エミコヤマ
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うにはともだち(エレン・デジェネレスの声で) 読書報告: http://books.macska.org seattle/portland
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TikTok のアルゴリズム怖い。わたし用途別に複数垢使ってるけど政治垢の方は見事にリベラルな動画ばっかり流れてきてニュースのコメントとかもトランプサイテーみたいのばっかりだから「意外に今の若者マトモよね」と思っちゃうけど、トレード端末のアカウントで見るとトランプ万歳ばっかりなの。頭で知識としては知ってたことだし今更なんだけど、ちょいゾゾっとした。
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「おもまど」は「重窓」に変換されてしまう…
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一応、「しわく」から「思惑」に変換できるな。
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「おもわく」は訓読みと音読みが混ざってるのがきもちわるいので、本当は「しわく」か「おもまど」(?)であって欲しい。
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ラテン語とギリシア語が混ざる英単語もきもちわるい。
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「おもわく」は訓読みと音読みが混ざってるのがきもちわるいので、本当は「しわく」か「おもまど」(?)であって欲しい。
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すごくどうでもいいことだと思うけど、私は「思惑(おもわく)」を「しわく」と読まれると、気になって仕方がないところがあって、でも「しわく」と読む人はとても多いので、聞くたびに一旦そのことに注意を削がれるんだけど、今、動画の中で枝野さんがちゃんと「おもわく」と読んでくれて安心した。
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わたしの政策関係の団体の資金はワシントン州での活動のためのものだから流用できないんだけど、オレゴンでの活動のために別の資金を100万円ほど引っ張ってきた。まとまったお金が必要なのはマッサージ店で働いているアジア系移住労働者たちにインタビューする際の労働者たちと通訳への謝礼が主な支出なんだけど。
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前からちょっと書いているけど、ポートランドやオレゴン州で反性的人身取引を口実とした性労働者や移民、ホームレスの人たちに対する迫害政策の推進が約15年ぶりに再燃しつつあるので、まだポートランドに住んでいた15年前にそれらと戦った経験があるわたしもこれからしばらくオレゴンで政策関係者への働きかけを行うことにした。まあいまでもポートランドにも拠点はあるしこれまでも頻繁に行き来してたけど、これから本業でもポートランドに行く。
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今日は政権によると内戦によって破壊し尽くされているはずのポートランドに行ったけど、めっちゃ巧妙に隠蔽されてたのか一切なんの戦争の痕跡も見られず、タイカレーをおいしく食べてきた。ただし以前は見なかった「ともだち」教団のシンボルを見かけたのが不安要素。あと少し古いようだけど「ゲイになってファシズムと戦おう」と呼びかけるビラも見かけた。
Be Gay! Fight Fascism!と書かれたビラ。移民局前でのプロテストへの参加を呼びかけている
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え、この屋台だいじょうぶ?
屋台の立て看板。人差し指を立てた手の甲に大きく開いた目玉が描かれたものが、さらに大きな目の中に描かれたシンボルがデザインされている
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たいぐりーんかれー。うまうま。
器に盛られたタイ・グリーンカレー。タケノコ、ナス、ニンジン、パプリカなどが見える
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わたしの観測範囲では、タコマの古くさいドーナツ屋さんのフレンチクルーラーが一番おいしい。あとはそれにクリームを挟んでチョコレートにディップしてくれたら最高なのに。
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女の子をエンパワーする系のぬり絵の本にまさかの神功皇后。顔立ちは白人にしか見えんけど刀で指を怪我しないか心配。
Empress Jinguのぬり絵。西欧的な顔立ちによくわからない鎧と着物の中間みたいな服装、一方の手で刀を持ってもう一方の手の指で触れている
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シアトル郊外で見た目怪しげなラーメン屋に入ったけど、味はおいしかった。
器に入ったとんこつラーメン。白く濁ったスープの上にチャーシュー、卵、キクラゲ、メンマ、青ねぎが乗っている
Reposted by エミコヤマ
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自然な感じの会話になるような生成AIチャットbotとかで更にキャラクターまでつけてるけど免責するために「擬人化するな」みたいなのも、どうかと思いますけどね。
だから親しみ覚える感じのキャラクターに話させるとか特定キャラクター利用できて……シカファンシーで「なんでもあなたの言う通り」の結果、自死の相談でも『あなたの言う通り』だけでなく自死の詳細な手段とか提示した上で唆すような推進させる方向性とか……なんだその死に誘うオートマタみたいなの、とかなってたりするんじゃないよ。
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…こうしてアメリカと中国の権威主義的な指導者たちにより、お互いの利益を守りつつ国内でのプロパガンダに利用できる体制が整えられつつある。中国政府の言論統制の問題はあれど、たった一つでもアメリカ資本でない大手プラットフォームがあるのは良いことだと以前は思ってたけど、その中国政府とアメリカ政府が言論統制で協調してしまうという地獄のような結末がもう近くまで来ている。民主主義に寄与するソーシャルメディアを旗印にオードリー・タンさんが投資家を集めてTikTok買収を目指しているって話どうなったんだよぉ。
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…まあそうならないようにTikTokのアメリカでの運営をオラクルに買収させて、メタやXとともに政権側のプロパガンダプラットフォームとして利用するのをトランプは目指してそう。中国政府の側ももちろん、TikTokのアルゴリズム輸出を禁止するなどの措置を取り、アメリカによるプラットフォーム強奪を阻止しようとはしているけれど、究極的には中国政府にとって都合の悪い情報をシャットアウトできる体制さえ温存できれば譲れないこともない。…
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…で、大統領令はTikTokが法律を破って運営を続けることを認めるとともに、バックエンドを提供しているオラクルやアプリを提供しているアップルやグーグルに対しても法律に違反してそれらの継続を認める内容なんだけど、大統領が企業に対して国家安全保障に関わる法律に違反することを認める(起訴しないと保証する)こと自体異例だし、そもそも時効は5年なのでTikTokやその運営企業であるバイトダンスだけでなくアップルやグーグルも次の政権によって摘発されるおそれがあり、決して安心できない内容。…
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…トランプが当選するとバイデンが退任する前日に法律に従ってTikTokはアメリカ国内でのサービスを一時停止しそのことをユーザに伝えたが、翌日トランプが就任して大統領令によってTikTokの運営継続を認めると「トランプのおかげでサービス再開しました」とトランプに手柄を与えるメッセージをアプリが発信。だめだこいつら、議会対策ではやらかしたのにトランプの操縦法をよく分かっていやがる…
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…議員たちは「中国がアメリカの民主主義を脅かしている」という危機感を募らせ、ついにTikTokのアメリカでのサービスの売却を求める法律が成立。しかしそこで横槍を入れてきたのがトランプ。バイデンがTikTok禁止を求めるなら自分は擁護する、というわけのわからない形で介入し、積極的にTikTokを選挙に利用し始めると、トランプ陣営に有利なコンテンツが不自然にTikTokで拡散されるようになる。…
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…まあこの対立が混迷している一番の理由は、トランプがその場の思いつきで好き勝手やってきたことにある。そもそもTikTok禁止を言い出したのはトランプの第一次政権で、若いK-Popファンたちに政治集会のチケットを大量に予約入れられてキャンセルされて激怒したりしてたけど、バイデン政権になってもTikTokを危険視する姿勢はかわらなかった。ロビー活動を強化してなんとか凌ごうとしていたTikTokがアプリを通してユーザたちにアメリカの議員たちに圧力をかけるよう呼びかけるという大きなミスを犯したことで…
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Emily Baker-white著「Every Screen on the Planet: The War over Tiktok」 books.macska.org/n6ek TikTokをめぐるアメリカと中国の対立についての本。TikTokがどのように始まり、ユーザの支持を集めたのかといった話題にも触れられているものの、本書の大部分はTikTokを国家安全保障上の脅威だと捉えその禁止かアメリカ資本への売却を求めるアメリカの政治家たちと、中国発のプラットフォームではじめてアメリカ市場を制覇したTikTokを自らの影響下に置いておきたい中国政府の対決について。…
本文で紹介している本の表紙画像
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…人間のそれとは異なるけれども感情や思考、認知を持つ生物に対しては擬人化および反擬人主義の行き過ぎによって加害しないために(たとえば些細な例だけれど犬に人口睾丸を入れることに飼い主の自己満足以外の効用はなく、不要な医療であり加害行為)生物学の研究を参照すべきだというような、しごくまっとうな主張をしている。角を生やしたニーチェに続いて今回はトースターが手を振っている(ように見える)表紙も良い。
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…擬人化は科学的事実に基づかない思い込みや迷信としてバカにされがちだが、それより警戒すべきなのは人間や動物に対する侵害を正当化する反擬人主義だと著者はいう。そのうえで、無生物に対する擬人化は多くの場合それが擬人化であることを本人が理解したうえで心の支えや遊び、レトリックとして行っていることが多くそれほど問題ではないが、AIは感情や思考を持つ人格のように演じることができるので心理的に依存したり影響を受けすぎないために擬人化を行っていることを常に認識しておくことが必要だとか、…
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…動物の感情や認知を過小評価する考えは、植民地主義や人種差別を背景として動物だけでなく「劣った人類」とされた人種的・民族的マイノリティに対しても適用され、これまで多くの人権侵害を引き起こす口実となってきただけでなく、Anushay Hossain著「The Pain Gap: How Sexism and Racism in Healthcare Kill Women」 books.macska.org/fhvl にもあるように現在でも無意識の偏見として女性や黒人らが医療などにおいて受ける対応に影響している。…
Anushay Hossain著「The Pain Gap: How Sexism and Racism in Healthcare Kill Women」
Anushay Hossain著「The Pain Gap: How Sexism and Racism in Healthcare Kill Women」 タイトルの通り、医療における性差別と人種差別により女性が適切な医療を受けられずにいることについての本。医学研究や治験などが女性を排除してきたために生じた「医学的知識のギャップ」と、女性患者による痛みや苦しみの訴えが軽く扱われたり古くはヒ…
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…さらに本書は、擬人化の反対側にある「反擬人主義」(本書では単純に「dehumanization」と書かれているけれど、Susana Monsó著「Playing Possum: How Animals Understand Death」 books.macska.org/9jtb ではanthropectomyという用語が紹介されている)についても取り上げる。動物が感じる痛みや恐怖を人間のそれとはかけ離れた取るにたらないものとして扱う考え方は、動物研究の進歩とともに否定され、動物倫理が活発に論じられる背景ともなっている。…
Susana Monsó著「Playing Possum: How Animals Understand Death」
Susana Monsó著「Playing Possum: How Animals Understand Death」 スペインの哲学者が、動物がどう「死」を理解しているかについて論じる本。スペイン語の原著は2021年刊で英語版は2024年。 タイトルの「playing possum」というのは「オポッサムの真似をする」という意味で、具体的には「死んだふり」のこと。なんで「オポッサム」と「ポ…
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…本書の最初に触れられている、去勢手術で睾丸を摘出されたオスの犬が「寂しそうにしている」と感じた飼い主が代わりに入れる人口睾丸を開発して起業した話(ぜったいそいつ本人が抱いている男性性の不安を投影してるだろそれ)にはじまり、人間ではない動物に人間と同じような認知や感情、思考を見出すエピソードは数多い。しかし擬人化の対象となるのは人間のそれと同じかどうかは別として認知や感情を持つとされる動物に限らず、ぬいぐるみや石、「地球」や「大自然」、神様や人工知能(AI)にまで及ぶ。本書は擬人化が生じた進化心理学的な背景やその発動条件、文化的な差異、動物倫理や環境倫理における効用と危険について論じる。…