怪奇幻想作家目録
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怪奇幻想作家目録
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怪奇、幻想、ホラー作家の誕生日を投稿します。
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"70年代のオカルトブーム、80年代のホラー映画ブームと共鳴しつつ広がった日本のホラー小説。戦後の江戸川乱歩の影響から現在のモキュメンタリー人気に至るまでその歴史を語る"

朝宮運河 『日本ホラー小説史 怪談、オカルト、モキュメンタリー』
www.heibonsha.co.jp/book/b668975...
日本ホラー小説史 - 平凡社
日本ホラー小説史詳細をご覧いただけます。
www.heibonsha.co.jp
November 25, 2025 at 1:04 PM
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"日本版EQMMの初代編集長にして幅広いジャンルで傑作をものした不世出の作家・都筑道夫は、稀代の論客でもあった。第一巻にはミステリ専門誌に発表した論考を集成"

都筑道夫 『死体を無事に消すまで 都筑道夫エッセー集成』
www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784...
死体を無事に消すまで 都筑道夫エッセー集成 - 都筑道夫|東京創元社
死体を無事に消すまで 都筑道夫エッセー集成 日本版EQMMの初代編集長にして幅広いジャンルで傑作をものした不世出の作家・都筑道夫は、稀代の論客でもあった。第一巻にはミステリ専門誌に発表した論考を集成。
www.tsogen.co.jp
November 25, 2025 at 1:15 PM
1737年は岡田玉山の誕生年。生月日、没日不明。浮世絵師。名は尚友。近世上方の絵本挿絵の第一人者とされる。躍動感溢れる絵は中国版画や西洋の銅版画からの影響とされる。『絵本太閤記』が有名。しかし取材をした喜多川歌麿の錦絵の禁令のあおりを受け絶版に。
岡田玉山の伝奇絵本読本は国書刊行会の『現代語訳 江戸の伝奇小説』叢書に、美女に化け災いをなす九尾の狐が殺生石と化すまでを描いた『絵本玉藻譚』がある。
November 25, 2025 at 11:03 PM
11月25日は池内紀の誕生日(1940)。ドイツ文学者、エッセイスト。 ドイツ文学の評論、翻訳の仕事が多い。旅行記や人物伝、大衆芸能など。そのなかには幻想文学も含まれる。悪魔についてのエッセイ『悪魔の話』幻獣についてのエッセイ『幻獣の話』(共に講談社学術文庫)など。
池内は兵庫の姫路生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程卒。大学教授、大学講師などの後に1996年に退官。執筆活動にはいる。ドイツ文学の翻訳多数。特にカフカが多く、白水社の『カフカ全集』を手掛けている。国書刊行会の『日本幻想文学集成』の選者も務めた。
November 24, 2025 at 11:05 PM
11月25日はポール・ウイリアム・アンダースンの誕生日(1926)。ペンシルバニア州に生まれ。ミネソタ大学で物理学を専攻。1947年に『アスタウンディング』誌に発表した共作の短編でデビュー。大学卒業後はライターとして働く。1951年、長編第一作『脳波』(早川書房)で一躍注目を集める。
『脳波』で注目を浴びたアンダースンは精力的に活動。SFだけではなく、歴史小説、ファンタジー小説も書いた。『魔界の紋章』『折れた魔剣』『時の歩廊』『大魔王作戦』(以上、早川書房)など多数。
November 24, 2025 at 11:04 PM
11月24日はカルロ・コッローディの誕生日(1826)。音楽、演劇、政治、文化批評など執筆は多義にわたる。代表作に『ピノッキオの冒険』がある。弩級の有名作である。
コッローディはイタリアのフィレンツェ出身。スコローピ修道会の学校を卒業。出版社に勤める。愛国心に溢れ、第一次イタリア独立戦争には義勇兵に。戦後に作家として活躍。愛国心はイタリアの未来と子供達の教育に向けられる。『子供新聞』に『ピノッキオの冒険』の原型を連載。1883年に完結する。
November 23, 2025 at 11:07 PM
11月24日はエリック・ラッカー・エディスンの誕生日(1882)。英国の小説家。水星を舞台に修羅国を治めるジャス王とその弟たちが、ゴライス大王率いる魔女国と対決する英雄ファンタジーの金字塔であり、古典でもある『ウロボロス』(創元推理文庫)がある。
エディスンはリーズ市アデル生まれ。オックスフォード大学卒。商務省に勤務。1937年に執筆に専念する為に退官。本邦では『ウロボロス』は月刊ペン社の妖精文庫叢書の一つとして『邪龍ウロボロス』のタイトルで上巻が刊行された。しかしそのままお流れとなり、後に完訳が創元推理文庫から刊行。
November 23, 2025 at 11:07 PM
11月24日はロレンス・スターンの誕生日(1713)。英国の小説家、牧師。スターンには18世紀にして、小説の制約を破壊した『紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見(『トリストラム・シャンディ』表記あり)』がある。小説が開始してもなかなか主人公が登場しなかったり、脱線があったり、登場人物が死ぬと次のページは真っ黒に塗られているなど、既存の制約を破壊し、現代では当たり前となる小説表現方法の古典となった未完長編小説。
November 23, 2025 at 11:05 PM
11月23日は高橋鐵の誕生日(1907)。カルピスの宣伝部に勤め、夜は心理学を研究。共産党擁護の為に特高に逮捕され、カルピスを退社。生活に困り1937〜1940年の3年間だけ、《幻奇小説》と称した作品を書いた。これらを日下三蔵がまとめた、秘境、怪奇小説集の『世界神秘郷』が戒光祥出版からある。
高橋は性科学の先駆者、性文献のコレクターとして有名。セックスの体位の解説書『あるす・あまとりあ』(河出文庫)はベストセラーに。セックスや精神分析の著書で著名だった。
November 22, 2025 at 11:04 PM
11月23日はネルスン・スレイド・ボンドの誕生日(1908)。パルプマガジンで活躍。日本には彼の作品集はない。SFで有名だが本人は「自分をSF作家だと思ったことは一度もなかった。自分は幻想小説作家だと思っていた」。実際、1937年のデビューから1950年代まで幻想小説がメインだった。
ボンドの作品は日本では雑誌やアンソロジーでのみ読める。『街角の書店』(東京創元社)に『街角の書店』が収録。『グラックの卵』(国書刊行会)に『見よ、かの巨鳥を!』が収録。
November 22, 2025 at 11:03 PM
11月22日はジョエル・タウンズリー ・ロジャーズの誕生日(1896)。アメリカの大衆作家。パルプマガジンにミステリ、西部劇、ホラー、SFなど執筆。日本ではカルト作品『赤い右手』(国書刊行会/創元推理文庫)の邦訳がある。ロジャーズの怪奇幻想は中短編集『恐ろしく奇妙な夜』(国書刊行会)がある。国書刊行会から『ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ・コレクション』叢書が刊行中。
November 21, 2025 at 11:06 PM
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"80年代LA。退廃に耽る高校生たちの日常に連続殺人鬼の気配が迫る。『アメリカン・サイコ』の鬼才が、己の全てを注ぎ込んだ大作"

ブレット・イーストン・エリス/ 品川亮 訳 『いくつもの鋭い破片 上下』
comingbook.honzuki.jp?detail=97841...
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『いくつもの鋭い破片 上』
80年代LA。退廃に耽る高校生たちの日常に連続殺人鬼の気配が迫る。『アメリカン・サイコ』の鬼才が、...
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November 21, 2025 at 6:26 PM
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"吸血鬼伝説の本場カルパティア山脈周辺を含むウクライナの吸血鬼アンソロジー作品集。小説を主に記録小説、民俗資料、詩二篇を含む全十五篇"

高野昂 絵 訳 『ウクライナ怪奇幻想奇譚集 吸血鬼 死者は永遠に満たされない (バラーチカ叢書)』
www.amazon.co.jp/dp/B0G2PQN978
ウクライナ怪奇幻想奇譚集 吸血鬼 死者は永遠に満たされない (バラーチカ叢書)
Amazon.co.jp: ウクライナ怪奇幻想奇譚集 吸血鬼 死者は永遠に満たされない (バラーチカ叢書) eBook : ザッハー・マゾッホ, イヴァン・フランコ, ニコライ・ゴーゴリ, ステファン・グラビンスキ, ナジェージダ・テッフィ, レーシャ・ウクライーンカ, ウラジーミル・ダーリ, エレナ・ブラヴァツキー, 高野 昂, 高野 昂: Kindle Store
www.amazon.co.jp
November 19, 2025 at 1:00 PM
『死者たち』
著/クリスティアン・クラフト
訳/髙田梓
河出書房新社

1930年代初頭。ハリウッドに勝利すべく始まった日独合作のホラー映画撮影は、やがてファシズムの恐怖を予見する不気味な熱を帯び始める。ヘルマン・ヘッセ賞受賞、衝撃の歴史改変小説。11月27日予定。
November 21, 2025 at 4:22 AM
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"ヨーロピアン SF エンターテインメント!!"

"地球から初めての宇宙飛行士が金星に降りたった。彼らが目にしたのは、、"

"10年間、沈黙を続けてきた、地球のコロニー“金星“に何が起こったのか? なぜ今になって新たな入植者を要請してきたのか?"

ルイジ・リナルディ/ 高野由美 訳 『ブルー・エスペロ (青い金星)』
www.c-light.co.jp/contents/boo...
『ブルー・エスペロ』
10年間、沈黙を続けてきた、地球のコロニー“金星“に何が起こったのか? なぜ今になって新たな入植者を要請してきたのか? 2021年オディッセア賞受賞作品
www.c-light.co.jp
November 20, 2025 at 6:22 PM
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"竹本スペースオペラ史上最強ヒロインの呼び声も高いノンノンジーがお宝求めて宇宙狭しと大活躍?なシリーズ第4弾!"

竹本泉 『トゥインクルスターのんのんじーTetra』
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『トゥインクルスターのんのんじーTetra』
竹本スペースオペラ史上最強ヒロインの呼び声も高いノンノンジーがお宝求めて宇宙狭しと大活躍?なシリ...
comingbook.honzuki.jp
November 20, 2025 at 6:56 PM
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"ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1968年、鋭利で挑発的な作品群とともに突如SF界に現れた。男性的な文体で技巧を駆使した傑作を立て続けに発表し、「接続された女」「愛はさだめ、さだめは死」がヒューゴー賞、ネビュラ賞を受賞、現代SFのトップを特異な天才作家として活躍する。しかし、その正体は謎に包まれていた"

ジュリー・フィリップス/ 北川依子 訳 『男たちの知らない女 Ⅰ, Ⅱ ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの二つの生涯』
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
男たちの知らない女 Ⅰ|国書刊行会
男たちの知らない女 Ⅰ 『愛はさだめ、さだめは死』『たったひとつの冴えたやりかた』などの名作で知られる伝説のSF作家ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、初の決定版伝記がついに登場。波乱に満ちたドラマチックな生涯を追った傑作ノンフィクション!
www.kokusho.co.jp
November 20, 2025 at 7:00 PM
11月21日はアーサー・キラ=クーチの誕生日(1863)。英国の人気作家、文芸評論家、大学教授。『Q』のペンネームを使用した。評論家としても功績は大きく、たとえば妖精物語黄金期にフランスのイラストレーター、カイ・ニールセンを英国に紹介したのはキラ=クーチである。
キラ=クーチはコーンウォール、ボドミン生まれ。オックスフォード大卒の後、執筆業に。キラ=クーチの怪奇幻想は日本でも定期的にアンソロジーに収録される。同人誌サークル『綺想社』が翻訳同人誌でキラ=クーチの怪奇短編集を頒布していた。
November 20, 2025 at 11:02 PM
11月21日はヴォルテール(本名、フランソワ=マリー・アルエ)の誕生日(1694)。フランスの哲学者、文学者、歴史家。日本では哲学者として受容されてきた。岩波文庫で読んだかたも多いはずだ。それは間違いではない。哲学の古典として莫大な影響力を誇る。
ヴォルテールは文学者でもあった。ボルヘスはヴォルテールの物語を『読者が自発的に喜んで参加したくなるような、純然たる、高級な遊戯』と評した。ヴォルテールの幻想短編が国書刊行会の『新編 バベルの図書館 第4巻』に収録されている。
November 20, 2025 at 11:01 PM
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【新刊】《アフリカ文学の愉楽》第2回配本『夢遊の大地』(ミア・コウト/伊藤秋仁訳) x.gd/k4s4s モザンビーク出身、ポルトガル語圏でもっとも権威あるカモンイス賞をはじめ数々の受賞歴を誇る、現代アフリカ文学最重要作家ミア・コウトの長篇デビュー作にして映画化もされた代表作登場。
November 20, 2025 at 1:06 AM
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[本日発売]
『午後』
フェルディナント・フォン・シーラッハ
酒寄進一 訳
『犯罪』の著者が純粋で奇妙な人間を描いた全26話の短編小説集!
(四六判上製)
www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784...
#東京創元社
November 20, 2025 at 3:10 AM
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[本日発売]
『クリスマスに捧げるドイツ綺譚集』
ホフマン、コンテッサ、フケー
E・T・A・ホフマン 編
遠山明子 訳
ホフマン「クルミ割り人形とネズミの王様」など短編6編を収録。
(創元推理文庫)
t.co/UaJyT2Zq4E
#創元推理文庫
#東京創元社
November 20, 2025 at 3:16 AM
11月20日はセルマ・ラーゲルレーヴの誕生日(1858)。ラーゲルレーヴの幻想文学の邦訳はアニメにもなった『ニルスのふしぎな旅』、『幻の馬車』(角川文庫)、『ダーラナの地主館奇談』(日本図書刊行会)などがある。ラーゲルレーヴはヴェルムランド地方の富豪に生まれる。
当時のスウェーデンは学校制度が整っておらず、家庭教師から学ぶ。女子校の教師の傍ら創作。19世紀後半のスウェーデンは女性解放運動の高まりを受け、女性作家が輩出されていた。ラーゲルレーヴも女性向け雑誌『イドゥン』に入選。作家デビュー。活発な創作活動にはいる。女性初のノーベル文学賞受賞。
November 19, 2025 at 11:03 PM
11月20日は黒岩涙香(本名、黒岩周六)の誕生日(1862)。土佐生まれ。父が村塾の師匠だった為に幼時より和漢算を修める。慶應義塾中退。独学の後、新聞記者に。26歳の時に『今日新聞』に連載した翻案探偵小説『法廷の美人』が好評を博し、西洋探偵小説の翻案を続けることに。
以後、黒岩涙香は翻案の他に創作活動を盛んにおこない時代の寵児となる。黒岩の『幽霊塔』『生命保険』二篇を収録した『明治探偵冒険小説集 黒岩涙香集』(ちくま文庫)が入門に適している。乱歩の『幽霊塔』は黒岩の『幽霊塔』の翻案である。
November 19, 2025 at 11:02 PM
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"帝旺大学人文学部文化人類学科・岩井戸研が赴いたのは、隠匿された地図にない村──〈網花村〉。双頭の大山椒魚──〈さうはん様〉を祀り、女性を捧げる〈花匣の儀〉を行う怪しきその村で発生するのは連続人間消失。理外の論理へと飛翔する、異形の本格ミステリ!"

森晶麿 『消失村の殺戮理論』
comingbook.honzuki.jp?detail=97840...
『消失村の殺戮理論』
帝旺大学人文学部文化人類学科・岩井戸研が赴いたのは、隠匿された地図にない村ーー〈網花村〉。双頭の...
comingbook.honzuki.jp
November 19, 2025 at 10:50 PM