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最近の興味: 旅行、恐竜、読書、エッセー、SF、ノンフィクション、海外小説、ミステリー、アンソニー・ホロヴィッツ、歴史、中世史、魏晋南北朝、北魏、隋唐、五代十国、キタイ、モンゴル、文学、マンガ、ONE PIECE、チー付与、だんドーン、サンキューピッチ、まっ探、新九郎奔る、プラスチック姉さん、川尻こだま、ガンダムジークアクス、UC、水星の魔女、鉄血のオルフェンズ、声溜めラジオ、ラジオ父ちゃん、ミルキーサブウェイ
「悪用している人が責められるべきであって、見つけられなかった行政を問い詰めるのは賢くない。「それは性善説だ」と言われそうだが、性善説を前提としているからこそ本当に困っている人を助けることができるのだ。 ギャンブルで金を使い果たした生活保護受給者が大勢押しかけているのにも関わらず、全員が二周もらえる量の食材を毎回用意する炊き出し団体もきっと同じ考えだ。不正をする人のことをメインで考えていたら、救いたい人を救えない。生活保護の制度も炊き出しも、悪用する人にフォーカスを当てているわけではないのだ。」
「悪用している人が責められるべきであって、見つけられなかった行政を問い詰めるのは賢くない。「それは性善説だ」と言われそうだが、性善説を前提としているからこそ本当に困っている人を助けることができるのだ。 ギャンブルで金を使い果たした生活保護受給者が大勢押しかけているのにも関わらず、全員が二周もらえる量の食材を毎回用意する炊き出し団体もきっと同じ考えだ。不正をする人のことをメインで考えていたら、救いたい人を救えない。生活保護の制度も炊き出しも、悪用する人にフォーカスを当てているわけではないのだ。」
「近年になってわたしは、最高の密室ミステリは日本から生まれていると考えるようになった。島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」、あるいはこの分野の名手であり、八十編近くもの作品を着いている機構正史の「本陣殺人事件』をぜひ読んでみてほしい。どちらもすばらしく精緻で鮮やかな作品だ。前者では、物語の設定が犯罪の共犯となる。後者は、水車の回るガッタンゴットンという響き、そしてコト(ツイターに似た楽器)の製でる調べという、どちらも物語に深く組みこまれた音が胸に残る。とてつもない才能だ。現実の生活からかけ離れているのは確かだが」
「近年になってわたしは、最高の密室ミステリは日本から生まれていると考えるようになった。島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」、あるいはこの分野の名手であり、八十編近くもの作品を着いている機構正史の「本陣殺人事件』をぜひ読んでみてほしい。どちらもすばらしく精緻で鮮やかな作品だ。前者では、物語の設定が犯罪の共犯となる。後者は、水車の回るガッタンゴットンという響き、そしてコト(ツイターに似た楽器)の製でる調べという、どちらも物語に深く組みこまれた音が胸に残る。とてつもない才能だ。現実の生活からかけ離れているのは確かだが」