やっと読み終わった〜いったいいつから読んでいるのか。『ジャッカ・ドフニ』を読んだことで弾みがついたし、最後の方にミゲルが出てたのも読む原動力になった。
やっぱ苦手な漫画家(著者の妻)の絵がカバー後ろ扉に使われてるだけあってなかなか入り込めなかったね。日本での布教を通して描かれるキリスト教/宣教師ヴァリニャーノと、外国人が学び実践していく茶の湯/貿易商人アルヴィーゼを対比させているのはわかるけど、神との対話も茶道も抽象的でよくわからなかった。いつかわかるようになったりするのかしら。
とりあえず『へうげもの』でも読むか?と調べたら1・2巻Kindle無料だった、ラッキー✌️
やっと読み終わった〜いったいいつから読んでいるのか。『ジャッカ・ドフニ』を読んだことで弾みがついたし、最後の方にミゲルが出てたのも読む原動力になった。
やっぱ苦手な漫画家(著者の妻)の絵がカバー後ろ扉に使われてるだけあってなかなか入り込めなかったね。日本での布教を通して描かれるキリスト教/宣教師ヴァリニャーノと、外国人が学び実践していく茶の湯/貿易商人アルヴィーゼを対比させているのはわかるけど、神との対話も茶道も抽象的でよくわからなかった。いつかわかるようになったりするのかしら。
とりあえず『へうげもの』でも読むか?と調べたら1・2巻Kindle無料だった、ラッキー✌️
shonenjumpplus.com/episode/1710...
shonenjumpplus.com/episode/1710...
戦国時代のキリシタンの話が出てくると知って読みたくなり、まず図書館で試しにかり、仕事が忙しくて貸出期限内に読めず、文庫があると知って購入。なんでこの内容量で上下2冊に分けるかな〜。キリシタンの話だから残虐で悲しいエピソードが出てくることはわかっていたのだけど、密航先マカオのセミナリオで学ぶジュリアンが、日本に残った家族が殉教した時の記録を読んで、激しく動揺し悲しみに打ちのめされる姿がとても印象に深かった。大航海時代に日本からも、海賊や商人として、迫害された難民として、たくさんの人々が海外に移動していたことに興味が湧く。
参考文献にある『クアトロ・ラガッツィ』読み返そうかな
戦国時代のキリシタンの話が出てくると知って読みたくなり、まず図書館で試しにかり、仕事が忙しくて貸出期限内に読めず、文庫があると知って購入。なんでこの内容量で上下2冊に分けるかな〜。キリシタンの話だから残虐で悲しいエピソードが出てくることはわかっていたのだけど、密航先マカオのセミナリオで学ぶジュリアンが、日本に残った家族が殉教した時の記録を読んで、激しく動揺し悲しみに打ちのめされる姿がとても印象に深かった。大航海時代に日本からも、海賊や商人として、迫害された難民として、たくさんの人々が海外に移動していたことに興味が湧く。
参考文献にある『クアトロ・ラガッツィ』読み返そうかな
取引先に出社するついでに寄った古本屋で、あ これ何かネットでおすすめされてたやつだ〜と購入したもの。オートフィクションってどうしても日本語訳と結びつかなくて困る。
読んだことない本が取り上げられていることもあり、そこまで熱中しなかったが、面白く読んだ。特に『ロリータ』を取り上げた章が、解説にもあるとおりスリリングで赤裸々で面白かった。男友達や元彼とぐずぐず連絡取り合って恋愛ごっこしてるところは興味がわかなかったので、もっとお父さんと本について語り合ってくれたらよかったな。
判型が縦長で持ちやすくて良い。
取引先に出社するついでに寄った古本屋で、あ これ何かネットでおすすめされてたやつだ〜と購入したもの。オートフィクションってどうしても日本語訳と結びつかなくて困る。
読んだことない本が取り上げられていることもあり、そこまで熱中しなかったが、面白く読んだ。特に『ロリータ』を取り上げた章が、解説にもあるとおりスリリングで赤裸々で面白かった。男友達や元彼とぐずぐず連絡取り合って恋愛ごっこしてるところは興味がわかなかったので、もっとお父さんと本について語り合ってくれたらよかったな。
判型が縦長で持ちやすくて良い。
ルビはめっちゃ必要!
大人だって全部の漢字読めるわけじゃないし、人名や難読固有名詞とか初出時だけふってあとは無しなの、めっちゃ腹立つのだよな(ページ戻って確かめるの面倒くさくてやらないから覚えられないまま読み終わる)。今ちょうど台湾の歴史に関する本読んでるから、切実にそう思ってる。ルビあると読みづらくなっちゃう人もいるんだろうけど。
youtu.be/1f9yNwJlOa0
ルビはめっちゃ必要!
大人だって全部の漢字読めるわけじゃないし、人名や難読固有名詞とか初出時だけふってあとは無しなの、めっちゃ腹立つのだよな(ページ戻って確かめるの面倒くさくてやらないから覚えられないまま読み終わる)。今ちょうど台湾の歴史に関する本読んでるから、切実にそう思ってる。ルビあると読みづらくなっちゃう人もいるんだろうけど。
youtu.be/1f9yNwJlOa0
検索で出てきたブログ
www.matatabi.net/Poetry/ibara...
検索で出てきたブログ
www.matatabi.net/Poetry/ibara...
しかも飲み残しも読み残しも思い出したように飲んだり読んだりするので、片付けられると困る。
しかも飲み残しも読み残しも思い出したように飲んだり読んだりするので、片付けられると困る。
www.comicnettai.com/book/779
www.comicnettai.com/book/779
文章量が少なく、内容も単純なので、赤ちゃんから読める絵本。カンガルーの子供がはじめて母カンガルーのポケットから出て、外で出会うものに驚いては"ママー!ポケット!"と叫んで逃げ戻るのを繰り返す。反復と、だんだん伸びていく母親との距離、絵本の定石を踏まえながら、のびのびした絵で跳ね回るカンガルーが可愛らしい。2歳の下の子はカンガルーが叫ぶ所で大笑いしていました。
文章量が少なく、内容も単純なので、赤ちゃんから読める絵本。カンガルーの子供がはじめて母カンガルーのポケットから出て、外で出会うものに驚いては"ママー!ポケット!"と叫んで逃げ戻るのを繰り返す。反復と、だんだん伸びていく母親との距離、絵本の定石を踏まえながら、のびのびした絵で跳ね回るカンガルーが可愛らしい。2歳の下の子はカンガルーが叫ぶ所で大笑いしていました。
初っ端から本気の泥遊びを見せてくれる主人公・シャーロットに期待が高まる絵本。
昆虫標本や採集した木の枝や鳥の巣、飼っている蛇や小鳥や虫たち、観察スケッチ用の画材などでいっぱいのシャーロットの部屋。相棒のテディベア・ブルーノの豊かな表情。ワゴンレースや木登りといったワクワクする遊び。贈り物のお人形に、「わたしたちのやりかたに、なれてちょうだいね」なんて言いながらもシャーロットとブルーノと人形はどんどん仲良くなっていく。昔(ヴィクトリア朝?)のイギリス文学挿絵風の絵柄でパワフルな主人公が描かれてて面白い。
初っ端から本気の泥遊びを見せてくれる主人公・シャーロットに期待が高まる絵本。
昆虫標本や採集した木の枝や鳥の巣、飼っている蛇や小鳥や虫たち、観察スケッチ用の画材などでいっぱいのシャーロットの部屋。相棒のテディベア・ブルーノの豊かな表情。ワゴンレースや木登りといったワクワクする遊び。贈り物のお人形に、「わたしたちのやりかたに、なれてちょうだいね」なんて言いながらもシャーロットとブルーノと人形はどんどん仲良くなっていく。昔(ヴィクトリア朝?)のイギリス文学挿絵風の絵柄でパワフルな主人公が描かれてて面白い。
そう思える交代だといいな。
そう思える交代だといいな。
極論を言えば、現代人の我々から見ると昔の女性は全員魔女の可能性があった。女性たちは皆伝統的生活の中で大なり小なり魔術的行為に携わっており、その技術に対する得意・不得意はあっても、魔女・非魔女の区別は明確ではなかったのである。魔女が伝統文化として浸透している社会においては魔女という存在自体が強く浮き彫りになることはない。妄想を膨らませ彼女たちを神格化あるいは化け物扱いして騒ぎ立てるのは伝統文化を失った外の世界の人々だけなのである。
角悠介『呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳をすませて』作品社
極論を言えば、現代人の我々から見ると昔の女性は全員魔女の可能性があった。女性たちは皆伝統的生活の中で大なり小なり魔術的行為に携わっており、その技術に対する得意・不得意はあっても、魔女・非魔女の区別は明確ではなかったのである。魔女が伝統文化として浸透している社会においては魔女という存在自体が強く浮き彫りになることはない。妄想を膨らませ彼女たちを神格化あるいは化け物扱いして騒ぎ立てるのは伝統文化を失った外の世界の人々だけなのである。
角悠介『呪文の言語学 ルーマニアの魔女に耳をすませて』作品社
www.wakuwakuchintai.com/world/vol-w0...
www.wakuwakuchintai.com/world/vol-w0...
装丁が好きじゃなくても、めちゃくちゃ面白い本が存在していたらどうする?⁇
装丁が好きじゃなくても、めちゃくちゃ面白い本が存在していたらどうする?⁇
図書館で見かけて装丁が素敵すぎたのと内容的にも興味を惹かれたので買ってきた本。改めて見ると題字は凝りすぎて不気味になり過ぎてる気がする。内容は不穏ではあるがホラーでは無い。
主人公の語りで話が進むので、もし同じ出来事を他の登場人物が、主人公の娘や隣人が、語ったらどのようなものになるだろうと考えて、物事も人物も多面的で、人が垣間見ることができらのはほんの一部だけなのだと、読んでる間ずっと思い知らされた。主人公と職場の青年の関係性が良い。最後の方、テストの結果の後での娘の台詞が鋭く重たく胸に刺さった。
誰かにとっては容易なことが、なぜ別の誰かにとってはこんなにも困難なのか。
図書館で見かけて装丁が素敵すぎたのと内容的にも興味を惹かれたので買ってきた本。改めて見ると題字は凝りすぎて不気味になり過ぎてる気がする。内容は不穏ではあるがホラーでは無い。
主人公の語りで話が進むので、もし同じ出来事を他の登場人物が、主人公の娘や隣人が、語ったらどのようなものになるだろうと考えて、物事も人物も多面的で、人が垣間見ることができらのはほんの一部だけなのだと、読んでる間ずっと思い知らされた。主人公と職場の青年の関係性が良い。最後の方、テストの結果の後での娘の台詞が鋭く重たく胸に刺さった。
誰かにとっては容易なことが、なぜ別の誰かにとってはこんなにも困難なのか。
好きなイラストレーターの作品が挿画に使われている本たちを眺めていて気になったがネットでは品切重版未定(電子書籍はある)だったため図書館でかりてきた。著者中学3年生時の作文がSNSで話題になったことが出版のきっかけなのかな。理性的な本文の隙間には著者による落書きのような挿絵が描かれていてかわいい。今手元に本がないから不確かだけど、著者は自閉症と身体発育に関する障害があり、可能な限り努力してもその成果がこぼれ落ちていく悔しさがよく伝わってくる内容だった。最後にある著者の母の文章も良かった。
好きなイラストレーターの作品が挿画に使われている本たちを眺めていて気になったがネットでは品切重版未定(電子書籍はある)だったため図書館でかりてきた。著者中学3年生時の作文がSNSで話題になったことが出版のきっかけなのかな。理性的な本文の隙間には著者による落書きのような挿絵が描かれていてかわいい。今手元に本がないから不確かだけど、著者は自閉症と身体発育に関する障害があり、可能な限り努力してもその成果がこぼれ落ちていく悔しさがよく伝わってくる内容だった。最後にある著者の母の文章も良かった。