Masato Ishii
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Masato Ishii
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千葉大学文学部を退職した元教員です。ドイツ語学・ラテン語学・ドイツ語史・ドイツ中世文学・コミュニケーション論・芸術論が専門です。 『現代ドイツ語文法便覧』 (白水社 2024年6月22日) 『現代ドイツ語文法便覧』解説動画 内容紹介 https://youtu.be/xTDEXJV5mBQ
臺灣圓であると家族から厳しく指摘がありました。お詫びして訂正致します。
November 16, 2025 at 4:04 AM
「ヴァイオリン貴族 Geigenfürst」パガニーニの評伝と、ベートーベンの弟子フェルディナンド・リース(Ferdinand Ries 1784 – 1838)のオペラ「盗賊の情婦 Räuberbraut」の批評と、法律的に「音楽の再版について」を論じた文章を含んでいるそうで、どれもなかなか興味深い。本編は最初からオペラが跳ねて観客やスタッフがざわめきながら帰途につく、その喧噪の中にたたずむ若い男性の訳ありげな様子からはじまるという、なかなかの描写。久しぶりに小説らしい小説を読むことになります。お疲れさまでした。
November 15, 2025 at 8:25 AM
私一人旧世代の観客として言えば、大戦争という大いなる厄災の暗黒が終わり、諸国民の平和と協調が始まる、80年前のその夢をまたしぶとく歌おうという志が伝わってきたように思います。次の世代、次の次の世代に、よろしくこの古い歌が伝承されていきますように。お疲れさまでした。来週は実写版「白雪姫」(2025)を取り上げます。
November 11, 2025 at 2:03 PM
とりわけ難読な箇所ではないが、前半を一般的な話ととるか、ウェスパシアヌスの個別的な話ととるかは決着の付きにくいところ。國原訳では後者としている。またin tanta moleは校訂者の修正で、写本では iniant amoleという意味不明の文字列になっている。2番目のiはtの読み違えとして、単語を区切り直した。合理的な最小限の変更で意味を通るようにするという原則に従った校訂で、諸家の意見は一致している。お疲れさまでした。
November 11, 2025 at 3:19 AM