リンネ/硝子
banner
aizakirinne.bsky.social
リンネ/硝子
@aizakirinne.bsky.social
TGCF、MDZS、🏔️、🪷楼あたりの二次創作短文を流すかも。メインは曦澄。
30↑成人済み。
よく古墳へ行く。
各所↓
https://lit.link/aizakirinne
去年出した本はまだちょっと在庫あるけどそろそろしぶで公開しますかねー。年が明けてからかな。
November 12, 2025 at 3:36 PM
たまに来て宣伝か
linkco.re/vCQ0XQmG
Edge of Chaos by Scavenger
Album • 2025 • 7 Songs • 30 mins
linkco.re
November 12, 2025 at 3:34 PM
壁打ちも止まったままだな……
May 2, 2025 at 1:33 PM
急ぎのご連絡もないからまあいいか……。
March 11, 2025 at 9:14 AM
ダム湖と蝋梅
February 10, 2025 at 5:37 AM
うちの方、蝋梅そろそろ満開になるかな……
February 8, 2025 at 9:18 AM
書き物が進まないなあ
February 5, 2025 at 12:43 AM
強風ー!
January 9, 2025 at 4:35 AM
やっとお雑煮食べる
龍蛇かまぼこは多分煮込むものではない。
January 5, 2025 at 11:54 PM
年明けを家族と過ごして、まだ暗いうちに初詣に向かう。それから初日の出を拝むのがここ数年の定番だ。友人が集まることもあれば姉とその恋人(現在は夫)が同行したこともある。幼馴染の魏無羨だけはいつも一緒だったけれど今回は違うだろう。彼の尻拭いはもう江澄の役割ではなくなったのだ。
清々した気持ちと、何となしに寂しい気持ち。後者は姉の結婚が決まった時と似ているだろうか。
「あ。いつ返信来てたんだ?」
実家の年末は時間が間延びして、のんびりし過ぎかもしれない。
スマホを確認した江澄は結局例年と変わらなそうなスケジュールに頬を緩ませた。
俺が合わせると言ったのに。
あの人はやはり大人だ。
#曦澄こたつおでん
December 26, 2024 at 1:54 AM
壁打ちのこたつおでん、ちょっと設定変更必要だなー。
前に書いたまた別の話と辻褄合わない。いやそっちを変える手もあるけど。
December 22, 2024 at 4:54 PM
年明けまで連勤続きになるから(休みはある)壁打ちも滞る…。でもほら、もう内容はクリスマスも過ぎてるから先に行ってるから。
December 19, 2024 at 3:44 AM
兄上をダサセーター上にしたい壁打ち。
December 16, 2024 at 3:20 PM
藍家一族総出の宴会を取り仕切るのは曦臣と忘機の叔父である。厳格な教育者でふたりとも勉強その他、幼少期からたくさん教わった。今の教養が身に付いたのもこの叔父のお陰だ。ふたりの第二の父でもある。
大学生になり、後学の為と叔父の手伝いをするようになった曦臣は年末の雑務の合間に休憩がてら江澄にメッセージを送った。
クリスマスイブの日の約束を社交辞令か何かだと思われていたら困る。それに、もたもたしていたらせっかくの冬が終わってしまう。
あの日ふたりでそうしたように、こたつでみかんを食べるのだ。
今度は【スーパーの特売のみかん】を。
首尾よく江澄からの返信は曦臣を喜ばせるものだった。
#曦澄こたつおでん
December 7, 2024 at 6:15 AM
『年末年始はご実家に帰っていますか?』
まだ、いつとは決まっていない約束の為だろう。江澄より忙しいはずの藍曦臣からのメッセージ。
家具店や家電店の初売り状況などきっと知らないだろうから代わりに調べておいてやってもいい。どうせ暇なのだ。
『しばらく実家です。バイトが入っている日以外はあなたの都合に合わせてもらって構わないです』
そう返信するとすぐにまた『ありがとう』と返って来た。
今頃藍家は一族が集まっているのだろう。酒を飲むのを禁じている一族の宴会とはどんなものなのだろう。
まだ酒を飲んでいい年齢ではないが将来酒豪になる予定の江澄は、自分はそんな宴席は御免だなと肩を竦めた。
#曦澄こたつおでん
December 7, 2024 at 2:09 AM
🪷楼
introduction

嫌な予感がした。
少しだけ風の強い日。日の高いうちに別れた李蓮花は特に変わった様子もなく狐狸精に僅かな肉を買って帰るのだと言っていた。
まだ未解決の事件に関わっていてしばらくはこの辺りに滞在しているはずだ。
しかし何度か黙って姿を消されている方多病にしてみれば李蓮花に対する信用などこの点に関して無に等しい。だが、強風に煽られて胸がざわつくのはそれとは違う。
理由などわからないし結果何もないのならそれでいい。否。何もない方がいい。
外套を羽織ると客棧を出た。次第に足が速まるのは仕方がないだろう。
あの、飄々として本心を見せない李蓮花の顔が浮かび、方多病を急かす。
December 5, 2024 at 2:49 AM
約半年ぶりの実家に帰るとまだ江澄の自室はそのままだった。
高校までと打ち込んだ剣道の防具も竹刀も、部屋の隅に鎮座している。運動神経を買われて他のスポーツの助っ人に駆り出されることはあるが久しぶりに竹刀を素振りすれば普段使わない筋肉が早速疲労を訴えた。
少しも埃っぽくないのは毎日窓を開け、掃除されているからだろう。今更ながら家族の有り難みを実感した。
実家に帰ったからと言って、地元で友だちと会う約束がある訳でもなく、ただ恒例だからという理由で初詣には行こうと思っていた。
有名なところでなくていい。すぐ近くの神社だって、大晦日と三賀日はなかなかの賑わいを見せるのだ。
#曦澄こたつおでん
December 5, 2024 at 2:18 AM
長いな
December 4, 2024 at 10:12 AM
中華界いいなあ。
南京町の方は一回だけ行ったことあるけどあんまり見て歩けなかった。
December 4, 2024 at 10:11 AM
年末年始は実家に帰るし、姉夫婦も来るから可愛い甥っ子の顔も見られる。
きっと実家を出て初めての冬だから寂しさがあるだけ。ちょっとしたホームシックのようなものだ。
大学とバイトは忙しくてそんな感傷に浸る時間もない。借りた部屋に帰った時に、自分で灯りを点ける瞬間だけが、少し苦手だ。
しばらく不在になるからと冷蔵庫もほぼ空だった。
早めに実家に帰るかなあと、江澄はカップ麺の為にお湯を沸かしながらぼんやりと思った。
そう言えは新年の売り出しに家電もあるからこたつを見に行くのもいいかもしれない。藍曦臣との約束を思い出して、ひとりで笑う。
あの人はカップ麺なんて、食べたことなさそうだ。
#曦澄こたつおでん
December 4, 2024 at 8:30 AM
別に、今のところ恋人が欲しいとも思わないし、片想いの相手がいる訳でもない。
ただふと、同居とは言えすぐ藍忘機のところへ行ってしまう(いちゃつくなら家には来るなと言ったのは江澄だ)魏無羨を送り出した後、二人分のつもりで作った大量のおでんを前に他に誰かこれを一緒に食べられる相手がいたらな、と思うのだ。
そんな時に、何故か自分を気遣って訪ねて来るようになったのが藍曦臣だった。
つい先日、正に大量のおでんを仕込んだ後にも彼はやって来たのだがその時は一緒に食べることに思い至らなかった。
手土産の高級みかんを向かい合わせで食べながらクリスマスイブを過ごすことになったのだった。
#曦澄こたつおでん
December 4, 2024 at 1:42 AM
幼馴染の魏無羨との縁は、彼がパートナーをみつけた後も切れることはなかったようで、大学進学と同時に共に家を出て同居することになった。経済的な理由もあったし、何より江澄の姉の厭離が安心するからだ。魏無羨にとっても実の姉のように慕う彼女の希望なら否も応もない。
とは言え。
この縁も細く頼りないものになった実感はあった。少なくとも、江澄には。
悪態吐きつつ、ずっと一緒にいたけれどお互いいつかは大人になる。そのことにほんの少し寂しさを覚えているなんて、目の前で藍忘機と通話している魏無羨に絶対に言う訳はないけれど。
(俺も恋人でも出来れば)
なんて、張り合ってどうする。
#曦澄こたつおでん
December 3, 2024 at 11:16 PM
「いいんですか」 

あまりに単刀直入だったろうか。
しかし回りくどいのも嫌だ。
江澄は家の用事で藍家の面々と会った時、小声で藍曦臣に訊いてみた。
「うん?忘機たちのことですか?」
後輩の江澄相手に敬語を使う曦臣は、距離感がいまいちわからない人だった。
「いいも悪いも、本人たちが決めることで、いくら家族でも口出し出来ることではないと……私は思うのだけれど」
「そう、ですか」
藍家は厳しい家だから、藍忘機が魏無羨と付き合うだなんて許さないのではと勝手に考えていた。
魏無羨を心配した訳ではない、決して。
藍家の双璧と謳われる兄の方は、案外弟に甘いのかもしれない。

#曦澄こたつおでん
December 3, 2024 at 2:12 PM
「では、私はこれで」
そう言って体育館を出る藍曦臣に江澄が何か言いたそうにしたけれど、これから表彰式もあるだろう彼は顧問に呼ばれて行ってしまった。
会話とは言えない程度に交わした言葉。
知らず、曦臣は笑みを浮かべて車に乗り込んだ。

それからしばらくして、忘機が魏無羨と恋人として付き合いたいのだという相談を受けた。高校3年の大事な時期。しかし彼らの真剣さは伝わったので曦臣なりに見守ることにした。
同時に、束の間の再会を果たした江澄とは顔を合わせる機会が増えた。その度に江澄は複雑な表情を浮かべたけれど、実は親しい友の少ない曦臣は彼と会うのが次第に楽しみになっていた。

#曦澄こたつおでん
December 3, 2024 at 12:54 PM