本を読んだり、ゲームをしたり、おいしいものを食べたりします。
降霊会で霊媒師が予告した、思念を用いた遠隔殺人は奇しくも二度達成される。
そんな奇怪な不可能犯罪に挑む本格ミステリ作品。
犯人として名指しされる人物が、犯人である可能性を見当してはいたが、いくばくかの謎を超えることはできず、誰が犯人かとうとうわからぬまま解決編に突入することになった。
そのため、探偵役・妹尾がそれらの謎を華麗な推理で崩していく様子に、とても酔いしれた。
最後の最後まで見当がつかない犯人当て。心惹かれる怪奇的な事件。
この作者の作品に求めてしまう要素が存分に詰まっており、満足度が高い。
ラストのタイトル回収も秀逸。
#読了
降霊会で霊媒師が予告した、思念を用いた遠隔殺人は奇しくも二度達成される。
そんな奇怪な不可能犯罪に挑む本格ミステリ作品。
犯人として名指しされる人物が、犯人である可能性を見当してはいたが、いくばくかの謎を超えることはできず、誰が犯人かとうとうわからぬまま解決編に突入することになった。
そのため、探偵役・妹尾がそれらの謎を華麗な推理で崩していく様子に、とても酔いしれた。
最後の最後まで見当がつかない犯人当て。心惹かれる怪奇的な事件。
この作者の作品に求めてしまう要素が存分に詰まっており、満足度が高い。
ラストのタイトル回収も秀逸。
#読了
大好きな従姉の転落死に不審を抱く大学生。捜査協力を依頼した人物まで次々と殺されてしまう。その真相を探るミステリー。
主人公・高文による捜査パートと、犯人の独白パートが交互に配置されている。
捜査パートで、のちに犯人だと明かされる人物が登場したときに、「こいつが犯人じゃん」となり、そのまま読み進めたが、そいつが犯人だった。
情報開示が読者にフェアすぎるので、犯人はわかってしまったが、主人公が犯人を推定していくまでの過程は整然としていて、この文章にはこういう意味や効果があるのかと、物語の重要な記述を探しながら読むのが楽しかった。
短い作品ながら満足度高め。
#読了
大好きな従姉の転落死に不審を抱く大学生。捜査協力を依頼した人物まで次々と殺されてしまう。その真相を探るミステリー。
主人公・高文による捜査パートと、犯人の独白パートが交互に配置されている。
捜査パートで、のちに犯人だと明かされる人物が登場したときに、「こいつが犯人じゃん」となり、そのまま読み進めたが、そいつが犯人だった。
情報開示が読者にフェアすぎるので、犯人はわかってしまったが、主人公が犯人を推定していくまでの過程は整然としていて、この文章にはこういう意味や効果があるのかと、物語の重要な記述を探しながら読むのが楽しかった。
短い作品ながら満足度高め。
#読了
短編集。
七日ごとに起こる豚の連続轢死事件の真相を探る表題作『とむらい機関車』、一見自殺に見える墜死事件に隠された真の意味が印象的なデビュー作『デパートの絞刑吏』、意識の流れをなにひとつ取りこぼすことなく抒情溢れた文で描き切って見せた、北海道で金鉱脈を探す青年が主人公の倒叙『雪解』、海底炭鉱を舞台に繰り広げられる不可能殺人を描いた、最高傑作との呼び声にふさわしい『坑鬼』の四作が特に面白かった。
謎から少しずれたところに隠された意外な真相・意味に心惹かれる作品が多かった。
#読了
短編集。
七日ごとに起こる豚の連続轢死事件の真相を探る表題作『とむらい機関車』、一見自殺に見える墜死事件に隠された真の意味が印象的なデビュー作『デパートの絞刑吏』、意識の流れをなにひとつ取りこぼすことなく抒情溢れた文で描き切って見せた、北海道で金鉱脈を探す青年が主人公の倒叙『雪解』、海底炭鉱を舞台に繰り広げられる不可能殺人を描いた、最高傑作との呼び声にふさわしい『坑鬼』の四作が特に面白かった。
謎から少しずれたところに隠された意外な真相・意味に心惹かれる作品が多かった。
#読了
美味しかった!
美味しかった!
前作のラスト、大気圏突入時に行った配信が炎上。そこに書き込まれた「まずは金閣寺を燃やす」というコメントを皮切りに京都中で巻き起こる連続放火事件の真相と、現場に現れた失踪していた友人の行方を追うミステリ。
前作と同じく、舞台の描写が上手いので、芽衣ちゃんと一緒に京都中を捜査するシーンが楽しかった。
DVシェルター周りの説明も興味深く、また真相への鍵になっているのもいいですね。
#読了
前作のラスト、大気圏突入時に行った配信が炎上。そこに書き込まれた「まずは金閣寺を燃やす」というコメントを皮切りに京都中で巻き起こる連続放火事件の真相と、現場に現れた失踪していた友人の行方を追うミステリ。
前作と同じく、舞台の描写が上手いので、芽衣ちゃんと一緒に京都中を捜査するシーンが楽しかった。
DVシェルター周りの説明も興味深く、また真相への鍵になっているのもいいですね。
#読了
いっぱい食べました。
いっぱい食べました。
火事騒動の最中、ニューヨークグッゲンハイム美術館から盗まれたカンディンスキーの名画の在処や盗んだ犯人を探すミステリ。
見方を変える、ただそれだけで一気に推理が進むので、解決編の爽快感がすごかったし、私は犯人の見当がつかなかったため驚いた。
人物造形やミステリの質が前作と変わらなくて、別の人が書いたものとは思えなかった。
大変な重圧の中でテッドの物語を引き継ぎ、この作品を世に送り出したスティーヴンスには畏敬の念を抱きます。
#読了
火事騒動の最中、ニューヨークグッゲンハイム美術館から盗まれたカンディンスキーの名画の在処や盗んだ犯人を探すミステリ。
見方を変える、ただそれだけで一気に推理が進むので、解決編の爽快感がすごかったし、私は犯人の見当がつかなかったため驚いた。
人物造形やミステリの質が前作と変わらなくて、別の人が書いたものとは思えなかった。
大変な重圧の中でテッドの物語を引き継ぎ、この作品を世に送り出したスティーヴンスには畏敬の念を抱きます。
#読了
アイスコーヒーにオニオンリング。
アイスコーヒーにオニオンリング。
抹茶とキャラメルが一気に押し寄せて、不思議な美味しさです。
抹茶とキャラメルが一気に押し寄せて、不思議な美味しさです。
企画展「記録をひらく記憶をつむぐ」にはいたく感銘を受けました。
企画展「記録をひらく記憶をつむぐ」にはいたく感銘を受けました。
ユトリロをいっぱい見られてよかったです。
ひまわりも見ました。
ユトリロをいっぱい見られてよかったです。
ひまわりも見ました。
空に浮かぶ密室、ロンドン・アイのカプセルに乗り込んだ少年の消失事件。
緻密に表現された描写で、観覧車のカプセルから少年が消失するための方法を、論理的に推理する様は気持ちいい。
少年の行方を、数少ない、しかし濃密な交流の中で得た小さな仕草や表情から推測するところに、人物造形や人間関係の奥深さを感じて好きだった。
#読了
空に浮かぶ密室、ロンドン・アイのカプセルに乗り込んだ少年の消失事件。
緻密に表現された描写で、観覧車のカプセルから少年が消失するための方法を、論理的に推理する様は気持ちいい。
少年の行方を、数少ない、しかし濃密な交流の中で得た小さな仕草や表情から推測するところに、人物造形や人間関係の奥深さを感じて好きだった。
#読了
読み始めて40ページぐらいで頭に浮かんだ真相が、そのまま物語の真相だった(これは私が悪い)。
唇と唇の接触でのみ感染する致死率100%の病が発見され、キスをすることが禁止された世界の、全寮制学園を舞台に、一人の女生徒の死の真相を探る特殊設定青春ミステリ。
謎から真相までの道のりの丁寧さと、特殊設定がもたらした甘美的かつ、どこか閉塞的な世界観が魅力。
#読了
読み始めて40ページぐらいで頭に浮かんだ真相が、そのまま物語の真相だった(これは私が悪い)。
唇と唇の接触でのみ感染する致死率100%の病が発見され、キスをすることが禁止された世界の、全寮制学園を舞台に、一人の女生徒の死の真相を探る特殊設定青春ミステリ。
謎から真相までの道のりの丁寧さと、特殊設定がもたらした甘美的かつ、どこか閉塞的な世界観が魅力。
#読了
優しい妹が買ってきてくれました
優しい妹が買ってきてくれました
短編集。
人名が使われていなかったり、渾名が使われていたりを意図的に用いて、ピントをぼかしているのが、すごく苦手ではあった。
その霧がかった甘美な感じが魅力的な『アイランド』や、真相を成立させるためのトリックが面白い『悲しみの子』、真相判明後の反転と主人公の思い出との決別シーンが素晴らしい『さよならシンデレラ』が好み。
前作の『アルバトロスは羽ばたかない』が好きなので、『発音されない文字』と『空耳の森』も楽しめた。
いろんな作品の登場人物が、いろんな箇所で出ていて、景気がいいですね。
#読了
短編集。
人名が使われていなかったり、渾名が使われていたりを意図的に用いて、ピントをぼかしているのが、すごく苦手ではあった。
その霧がかった甘美な感じが魅力的な『アイランド』や、真相を成立させるためのトリックが面白い『悲しみの子』、真相判明後の反転と主人公の思い出との決別シーンが素晴らしい『さよならシンデレラ』が好み。
前作の『アルバトロスは羽ばたかない』が好きなので、『発音されない文字』と『空耳の森』も楽しめた。
いろんな作品の登場人物が、いろんな箇所で出ていて、景気がいいですね。
#読了