自分で言っておきながら何だか不思議な感じがした。確かにあの双子は、僕に近付く不逞な輩がいれば迷わず排除するだろう。たとえそれが自分より強い相手だったとしても。けれどそれが愛情からくるものなのかと言われると僕には果たして即答できなかった。
「強欲なキミらしい意見だ、これではあの双子が苦労するわけだよ」「何ですか藪から棒に……というか今はそういう話ではなかった筈では?」
自分で言っておきながら何だか不思議な感じがした。確かにあの双子は、僕に近付く不逞な輩がいれば迷わず排除するだろう。たとえそれが自分より強い相手だったとしても。けれどそれが愛情からくるものなのかと言われると僕には果たして即答できなかった。
「強欲なキミらしい意見だ、これではあの双子が苦労するわけだよ」「何ですか藪から棒に……というか今はそういう話ではなかった筈では?」
「キミが寝込みを襲われるとしたらやっぱりあの双子なの?」「他に誰がいるんです……というか、そんな奴がいるとしたらそれこそあの双子に食われてますよ」「ふうん。愛されているんだね」
「キミが寝込みを襲われるとしたらやっぱりあの双子なの?」「他に誰がいるんです……というか、そんな奴がいるとしたらそれこそあの双子に食われてますよ」「ふうん。愛されているんだね」
「それってさあ、むしろホタルイカ先輩のこと大好きだから逆に何もしてないんじゃね?」「……は?」「だってその気もねーのに無理矢理やって嫌われたくねーし、大好きなやつは大事にしたいじゃん?」「ふ、フロイド氏……意外と純情で草……」「あ?なんか文句あんのかよ」「いえ、別に。何にもないです」
「それってさあ、むしろホタルイカ先輩のこと大好きだから逆に何もしてないんじゃね?」「……は?」「だってその気もねーのに無理矢理やって嫌われたくねーし、大好きなやつは大事にしたいじゃん?」「ふ、フロイド氏……意外と純情で草……」「あ?なんか文句あんのかよ」「いえ、別に。何にもないです」
いでくんとけーくんはどちらかと言うとそういう話を横で聞きながら「みんなも好きだねえ」って言ってそうなとこある
いでくんとけーくんはどちらかと言うとそういう話を横で聞きながら「みんなも好きだねえ」って言ってそうなとこある
トくんに至っては嫉妬を意識した瞬間に「(いや、そもそも付き合ってないしな)」って感情を塗り替えてるとこありそう だけど、塗り替えたところで消えるわけじゃないからずっとモヤモヤしてて、そのモヤモヤを目ざとく気づくリーチの双子はいる気がします
トくんに至っては嫉妬を意識した瞬間に「(いや、そもそも付き合ってないしな)」って感情を塗り替えてるとこありそう だけど、塗り替えたところで消えるわけじゃないからずっとモヤモヤしてて、そのモヤモヤを目ざとく気づくリーチの双子はいる気がします
みたいな……
なんかジャくんはレ先輩には全部話してそうな気もするなあとか思ってしまった 筋通すのもあるし若干の威嚇もある……みたいな……たぶん……
みたいな……
なんかジャくんはレ先輩には全部話してそうな気もするなあとか思ってしまった 筋通すのもあるし若干の威嚇もある……みたいな……たぶん……
流し見たそれは外泊届だった。寮生とはいえ他人のプライベート事情にはまるで興味もなかったが、行先が島外ともなるとまた話も変わってくるので一応行き先を聞いておくと、案の定真面目な優等生は律儀に洗いざらい白状してみせるのでさすがに少し同情する。
「……お前、相手が俺以外でも今と同じ説明をするつもりか?」「え?あ、いや……さすがに全部は言わないですけど、レオナ先輩は寮長だし、ヴィル先輩とも仲いいので」「なるほど、俺は今威嚇されたわけだな」「違っ……そんなつもりじゃ」
流し見たそれは外泊届だった。寮生とはいえ他人のプライベート事情にはまるで興味もなかったが、行先が島外ともなるとまた話も変わってくるので一応行き先を聞いておくと、案の定真面目な優等生は律儀に洗いざらい白状してみせるのでさすがに少し同情する。
「……お前、相手が俺以外でも今と同じ説明をするつもりか?」「え?あ、いや……さすがに全部は言わないですけど、レオナ先輩は寮長だし、ヴィル先輩とも仲いいので」「なるほど、俺は今威嚇されたわけだな」「違っ……そんなつもりじゃ」
「じゃあね、ジャック。アンタも程々で切り上げるのよ」「ッス、ありがとうございました」
「じゃあね、ジャック。アンタも程々で切り上げるのよ」「ッス、ありがとうございました」