AM