KiokaCy 木岡さい 🇵🇸
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KiokaCy 木岡さい 🇵🇸
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木岡さい • Un passé qui revient grâce à tout ce qui n'a pas été vécu • Akiko & Cy
https://kioka-cy.amebaownd.com/ (écrit)
水俣市生まれの同市+いわき市育ちで現在は南仏在住。訳書『カミュ ふたつの顔』(オリヴィエ・グローグ著、青土社)、詩誌『潮流詩派」』にエッセイ執筆
📚神保町Passage と 京都一乗寺BOOK APARTMENT
ぶり返すカミュ人気と批判。形は似ていても、その内容は、時代のイデオロギー要請によって変わります。曖昧なカミュが左右両翼から利用される運動は時代を反映しています。

青熊書店主催の『カミュ ふたつの顔』の読書会は今月27日から。少しずつ読みすすめ、筆者の主張を押さえつつ、我々が生きている時代について一緒に考えることができたらと。

植民地問題から逃げまわる人々の首根っこをつかみ、フランス領アルジェリアの歴史文脈に入れることから始まる本書。歴史、政治、文学などが絡むエッセイ(というジャンルにフランスでは分類されます)で、面白く読めます。カミュ推しの方も、そうでない方も、ご関心がありましたらぜひ!
August 17, 2025 at 7:06 AM
劇の題材は、雇用主が身元保証人として手続きを行い、出稼ぎ家事労働者を受け入れる「カファラ制度」。絶対的権限を与えられた雇用主は、住み込みで働く労働者の逃亡を防ぐために、パスポートを没収、「現代的奴隷」状態に置かれた労働者は、日常的に暴力を振るわれ、紛争時には置き去りにされる。Chahrourは、真の問いは人種主義であると断言する。
ダンサーたちは、レバノンの外国人労働者コミュニティ出身。激しい息づかいに腹が膨らんだり萎んだり、身体を捻り硬直させる様が、後方の客席まで届いた。
暴力の連鎖はレバノンだけでなく、ヨーロッパでも。日本中に広がる排外主義的言説を考えれば、「遠い国の話」とは言えない。
July 11, 2025 at 10:09 AM