わるもの
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メンシス学派。ヒューマニスト=スピーシスト。自由主義者だけれど「残酷さ」を忌避しないのでリベラルではない。道徳懐疑論に依拠した倫理学からの権威剥奪を画策している。人間中心主義者として、PZNへの迫害的な対応に断固として反対する。
https://warumononomonooki.hatenablog.com/
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「Bloodborneが、ゴシックホラーかと思えばコズミックホラーであり、最終的には哀悼に満ちた人間讃歌、ヒューマニズムであることは広く知られた事実であると思われますが、」
反ワクチン陰謀論は基本的には右派のものとされているけど、そしていわゆる政治的右派の科学アレルギーは確かに考えものだけど、明らかにこの責任の一端は科学と科学主義の混同にあるよな。左派は事実と価値を混同し(境目を曖昧にする)、「である」からノータイムで「べき」を導く傾向にあるが、これは左派的立場に賛同できない人々を科学的知識から排除するある種の認識的不正義を助長している。科学的知識が平等に享受・分配されていない。
November 7, 2025 at 3:07 PM
動物愛護・環境保全側の理念を一ミリも動かさない一方で、たとえば地方の人々に対して熊スプレー等の携行を要請したり、街で暮らしている人に防御姿勢を伝授するという対応がさも当然のように行われると言うのは、絶対におかしいですからね。
November 6, 2025 at 10:20 PM
「記号を消費しているに『過ぎない』」みたいな言い方には気をつけていきたいですね。それはなんら卑下するような営為ではないのだから。至極当たり前の、ありふれた楽しみなのだから。
November 5, 2025 at 6:28 PM
「オオカミにとっての自由は、ヒツジにとっての死である」ことは事実だが、それと同時に、「ヒツジにとっての永劫平和は、オオカミの大量殺戮によってしか実現しない」こともまた事実だ。暴力はどちらにもあり、どちらにも排斥がある。しかし現実には、前者の暴力だけが正当な「暴力」ないし「悪」の地位を独占している。
November 3, 2025 at 3:32 PM
ライブ会場で急遽合いの手要求されたやつだ。
November 2, 2025 at 6:40 PM
......想像以上に難しくね?
「温泉で休もう!」というコンセプトのはずなのに、どうして岩盤掘削についてのレクが始まるんです?
November 2, 2025 at 6:39 PM
「温泉で休もう!」というコンセプトのはずなのに、どうして岩盤掘削についてのレクが始まるんです?
November 2, 2025 at 5:13 PM
高市首相のトランプ接待を見て「日本の女性は男性接待しないと成り上がれない!」と噴き上がっている人たちの能天気ぶりというか、この期に及んでそんな話ができる政治思想が羨ましい。
私などは、続く韓国・李大統領が全く同じような接待(王冠進呈・勲章授与を踏まえれば日本以上だ)をしているのを見て、「東アジアの情勢はそんなにやばいのか」と怖くなってしまったよ。
October 30, 2025 at 10:23 AM
サイゲは『ウマ娘』の魅力的な新シナリオを平日昼間に実装するのをやめろ。ないんだよ。やる時間が(血涙)。
October 29, 2025 at 3:07 PM
欲望は、たとえ自分のありのままの充足を諦めて、身を切る思いで身なりを整え、その身体にそぐわない礼儀作法を身に付け、手を擦り合わせながら下手に社会に出たとしても、倫理によって即座に射殺されてしまう。
October 26, 2025 at 7:17 PM
熊被害に対して遅々として進まない国・行政の実効的な対応について、少なくとも倫理学者はそれを非難する側に立つ資格がない。知識も権威もありながら、無責任に動物倫理や人間中心主義批判といって市井の動物愛護・動物尊重思想を扇動してきた結果が今の有り様なのだから。「熊を殺すな」という連中を諌めずに助長させたのが今の有り様なのだから。
民意が行政萎縮の口実を与えている以上、倫理学者は純然たる人殺しの加担者だ。いや、人殺しそのものだ。地方市民は熊に殺されるのではない。人殺しの倫理学者がぬくぬくと擁護し正当化してきた倫理学的規範によって殺戮されるのだ。
October 25, 2025 at 6:10 AM
反差別だのフェミニズムだのポスコロだのインターセクショナリティだのに乗せられて、マイノリティだろうがマジョリティだろうが「建前だけでもいいから誰だろうと相手を人格として尊重しろ」という個人主義的原則を簡単に投げ捨てるからこうなる。
個人主義を投げ捨てた先で個人が尊重されることなどあり得ない。たとえ建前だけだとしても、個人主義は個人を政治的動員の単なる道具として扱うことを防ぐ唯一の予防線なのだから。
October 24, 2025 at 10:05 AM
それこそ小野田紀美議員がアセクシャルを公言している事実を踏まえれば、このいわゆる「腐女子は同性婚に賛同すべき」という言説の途方もない悪質さが明らかになる。マジョリティと全く同じ欲求の充足(この場合は、現実から切り離された二次元創作表現を用いたそれ)をしているにだけのマイノリティに、マジョリティの性的充実活動には絶対に要請されない特異な政治的信条告白を強要しているのだから。
断言するが、いま「腐女子は同性婚に賛同すべき」などとほざいている全ての人間は、きわめて悪質なマイノリティ迫害者である。その他の多くの人間とは根本的に異なる扱いを自明視し、それを「良いこと」とすら思い込んでいるのだから。
「創作上の同性愛描写を愛好する者は現実の同性愛関連政策(同性婚など)に無条件で賛同しなければならない」というカスみたいな意見の何が愚昧で醜悪で低劣かって、その意見が「少女趣味を持っている奴は児童性犯罪予備軍だ」というカスみたいな迫害言説と全く同じ発想に基づいている点ですよ。
創作と現実の必要な垣根を無効化し、創作表現を用いた性的充実を原罪化し、それこそそこでしか欲求を満たせない人々を差別し奴隷化して現実の政治動員の道具にしようとしているわけ。
October 24, 2025 at 9:06 AM
「創作上の同性愛描写を愛好する者は現実の同性愛関連政策(同性婚など)に無条件で賛同しなければならない」というカスみたいな意見の何が愚昧で醜悪で低劣かって、その意見が「少女趣味を持っている奴は児童性犯罪予備軍だ」というカスみたいな迫害言説と全く同じ発想に基づいている点ですよ。
創作と現実の必要な垣根を無効化し、創作表現を用いた性的充実を原罪化し、それこそそこでしか欲求を満たせない人々を差別し奴隷化して現実の政治動員の道具にしようとしているわけ。
October 24, 2025 at 8:58 AM
これ言ったらどこの党もそうだけど、特に今躍進している国民民主党とか特に、オークショットが書いてる「問題のための政治」をやっている感じが強くてちょっと怖いんだよな。政治のために問題を探したり作ったりする政治。若者始め政治に期待感が高まっているけど、そもそも政治にわくわくするなんて碌なもんではない。経済問題はともかくとして、個人の生活の善し悪しや正義を云々するなんて政治の領分じゃないんだから。
October 23, 2025 at 5:46 AM
改めて振り返ると、『ウマ娘』のファン層の広さを実感できたライブだった。もちろん男性ファンが多いのだけど、「圧倒的多数」とは断言できないレベルで女性ファンが闊歩していたし、それこそ見た目カップルで参戦しているらしい人たちも少なからずいた(ちょうど私の後ろの席にも二組ほど陣取っていて、そのうち一組の彼女さんと思しき人がキングヘイロー役佐伯さんのパフォーマンスに歓喜の絶叫を上げておられた)。『ウマ娘』に限らず、こういう風景が現代コンテンツの(特にその若年層による消費の)常識となっていくなら、それはとても喜ばしいことではなかろうか。
#ウマ娘6th
アドマイヤグルーヴ役の鈴木さんがまんまだったのと、ステイゴールド役の松田さんの歌声が気持ち良かったのがダイジェストですね。コールはフィーリングで合わせたが結構楽しかった。冒頭の『うまぴょい伝説』で「コールこんなんなんだ」となった後、最後アンコールの『うまぴょい伝説』で実践できたのも◎。
October 20, 2025 at 2:57 PM
読了。非常に良かった。
以下ネタバレというか個人的な辻褄合わせ。
#接物語
October 20, 2025 at 10:57 AM
ダンツシナリオ、映画や育成中盤までの描写からどうしても「強い娘だ」という印象になってしまうのを、終盤で「そんなことはないんですよ」と諭してくる構成になっている上に、彼女自身がそれ(見えにくい弱さ)すらも勇気を持って開陳するために、結果としてダンツが単なる「主役」を通り越して王道の「主人公」になっている。
映画はポッケが「主人公」になる√だが、ダンツシナリオではトレーナーが介入することで、当然の成り行きで(つまりダンツ本人の性向の自然な発展の結果として)ダンツが「主人公」になるというわけだ。
October 20, 2025 at 2:15 AM
ダンツシナリオ、新たな演出や蓄積された各キャラクターとの関係を踏まえて一新された、「ウマ娘再入門編」みたいな構成だった。もちろんさまざまなお話の流れ(苦悩や挫折、ライバルとの関係やファンとの距離感など)を詰め込んだ上で破綻していないのは、まさにダンツフレームが『不屈』だからなのだけれど。
October 19, 2025 at 2:58 PM
ポッケが映画一本かけて乗り越えたトラウマを一場面で乗り越え、余波としてポッケ映画√もへし折るダンツさん。
October 19, 2025 at 11:53 AM
ぼちぼちやってんですが、「人一倍」ではなく「ウマ一倍」なんだ……。ウマ娘は素朴に亜人種だと思っていたんだけど、そのレベルで分けられてるのはちょっと衝撃だな。単なる慣用句みたいなもんなんだろうが。
October 19, 2025 at 11:09 AM
移動中に本一冊やっつけたので、残りの時間は昨日引いたダンツの育成でもするか。もう一冊持ってきたニーチェ『道徳の系譜』は教科書的な紹介を超えるようなインパクトがない上に、今のところ半分以上が単なる罵詈雑言だから読むのダルいし。
October 19, 2025 at 10:38 AM
移動中に読了。
標準的な倫理学講義で触れられる(ミルやロールズを代表とする)現代自由主義(いわゆるリベラル)ではなく、その個人主義的起源をホッブズに持ち、(宗教/文化)保守主義・社会主義両陣営からの攻撃を受けつつ政治的現実におけるメーンストリームであり続けた古典的自由主義のコンパクトな解説。
なので高校や学部での哲学倫理学ではほとんど名前の出ることのないハイエクやオークショット等の名前が踊り、自由主義を歴史的・哲学的に解剖しながらその本質的要素を摘出する。出版自体は古いながらも(そして紹介される思想家が多分に保守的性向を帯びているとしても)現代人にはきわめて新鮮に映ると思われる。面白かった。
October 19, 2025 at 10:21 AM
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rkgk
October 19, 2025 at 9:35 AM
「社会主義思想と保守主義思想の弱点は、一部はその歴史解釈に…ある。社会主義者も保守主義者もともに、産業主義の目前の苦境に過度に反応しつつ、その破壊的側面を誇張し、その人民の生活水準への有益なインパクトを過小評価した。十九世紀の最初の何十年間かが立証したものは、人口における、奢侈品の消費における、そして所得における実質的で継続的な拡大であり、それはマルクス主義や多くの保守主義者の著作に現れた大衆の悲惨化という歴史神話と相容れないものであった」
--ジョン・グレイ『自由主義』p.126
October 19, 2025 at 9:17 AM