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パフォーマー・作家の佐藤二葉です。古代ギリシアの演劇を上演したり古代ギリシアの竪琴を演奏したり漫画を描いたり小説を書いたりして暮らしています。
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西洋中世唯一の女性歴史家となる皇女の数奇な人生を描くフルカラー漫画『アンナ・コムネナ』6巻、2025年2月5日発売です。

弟ヨハネスとの帝位争いに敗れたアンナ。しかし周囲を動かし更なる行動に出て―—各々の運命の岐路で起こる「逆転」、そして辿り着く「戦い方」とは―—大団円の最終巻!
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
イタリア出張で撮った写真(6000枚くらいあった)のバックアップをどうにか取ったが、フォルダ分けが終わらない😭最初の5日分くらい(トスカーナ地方、ルッカでのイベント本番の日)をフォルダに仕分けしたところで力尽きてしまった
November 25, 2025 at 3:45 PM
Reposted by ふたば
この秋の「なんでここに!?」案件です。11月1日、イタリアのルッカにてヴァイキング×地中海関連のお話の場に登壇します。(アンナが…ヴァイキング船に…!?)
lucca2025.luccacomicsandgames.com/it/programma...
October 25, 2025 at 2:50 AM
西洋中世学会書店:⑤北欧神話からヴァイキングへ - Lucca Comics & Games 25|大谷 哲 - 『西洋中世文化事典』を楽しむ!!
newspicks.com/news/1554813...
大谷先生が見事にレポートしてくださいました!
欧州最大のマンガ・ゲーム祭りに参加してきました。歴史家の先生方(兼ゲームデザイナーさんも)と共にイベントに登壇しています。
西洋中世学会書店:⑤北欧神話からヴァイキングへ - Lucca Comics & Games 25
こんにちは。大谷哲と申します。『西洋中世文化事典』については一読者に過ぎない私ですが、今回は2025年11月1日に、イタリアはルッカという街で開かれた、ヨーロッパ最大のマンガ・ゲームイベント、ルッカ・コミックス&ゲームスLucca Comics & Games 25から、日本の西洋中世・マンガをテーマにしたラウンドテーブルセッション「I Vichinghi nel Mediterraneo tra...
newspicks.com
November 25, 2025 at 12:12 PM
アンゲロプロス『旅芸人の記録』は何も前提知識がない状態で見ても途方もなく美しくすばらしい映画ですが、ギリシア悲劇(特にアイスキュロスのオレステイア三部作とソポクレース『エーレクトラー』)を知っていて、ギリシアの近現代史の知識があると、その凄みと面白さがぐっと心の奥底に浸透してくる
November 25, 2025 at 11:56 AM
ビザンツ帝国編19:ビザンツ帝国の地図をつくる|近藤 倫生 - 『西洋中世文化事典』を楽しむ!!
newspicks.com/news/1552676...

『アンナ・コムネナ』を描く時に(漫画内の地図の作画はもちろんですが、史料読みから物語内の戦況について考えたりルートについて考える際まで)たいへん助けていただいたすばらしすぎる歴史地図の!!制作秘話が!!
ビザンツ帝国編19:ビザンツ帝国の地図をつくる
はじめまして、『ビザンツ帝国歴史地図330-1453』を作成した近藤倫生と申します。 この地図がご縁でこのたび、「『西洋中世文化事典』を楽しむ!! ビザンツ帝国編」の企画にお呼びいただきました。 そういうわけで、今回は「ビザンツ帝国の地図をつくる」という観点からの記事をお届けしたいと思います。 読書の友になる地図が欲しい! 歴史に関する本を読んでいて、出てくる地名に戸惑った経験はありませんか?...
newspicks.com
November 25, 2025 at 6:35 AM
国際学会でえらい研究者の方々から自分の営為に対して敬意をはらっていただいた直後にSNSが上手な研究者に勝手にイラストを利用されて軽んじられ(その結果知らん奴にAIなどと侮辱され)るの、落差で風邪ひくというか怪我しちゃうよ
November 25, 2025 at 5:47 AM
アメリカの大学のビザンツ史の先生が私のイラスト(それもかなりのプロトタイプのもの…)を旧twitterでクレジットもなく無断転載し、それに対して「なんでAI絵を使うの?」というコメントがぶら下がっているというかなり悲しいというかひどいものを見てしまった(これに「こういう漫画があるんですよ」とコメントしてくださっている方がいて、そのことは本当に本当に本当にありがたい、天使)
November 24, 2025 at 3:47 PM
イタリア出張中、写真を添えて訪れた先々をご報告しておりましたが、それは、『アンナ・コムネナ』を支えてくださった皆様のおかげで(本当に、この作品によって招いていただいたので)、こうして旅ができたからです。ささやかな写真ですが、バシリッサと一緒に旅気分を味わっていただけたら嬉しいです。
November 24, 2025 at 2:13 PM
国際的・学際的プロジェクトA Viking in the Sunのシチリア・シラクーザでの国際会議にお招きいただき披露したパフォーマンスの一部です。
こちらは本編のケカウメノス『ストラテギコン』ではなく、「いつもこういうことをしています」という自己紹介の『イーリアス』冒頭の歌唱です(動画は途中まで)
November 24, 2025 at 11:24 AM
今年の旅×3(ギリシャ半月・トルコ半月・イタリア4週間)の学び

・ボディバッグ便利
貴重品+ほかいろいろを体から離さず持てる。ノースフェイスのオリオン(容量3L)が自分にはサイズも機能もちょうど良かった
・シルクスカーフは便利
トルコ旅ではモスクに入る際に頭にさっと巻けて便利だったし、春・秋の欧州でもやや寒いときに首に巻けて良かった。小さく畳んでおけるのが良い。おしゃれしてる人を装えるという効果もある
・ユーロでチャージしておけるデビットカードは便利
日々よわよわになっていく円をそこまで気にせず、チャージした時のレートで(しかもクレカみたいな手数料も都度かからず)払えたので良かった………
November 24, 2025 at 8:16 AM
シラクーザの国際学会でお会いしたビザンツ史のV先生(特に印章がご専門)から、アレクシオス1世とエイレーネー・ドゥーカイナの在位中の印章の画像を早速送っていただいていて(ありがたすぎる)(「ほかにも必要なものがあったら言ってくださいね」って仰ってくださって優しすぎる)、「『アンナ・コムネナ』を描く前にお会いしたかったですッ😭でも描いたからこそイタリアに呼んでいただけてお会いできたんですよね…ッ😭」みたいな鬱陶しいお返事をしてしまった…偉い先生に対して私は何を……
November 24, 2025 at 6:54 AM
無事にイタリアから日本に帰国しています!!!
お世話になったみなさま、見守ってくださったみなさま、ありがとうございました〜!
November 24, 2025 at 5:47 AM
引用の写真1枚目の15世紀のマリア様、現地でも私に似ていると(まさにこの絵を前にして)言っていただいたんですが、こちらでもそういうお声を聞くとは……
光栄です……
似て……似てますか……?
November 23, 2025 at 9:12 AM
パレルモ、「聖アンナ通り」に立つバシリッサ
November 23, 2025 at 9:06 AM
カトリックの文脈では受胎告知の場面でマリアは読書をしている姿で描かれているのをよく見ますが、ビザンツ・正教の文脈ではマリアは糸紡ぎ(ギリシア世界の女性の一般的な仕事)をしているのをよく見ます。パレルモではそれを見比べられて面白いです。
1枚目 シチリア州立美術館
2枚目 マルトラーナ教会
November 23, 2025 at 7:31 AM
カターニアのお宿近くの24時間営業のカフェ的なお店で食べたフンギ(きのこ)のアランチーノ。ベシャメルソース的なものに包まれたマッシュルームがたっぷり入っていてお米とのバランスも良くおいしかった!アマロもおいしかった…(半分のサイズを頼んだら大きなグラスになみなみ半分注がれて出てきた)
November 23, 2025 at 7:00 AM
チェファルー大聖堂!
岩山を背負うかっこよすぎる佇まい。ノルマン建築の代表の一つとのこと、ロマネスク様式、そしてゴシック様式の先駆が見られるそうです。
コンスタンティノープルから呼ばれた職人たちによるモザイク芸術が見事に残っています。キリスト・パントクラトールの厳かな存在感…
November 23, 2025 at 6:37 AM
シチリア州立美術館、作者不詳の16世紀の作品。眼力の強いユディト!!
この絵すごく好きで、単行本のカバーイラストになったらめちゃめちゃかっこいいな、帯で最初ホロフェルネスが隠れてて、購入して帯取ったらぎょっとするみたいな感じのデザインで…としばし妄想しました
November 23, 2025 at 5:58 AM
パレルモ、シチリア州立美術館より、14世紀のビザンティン・モザイク。
品のある佇まい…。キリストの衣服のグラデーションがさりげなく技アリな感じで大変好きです。
November 23, 2025 at 5:54 AM
12世紀のモザイクを、触れられるような距離で眺め(もちろん触りませんが)、こんなに近くでその煌めきを浴びることができて、そしてそのことを幸せに思う自分になっていて、嬉しい
November 23, 2025 at 5:47 AM
パレルモ、マルトラーナ教会。12世紀。金と青のコントラスト、バランスの良さが見事としか言いようがありません。コイメーシス(生神女就寝、写真2枚目)が大変印象的でした。この図には寄進者ゲオルギオスとルッジェーロ2世の姿が加えられているという説があるそうです。写真4枚目は聖アンナ。
November 23, 2025 at 5:32 AM
レイフ・ファインズがオデュッセウス、ジュリエット・ビノシュがペーネロペイアのオデュッセイア映画The Return、ほんとにほんとにほんとにほんとに最高だったので、『オデュッセイア』好きな人とギリシア悲劇が好きな人にはぜひぜひぜひぜひ見ていただきたいのだが、大変長い感想文も実はしたためていてしかしまとまっておらずまだどこにも出していないのだが、私は9月のトルコ行きの飛行機の中でノー字幕で見ており、現状日本での見方が分からないので人に薦めづらい
en.wikipedia.org/wiki/The_Ret...
The Return (2024 film) - Wikipedia
en.wikipedia.org
November 22, 2025 at 12:42 PM
奪われてしまった愛する母を取り戻すため復讐を誓い、周囲というか世界をはちゃめちゃに破滅させる娘の異界巡り復讐譚とかどうですか
冥界に行って(たぶん死んだ父親とかなんか親しい人と話とかして)現世に帰ってきて、オデュッセウスが妻への求婚者にしたみたいに、母親を搾取する男どもを皆殺しにして後味のあんまりよくないハッピー(?)エンドになるような感じの……
November 22, 2025 at 12:25 PM
ビザンツものを描こうという人にとってかなりお役立ちな写真を今年だけで大量に撮っている気がするので、5年前の自分に送ってあげたい😭
November 22, 2025 at 11:34 AM
男性中心(=英雄神話)の「異界めぐりの物語」の構造が強固すぎて、 (特に男性作家が描くと)女性は「聖なる女性」として象徴化・類型化されやすく、そうしたモチーフでの女性の物語を描くのは難しいのではないか…というような内容のツイートを見かけたのだが、西洋文学の夜明けごろに、まさに女性が中心の異界巡りの物語がギリシアで確立されていて宗教にもなっているのになぜなのか、それほどに(男性)英雄神話は及ぼす影響が強力なのか?と不思議に感じている
November 22, 2025 at 11:32 AM