さばまた
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呟きと稀に萌えを描くマン。ツイ消しをよくします。
Reposted by さばまた
ラカン派精神分析的には、性差は生物学的なものではなく「欲望の構造的ポジション」として理解される。一般的には、ファルスを手に入れようとする=欲望の主体のポジションが男性側、ファルスの表象そのもの=欲望の客体のポジションに置かれやすいのが女性側とされる。
ただし女性は、この象徴界的役割に完全には閉じず、ファルスによる全体化から逃れる“非全性=二重化”の顔を持つ。男性は男性に閉じるが、女性は男性でもありうる。女性は本質化できない。フェミニズムが一人一派と言われるほど多様化するのはこの非全体性によるものだと解釈される。私見では、ラカンは非一貫性をそのまま肯定しうる有力なツールだと思う
November 30, 2025 at 12:57 AM