自然人類学の主たる研究テーマの1つに、遺跡発掘人骨の分析から人類の壮大な歴史を読み解くというものがあります。しかし近年、その一環として、一部の人類学者が過去に行ったアイヌ遺骨の収集とその保管のあり方、さらに研究成果の共有等に倫理上の問題が認識されるようになりました。このたび、この重要な課題について本会の見解を示し、アイヌの方々にお詫びの意を示すとともに、自然人類学者によるこれまでのアイヌ遺骨の研究を振り返り、現代を担う学術団体及び研究者としての責務を問い直すべく、本声明を発表いたします。
anthropology.jp/assets/docs/...
自然人類学の主たる研究テーマの1つに、遺跡発掘人骨の分析から人類の壮大な歴史を読み解くというものがあります。しかし近年、その一環として、一部の人類学者が過去に行ったアイヌ遺骨の収集とその保管のあり方、さらに研究成果の共有等に倫理上の問題が認識されるようになりました。このたび、この重要な課題について本会の見解を示し、アイヌの方々にお詫びの意を示すとともに、自然人類学者によるこれまでのアイヌ遺骨の研究を振り返り、現代を担う学術団体及び研究者としての責務を問い直すべく、本声明を発表いたします。
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欧米の帝国主義の植民地支配の尖兵となって,白人よりも遅れた「未開人」を「科学的」に研究し,差別を作り出して合理化した歴史を忘れちゃいけない。人類学の中でも骨格とくに頭骨の研究はその最たるものになった。
明治の日本人は「脱東亜」の推進とともに周辺の民族の研究に励んだわけで,帝国大学の学者たちが恥知らずにも墓あばきをやらかしていたのだ。なんと今になってようやくその罪を認めたか。
欧米の帝国主義の植民地支配の尖兵となって,白人よりも遅れた「未開人」を「科学的」に研究し,差別を作り出して合理化した歴史を忘れちゃいけない。人類学の中でも骨格とくに頭骨の研究はその最たるものになった。
明治の日本人は「脱東亜」の推進とともに周辺の民族の研究に励んだわけで,帝国大学の学者たちが恥知らずにも墓あばきをやらかしていたのだ。なんと今になってようやくその罪を認めたか。