暴力と破滅の運び手
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井上弘貴さんの本についてはコメントを初期テイラーを精力的に研究されている高橋さんにお願いしております。どんな話になるのかはわたしも聞いていないのでわからないのですが絶対に面白いです
November 10, 2025 at 3:21 PM
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司会を務める方のタック合評会については訳者の春山さんと、フランスの国民投票論を研究されている古木さんを呼びました。思想史での評価はいろいろあるタックですが、憲法の人がどう読むのかというところで、絶対面白くなると思います!
November 10, 2025 at 3:19 PM
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『プルリブス』序章で受信したのは宇宙からのシグナルかと思いきや4進数のゲノムコードでパンドラの匣を開けば個人主義を滅ぼし全体主義に覚醒する全能的多幸感の獲得というのがまず面白すぎる。解読ミスっててもおもろい。送り主は誰なんだろう…1回臨死状態になるのもどういうことなんだろう。
November 10, 2025 at 10:14 PM
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京都を舞台にしたSFアンソロジー、『外来種がいなくなったらどうなるの?』、おとなの自由研究①万博などなど
November 8, 2025 at 1:58 AM
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ゆくさきざきに百万遍
京都の学生街に住んでいる。 もともと通っていた大学の近くはそこそこに人口も多く、関西某私鉄の始発駅もあり、暮らしやすい。地元の人が多い職場なので、通勤に一時間ほど掛かるというと同僚たちには驚かれるけれど、埼玉から東京に通っていた時に比べたら全くもって問題にならない。チェーンのコーヒー店がひとつくらいあってくれてもよいのに、とというささやかな不満がないではないけれど、地元に根強く残っている喫茶店はどれも居心地がよいし、嫌いではない。 学生時代に未練があるというのではないと思う。関西に暮らしている時間が長いからこちらに友人が多いのは確かだけれど、みながこの街に住んでいるわけではないし、遊ぶときは私が大阪に行くことも多い。未だに近所に残っている学生時代の友人は多分両手の指に収まるくらいだし、それもほとんどが博士課程に在籍しているのでそのうちどこかに越してしまうと思う。 もうひとつ不満があるとすれば、旅行に出かけるとき、関西空港までちょっと遠いこと。 電車で二時間も掛かるのには辟易する。昔は最寄駅からエアポートリムジンという便利なものが出ていたらしいのだけれど、ここ数年で京都駅止まりになってしまった。学生街と入れ子になるような形でまあまあの富裕層が住んでいる住宅街もあったりするのでいくらでも需要がありそうに思うのだが、不況と高齢化の波からは逃れられなかったということか。あるいは大学の先生たちも国際学会から足が遠くなってしまったのかしらん。まあいいでしょ二時間で着くんだし、これが地元だったらこんなものでは……などと思って調べてみたら、私の地元のバスターミナルから羽田空港まで高速バスで二時間かからないらしい。負けとるがな。 そんなこんなでいつも二時間掛けて空港に行っている。 今年はたくさん旅行をした。一月に行ったパリは学生以来久しぶりの海外旅行だった。そのあとは前職が唐突に方向性の違いで解散したために手に入れた失業保険を元手に、六月に行ったイギリス・ヨークシャー地方と、新しい職場へ入社早々休日出勤を消化するために九月に行ったベルギー。それからソウル・メディアシティ・ビエンナーレを見物した韓国。 私の旅行というのは大体いわゆる弾丸旅行だ。仕事が不定休かつ国民の休日が掻き入れどきという商売なので、どのみち長期滞在はできないのだが、友人に言うと「そのスケジュールって国内のリゾート地に行くもんとちゃうか……?」と呆れられる。そして主な目当ては海外のコンサートや美術展なので、宿も食事も適当なことが多い。 例外的なことに、短い失業期間に行ったヨークシャー地方はワーキングホリデーをしている友人のもとを訪れてだらだらと過ごした。友人が住んでいたシェアハウスはリーズという街にあった。リーズ大学という大きな国立の総合大学をはじめとして大学がいくつもあり、周囲に住んでいるのもだいたいが学生。毎週土曜日には、仮装した学生や地元の人たちがオトリー通りにあるパブやバーをスタンプラリーよろしく飲んで回る「オトリー・ラン」が開催される。普通に考えたら東洋人ひとり旅の滞在先でそんなイベントが開催されたらたまったものではないと思うのだが(白人の飲んだくれで道がギチギチになっている)、不思議と落ち着く場所だった――ってこれ百万遍だわ。 そういえば、こんなこともあった。ベルギーでは佐藤亜紀という作家の『喜べ、幸いなる魂よ』の聖地巡礼としてフランドル地方の各地にあるベギン会の集住跡をぐるぐる周っていたのだが、夜はコンサートやオペラに出掛けていた。フランダース・オペラ(オペラ・フラーンデーレン)の《パルジファル》がゲント(ヘント)歌劇場に掛かるというので観たはいいのだが、終電を逃しそうになったのである。 うわどうしよう、ランタイム4時間以上の《パルジファル》観てブリュッセルまで帰ろうと思ったのは流石にバカだったかも、などと思いながらウロウロしているうち、街を南北に走る運河の土手に出た。 ソワレ公演が捌けたあとなので二十二時は回っていたはずだが、河岸の居酒屋はまだ開いているところも多かった。河岸は段状のコンクリートで護岸されていて、そこで学生たちがめいめいピザやビールを広げて飲み会をしていた。普通に考えたら旅行先で出会いたくない光景だと思う(街灯の下で世界の津々浦々から集まってきた学生たちが酒飲んで騒いでいるってのはねえ)、不思議と落ち着く光景だった――ってこれ、鴨川だわ。 もしかすると私は世界を学生街とそうでない場所という二分法で捉えているのかもしれない。あるいは学生街でしか落ち着くことができないのかもしれない。学生街は比較的街自体に人の出入りが多く、あらゆる属性の人間の存在が当たり前だ。観光地ならいざ知らず、居住・滞在の空間としては珍しいことかもしれない。 どこに行っても京都(観光地)の学生街を見出してしまうのなら旅行に行く必要などというものはないかもしれない。でも京都の学生街というのはずっと滞在していると骨が腐ってくるような気がしてくるので、私は日々スカイスキャナーと仕事のスケジュールを威嚇しながら国境を越える機を伺っている。
salmon-butter.hatenablog.com
November 7, 2025 at 2:51 PM
ありがとう……あらすじにロマンチック・コメディって書いてあるから完全に赤ちゃん教育再びみたいなことかと思ってた……
November 6, 2025 at 11:21 AM