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寅子は社会的地位の為に。優三はそれを利用して叶わぬ恋心を満たす為に。心から愛し合うようになっても、ずっと後ろめたさがぬぐえない生真面目さが寅子にある。

改めて見ると、ここで寅子がかけた後ろめたさの呪いが優三に戦場であの「再婚して欲しい」の手紙を書こうと思わせたんだろうなと思えてつらい。
だって優三は自由な寅子を愛してるから……ｳｳｳ

でも、そんな歪な夫婦が最後の最後に交わしたのが、恋心も社会的地位も何も関係なくただ純粋に試験の緊張をほぐしてあげようと寅子が優三に向けたあの変顔だったっていうのが……
ね………………

生きて続く優三と寅子の人生が見たかった。見たかったよ。

第37回2/2
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・寅子懐妊→ロールモデルとしていた久保田「弁護士の仕事も家の事も満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」
・竹もと月末で閉店
・唯一の現役女性弁護士となり膨大な仕事を抱え込む寅子「…もう、私しかいないんだ」
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