人は大地に向けて
頭を垂れている
私は夕陽がこの場に訪れるのを
願う
そして私も
人が焼かれるのを待っている
その人が焼かれ灰塵となった後
夕陽の下に帰るのを願う
私と同じ祈りを持つのは
私の親族であと一人だけ
私たちは
沈黙にひれ伏すだけ
雨の水滴は赫い炎と混じって
温度はいつしか消失する
この世の卑俗な無駄口だけが
溶け残り
一冊の書物は
読まれることをついに諦める
監獄のような広間は
卑近な肉体でしかない人間たちを
騒がしくさせるだけ
人が焼かれるのを待っている
雨がさらに激しく
監獄の窓を打ちつける
私の祈りは煉獄の炎の中に
遺灰の一部として
溶かされていく
人は大地に向けて
頭を垂れている
私は夕陽がこの場に訪れるのを
願う
そして私も
人が焼かれるのを待っている
その人が焼かれ灰塵となった後
夕陽の下に帰るのを願う
私と同じ祈りを持つのは
私の親族であと一人だけ
私たちは
沈黙にひれ伏すだけ
雨の水滴は赫い炎と混じって
温度はいつしか消失する
この世の卑俗な無駄口だけが
溶け残り
一冊の書物は
読まれることをついに諦める
監獄のような広間は
卑近な肉体でしかない人間たちを
騒がしくさせるだけ
人が焼かれるのを待っている
雨がさらに激しく
監獄の窓を打ちつける
私の祈りは煉獄の炎の中に
遺灰の一部として
溶かされていく
だけど詩は、短くてもいいし、「これは詩になったな」と思えばそれはそうなので、実は創作物としてはハードルが低い。というより(現代)詩はとにかく懐が深い。
なので、まずはこのあまりに偏狭な世界を拡げるためにも、書き手を増やしたいなーと思う。最近、3人ほど、現代詩のディープな世界に引っ張り込むことができた。けっこう面白いんだよね。業界としては相当歪んでいるけど(いろいろぶっちゃけすぎなのでは)
だけど詩は、短くてもいいし、「これは詩になったな」と思えばそれはそうなので、実は創作物としてはハードルが低い。というより(現代)詩はとにかく懐が深い。
なので、まずはこのあまりに偏狭な世界を拡げるためにも、書き手を増やしたいなーと思う。最近、3人ほど、現代詩のディープな世界に引っ張り込むことができた。けっこう面白いんだよね。業界としては相当歪んでいるけど(いろいろぶっちゃけすぎなのでは)