紗月
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紗月
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読書とか趣味とか日常とか
昨日、中川多理さんの人形展「靑い花」異聞 へ行きました。
本当にここであっているのかな……と不安になりながら会場に入り扉を開けると、地上にあるとは思えないほど静かで美しい空間が広がっていて、滞在時間があっという間に過ぎてしまった。
人形たちの圧倒的な存在にただただ見惚れることができる、至福の時間でした。
また展示があったら訪れたいです🪽
ノヴァーリスの『青い花』もずっと気になってるから読みたいな。
December 14, 2025 at 8:35 AM
今日も今日とて長谷川あかりさんのレシピに助けられている。ブリの湯煮 梅とカブのソース。冬のごはんって感じがして満たされる⛄️
December 7, 2025 at 11:08 AM
ホルヘ・ルイス・ボルヘス、牛島信明 訳『ボルヘスとわたし―自撰短篇集―』

短篇とエッセーと著者注釈がまとめて掲載されている、なんとも贅沢な一冊。
恥ずかしながら、ボルヘスが詩も書いていたことをこの本で初めて知った。
自伝風エッセーでの「それでもなお、自分自身を書き尽くしたとは思えない。」という言葉が、とても印象的だったな。短篇は「円環の廃墟」がお気に入り。

#読了
December 4, 2025 at 12:37 PM
昨晩仕込んでおいたアップルパイを焼いて朝ごはんにした。贅沢な休日〜🍎✨
November 30, 2025 at 1:53 AM
我が家にシュトレンが来た。今年はエーグルドゥースで買いました🎄
王道ド直球って感じの味。とってもおいしい。
November 22, 2025 at 1:09 PM
角悠介『呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳をすませて』

言語学者によるエッセイ。言語学と文化人類学の交差地点という感じで、読んでいて楽しかった。
日本で生活に根付いている呪文(おまじない)ってほとんど知らないなぁと気づいたので、書店に行ったら民俗学コーナーで本を探してみよう。

#読了
November 13, 2025 at 11:40 AM
ブルガーコフ、水野忠夫 訳『悪魔物語・運命の卵』

時代背景や歴史を知らなさすぎて、ただただ読んだだけ、という感じになってしまった。読了と言うのも気がひけるけれど、自分の未熟さがわかるのもまた読書の醍醐味ということで、記録しておきます。

#読了
November 7, 2025 at 1:23 PM
恋人に「また変な本が増えてる……」って言われた👼
November 3, 2025 at 11:25 AM
ブックフェスは両日中止になってしまったけど、昨日は𰻞𰻞麺食べて東京堂書店と書泉グランデと古書店いくつか覗いてこっちに遊びに来ているフォロワーさんとたくさんおしゃべりして、けっきょくほぼ1日神保町で過ごしてた。
October 26, 2025 at 5:11 AM
諏訪哲史『領土』

これが言語芸術としての小説なのだ、と思い知らされる作品だった。自分の知識不足でろくな感想言えないけど、作者の心象風景や精神世界にのみ込まれて出てこられなくなるような感覚になった。これは再読が必要だ。「百貨店残影」「先カンブリア」がお気に入り。

#読了
October 9, 2025 at 11:16 AM
今日も長谷川あかりさんレシピのお世話になった。ずっと気になってた、ぽいぽいつくねとシャキシャキ野菜のまぜごはん。生の玉ねぎが苦手だからセロリで代用。
クミンの香りとピーマンとセロリが合わさるとこんなおいしくなるなんて想像もしなかった。しかもごはんにも合う。すごい。
October 5, 2025 at 10:05 AM
盛り付けと写真がとんでもなく下手だけど、長谷川あかりさんレシピのさんまの酒蒸し、とっっってもおいしかった。
下処理なしでも臭みないし、台所も魚臭くならないし、身がふわふわで食べやすいし、家で魚料理を作るハードルがぐっと下がってありがたい。旬のうちにまた作ろう!!
October 2, 2025 at 10:55 AM
東京都写真美術館に初めて行ってきました。
作品としての写真ってちゃんと見たことなかったから難しかったけど、楽しかった。
September 15, 2025 at 6:57 AM
泉鏡花『日本橋』

「―露地の細路駒下駄で―」
登場人物たちの濃密に絡み合う情が、美しい文章で綴られていく。当時の日本橋あたりの風景なんて知らないのに、正直わからない箇所も多いのに、そこにいるような気になれるから、泉鏡花の紡ぐ言葉は魔力を持っているのだろう。
つくづく、2023年のシネマ歌舞伎上映を見に行けなかったのが悔やまれる。

#読了
September 12, 2025 at 1:59 PM
ずっと気になってた『領土』をようやくお迎えできた。体力と気力が落ちてしまってるからのんびりになるだろうけど、読み進めていくのが楽しみ。
September 8, 2025 at 11:34 AM
小原奈実『声影記』

静かに風景が映し出される窓をずっと眺めているような感覚になる歌集でした。連作は「虚花集」「光の人」「星ふるふ」が好き。お気に入りの歌は以下の4首。

星を聴く器官をたれももたざるに解剖なれば脳切りつくす

眠りなさい かくばかり世を見つめては眼から椿になつてしまふよ

ざくろ割れば粒ごとに眼のひらきゆき醒めてかをれる果実のねむり

東京の隙間に葛の踊りつつ溺れつつ夜の風深くなる

#読了
August 31, 2025 at 12:24 PM
久しぶりに、もふもふたちに遊んでもらった。いつもありがとうね🥕
August 30, 2025 at 12:01 PM
ようやく抜歯の痛みがおさまってきて、読書する気力がやっと戻ってきつつある。
TLに泉鏡花ファンが増えたのがひそかに嬉しくて、わたしも久しぶりに読もうと思って、2年前に買ったままだった『日本橋』を引っ張り出した。けっきょく映画も見に行けずじまいになってしまったな……。
August 9, 2025 at 12:52 PM
坂井豊貴『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』

一人一票の多数決よりも、より良い意思集約の方法はあるし、実際に制度として落とし込んでいる国もある。しかし、それらを今の日本で実装する手順を想像すると、あまりのハードルの高さにめまいがする。制度の限界と人間の限界の両方を理詰めで淡々と突き付けられる内容で、手詰まりであると感じてしまった。
現行制度を改善できる余地があるのは救いだと思いたいが、いつまでその希望を信じていられるだろうか。

#読了
July 27, 2025 at 6:09 AM
トーハクで開催されている特別展「江戸☆大奥」に行ってきました👘
きらびやかな着物や持ち物の展示を見てはなやいだ気持ちになったけど、その裏には数え切れないほどの苦悩があったんだよなぁ。
July 20, 2025 at 2:51 PM
灰谷 魚『レモネードに彗星』

どこまでいっても、他者はどうしようもないほどのたしかさで他者である。一見ポップで、さらっと読めてしまうけど、何度も読むと見える景色が変わってくる一冊だった。
「序文、あるいは未来都市の火災」と「かいぶつ が あらわれた」が特にお気に入り。
「かいぶつ が あらわれた」はお話もだけど、英語タイトル(サブタイトル?)が“Alone in the Ark”になってるのも好きなポイント。

#読了
July 16, 2025 at 12:13 PM
エチオピア料理食べてきました!
初めて食べる味がたくさんで、楽しくておいしかった✨
ふだんあまりお酒飲まないけど、せっかくなのでエチオピアハニーワインを飲んだ。現地ではとてもポピュラーなお酒だそうで、甘くて飲みやすいけど飲んだときに鼻に抜ける香りが独特。インジェラという主食は単体で食べると酸味が強めなのに、シチューと一緒に食べるとすごく相性がよくて、食べ合わせって面白い。
お気に入りはレンズ豆のシチュー。香草が効いてておいしかった。
July 5, 2025 at 2:37 PM
久しぶりにゆっくり読書の時間がとれたので、『廃墟建築家』を読み進めた。わたしなんかこの物語の前では無力で、ただただ語りの渦に巻き込まれていく。理解できてる気は全くしないけど、でも、とても好きな一冊になる予感。
June 28, 2025 at 1:32 PM
昨日行ったNO.S PROJECTの試着会がとーっても楽しくて、思い返してはニコニコしている。
クラージュコートはノーマークだったけど、着たらめちゃくちゃピンと来て、試着の醍醐味を味わえた。
魅惑のパニエは動くと裾からチラッと花柄が見えるの素敵だったなあ。
コートは今年の販売開始時にお迎えできるように、今から貯金がんばるぞ〜!!
June 22, 2025 at 7:54 AM
石沢麻依『貝に続く場所にて』

ゲッティンゲンで繰り広げられる、記憶をめぐる旅。読み始めたときは、とても静かな作品だなと感じていたのですが、幾重にも時間や距離や感情が重なっていって、最後にはたしかな熱を持っていました。
小ネタがたくさん仕込まれていて、文学や絵画に詳しいともっと楽しめる感じがしたので、精進します。
著者の他の作品も読んでみたい。

#読了
June 12, 2025 at 12:39 PM