水色
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水色
@nene0331.bsky.social
小説細々書いてます。好きなマンガや、小説、映画…。自分の思ったこと、自由に呟きたくてXから逃げてきました。
個人の特性やルーツ、誰と出会ったか、どこに生まれたかで人は左右されるしそれは現代でも言える。ただ、戦争はその僅かなズレや違いがとても大きく作用し、その先にある結果も1つの選択で大きく変わる。

そういう普遍性や現代にも通ずる闇を、戦争の悲惨さと共に描いていた…そのように感じた。そしてだからこの作品は、観られるべきなのだなと、改めて思った。
August 15, 2025 at 3:48 PM
当時の時代背景を見るに、同じ状況で、「働かなければ」と思った子供は少なくなかったと思う。※これはあってはならない=子供に労働を強いてはならない、だが、時代的観点から。

だけど清太にはそれがないし、ある意味子供という枠を超えて、大人(叔母)と対等に話していた感じもする。自分の食材や母の着物を交渉材にしたり。また、子どもが働くという概念も薄かったよう感じた。それは彼の中で父が誇りであり自身のアイデンティティであったとも思う。この姿勢は間違ってない。正しいとも言える。けど、その正しさが通用しないし、何より子供という極めて弱い存在を特別視しない、させない…それが戦争なのだと思った。
August 15, 2025 at 3:43 PM