ikukom
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Early Modern English Literature, Drama. 趣味はカフェ巡り、タラソテラピーとロウリュ。Mainly collating and distilling.
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本日、当日券発売に並んでいる間に、偶然ご一緒したとある方とお話を交わす機会があり。こないだ、やはり偶然ご一緒したあなたとM子さんと見たものの感想をお伝えしたら、「とにかくいろんな人の感想を読むことに飢えている。劇評家の方や、誰かのお知り合いの方が書いて下さるものも、プロの書き手なんだから嬉しいし光栄に決まっているんだけど、書き手さんで書ける方だけでなくてもっといろんな方に、できれば残るような場所に、どう思ったか書き残して欲しい」と仰っていました。伝えましたよ。
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「21世紀最初の四半世紀を代表する研究書」と各々が考えるものについて
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シェイクスピア学会はとても良かった。会場が満席になっていたのは、木村さんの「食料雑貨商組合の徒弟制度が少年俳優の育成にどのように機能していたか」のアーカイブ調査の研究発表と、今日の出版セミナー。書誌学、本文校訂学、書物史を包括して確固たる研究となった実証分野がこれだけ熱くなっているのはすごい。
個人的には来年日本語ジャーナルに載る原稿が一部でウケてて嬉しい。「21世紀最初の四半世紀を代表する研究書」の考えるものについて、披露し合うとみ〜なかぶらんかぶらん!!これもすごいことw
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フェイ・ドリスコルは、昨日までは当日券「かなり余裕あり」だったそうです。
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目に浮かんで泣けてしまう〜
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カーテンコールでは最初の方は気品あふれるメアリーをその身に宿したまま、でも最後には名残惜しそうに舞台に留まり、客席を見渡して何度も投げキスをしていて、実にチャーミングだった。
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「Mary Said What She Said」、ロバート・ウィルソンやイザベル・ユペールに格別な思いがあったわけではないのに、ユペール演じるメアリーの立ち姿がくっきりと浮かび上がった瞬間、胸がいっぱいになってしまった。何もない空間に、立っている人間と照明。それだけで演劇に、芸術になる。
「Mary Said What She Said」のポスター。白地の背景。メアリーの扮装をしたイザベル・ユペールが横を向き、その上部に黒とピンクでタイトルが書かれている。
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この説明が、当たり前だけど観る前は意味がわからなかった。
それがみそ、という作品。

(当日券をゲットできず、開演時間過ぎて、もう今にも役者が登場するっていうタイミングでキャンセルチケットで案内され、入っていくのがとても恥ずかしかった…)
autumnmeteorite.jp/ja
舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」公式サイト
秋の隕石2025東京は、毎年秋に池袋の東京芸術劇場を中心に開催される国際的な舞台芸術祭。岡田利規ディレクションのもと、国内・海外の多様なパフォーミングアーツ作品(演劇・ダンス・音楽・インスタレーション等)の上演や関連企画を展開。
autumnmeteorite.jp
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カーテンコールの回数の話を読んでいて思ったけど(俳優さんは何度も出ていくのは嬉しい人もいる)、ルールかのように「はい、立ち上がりましょう、こういう時には立つもんなんですよ」的にスタンディングするのは、急に立ち上がれない腰痛の私のためにやめて欲しい(笑)あれはさいたまの一部だけのローカルルールでもう enough って感じ。
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エイジハラスメントの話から急に思い出したんだけど、10年前くらいに大学に呼んだ俳優が、演劇を観に来てって誘ってくれる流れで話していたところまではよかったんだけど、「役者になりたいなら女性は20歳までに始めないと。10代で芽が出てなかったら女性の場合はキツイ」とか言ってしまって、もう呼べないなってなった。たぶん本人は、その理由で呼ばれなくなったとは思ってないと思うけど。なんなら忙しくなったし教える仕事はもう無理って自分からやめた、くらいに思ってるとは思うけど。
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字幕のことが話題になっていて、それは当然だと思うんだけど、1階4列目だと、まず最初しばらく字幕どこ?と思うくらいには視界に入らず(笑)、でもあのへんに座っていた人たちはたぶん、もう諦めたと思うし、私は首が痛くなったけど仕方ないと思った。チケット代には字幕代も入ってるから字幕も一生懸命見た(笑)なので、途中字幕ないところも、まぁないならないで見る必要もないか…くらいに、その頃には意識が飛んでたと思う(笑)ユペール隕石が飛んできてる席だったから、もう別に仕方ない。
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4列目のど真ん中から目撃したイザベル・ユペールは、文字通り秋の隕石が何個も連続して衝突してくる並のインパクトだった。歴史上の死者の亡霊だけでなく、ロバート・ウィルソンの亡霊とも同時に対話しているユペール、その幾重もの対話を目の前で見ている観客の私までも幽霊の一員になれたような、どっち側にも行けて溶解していく感覚。これはやはり、一人芝居を見る快楽ね。能の雰囲気も、否応なしに社会運動に参加させられている雰囲気も両方あった。そして終わらないかのようなカーテンコール。毎回袖にさがりながらウィルソンに束の間祈りを捧げるユペールの背中が美しかった。
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7時間越えのタル・ベーラの『サタンタンゴ』を Amazon Prime でおやすみ前にちょっとずつ見る、ことのできる世界に住んでみると、映画を配信で見ることのなかった20年前などよりも、やはり人類として少しは進歩できているようにも思う。
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今年のノーベル文学賞受賞者、クラスナホルカイ・ラースローさんの翻訳状況に関する記事。

唯一松籟社さんから邦訳出ていたものの、わずか1500部しか出回っていなくて、しかも絶版で翻訳権も失効しているので、すぐには流通させることができず、他の出版社の知り合いを頼って文庫化し復刊したいと松籟社編集者さん談。
国書刊行会さん編集者さんのインタビューもあり、「サタンタンゴ」の翻訳は松籟社さんから出ていた「北は山、南は湖、西は道、東は川」と同じく早稲田みかさんが担当するとのこと。

digital.asahi.com/articles/AST...
ノーベル文学賞、唯一の邦訳は品切れ 「ほかの出版社を頼ってでも」:朝日新聞
今年のノーベル文学賞に決まったハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローさんの作品で、唯一邦訳されているのが、京都を舞台にした2003年の小説「北は山、南は湖、西は道、東は川」(早稲田みかさん訳、06…
digital.asahi.com
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たとえば「開かれた◯◯」と、過度な力説が掛け声のごとくなされると、逆にかなり閉ざされている可能性を考えないわけにはいかなくなる。なんでもそう。それが人間というものよ。だから慎重に声に出すに越したことはない。
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とても楽しい本です。ミュージカル研究者の辻佐保子さんからご恵贈頂きました。予約注文して買ってあったので2冊になりました。卒論でミュージカル研究に取り組んでいるゼミ生が数名いるので、複数冊あると助かります。
『アメリカン・ミュージカルと文化表象』表紙
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【お知らせ】このたびノーベル文学賞受賞のクラスナホルカイ・ラースロー氏ですが、代表作のひとつ『サタンタンゴ』(上映時間7時間18分の伝説的同名ハンガリー映画原作)の翻訳企画を進めております。来年刊行予定で鋭意制作中。どうぞご期待ください!
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これです。2023年刊なので、ファンの人は既に読んでるだろうけど、研究書にしては文体もとても読みやすくて、普通の英語力で十分読めると思う。
私にとっては、ニューヨーク内でのトランスファーの仕組みとか、エイズ時代のNYでの人々の受け止め方や作品に関する対話の行方、他のミュージカル作品との影響関係、作品としてどのように世界に広がっていったか、作者が生きていたらミュージカルはどのように初演後ブラッシュアップしていくはずのものなのか、といったところが勉強になった。学生の論文を指導しながら自転車操業で勉強する分野なので恥ずかしいが。
1冊まるまるミュージカルRENT
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養老さんみたいにバカの壁みたいな新書を出す人とか出てくんのかなw
私はやること、やりたいことはあるからいいけど、後追いではやりのテーマを掲げるのではなくて、新しいアーカイブ研究の出やすい領域であってほしい。
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ワールドシェイクスピアコングレス、参加登録締め切りの延長の文面に悲壮感が漂う。少ないのかな。
研究分野としては、一昔前の解剖学みたいな業界になりつつあるのかな。
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1冊まるまるミュージカルRent、という本を読み耽ってしまった。学生の論文指導用の本。
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フェイ・ドリスコルの舞台写真を見ると、こういうのを写真で伝えるってほんと難しいと思ってしまうな…
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シェイクスピアがやろうとしたこと、として、自分たちがやろうとしたことをやる、ということでしかないのでは。それで十分よいと思う。世の中には、自分たちがやろうとしたことをやれないで終わる場合も多い。もう少しひどいと自分たちがやろうとしていることが自分たちでもわかりきってないとかもあるかも。それでも素晴らしい出来栄えだったりしたらそれは天才の技だと思うけど。