無責任な誹謗中傷が蔓延する世の中への警鐘を鳴らす、この著者らしい社会派の物語です。SNS等によって誰でも(しかも匿名で)情報を拡散できる現在。事実無実問わずのスキャンダルのみならず、今や政治すなわち国の行方さえもが、いい加減な言説により左右されている現実があります。個人にせよ組織の一員にせよ、一人一人の軽弾みな行為が、今までよりも一層の一大事を引き起こし得ること、そしてその責任を負うことを、この物語は実感させてくれます。
[2025/11/20 #読書 #踊りつかれて #塩田武士 #文藝春秋 ]
www.instagram.com/p/DSP5LvpD_Jx/
無責任な誹謗中傷が蔓延する世の中への警鐘を鳴らす、この著者らしい社会派の物語です。SNS等によって誰でも(しかも匿名で)情報を拡散できる現在。事実無実問わずのスキャンダルのみならず、今や政治すなわち国の行方さえもが、いい加減な言説により左右されている現実があります。個人にせよ組織の一員にせよ、一人一人の軽弾みな行為が、今までよりも一層の一大事を引き起こし得ること、そしてその責任を負うことを、この物語は実感させてくれます。
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副題「世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る」の通り、ビットコインの発明者である「サトシ・ナカモト」なる者が誰なのかを探って、15年にわたり取材を重ねた過程の報告です。
結果として、著者なりの結論は示されてはいるものの、それが真実かは分かりようがないことです。最終的には、ナカモトの正体を追うことの意味の有無そのものを問われているように思います。
[2025/11/15 #読書 #サトシナカモトはだれだ #ベンジャミンウォレス #小林啓倫 #河出書房新社]
www.instagram.com/p/DSNZag5j8Oo/
副題「世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る」の通り、ビットコインの発明者である「サトシ・ナカモト」なる者が誰なのかを探って、15年にわたり取材を重ねた過程の報告です。
結果として、著者なりの結論は示されてはいるものの、それが真実かは分かりようがないことです。最終的には、ナカモトの正体を追うことの意味の有無そのものを問われているように思います。
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給食のために学校に来ている中学教師と、給食を美味しく食べるべく創意工夫を凝らす生徒とのバトルを描くTVドラマシリーズの、映画版第4弾です。
今回もよい意味で馬鹿馬鹿しく面白く、しかも感動的でもありました。この教師の裏表のない突飛な言動の中には、何故か教育の核心を突くものがあり、そのギャップに心を打たれてしまいます。彼の根幹には、生徒たちへの揺らぎない信頼があるのです。
[2025/11/09 #映画 #おいしい給食 #炎の修学旅行 #綾部真弥 #イオンシネマ春日部 ]
www.instagram.com/p/DSK5VH3DxBj/
給食のために学校に来ている中学教師と、給食を美味しく食べるべく創意工夫を凝らす生徒とのバトルを描くTVドラマシリーズの、映画版第4弾です。
今回もよい意味で馬鹿馬鹿しく面白く、しかも感動的でもありました。この教師の裏表のない突飛な言動の中には、何故か教育の核心を突くものがあり、そのギャップに心を打たれてしまいます。彼の根幹には、生徒たちへの揺らぎない信頼があるのです。
[2025/11/09 #映画 #おいしい給食 #炎の修学旅行 #綾部真弥 #イオンシネマ春日部 ]
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手に汗握る緊迫したサスペンスでありながら、重い社会問題を真正面から扱った物語でもありました。主人公が巻き込まれている事態は、誰しもいつ当事者になる(させられる)か分からないようなことばかり。誰かの言うことを鵜呑みにして、決め付けたり先入観を持ったりしてしまうことの恐ろしさを、それをしている側とされている側の両方の気持ちが分かるような客観的な描写がなされていました。
[2025/11/12 #読書 #正体 #染井為人 #光文社 ]
www.instagram.com/p/DSIHHBLD61b/
手に汗握る緊迫したサスペンスでありながら、重い社会問題を真正面から扱った物語でもありました。主人公が巻き込まれている事態は、誰しもいつ当事者になる(させられる)か分からないようなことばかり。誰かの言うことを鵜呑みにして、決め付けたり先入観を持ったりしてしまうことの恐ろしさを、それをしている側とされている側の両方の気持ちが分かるような客観的な描写がなされていました。
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同著者による『地面師たち』の続編です。前作に比べて、話はスケールアップしており、ターゲットは大規模化かつ国際化しています。
前作の詐欺集団は組織的に冷静沈着に仕事していた印象がありましたが、それに比べると今回は、寄せ集め部隊ならではの脆弱性が露呈しがちで、ギリギリの危ない橋を渡っている感が強く、よりヒヤヒヤさせられました。
[2025/11/08 #読書 #地面師たちファイナルベッツ #新庄耕 #集英社 ]
www.instagram.com/p/DSFmktyD7Gn/
同著者による『地面師たち』の続編です。前作に比べて、話はスケールアップしており、ターゲットは大規模化かつ国際化しています。
前作の詐欺集団は組織的に冷静沈着に仕事していた印象がありましたが、それに比べると今回は、寄せ集め部隊ならではの脆弱性が露呈しがちで、ギリギリの危ない橋を渡っている感が強く、よりヒヤヒヤさせられました。
[2025/11/08 #読書 #地面師たちファイナルベッツ #新庄耕 #集英社 ]
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春日部市内に拠点を置く三曲(箏、尺八、三絃)の社中による演奏会です。
編成は二重奏から十人以上による合奏まで様々で、それぞれ師範が率いていることもあり、演奏レベルはどれもそれなりに高いです。
[2025/12/07 #演奏会 #春日部市三曲協会 #春日部市民文化会館 ]
www.instagram.com/p/DSDBfyMkgPb/
春日部市内に拠点を置く三曲(箏、尺八、三絃)の社中による演奏会です。
編成は二重奏から十人以上による合奏まで様々で、それぞれ師範が率いていることもあり、演奏レベルはどれもそれなりに高いです。
[2025/12/07 #演奏会 #春日部市三曲協会 #春日部市民文化会館 ]
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仏教界の中枢部を舞台に、血みどろの壮絶な権力闘争が繰り広げられます。文字通り清濁併せ呑んだ、凄まじい小説でした。
ここで描かれている仏教界の内情は、宗教的な気高さとはかけ離れたものです。崇高な建前を唱えつつも、やっていることは名実ともにヤクザそのものと言えます。しかも恐ろしいことに、当の本人(たち)がそれを仏の道などと本気で思い込んでいる節もあるのです。ややもすると信仰と狂気が紙一重になり得ることを生々しく実感させる物語でした。
[2025/11/06 #読書 #虚の伽藍 #月村了衛 #新潮社 ]
www.instagram.com/p/DSAfakYD2ft/
仏教界の中枢部を舞台に、血みどろの壮絶な権力闘争が繰り広げられます。文字通り清濁併せ呑んだ、凄まじい小説でした。
ここで描かれている仏教界の内情は、宗教的な気高さとはかけ離れたものです。崇高な建前を唱えつつも、やっていることは名実ともにヤクザそのものと言えます。しかも恐ろしいことに、当の本人(たち)がそれを仏の道などと本気で思い込んでいる節もあるのです。ややもすると信仰と狂気が紙一重になり得ることを生々しく実感させる物語でした。
[2025/11/06 #読書 #虚の伽藍 #月村了衛 #新潮社 ]
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戦後の韓国とアメリカ(と戦中の日本)に翻弄され、必死で奮闘するも時代と社会に押し潰されてしまった、一人の女性の姿を追った、ノンフィクションです。様々な社会問題が重層を成す、非常に重厚な物語でした。
[2025/10/29 #読書 #戦争みたいな味がする #グレイスMチョー #集英社 ]
www.instagram.com/p/DR9zmkRD1Mf/
戦後の韓国とアメリカ(と戦中の日本)に翻弄され、必死で奮闘するも時代と社会に押し潰されてしまった、一人の女性の姿を追った、ノンフィクションです。様々な社会問題が重層を成す、非常に重厚な物語でした。
[2025/10/29 #読書 #戦争みたいな味がする #グレイスMチョー #集英社 ]
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#BCJ の定演、今回はJ.S.バッハ: クリスマス・オラトリオBWV248(全曲)です。
メインのクリスマス・オラトリオは、全6部すなわちカンタータ6曲分に相当する分量を、一度に続けて演奏すると言う、意欲的な試みです。3時間超の長丁場ですが、音楽そのものが極めて多種多様な曲調を含み聴かせどころも多く、最初から最後まで引き付けられ続けました。
[2025/11/23 #演奏会 #バッハコレギウムジャパン #鈴木雅明 #東京オペラシティ ]
www.instagram.com/p/DRrxY6XEtpT/
#BCJ の定演、今回はJ.S.バッハ: クリスマス・オラトリオBWV248(全曲)です。
メインのクリスマス・オラトリオは、全6部すなわちカンタータ6曲分に相当する分量を、一度に続けて演奏すると言う、意欲的な試みです。3時間超の長丁場ですが、音楽そのものが極めて多種多様な曲調を含み聴かせどころも多く、最初から最後まで引き付けられ続けました。
[2025/11/23 #演奏会 #バッハコレギウムジャパン #鈴木雅明 #東京オペラシティ ]
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この公園は、夏にはひまわり、秋にはコスモスで、一面が埋め尽くされます。(以前は春にはポピーでしたが、今はやめた模様。)台風や低温などで駄目になる年もある中で、今年はひまわりに続いてコスモスも無事に満開を迎えて、かつタイミングよく見られて、嬉しい限りです。
まだ蕾も多くあり、しばらくは見頃が続きそうです。
[2025/10/28 #風景 #春日部市 #かすかべプラスワン ]
www.instagram.com/p/DQX5gllEuTt/
この公園は、夏にはひまわり、秋にはコスモスで、一面が埋め尽くされます。(以前は春にはポピーでしたが、今はやめた模様。)台風や低温などで駄目になる年もある中で、今年はひまわりに続いてコスモスも無事に満開を迎えて、かつタイミングよく見られて、嬉しい限りです。
まだ蕾も多くあり、しばらくは見頃が続きそうです。
[2025/10/28 #風景 #春日部市 #かすかべプラスワン ]
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#BCJ の定演、今回はJ.S.バッハのコラール・カンタータのシリーズの一環です。
メインは1724年末のコラール・カンタータ4曲。近い時期に作曲された作品とは信じ難い程に、個性的に変化に富んだ音楽でした。
[2025/10/19 #演奏会 #バッハコレギウムジャパン #鈴木優人 #東京オペラシティ ]
www.instagram.com/p/DQMvrbMkp41/
#BCJ の定演、今回はJ.S.バッハのコラール・カンタータのシリーズの一環です。
メインは1724年末のコラール・カンタータ4曲。近い時期に作曲された作品とは信じ難い程に、個性的に変化に富んだ音楽でした。
[2025/10/19 #演奏会 #バッハコレギウムジャパン #鈴木優人 #東京オペラシティ ]
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ユダヤ人とは何なのか、そのルーツから現代イスラエルに至るまでの三千年余りの歴史を、極めて広範な知識を元に詳細かつ筋道立てて辿って行きます。膨大な情報が盛り込まれており、これだけ積み上げてこそ見えてくるものが確かにあることを実感させてくれます。
[2025/10/18 #読書 #ユダヤ人の歴史 #鶴見太郎 #中央公論新社 ]
www.instagram.com/p/DQJ_8CKDy1U/
ユダヤ人とは何なのか、そのルーツから現代イスラエルに至るまでの三千年余りの歴史を、極めて広範な知識を元に詳細かつ筋道立てて辿って行きます。膨大な情報が盛り込まれており、これだけ積み上げてこそ見えてくるものが確かにあることを実感させてくれます。
[2025/10/18 #読書 #ユダヤ人の歴史 #鶴見太郎 #中央公論新社 ]
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5つの風変わりな短編を収録しています。
何れの物語にも、あの新型コロナウイルス感染拡大によって、何かしら人生を狂わされた人々が登場します。あの異常事態の中で、我々の生活がどんな状況だったか、どんな気持ちでいたか、自分でも既に忘れ始めていることを再認識させてくれました。
[2025/10/11 #読書 #棺桶も花もいらない #朝倉かすみ #UNEXT ]
www.instagram.com/p/DQHdAGMj5it/
5つの風変わりな短編を収録しています。
何れの物語にも、あの新型コロナウイルス感染拡大によって、何かしら人生を狂わされた人々が登場します。あの異常事態の中で、我々の生活がどんな状況だったか、どんな気持ちでいたか、自分でも既に忘れ始めていることを再認識させてくれました。
[2025/10/11 #読書 #棺桶も花もいらない #朝倉かすみ #UNEXT ]
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イスラエルはどのようにして作られたのか、どんな国なのか、そして今はどうなっているのか。今年(2025年)初めの時点での最新の情勢も含めて、イスラエルの実像を俯瞰的に説明する一冊です。
表題の通り全30の節から構成されていますが、それぞれが小分けされたテーマと言う訳でもなく、全体としての文脈の流れで書かれています。
[2025/10/07 #読書 #イスラエルについて知っておきたい30のこと #早尾貴紀 #平凡社 ]
www.instagram.com/p/DQE8glbj3J5/
イスラエルはどのようにして作られたのか、どんな国なのか、そして今はどうなっているのか。今年(2025年)初めの時点での最新の情勢も含めて、イスラエルの実像を俯瞰的に説明する一冊です。
表題の通り全30の節から構成されていますが、それぞれが小分けされたテーマと言う訳でもなく、全体としての文脈の流れで書かれています。
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様々な事情で追い詰められた女性たちの秘めた生活に、一人の幼児の存在が波紋を拡げて行く模様が描かれています。
物語は、どこかお伽噺のような雰囲気を漂わせています。それは、登場人物たちの名前がすべてカタカナ2文字に統一されていて、匿名のように抽象的に感じられることが影響しているかも知れません。
一見救いのない物語ですが、彼女たちそれぞれにその時点であるべき所に帰着しているようでもあり、読後感は決して悪くなかったです。
[2025/10/05 #読書 #熊はどこにいるの #木村紅美 #河出書房新社 ]
www.instagram.com/p/DQCRoD6D3KP/
様々な事情で追い詰められた女性たちの秘めた生活に、一人の幼児の存在が波紋を拡げて行く模様が描かれています。
物語は、どこかお伽噺のような雰囲気を漂わせています。それは、登場人物たちの名前がすべてカタカナ2文字に統一されていて、匿名のように抽象的に感じられることが影響しているかも知れません。
一見救いのない物語ですが、彼女たちそれぞれにその時点であるべき所に帰着しているようでもあり、読後感は決して悪くなかったです。
[2025/10/05 #読書 #熊はどこにいるの #木村紅美 #河出書房新社 ]
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納棺師の中でも、損壊した遺体を修復することを専門的に担う人々の姿を、そこに入社したばかりの研修中の若者を軸に、丹念に描き出しています。
色々な状況で亡くなった遺体の損傷状況は、かなり具体的に描写されていて生々しいものです。しかしそれが不必要にグロテスクに感じられないのは、納棺師たちが誠実に遺体に向き合っていることが伝わって来るためと、それを書いた作家が抱く納棺師への敬意が文章に込められているためでしょう。
[2025/09/30 #読書 #アフターブルー #朝宮夕 #講談社 ]
www.instagram.com/p/DP_vwj-D_77/
納棺師の中でも、損壊した遺体を修復することを専門的に担う人々の姿を、そこに入社したばかりの研修中の若者を軸に、丹念に描き出しています。
色々な状況で亡くなった遺体の損傷状況は、かなり具体的に描写されていて生々しいものです。しかしそれが不必要にグロテスクに感じられないのは、納棺師たちが誠実に遺体に向き合っていることが伝わって来るためと、それを書いた作家が抱く納棺師への敬意が文章に込められているためでしょう。
[2025/09/30 #読書 #アフターブルー #朝宮夕 #講談社 ]
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遠藤宗影(尺八)と門井雅楽賀寿(箏、十七絃、三絃)による、年に一度のライブです。現代作品を中心に、毎回挑戦的な曲目を採り上げています。意欲的に攻め込んだ曲目であるが故にスリリングな場面もありましたが、臨場感も含めて大いに楽しませて頂きました。
[2025/10/13 #演奏会 #箏尺八アコースティックライブ #遠藤宗影 #門井雅楽賀寿 #春日部市役所ひまわりホール ]
www.instagram.com/p/DP9MPxcD1bK/
遠藤宗影(尺八)と門井雅楽賀寿(箏、十七絃、三絃)による、年に一度のライブです。現代作品を中心に、毎回挑戦的な曲目を採り上げています。意欲的に攻め込んだ曲目であるが故にスリリングな場面もありましたが、臨場感も含めて大いに楽しませて頂きました。
[2025/10/13 #演奏会 #箏尺八アコースティックライブ #遠藤宗影 #門井雅楽賀寿 #春日部市役所ひまわりホール ]
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幼児失踪事件を巡り、登場人物それぞれの主観から捉えている出来事を、計30もの短い断章として連ねて行く、巧妙な構成の物語です。それぞれが知る情報だけが積み重ねられながら、最初はもやもやと分散していたそれぞれの物語が、章が進むに従って互いに関連性を持ち始め、この失踪事件へと収斂して行くのです。意図的に謎を隠して進むタイプのミステリーとは異なる、展開そのものによる面白さがありました。
[2025/09/27 #読書 #きみは知らない #チョンイヒョン #橋本智保 #新泉社 ]
www.instagram.com/p/DPbp4Dsjw3T/
戦後間もなくから今世紀初頭まで、ゼネコン業界から見た日本社会の大きな変遷を、その渦中にありながら傍流にいた主人公の経験を軸に描いて行く、壮大な物語です。実際に存在した(存在する)人物や地名や事件などがそのまま実名で登場し、それぞれの時代らしい情景が綿密に再現されています。その中に、実に巧妙に埋め込まれた物語は、フィクションでありながらうっかり実話かと錯覚しそうです。
[2025/09/18 #読書 #飽くなき地平 #荻堂顕 #KADOKAWA ]
www.instagram.com/p/DPZJchDD3-I/
戦後間もなくから今世紀初頭まで、ゼネコン業界から見た日本社会の大きな変遷を、その渦中にありながら傍流にいた主人公の経験を軸に描いて行く、壮大な物語です。実際に存在した(存在する)人物や地名や事件などがそのまま実名で登場し、それぞれの時代らしい情景が綿密に再現されています。その中に、実に巧妙に埋め込まれた物語は、フィクションでありながらうっかり実話かと錯覚しそうです。
[2025/09/18 #読書 #飽くなき地平 #荻堂顕 #KADOKAWA ]
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ヨーロッパのルネサンスからバロックの素描に焦点を当てた展覧会です。約80点の作品が、イタリア、フランス、ドイツ、ネーデルラントの地域に分けて展示されています。
素描と言っても、多少の彩色が施された水彩画的なものもあれば、精密な線描で完成されたもの、いかにも下書きらしきラフなものなど、色々な雰囲気の作品が並んでいました。
[2025/09/14 #美術館 #スウェーデン国立美術館 #素描コレクション展 #国立西洋美術館 ]
www.instagram.com/p/DPWgTKekv5e/
ヨーロッパのルネサンスからバロックの素描に焦点を当てた展覧会です。約80点の作品が、イタリア、フランス、ドイツ、ネーデルラントの地域に分けて展示されています。
素描と言っても、多少の彩色が施された水彩画的なものもあれば、精密な線描で完成されたもの、いかにも下書きらしきラフなものなど、色々な雰囲気の作品が並んでいました。
[2025/09/14 #美術館 #スウェーデン国立美術館 #素描コレクション展 #国立西洋美術館 ]
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かなり突拍子もない物語でした。
互いに理解できる、と言う思い込みの押し付けが、生きづらさを生んでいる一面は確かにあります。なので、この奇矯な主人公の気持ちは、理解できないでもないです。しかし、そもそも理解されることを拒絶している物語でもあるのでした。
[2025/09/04 #読書 #向坂くじら #踊れ愛より痛いほうへ #河出書房新社 ]
www.instagram.com/p/DPO4oDvj_rN/
かなり突拍子もない物語でした。
互いに理解できる、と言う思い込みの押し付けが、生きづらさを生んでいる一面は確かにあります。なので、この奇矯な主人公の気持ちは、理解できないでもないです。しかし、そもそも理解されることを拒絶している物語でもあるのでした。
[2025/09/04 #読書 #向坂くじら #踊れ愛より痛いほうへ #河出書房新社 ]
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直木賞のとあるスキャンダルを巡る、スリリングな物語です。文学界のあまりにも人間臭い一面が、容赦なく晒されています。当然フィクションではあるものの、主要な文学賞や歴史的な作家たちが実名で登場しており、かなりのリアリティがあります。著者の巧妙な筆力に、まんまとしてやられた感じです。
[2025/09/01 #読書 #PRIZE #村山由佳 #文藝春秋 ]
www.instagram.com/p/DPMNdX1j2nT/
直木賞のとあるスキャンダルを巡る、スリリングな物語です。文学界のあまりにも人間臭い一面が、容赦なく晒されています。当然フィクションではあるものの、主要な文学賞や歴史的な作家たちが実名で登場しており、かなりのリアリティがあります。著者の巧妙な筆力に、まんまとしてやられた感じです。
[2025/09/01 #読書 #PRIZE #村山由佳 #文藝春秋 ]
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現代社会の疎外感を背景にしたサスペンスです。いじめやDV、貧困、高齢者詐欺、男女格差など、今の世の中の歪みが様々な形で物語を形作っていました。
人は簡単に加害者側にも被害者側にもなり得ることを、思い知らされます。どうしても悪人にはなり切れない者がいる一方で、全く同情の余地もないような根っからの悪人が世間に存在しているのも確かであって、世の中を甘く美化していない所が現実的で良かったです。
[2025/08/28 #読書 #月とアマリリス #町田そのこ #小学館 ]
www.instagram.com/p/DPJq1bRjxFO/
現代社会の疎外感を背景にしたサスペンスです。いじめやDV、貧困、高齢者詐欺、男女格差など、今の世の中の歪みが様々な形で物語を形作っていました。
人は簡単に加害者側にも被害者側にもなり得ることを、思い知らされます。どうしても悪人にはなり切れない者がいる一方で、全く同情の余地もないような根っからの悪人が世間に存在しているのも確かであって、世の中を甘く美化していない所が現実的で良かったです。
[2025/08/28 #読書 #月とアマリリス #町田そのこ #小学館 ]
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初めてミュージカルなるものを鑑賞しました。
私としては当初、上手い歌を聴ければよいと言う程度の気分で臨んだのですが、とても歌だけには留まらない、驚くべきステージが展開されていました。
とにかく、想像を遥かに上回る、見事な総合舞台芸術でした。まさかミュージカルでこんなに狂喜させられてしまうとは、自分でも驚いています。 これは、はまる人が多いのもうべなるかな、です。
[2025/08/22 #演奏会 #ミュージカル #劇団四季 #アナと雪の女王 #JR東日本四季劇場 ]
www.instagram.com/p/DPHLmtvkjd_/
初めてミュージカルなるものを鑑賞しました。
私としては当初、上手い歌を聴ければよいと言う程度の気分で臨んだのですが、とても歌だけには留まらない、驚くべきステージが展開されていました。
とにかく、想像を遥かに上回る、見事な総合舞台芸術でした。まさかミュージカルでこんなに狂喜させられてしまうとは、自分でも驚いています。 これは、はまる人が多いのもうべなるかな、です。
[2025/08/22 #演奏会 #ミュージカル #劇団四季 #アナと雪の女王 #JR東日本四季劇場 ]
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