大勢の市民グループとお笑い芸人がパフォーマンスを披露。会場を笑いの渦に巻き込んだ ウクレレサークル内のお笑い好きなメンバーが「上越オバ☆エンタ」を結成。ドリフのコントを模した演目で見事優勝した 　上越の桜はまだまだ終わらない―。上越市新光町１の上越文化会館で１９日、「桜満開お笑いライブ＆みんなの発表会」が開かれた。会場には約６００人（主催者発表）が集まり、市民とお笑い芸人によるパフォーマンスを楽しんだ。　同実行委員会（事務局・上越タイムス社）が主催。第１００回を迎えた高田城址公園観桜会を記念し、「エンターテインメントを通じて上越を元気に」をテーマに企画した。　みんなの発表会には市民グループなど１３組がエントリー。歌やダンス、物まねや演劇など幅広い演目で競い合い、決勝には「上越オバ☆エンタ」「Ｗ．Ｐ　Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ」「雷轟纏装（らいごうてんしょう）ガンギ＆たかだｓｈｏｗ劇場」の３組が駒を進めた。　熱戦の結果、上越の風物を表現した替え歌とダンスをコミカルに披露した「上越オバ☆エンタ」が優勝。代表の丸山道さんは「参加を通じて上越の魅力を再確認した。優勝でき、とにかくうれしい。次回があればまた参加したい」と喜んだ。　お笑いライブにはＭ―１グランプリ２０１０優勝の「笑い飯」、上越市出身の「スクールゾーン」など８組が登場。得意の持ちネタで会場を沸かせた。　妙高市から来場した男性（６７）は「お笑いは面白く、市民も一生懸命さが伝わり楽しめた。春の訪れを感じた」と満足の様子だった。