室田尚子
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室田尚子
@naokobuhne.bsky.social
NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」レギュラーパーソナリティ。『オペラの館がお待ちかね』(清流出版)。 オペラを中心に執筆やレクチャーをしています。 東京藝術大学卒・同大学院修了。東京科学大学(旧東京医科歯科大学)・昭和音楽大学非常勤講師。演奏会のレビューなど→https://note.com/naokobuhne/
Reposted by 室田尚子
人間を「手段」とする視点が上から下まで流行ってるけど、人間は本来「目的」であるべきでないですか?みたいなことを言いたかった。
December 16, 2025 at 6:24 AM
Reposted by 室田尚子
同じ理由で、「人脈を作りたい」と目をキラキラさせてるタイプの人も、not for meって感じる。あれこれしながら築いた「人脈」に色々助けられてきたというのは実際僕もそうなんだけど、最初から他人の「人脈」の1ピースに勘定されるのも、他人を手駒扱いするのも、遠慮したい…。
December 16, 2025 at 6:13 AM
えらい!
December 12, 2025 at 10:19 AM
オペラ演出、日本では(作品によりますが)宮本亞門がキレ度高めです。あと私は深作健太演出が好き。ってどっちもオペラ・プロパーの演出家じゃない、というところに日本のオペラ界の現状があらわれれてますね…。
December 12, 2025 at 12:37 AM
合唱は公募によって集められたクール・リベルテ。『カルメン』の音楽的主役は実は合唱だと思っているが、堂々の主役っぷり。第4幕で闘牛場に集まった人々の合唱の後その場に座り、カルメンとホセの場面になる。そしてラスト再び立ち上って闘牛場の賑わいを表現する演出も良かった。

演出と指揮は辻博之。プロアマ混合のチームをここまでのレベルに引き上げる腕前はさすが。唯一残念だったのは、ピアノと打楽器が入るピットが深すぎて、楽器の響きがやや濁ってきこえたこと。舞台自体の大きさもそうだが、全体的にもう少し小さい会場の方が良かったのかも。それを除けば大変満足度の高い『カルメン』だった。
December 6, 2025 at 7:33 AM
ロールデビューのホセ伊藤達人。ドイツものをずっと聴いていたので、これほど柔らかく美しい声なのを再確認。ラストはいつもなら「ホセも可哀想かも」と思うのだが、これほどの狂気を見せられるともう可哀想とか可哀想じゃないとかのレベルじゃない。人間の深淵を見せる表現。

同じくロールデビューのミカエラ百々あずさ。彼女が歌うと目の前に本当にナバラの山が見えてくるよう。ミカエラには重めの声なのだが、それを感じさせないほどどこまでも真っ直ぐでピュアなミカエラを表現していた。なぜ日本のオペラ界はこれほどのソプラノを放っておくのか。
December 6, 2025 at 7:32 AM