国書刊行会
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東都西北、様々な意味において辺疆に位置する特殊版元です。
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【お知らせ】このたびノーベル文学賞受賞のクラスナホルカイ・ラースロー氏ですが、代表作のひとつ『サタンタンゴ』(上映時間7時間18分の伝説的同名ハンガリー映画原作)の翻訳企画を進めております。来年刊行予定で鋭意制作中。どうぞご期待ください!
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【お知らせ】突然ですが『7月の本』 x.gd/f6OvS に続き本書デザイナー岡本洋平さんのアイデアで『11月の本』 x.gd/KmuIq の見返しも
「まちがい探し」になっておりまして、他と違う「11」が11個あります。お持ちの方はぜひチャレンジを。(相変わらず社内でも見つけられず苦悩する者が……)
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大野万紀さんの書評「内輪」で、スタニスワフ・レム、拙者訳『電脳の歌』(国書刊行会)を取り上げていただきました。各短篇のあらすじが手っ取り早くわかって、これは便利だ! 『去年、本能寺で』、R・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』の紹介も。
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【受賞】先日第58回「造本装幀コンクール」で日本書籍出版協会理事長賞を受賞した『ひとりみんぱく』特装版(松岡宏大著/サイトヲヒデユキ装幀)ですが、先日授賞式が開催され版元にも賞状が。ありがとうございます。通常版 x.gd/QaoIr もほぼ同じ造本なので、ぜひどうぞ。
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それはさておき、『新編 西周全集』(全6巻、国書刊行会)の構成は以下の通りです。

第1巻:哲学・思想編(1)
第2巻:哲学・思想編(2)
第3巻:言語・教育編
第4巻:政治・経済・軍事編
第5巻:翻訳編
第6巻:日記・書簡・資料編

詳しくは国書刊行会のウェブサイトでどうぞ。
パンフレットのPDFも公開されています。

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新編 西周全集 第三巻〈言語・教育編〉|国書刊行会
新編 西周全集 第三巻〈言語・教育編〉 ◆幕末・維新期における「知の巨人」の新たなる全貌── 津和野藩に生まれ、オランダ留学を経て近代日本の黎明期にさまざまな領域で活躍し、後世に大きな影響を与えた思想家・西周。
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この第三巻に収められた言語や教育に関わる西周の文章は、言語や教育のしくみがいまだ定まらず、これからどうしていくとよいかを試行錯誤し、侃侃諤諤していた時代のものでもあります。

全集の紹介から少し外れますが、彼らがよりよい社会の状態を目指して異論を戦わせる様子を垣間見ていると思い浮かぶことがあります。

西も東も狭い利己心や私腹を肥やすことばかりに熱心な政治家や資本家によって世が乱れる昨今、それらを抑制する新たなしくみを案出せねばならないという目の前の課題と同時に、例えば明治期の西周らが検討したのと似た水準で根底から考え直すということもせんければあかんのではないかと思われもします。

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このたび刊行された第1回配本は、「第三巻 言語・教育編」(代表編者:手島邦夫、服部隆)です。

千ページの紙幅に、言語、教育、詩歌、諸文集という各方面の文書が集められています。

旧全集では収録を見送られた「詞の麓路」「日本語範」「彙言便覧」もバッチリ収められており、かつて旧全集でこれらの文章を読めると思って手にしたら入っていなくて愕然とした身としても大変うれしく快哉を叫んでおります。

また、先にも触れたように、本巻には「西周新造語一覧」も付いており、これでもう、どの言葉が西周による造語か迷わずに済みますね。

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余談になりますが、私は大学生のころ、学問の分類がどうしていまのようになったのかが気になって、分野を問わず歴史を調べていました。

その一環で、「物理学」「数学」「文学」「哲学」といった名称は、誰がどうやってつけたのかを調べていくうちに、先ほどの『西周全集』に辿り着いたのでした。

当時、湘南台という場所に住んでおり、同全集を持っていた横浜中央図書館に入り浸って読みました。

とりわけ第4巻に収録されいてる「百学連環」という講義録は、当時のヨーロッパの諸学門を綜覧する内容で、これは大変な人がいたものだ、いつかこの全集を手に入れて熟読しようと思ったりしておりました。

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西周の全集は、私の知る範囲では、今回の『新編 西周全集』より前に二度企てられています。

一度目は戦争末期の1945年2月に日本評論社から第1巻だけ刊行されて終わった『西周全集』です(左の写真)。編集は大久保利謙で、元は中央公論社から全7巻で出す予定だったとか。

二度目は、1960年に始まり、当初3巻の予定で出版され、最終的には1981年に第4巻を加えて完結した宗高書房版です(右の写真)。編集は同じく大久保利謙。

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西周が翻訳造語した言葉には、例えば次のようなものがあります。

哲学
心理学
生理学
定義
蓋然
概念
演繹法
帰納法
主観
焦点
反証
本能
感受性
具体的
抽象的

これらは、このたび刊行された『新編 西周全集』第三巻に収録された附録「西周の新造語一覧」から一部抜粋したものです。

漢語や漢文の素養があってこそ可能な翻訳の仕事ではあります。

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『新編 西周全集』(全6巻、国書刊行会)ついに刊行開始

西周(にしあまね、1829-1897)の著作、翻訳、日記、書簡を網羅する新たな全集の登場です。

いまでは必ずしもよく知られた人物ではありませんが、西周は幕末から明治にかけての日本において、西洋文化の移入とローカライズ、文化や体制の更新で指導的な役割を果たした人でした。

いまも私たちが使っている言葉のうち、特に学術方面で使われる語彙には、西が造語したものが多数含まれており、現代日本語の建設者の一人でもあります。

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国立国会図書館 > 近代日本人の肖像 > 西周
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【広告】本日の朝日新聞1面下にサンヤツ広告を掲出しております。

・『新編 西周全集』第3巻〈言語・教育編〉 x.gd/lKz9w
・『神像彫刻重要資料集成』第2巻〈関西編1〉 x.gd/hkrjF
・『危険な言語 エスペラント弾圧と迫害の歴史』 x.gd/JKt5c

どうぞよろしく。
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【新刊】『新編 西周全集』〈第3巻/言語・教育編〉 x.gd/1e6Vd 近代日本の黎明期に様々な領域で活躍し、後世に大きな影響を与えた思想家・西周。旧全集に未収録の新資料などを大幅に加えた決定版新全集、刊行開始です。「知の巨人」多すぎ問題に鉄槌を振り下ろす真の巨人の最終回答、ここに降臨。
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●絶賛販売中!
『ゲットーの娘たち』(国書刊行会)
『クラクフ・ゲットーの薬局』(大月書店)

ナチスドイツに敗れたポーランド。
ゲットーに押し込められたユダヤ人達に何があったのか?
田野先生の『愛と欲望のナチズム』の補章もセットで読むと理解が進みます
✳︎どこかの自治体さんへ
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【御恵投御礼】
58 10月の本(12か月の本 10)西崎憲編 国書刊行会 2025
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59 11月の本(12か月の本 11)西崎憲編 国書刊行会 2025
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60 12月の本(12か月の本 12)西崎憲編 国書刊行会 2025
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
*版元様からの御恵投に御礼申し上げます。ひと月一冊の文学アンソロジーという、常人には考えつかず考えても形にできないアンソロジーも、はや9巻。西崎さんの偉業に脱帽です!
10月の本|国書刊行会
10月の本 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈10月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。
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〈スタニスワフ・レム・コレクション〉第Ⅱ期(国書刊行会)
現在6冊出ております。
『電脳の歌』(『宇宙創世記ロボットの旅』の新訳・増補版)
『捜査・浴槽で発見された手記』(いずれも新訳)
『火星からの来訪者 知られざるレム初期作品集』(初訳)
『マゼラン雲』(初訳)
『地球の平和』(〈泰平ヨン〉シリーズ最終話)
『インヴィンシブル』(『砂漠の惑星』の新訳)
第Ⅰ期と合わせて、どうぞよろしくお願いいたします。
www.kokusho.co.jp/np/result.ht...
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毎月楽しみに読んでいる、国書刊行会の12か月の本。
季秋の10・11・12月の本を購入。
今回の3冊は、シックで落ち着いた配色が素敵。
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大変申し訳ありません。『1月の本』『2月の本』『3月の本』は本年12月刊行予定でした。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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【新刊】シリーズ《12か月の本》『12月の本』(西崎憲編/佐藤春夫・岸田國士・日影丈吉・武田麟太郎・国木田独歩・石垣りん・マルセル・シュオッブ他著) x.gd/KQ2go 週末にはお手元へ。今月は12月までの3か月分を刊行しました。来年初頭刊行予定の『1月の本』『2月の本』『3月の本』へと続きます。
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2025年は少し特異な年だ。ウィリアムズの長編が二冊刊行されたのだ。国書刊行会より、見世物小屋から一頭のライオンが逃げ出したことにより平和な田舎町に異形の天使達が降臨する『ライオンの場所』。扶桑社よりウィリアムズの記念すべきデビュー作であり、T・S・エリオットが絶賛したオカルトスリラー『天界の戦い』が刊行された。
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国書刊行会、12ヶ月の本のシリーズは秋を迎えました。いずれも粒揃いのアンソロジー。そして美しい装丁。しあわせです。
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6月の本/国書刊行会
タイトル通り、6月を舞台に書かれた古今東西の短編小説や詩を集めたアンソロジー。26編収録。
6月特有の蒸し暑さやしとしとと降りしきる雨情、瑞々しく輝かんばかりの景色の中に描き出され紡がれる物語はどれも絶品。
パニック障害を患っているらしい男を描いた谷崎潤一郎の「恐怖」、詩情たっぷりに描写されるヴワディスワフ・レイモントの「ポーランドの春」、ホラーテイストの遠藤周作の「恐怖の窓」、ヒトコワ系の山川方夫の「歪んだ窓」、意地悪しあっていた老婆達が和解するシャルル=ルイ・フィリップの「お隣同士」など魅力的な作品ばかり。
12ヶ月全部集めたくなる本。