中学1年の生徒全員から、声が高く、歌声の美しい男子をひとり選んで、アヴェ・マリアを歌わせるのが恒例となってました。こういうとこが、ザ・カトリックよ。

あたしは選ばれなかったにゃー。

ほんの1時間くらいの児童先輩たちによる降誕劇だったのに、すみからすみまでカトリックとプロテスタントの違いが詰まってる…言い方を変えると、プロテスタントの教えがみっちり詰まってる降誕劇、すごすぎますて。こんなんキリスト教史勉強してる人間に見せていただけたら、大興奮しますて。

そしてカトリック教会のミサでは神父様もまた幼稚園の降誕劇を観に行かれたというお話があり、『子供たちがイエス様に喜んでいただくためにと歌や演劇を～』とお話なさって、またﾋﾞｬｰ！なりました。
さすが12月。脳汁が枯れる暇がない。

『マリアさんとヨゼフさんが～』
（そうだプロテスタント系は聖人いないからさん呼びだ脳汁ﾋﾞｬｰ）
『子供達で物語を読み取りセリフを考え～』
（そうだ聖書の解釈は自由ﾋﾞｬｰ)
『おうちの人にクリスマスがどういう事か伝えられるように～』
（そうだ教会や聖職者じゃなくても教えを説けﾋﾞｬｰ

ローマカトリックさんが異端としていた人たちとﾊﾞｯﾁﾊﾞﾁにやりあってた時代の本をよく読んでるから、宗教改革後にプロテスタント系として生まれた世界が目の前で繰り広げられてるの、ハチャメチャに興奮した。
プロテスタント系では十字も切らないんだ、そうだった。
描く事あったら気をつけよ。