🦇超成人済み
🦇毎日2回ロナドラを呟きます。あと
猫
🦇えっくす⇛piko472
どす黒いオーラを隠しもせずに抱きしめてくるおっさんの若造。私の髪は彼の視線を得るために伸ばしたわけではないが、こうして執着されるのは正直気分が良い。
「じゃあ仕方ないからお互い様ということで許そうかな。その代わり触らせたら許さんぞ」
「こっちこそ、俺以外に髪を気安く触らせんなよ」
私が彼のうなじを撫であげると彼は私の髪を持ち上げキスをした。私が彼の物であるように、彼の汗の一滴至るまで私の物だ、誰にも渡してなるものか!
どす黒いオーラを隠しもせずに抱きしめてくるおっさんの若造。私の髪は彼の視線を得るために伸ばしたわけではないが、こうして執着されるのは正直気分が良い。
「じゃあ仕方ないからお互い様ということで許そうかな。その代わり触らせたら許さんぞ」
「こっちこそ、俺以外に髪を気安く触らせんなよ」
私が彼のうなじを撫であげると彼は私の髪を持ち上げキスをした。私が彼の物であるように、彼の汗の一滴至るまで私の物だ、誰にも渡してなるものか!
つらつらと彼のうなじに思いを馳せていると視線に気づいたのか、ロナ◯ド君がニヤニヤしながら声をかけてきた。私の気も知らないで嬉しそうにしおって。
「……君こそ、吸血鬼相手に無防備なうなじ晒しまくりおって、セクハラだぞ。なんでいきなり散髪なんか」
「おまえさぁ、俺のうなじ大好きだろ?だからこうしたらずっと視線独り占めできるかなって思って。浮気防止、みたいな?」
彼が明らかにした散髪理由に呆れた。そんな事で?
「誰が浮気するかバカ、この寝取られ地雷男」↓
つらつらと彼のうなじに思いを馳せていると視線に気づいたのか、ロナ◯ド君がニヤニヤしながら声をかけてきた。私の気も知らないで嬉しそうにしおって。
「……君こそ、吸血鬼相手に無防備なうなじ晒しまくりおって、セクハラだぞ。なんでいきなり散髪なんか」
「おまえさぁ、俺のうなじ大好きだろ?だからこうしたらずっと視線独り占めできるかなって思って。浮気防止、みたいな?」
彼が明らかにした散髪理由に呆れた。そんな事で?
「誰が浮気するかバカ、この寝取られ地雷男」↓
「うへぁ⋯」
既に溶けそうになっている俺にド公とョンが一口サイズに切り分けたホットケーキを両側からあーん♡(にゅーん♡)と言いながら差し出してくる。
俺は身に余る程の幸せに身体を震わせながら二切れいっぺんに食いついた。
「うへぁ⋯」
既に溶けそうになっている俺にド公とョンが一口サイズに切り分けたホットケーキを両側からあーん♡(にゅーん♡)と言いながら差し出してくる。
俺は身に余る程の幸せに身体を震わせながら二切れいっぺんに食いついた。
続いて顔を覗かせたのは笑顔で出迎える吸血鬼。
「あー⋯俺の分のクッキーは?」
「第一声がそれかね。ちゃんとあるよ、手を洗ってこい。全くアホなゴリラは幾つになってもただいまも言えんのだから困るな、ねぇョン?」
「誰がアホだ殺した。ただいまョン♡」
「ヌアーーーッ!」
(だってただいまって普通に言うようになったらお前『つまんない』って出てくだろ?だったら一生言わねぇわ)
俺は少しだけ寂しさを感じつつもいつもの『ロナ◯ド』のノリをやり遂げてクッキーを食い尽くす為手洗い場に向かった。
続いて顔を覗かせたのは笑顔で出迎える吸血鬼。
「あー⋯俺の分のクッキーは?」
「第一声がそれかね。ちゃんとあるよ、手を洗ってこい。全くアホなゴリラは幾つになってもただいまも言えんのだから困るな、ねぇョン?」
「誰がアホだ殺した。ただいまョン♡」
「ヌアーーーッ!」
(だってただいまって普通に言うようになったらお前『つまんない』って出てくだろ?だったら一生言わねぇわ)
俺は少しだけ寂しさを感じつつもいつもの『ロナ◯ド』のノリをやり遂げてクッキーを食い尽くす為手洗い場に向かった。
ならばやることは決まっている。
飽きさせないようにアイツを程よく殺して喧嘩して、飯を腹一杯食べる。俺がやれるのはそれくらいだ。
「あ、ロナ◯ドさん帰ってたんすか」
気を取り直して扉を開けようとしたその時、タイミング良く武◯夫が顔を出してきた。手にはリボンのついた包紙、多分さっき言っていたクッキーだろう。
「お前乞食も程々にしろよ」
「うっす!じゃ!」
俺の嗜める発言も気にした様子なく去っていく図々しい男。そのメンタルを少し頂戴したいな、なんて思わず羨ましく思ってしまう。↓
ならばやることは決まっている。
飽きさせないようにアイツを程よく殺して喧嘩して、飯を腹一杯食べる。俺がやれるのはそれくらいだ。
「あ、ロナ◯ドさん帰ってたんすか」
気を取り直して扉を開けようとしたその時、タイミング良く武◯夫が顔を出してきた。手にはリボンのついた包紙、多分さっき言っていたクッキーだろう。
「お前乞食も程々にしろよ」
「うっす!じゃ!」
俺の嗜める発言も気にした様子なく去っていく図々しい男。そのメンタルを少し頂戴したいな、なんて思わず羨ましく思ってしまう。↓
事務所の気配は既に消えている。
二人ともキッチンの方へ移動したのだろう。暫くしたらクッキーを手にした武◯夫が勢いよく飛び出してくるに違いない。
「怖ぇな、吸血鬼って」
周りの迷惑を考えずひたすら楽しい事を追求し、飽きたらあっさり別の楽しい事に乗り換える。
人間にもそういうタイプは居なくはないだろうが⋯ド公からは長命故の余裕のようなものが感じられて、それが何より恐ろしかった。↓
事務所の気配は既に消えている。
二人ともキッチンの方へ移動したのだろう。暫くしたらクッキーを手にした武◯夫が勢いよく飛び出してくるに違いない。
「怖ぇな、吸血鬼って」
周りの迷惑を考えずひたすら楽しい事を追求し、飽きたらあっさり別の楽しい事に乗り換える。
人間にもそういうタイプは居なくはないだろうが⋯ド公からは長命故の余裕のようなものが感じられて、それが何より恐ろしかった。↓
「いいよ、君が望むなら明日も明後日もその先もずっと側に居ると約束しよう!だからそんなに畏まるな、私も同じ気持ちだよ」
笑いながら頭を撫でてくるド公。どうやら密かに不安に思っていたのはバレていたらしい。
「ってかさぁ、君と交際するってョンに報告した時釘を差されたんだよ『ド様は思い込みで逃げたりする所があるのでロナ君からは逃げちゃ駄目ですよ!』ってね!私そんなに信用ない?」
さすョンだぜ!ありがとう!!俺は心の中で感謝の言葉を述べつつ、自覚なく首を傾げているド公に一言。
「お前、ほんとそういうとこだぞ」
「いいよ、君が望むなら明日も明後日もその先もずっと側に居ると約束しよう!だからそんなに畏まるな、私も同じ気持ちだよ」
笑いながら頭を撫でてくるド公。どうやら密かに不安に思っていたのはバレていたらしい。
「ってかさぁ、君と交際するってョンに報告した時釘を差されたんだよ『ド様は思い込みで逃げたりする所があるのでロナ君からは逃げちゃ駄目ですよ!』ってね!私そんなに信用ない?」
さすョンだぜ!ありがとう!!俺は心の中で感謝の言葉を述べつつ、自覚なく首を傾げているド公に一言。
「お前、ほんとそういうとこだぞ」
「そうそう、でもお互い色々出しすぎてアイデアが尽きてきててな〜」
「⋯そうだ!リハビリがてらショ◯トさんの渾名考えるのはどうかな?」
名案を思いついたとばかりに手を打つ吸血鬼。その様子に一気に巻き込まれの気配を感じた。
「いいなそれ、じゃあ俺から⋯ムダ毛伝道師」
「純血の魔法使い」
「剃リット」
「君、毛関連ばっかだな⋯メロンソーダ先輩」
好き勝手人を弄るバカップルに俺は涙を堪えながら抗議した。
「おい、お前らそれ以上続けるなら泣くぞ?この新人殺し吸血鬼と見た目詐欺退治人が」
「そうそう、でもお互い色々出しすぎてアイデアが尽きてきててな〜」
「⋯そうだ!リハビリがてらショ◯トさんの渾名考えるのはどうかな?」
名案を思いついたとばかりに手を打つ吸血鬼。その様子に一気に巻き込まれの気配を感じた。
「いいなそれ、じゃあ俺から⋯ムダ毛伝道師」
「純血の魔法使い」
「剃リット」
「君、毛関連ばっかだな⋯メロンソーダ先輩」
好き勝手人を弄るバカップルに俺は涙を堪えながら抗議した。
「おい、お前らそれ以上続けるなら泣くぞ?この新人殺し吸血鬼と見た目詐欺退治人が」