piiip / YOKONO nana
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"no panic on titanic!"
(ヘッダーの絵はながしまひろみさんによる『ゴリランとわたし』挿絵より)
Översättare (SV-JP) スウェーデン語翻訳
https://linktr.ee/yokononana
『反乱は続いている』『欲望の鏡』『21世紀の恋愛』『サメのイェニー』『ぼくらにできないことはない』『シーリと氷の海の海賊たち』『ゴリランとわたし』『ティム アヴィーチー・オフィシャルバイオグラフィ』
おんなこどもの領域とされる場所からの声を届けたいです。
来週24日(月・祝)の大阪・箕面でのイベントは、予約が必要ですが、まだまだご登録受付中です。

好きなジャンルや分野が異なるメンバーが、文学、北欧地域、翻訳といったテーマで話す予定です。どんなふうになるのか、どきどきしながら準備中です。
ぜひぜひお越しください。

swedish.sfs.osaka-u.ac.jp/archives/1889
November 14, 2025 at 1:14 PM
このイベントがある前の週末、11月15日(土)と16日(日)には、東京・梅屋敷で「北欧ブックフェスタ」というイベントも開かれます。

こちらは両日とも複数のセミナーが行われるほか、書籍の販売などもあります。いろいろな翻訳者や編集者、作家、ライターが登壇されます。こちらは予約不要ですが先着順、入場料500円です。

北欧語書籍翻訳者の会からは、枇谷玲子さん、ヘレンハルメ美穂さん、上山美保子さん、中村冬美さん、久山葉子さんが参加します。

(わたしも聴きに行きたかった……!)

共催者のひとり、葉々社さんのウェブサイト
youyoushabooks.stores.jp/about
October 27, 2025 at 9:00 AM
『からすが池の魔女』は、原書の刊行が1958年、日本語版の刊行が1969年という古い本ですが、ふと思い立って検索してみたら原書はまだふつうに買えるようだったので、買ってみました。2011年版ですが、現代風の装丁になっていて、これなら手に取りやすい、と思いました。寺島竜一による日本語版の挿画、わたしはとても好きなのですが、このカバーで手に取らないひともいるだろうな、と思っていたので……。でも、復刊してほしいな……
September 29, 2025 at 1:52 PM
最後はこれ!

ウルリーカ・リンデル『流し台の絵描き』

彼女の絵がとってもいいので、とにかく見てほしい!!!
封筒の裏に描いた絵をまとめたものです。なぜ封筒の裏かというと、時間がなくても描けるからだそうです。

このひとの描く絵がほんとうに好きで、インスタグラムでずっと見ていたのですが、最近はあまり絵が描けないとつぶやいている。彼女はガザでの虐殺についても絵を描いているのですが、こんな状況で絵なんて描く気になれない、と。
etcbooks.co.jp/news_magazin...
August 1, 2025 at 12:42 PM
今月の「Hanako」で鈴木涼美さんが『サメのイェニー』を紹介してくださっています。とてもびっくりしましたが、うれしいご紹介でした。

横浜特集のHanako、どこかで見かけられたら読んでみてください。
June 1, 2025 at 6:00 AM
『反乱は続いている』の見本をいただきました。
新書よりひと回りほど大きい、細長いかたちです。
May 16, 2025 at 12:41 AM
機械が読んだ内容(画像の赤字部分のみ)
「日本学術会議を国から独立した法人とするための法案は、衆議院本会議で自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。法案では、会員は総理大臣が任命する仕組みから会議が選任する方法に改めるとしています。

法案をめぐっては、政府に対し会議の独立性や自主性、自律性を尊重することや、活動を萎縮させることがないよう必要な財政措置を行うことなどを求める付帯決議が委員会で可決されています」

これだけ聞くと、「え、国から独立して会員も会議選出になって、とてもよい法案では」と思えてしまう。わたしも文字通り耳を疑ったもん。
May 13, 2025 at 2:20 PM
出版社からのアナウンスが出たのでRPします。
5月25日発売です。

裏表紙には「まえがき」からの抜粋があるので、その画像を。

フェミニズムについて、立場も意見も異なるひとたちのさまざまな生き方や物語がごったまぜに入っています。どなたにも、ひとつくらいは自分にしっくりくる物語があるのでは、と思うので、手に取っていただければうれしいです。
April 24, 2025 at 7:06 AM
5月に出る訳書の予約が始まりました……!
よろしくお願いします!

『反乱は続いている 祖母・母・娘たちのフェミニズム』
(ファニー・アンビョーンソン、シーリ・アンビョーンソン、エンマ・ヤンケ、マリーア・ヨーンソン、エリーカ・ソーレンソン著、よこのなな訳、花伝社)

1999年刊行の5人の20代女子によるエッセイ集です。
社会が大きく変わった20世紀のスウェーデンで女性たちはどう生き、どう闘ってきたのか。反乱を起こせない自分たちは、これからどう生きてけばいいのか。異なる世代のさまざまな女性たちとの対話から見つかった答えとは――。
www.kadensha.net/book/b101345...
April 11, 2025 at 10:41 AM
『サメのイェニー』が岩波書店より本日発売です!

大きな声なんて出したくない。そう思っている小学2年生のイェニーの物語です。

2017年に刊行されたこの作品は、スウェーデンの大きな児童文学賞であるニルス・ホルゲション賞を受賞しています。この賞の受賞作としてわたしがこの作品を知ったのは、2019年の夏でした。

自分はサメだと思っているおとなしいこどもの物語、っていったいどんな話? と興味をひかれ、夢中で読み、この物語を日本語でも読めるようにしたい、と強く思いました。時間はかかってしまいましたが、やっと日本語で届けられるのがほんとうにうれしく、わくわくしています。

(続く)
February 27, 2025 at 5:29 AM
本屋lighthouseさんの新刊チェックのニュースレターで『サメのイェニー』がピックアップされていて、とてもうれしいです!
帯の言葉はわたしもとても好きなところです。

lighthouse226.substack.com/p/250223-0301

岩波書店のサイトでは、すでに試し読み用のPDFもアップされています。
最初の1章をまるまる読んでいただけます。

www.iwanami.co.jp/book/b657229...
February 5, 2025 at 10:50 AM
リーヴ・ストロームクヴィスト『21世紀の恋愛 いちばん赤い薔薇が咲く』(花伝社)が2刷になったそうです! わーお!

発売が2021年2月なので、4年かけての増刷です。柴崎友香さんが書評を書いてくださったり、瀧波ユカリさんが「無痛恋愛」というストロームクヴィストの造語を使った作品を始められたり、というびっくりするようなこともありました。また、この4年のあいだ、買ったり読んだり話したりしてくださっている方の存在をずっと感じ続けています。なかなかお礼を言えないのでこの機会に。
ほんとうにありがとうございます!

そして末永く読まれてほしいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします!
January 22, 2025 at 9:23 AM
大橋由香子さんの『翻訳する女たち』(エトセトラブックス)が届いた!
書籍化をこの1年ずっと楽しみにしていました。第2部は書き下ろしということで、これも楽しみです。

光文社新訳文庫のウェブ連載「“不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」は、2014年3月に小尾芙佐さんのシリーズで始まったそう。野球のように、1回の表、1回の裏、2回の表、というふうに進んでいく連載で、わたしが初めて読んだのは、その年の秋に始まった中村妙子さんのシリーズの1回の表。バックナンバーだった小尾さんのものも夢中で読んで、更新を待ってました。

www.kotensinyaku.jp/column/2024/...
November 22, 2024 at 6:56 AM
届いた!
が、想像以上にページ数も文字数もめちゃくちゃ増えてる気がする。読みたいひと、いるかな……???

今回は、アンチ自己啓発の自己啓発本、らしい。またややこしそうなことを……。『欲望の鏡』に出てきた学者もちらほら再登場してそうなので、テーマとしてはつながりがあるんだと思う。ぼちぼち読んでみる。

原書は文字が手書きなのだけど、筆記体で4ページ続くページとかあった。読みづらいぜ……!
October 9, 2024 at 6:52 AM
9月6日に新しい訳書が刊行されます。

『ぼくらにできないことはない』
エーヴァ・リンドストロム作、よこのなな訳、岩波書店
iwanami.co.jp/book/b650781...

エーヴァ・リンドストロムは、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞したベテラン作家ですが、自身の作品としては初めての日本語訳です。

帯のコメントは、同じ賞を受賞されている荒井良二さんが書いてくださいました。おふたりは、去年の秋に東京で開催されたTOKYO ART BOOK FAIRでの対談で意気投合されていました。
September 2, 2024 at 2:30 AM
学術書なので日本語で読んでも難しいよね、と思いつつ、少しずつ読んでいますが、この本と取っ組み合っていたのはもう4年前なので、書いてあることをけっこう忘れていて、新鮮な気持ちで読めています。『21世紀の恋愛』でよくわからなかった、という方もぜひご一読を。

久保田さんも書いてくださっているのですが、『21世紀の恋愛』は『なぜ愛に傷つくのか』のわかりやすく楽しい導入として読めるので、未読の方はぜひ読んでみてください! 

イルーズ、『21世紀の恋愛』の24ページからその理論が展開されるのですが、顔が出てくるのは56ページです。

www.kadensha.net/book/b100325...
August 30, 2024 at 2:08 AM
『21世紀の恋愛』でたくさん参照されるエヴァ・イルーズの「Why Love Hurts」の待望の日本語訳が刊行され、訳者の久保田裕之さんから御本をいただきました。うれしい驚きでした。ありがとうございます。

英語版は読んだものの、わかったようなわからんような……だったので、専門家の方による日本語訳で読めるのはとてもありがたいです。

解説では『21世紀の恋愛』を紹介、おすすめしてくださっていて、これまたびっくりでしたが、とてもうれしいです。

『なぜ愛に傷つくのか 社会学からのアプローチ』(エヴァ・イルーズ著、久保田裕之訳、福村出版、2024年)
t.co/ZXdAHLpKWR
August 30, 2024 at 1:58 AM