Yokohama-shi, Kanagawa-ken, Japan
★5つで満点の評価をすると次の通り。
★★★
下半身が損壊したアンドロイドと出会い共に行動する…… などといった着想には面白さを感じ好感が持てる。
ただ、1作目で見せたあのプレデターの凄味が無くなってしまっているのは残念。
デクの行動の動機がちゃんと描写されておらず唐突感があるなど、御都合主義に思えてしまう点がいくつかあるが、全体的な流れ(展開)には致命的と言える破綻は無かったように思う。
ビジュアル面ではもうどこまでがCGなのか分からず驚くばかりだった。
107分の上映時間が、途中で倦むことのない程よい時間に思える娯楽映画と言えるだろう。
★5つで満点の評価をすると次の通り。
★★★
下半身が損壊したアンドロイドと出会い共に行動する…… などといった着想には面白さを感じ好感が持てる。
ただ、1作目で見せたあのプレデターの凄味が無くなってしまっているのは残念。
デクの行動の動機がちゃんと描写されておらず唐突感があるなど、御都合主義に思えてしまう点がいくつかあるが、全体的な流れ(展開)には致命的と言える破綻は無かったように思う。
ビジュアル面ではもうどこまでがCGなのか分からず驚くばかりだった。
107分の上映時間が、途中で倦むことのない程よい時間に思える娯楽映画と言えるだろう。
私が観たのは14時00分(13時00分開場)からの昼の部。この回の出演は天﨑滉平、上坂すみれ、大塚剛央、小林由美子、高木渉、冨永みーな、中尾隆聖、山寺宏一、そして羽佐間道夫の面々。
今年の上映作は「チャップリンのキッド」(1921年)と「キートンの文化生活一週間」(1920年)。やはり声が入る、しかも声優の生アフレコとなると全くと言って良いほど印象が変わり、映画の新たな魅力が引き出されたように思う。映画本編も素晴らしいものだった。
今年も楽しみにしていたが、期待違わぬ素適なひと時を堪能できた。
seiyu-kouen.jp
私が観たのは14時00分(13時00分開場)からの昼の部。この回の出演は天﨑滉平、上坂すみれ、大塚剛央、小林由美子、高木渉、冨永みーな、中尾隆聖、山寺宏一、そして羽佐間道夫の面々。
今年の上映作は「チャップリンのキッド」(1921年)と「キートンの文化生活一週間」(1920年)。やはり声が入る、しかも声優の生アフレコとなると全くと言って良いほど印象が変わり、映画の新たな魅力が引き出されたように思う。映画本編も素晴らしいものだった。
今年も楽しみにしていたが、期待違わぬ素適なひと時を堪能できた。
seiyu-kouen.jp
この「Part-2」の構成は次の4作。
★5つで満点とした私の評価も添える。
「人魚ラプソディ」=★★★☆☆
「目が覚めたら女の子になっていた病」=★★★☆☆
「予言のナユタ」=★★★☆☆
「妹の姉」=★★★★★
どの作品も良くも悪くも独特な世界観を持つ“藤本タツキもの”と言えるだろう。
「Part-1」と同様に観ていて様々な感想が交錯した。
過激な描写のビジュアル面に注視しがちだが、実は、その根底にあるのはシンプル且つオーソドックスな人間ドラマだと思う。
そこが藤本タツキ作品に多くの人が惹かれる理由なのかもしれない。
この「Part-2」の構成は次の4作。
★5つで満点とした私の評価も添える。
「人魚ラプソディ」=★★★☆☆
「目が覚めたら女の子になっていた病」=★★★☆☆
「予言のナユタ」=★★★☆☆
「妹の姉」=★★★★★
どの作品も良くも悪くも独特な世界観を持つ“藤本タツキもの”と言えるだろう。
「Part-1」と同様に観ていて様々な感想が交錯した。
過激な描写のビジュアル面に注視しがちだが、実は、その根底にあるのはシンプル且つオーソドックスな人間ドラマだと思う。
そこが藤本タツキ作品に多くの人が惹かれる理由なのかもしれない。
藤本タツキが、17歳から26歳の間に描いた短編作品をアニメ化したもの。
本作を構成するのは次の4作。
ついでながら、★5つで満点とした私の評価も添えてみた。
「庭には二羽ニワトリがいた。」=★★★★☆
「佐々木くんが銃弾止めた」=★★★☆☆
「恋は盲目」=★★☆☆☆
「シカク」=★★★☆☆
どの作品もまさに独特な作品だった。
観ていて実に様々な感想が交錯した。
強く感じるのが、本作のレイティングが「R15+」である通りバイオレンス性だ。
こういうことをサラッとやって納得させてしまう点が「今様」と言えるのかもしれない。
藤本タツキが、17歳から26歳の間に描いた短編作品をアニメ化したもの。
本作を構成するのは次の4作。
ついでながら、★5つで満点とした私の評価も添えてみた。
「庭には二羽ニワトリがいた。」=★★★★☆
「佐々木くんが銃弾止めた」=★★★☆☆
「恋は盲目」=★★☆☆☆
「シカク」=★★★☆☆
どの作品もまさに独特な作品だった。
観ていて実に様々な感想が交錯した。
強く感じるのが、本作のレイティングが「R15+」である通りバイオレンス性だ。
こういうことをサラッとやって納得させてしまう点が「今様」と言えるのかもしれない。
★5つで満点の評価をすると、★★★★☆
痛快! 豪快! 明快! 愉快!
な文句無しの娯楽映画だった。
上映時間99分だが冗長さ、つまり中だるみが全く無く、全編に渡って緊張感が持続されている引き締まった展開。
これは脚本の瀬古浩司は勿論のこと演出陣の巧さだろう。作画も破綻が無く安定していて質が高いと言える。
バトルシーンには圧倒され、これぞ“映画”と思った。
さすがMAPPAだ。
レゼ役の上田麗奈は好演。
牛尾憲輔による音楽は、それぞれのシーンに合致したメリハリが効いたもので、音楽が印象に残った劇場用アニメーションを観たのは久し振りだった。
★5つで満点の評価をすると、★★★★☆
痛快! 豪快! 明快! 愉快!
な文句無しの娯楽映画だった。
上映時間99分だが冗長さ、つまり中だるみが全く無く、全編に渡って緊張感が持続されている引き締まった展開。
これは脚本の瀬古浩司は勿論のこと演出陣の巧さだろう。作画も破綻が無く安定していて質が高いと言える。
バトルシーンには圧倒され、これぞ“映画”と思った。
さすがMAPPAだ。
レゼ役の上田麗奈は好演。
牛尾憲輔による音楽は、それぞれのシーンに合致したメリハリが効いたもので、音楽が印象に残った劇場用アニメーションを観たのは久し振りだった。
いったい何が原因なのだろうか? 自分には全く分からず困っている。
いったい何が原因なのだろうか? 自分には全く分からず困っている。
このアニメーション映画を観ることにした理由は、原作漫画が「チ。―地球の運動について―」と同じ魚豊(うおと)によるものだから。
★5つで満点の評価をすると、★★★★☆
陸上競技の100メートル走に魂を捧げる男達の物語だが“スポ根もの”に非ず。全体的にナチュラルささえ感じる親しみ易い内容で楽しめた。本作はすんなりと作品世界に没頭でき、そして冗長さが無い引き締まった展開のため、106分の上映時間の間ラストまで倦むこと無く観続けることができた。
(技術面で)アニメーションとしても破綻は無いと思う。
キャスティングも問題は無し。
観た甲斐が大いにある映画だった。
このアニメーション映画を観ることにした理由は、原作漫画が「チ。―地球の運動について―」と同じ魚豊(うおと)によるものだから。
★5つで満点の評価をすると、★★★★☆
陸上競技の100メートル走に魂を捧げる男達の物語だが“スポ根もの”に非ず。全体的にナチュラルささえ感じる親しみ易い内容で楽しめた。本作はすんなりと作品世界に没頭でき、そして冗長さが無い引き締まった展開のため、106分の上映時間の間ラストまで倦むこと無く観続けることができた。
(技術面で)アニメーションとしても破綻は無いと思う。
キャスティングも問題は無し。
観た甲斐が大いにある映画だった。
ラスト(への持って行き方)は、今様さに驚いたうえ、教訓じみた卑近で生々しいもので私は鼻白んだ。ファンタジックなものでも良かったと思う。
致命的な破綻の無い作りだが、作品世界の虜になり魅了させるという、人に譬えるならカリスマが無い。酷な述べ方をすれば覇気を感じないのだ。
残念ながら取り立ててお勧めするほどではない、観ても観なくてもどちらでも良い“鶏肋映画”と言えるかもしれない。
ラスト(への持って行き方)は、今様さに驚いたうえ、教訓じみた卑近で生々しいもので私は鼻白んだ。ファンタジックなものでも良かったと思う。
致命的な破綻の無い作りだが、作品世界の虜になり魅了させるという、人に譬えるならカリスマが無い。酷な述べ方をすれば覇気を感じないのだ。
残念ながら取り立ててお勧めするほどではない、観ても観なくてもどちらでも良い“鶏肋映画”と言えるかもしれない。
何でもかんでもスマホで…… これではスマホに何かあったら、同時に数多のサービスなどが受けられなくなる。
「スマホこけたら皆こけた」、1つの物に集約するのは一見便利に思えるが、実は危険で不便なことであり、自分はこの有り様に不安になる。
何でもかんでもスマホで…… これではスマホに何かあったら、同時に数多のサービスなどが受けられなくなる。
「スマホこけたら皆こけた」、1つの物に集約するのは一見便利に思えるが、実は危険で不便なことであり、自分はこの有り様に不安になる。
ところが、どういう訳かこの本は気に入らず2、3回ザッと見たのみで、届いた際の梱包のままでしまわれていた。これを緩やかな終活の一環で手放すことを決意。「まんだらけ」へ宅配便で送って買取を依頼することにし、必要書類も揃え今日梱包して送ることにしていた。
で、最後に一目とン十年振りに開いてみたら、これがなかなか良い内容。何故、購入時に不満だったのか分らない。急遽手放すのはやめにした。
ところが、どういう訳かこの本は気に入らず2、3回ザッと見たのみで、届いた際の梱包のままでしまわれていた。これを緩やかな終活の一環で手放すことを決意。「まんだらけ」へ宅配便で送って買取を依頼することにし、必要書類も揃え今日梱包して送ることにしていた。
で、最後に一目とン十年振りに開いてみたら、これがなかなか良い内容。何故、購入時に不満だったのか分らない。急遽手放すのはやめにした。
民主主義の根幹である選挙制度がもう破綻していると言える。こんな塩梅では投票率の低下に拍車がかかる一方だろう。憂慮すべき事態だ。
民主主義の根幹である選挙制度がもう破綻していると言える。こんな塩梅では投票率の低下に拍車がかかる一方だろう。憂慮すべき事態だ。
面白かった!
冗長さが無く、“中弛み”を感じさせない引き締まった展開で、観応えがあった。上映時間93分という程よい尺なのも奏効しているだろう。
「カリオストロの城」のようにルパンが単なる“人のいいおじさん”ではなく、劇中で自他共に欲深と言える“ドロボウ”とされているのに、ルパンらしさがあり好感を持てる。
ただ、打捨てられた兵器が稼働するのは御都合主義で残念。何故そうなのか、セリフでの一言で良いので説明が欲しかった。
ビジュアル面についても充実していて良かった。ルパンをはじめキャラのタッチには雰囲気があって馴染めた。
面白かった!
冗長さが無く、“中弛み”を感じさせない引き締まった展開で、観応えがあった。上映時間93分という程よい尺なのも奏効しているだろう。
「カリオストロの城」のようにルパンが単なる“人のいいおじさん”ではなく、劇中で自他共に欲深と言える“ドロボウ”とされているのに、ルパンらしさがあり好感を持てる。
ただ、打捨てられた兵器が稼働するのは御都合主義で残念。何故そうなのか、セリフでの一言で良いので説明が欲しかった。
ビジュアル面についても充実していて良かった。ルパンをはじめキャラのタッチには雰囲気があって馴染めた。
まだの方はお忘れ無く。
まだの方はお忘れ無く。
非常に手間のかかるストップモーションアニメで、これほどの緻密で大胆でもある映像が作りあげられていることに驚嘆。
川本作品は古典を題材としたものが多いためか高遠に感じ、内容を咀嚼するのに苦労したが、岡本作品は親しみ易く楽しめた。
そのため今回の上映は勿論、川本作品は素晴らしいが、どちらかというと岡本作品の方に好感が持てた。
なかでも「おこんじょうるり」は非常に心に残り、ラストには胸がキュンとなった。
今回、10作品が上映されたが全て芸術的作品と述べて良いだろう。
非常に手間のかかるストップモーションアニメで、これほどの緻密で大胆でもある映像が作りあげられていることに驚嘆。
川本作品は古典を題材としたものが多いためか高遠に感じ、内容を咀嚼するのに苦労したが、岡本作品は親しみ易く楽しめた。
そのため今回の上映は勿論、川本作品は素晴らしいが、どちらかというと岡本作品の方に好感が持てた。
なかでも「おこんじょうるり」は非常に心に残り、ラストには胸がキュンとなった。
今回、10作品が上映されたが全て芸術的作品と述べて良いだろう。
写真は昨年8月に撮影したもの。
写真は昨年8月に撮影したもの。
個々のキャラクターがよく描かれ、いわゆる“キャラ立ち”をしており、特にバステトの健気さには観ていて胸がキュンとなった。
出演(声優)は全て制作スタッフの兼任のらしいが、なかなかの名演技で違和感が無く良かった。
オススメ。
個々のキャラクターがよく描かれ、いわゆる“キャラ立ち”をしており、特にバステトの健気さには観ていて胸がキュンとなった。
出演(声優)は全て制作スタッフの兼任のらしいが、なかなかの名演技で違和感が無く良かった。
オススメ。
昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人子のまひろ(紫式部)に倣って、「自分のために書いている」と自らを言い聞かせたが、凡人の自分には難しいことで、結局は甲斐を感じず、終盤は駆け足の内容になり打ち切りに近い形で終えてしまった。在野の、全く無名の者の回顧録なんてほとんど読まれなかったのは当然のことだろう。しかし、己の考えをまとめるのには役立ったので書いて良かった。※画像は党章
昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人子のまひろ(紫式部)に倣って、「自分のために書いている」と自らを言い聞かせたが、凡人の自分には難しいことで、結局は甲斐を感じず、終盤は駆け足の内容になり打ち切りに近い形で終えてしまった。在野の、全く無名の者の回顧録なんてほとんど読まれなかったのは当然のことだろう。しかし、己の考えをまとめるのには役立ったので書いて良かった。※画像は党章
「X」での拾い物。
自分も気をつけないと。
「X」での拾い物。
自分も気をつけないと。