淳水堂
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淳水堂
@junsuido.bsky.social
主に情報収集用です。SNS不慣れなためご無礼ありましたらすみません。
本の感想をブクログに置いています。http://booklog.jp/users/junsuido
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#映画 フランソワ・オゾン監督『秋が来るとき』
田舎で一人暮らしの老婦人ミシェルの元に、娘のヴァレリーと孫のルカがやってくる。だがヴァレリーがミシェルの料理で食中毒を起こし、怒って帰ってしまう
ミシェルは過去に「なにか」あって、ヴァレリーは母に憎しみに近い感情を持っているようだ
 そして、何かがおきた

思わぬ展開😳
ミシェルは一見「田舎暮らしの自然体おばあちゃん」なんだけど女性としての魅力も見える。過去に何があったとしても、それでも生きている今が、この先の未来がある。生きるために嘘や隠し事があるのは悪いことだろうか?それも含めて人生讃歌。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの『秋が来るとき [DVD]』についてのレビュー:何かの映画を見に行った時の予告が気になっていた映画が...
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December 13, 2025 at 11:37 PM
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#海外文学 #エラリー・クイーン 『ギリシャ棺の秘密』その1️⃣
エラリー・クイーンはまだ若く、父クイーン警部や警察、検事たちから実力を認められた頃の事件。
本書の出来事が、エラリーの「最後に関係者を集めて謎解きする」理由付けにもなっている。

ギリシャ系美術商が亡くなった。葬儀の後、遺言状が紛失している。警察と共にやってきたエラリー・クイーンの指摘により、埋められた棺が堀り起こされる。しかしそこにはもう一人の死体が入れられていたではないか!
この死体の主は美術強盗だった。
背景にはどうやらレオナルド・ダ・ヴィンチの紛失した絵画が絡んでいて!?
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのエラリー・クイーン『ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)』についてのレビュー:国名シリーズ4作目ですが、...
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December 10, 2025 at 12:43 AM
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#海外文学 #ジェーン・オースティン 『マンスフィールド・パーク』1️⃣
イギリス貴族や大地主の広大な庭園を「パーク」と呼び、それが屋敷の名前にもなる。
マンスフィールド・パーク所有者バートラム家に引き取られたファニーを中心に、イギリス上流階級、恋愛模様を書く。

いやもう作者が階級社会、社交界の軽薄さや身勝手さをスッパスッパと切りまくる😅
「学術教育はされたが、人格教育はされていない」「(不倫であっても)恋の駆け引きは問題ない(という考え)」「礼儀正しい振る舞いは教え込まれているが、自制心、思いやり、自分を知ることなどは教えられていない」😲
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの中野康司『マンスフィールド・パーク』についてのレビュー:イギリス貴族や大地主のカントリー・ハウ...
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December 10, 2025 at 12:21 AM
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#翻訳文学試食会 #海外文学
アドルフォ・ビオイ=カサーレス『パウリーナの思い出に 』①

ビオイ=カサーレスはいくつか読みましたが、文章が堅いというのかスラスラ読みづらい感じはあります😅
この短編集はSFと言って良いのかな、わたしのように科学分からない、霊感ない読者にも、「なぜこの現象が起こるのか」の説明が(科学的にただし以下はともかく)納得しまうような面白さでした。

『パウリーナの思い出に』
また通じ合うことができたと思った心の恋人の姿は、恋敵の執着の具現化だった。
 まさに「生霊」でもないし「自分の希望」でもないし、よく考えるな😅
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのアドルフォビオイ=カサーレス『パウリーナの思い出に (短篇小説の快楽)』についてのレビュー:ビオイ...
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December 6, 2025 at 6:56 AM
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#映画 『教皇選挙』

ローマ教皇が急死した。
教皇選挙のために世界中から集まった枢機卿たちはシスティーナ礼拝堂に隔離された。神に仕える枢機卿たちの、あまりに人間臭い葛藤や足の引っ張り合いが繰り広げられる。
選挙責任者のローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は、自分も隔離されながら、不正や不道徳の噂を調査しなければいけない。

映像は重厚で伝統と現在の世界情勢がよく出ています。枢機卿も民族により装束が少し違ったり、平等といいながら同じ言語の枢機卿達が固まったり。

不正調査などのサスペンス、急場で出てくる人間の本音、映像美、良い映画でした!
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの『教皇選挙 [Blu-ray]』についてのレビュー:私が「バチカンの教皇を決めるにはコンクラーベという選...
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December 3, 2025 at 2:28 AM
#読書 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』
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光を取り込んで成長する生命体が出現した。生命体が取った惑星は生命活動を停止してしまう。今は太陽、そして地球の危機だ。だが生命体が通ったのに無傷の惑星が見つかった。
そこで人類は、違う銀河系にあるその惑星への調査宇宙船を出す「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を計画する。

語り手の男性が地球生命体滅亡回避のために奮闘する様子と、そこに至るまでの過去が語られてゆくのだが、この主人公、計算能力や情報収集力が大変優れているし、ユーモア精神があって前向き。読んでいて気持ちが良いです。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのアンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』についてのレビュー:ブクログ皆様の評判も...
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December 3, 2025 at 1:28 AM
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#海外文学 

<翻訳文学試食会>ファンミーティングかっぱちゃん紹介の本(ありがとうございます)
『至上の幸福をつかさどる家』1️⃣
アルンダティ・ロイ

両性具有のアンジュムはヒジュラー(第三の性別でトランスジェンダーとも違う)のコミュニティで暮らす。同時多発テロ後のイスラムへの暴行に巻き込まれたアンジュムは、墓場に住み着きゲストハウスを建てた。そこは人々の憩いの場、正規に葬られない人々の最後の場となる。

章は変わって、上流階級のホバートと悪友ナーガ、女性のティローと恋人でカシミール人ムーサーを通して、カシミール独立運動の話になってゆく。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのアルンダティ・ロイ『至上の幸福をつかさどる家 (アジア文芸ライブラリー)』についてのレビュー:英語...
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November 29, 2025 at 8:57 AM
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#映画 『落下の王国』1️⃣ ※ネタバレ気味です
骨折して入院中の5歳のアレクサンドリア(以下アレクちゃん)は、ベットから動けないロイと知り合う。ロイはアレクちゃんに「愛と復讐の抒情詩」を創って聞かせる。

映画は、アレクちゃんやロイたち現実の話と、叙事詩が混じって進む

叙事詩は暴君の総督オウディアスに恨みを持つ6人の無法者の復讐譚だ。
 仮面の山賊
 妻を奪われたインド人
 黒人逃亡奴隷
 学者チャールズ・ダーウィンとその相棒猿ウォレス
 爆発物の達人
 動植物の代言者の霊者
彼らは総督を倒すために、映像美な衣装を着て、映像美な世界を巡る。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの『The Fall 落下の王国 Blu-ray』についてのレビュー:(ブクログで映画を登録する場合、以前は「DVD...
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November 28, 2025 at 11:41 AM
#翻訳文学試食会 #日本怪奇幻想読者クラブ

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『19世紀ロシア奇譚集』1️⃣

『アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー』アレクセイ・トルストイ
語り手が滞在した屋敷の主は風変わりな発明狂だった。語り手は、膨大な金を注ぎ込み珍妙で役に立たない発明自慢を聞いて「変わった人だなあ😅」で済むんだけど、金がどんどんなくなって屋敷の人たちは大変そうだよね、というお話。

作者は「レフ・トルストイ」とは別人です。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの高橋知之『19世紀ロシア奇譚集 (光文社古典新訳文庫)』についてのレビュー:『アルテーミー・セミョー...
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November 28, 2025 at 10:23 AM
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#読書 ドゥーセ『スミルノ博士の日記』
私立探偵レオ・カリングの記述者であるゲオルグが、ネタ元として法医学者スミルノ博士の日記を貸してもらう。それは博士とレオ・カリングが関わった殺人事件の記録だった。

本書は個人書店で出版社のカバーの上に宣伝カバーをつけて「これが面白い!」などの宣伝文句が書かれて目立っていたので手に取った。
どうやら往來堂という書店の「謎文庫」で、「面白いのに知られていない本を独自のカバーで宣伝する」ものらしい
はい、まんまと引っかかりました😁

謎文庫こんなかんじ
ohraido.com/product/nazo...
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの宇野利泰『スミルノ博士の日記 (中公文庫 ト10-1)』についてのレビュー:元弁護士で私立探偵レオ・カ...
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November 24, 2025 at 5:58 AM
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#児童文学 角野栄子『靴屋のタスケさん』

1942年、一年生のわたしは靴屋のタスケさんと仲良くなる。
目の悪いタスケさんは兵隊の試験に落っこちたんだって。今は靴を作るための皮も手に入らない。それでもタスケさんは楽しそうに靴を修理する。
わたしはお父さんにうんとうんとお願いして赤い靴を注文してもらった。タスケさんはわたしのために皮を手に入れてくれた。そしてわたしたちは新しい靴で踊ったの。
 タスケさんはお店を閉めて戦争に行った。
 わたしの町は空襲で焼けた。
何年もたち、わたしはタスケさんのお店が合ったところを通りかかり…。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの角野栄子『靴屋のタスケさん』についてのレビュー:教育出版 国語四年生で紹介されている本。短いし...
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November 24, 2025 at 2:23 AM
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#読書 エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密』

老婦人が手術直前に殺される。殺人現場は手術室の裏の控室か麻酔室。付き添い看護師は「執刀医の先生が入ってきた」と証言する。だが医師は「自分は入っていない!偽物だ!」と主張する。
果たして、医師の体格に調整された白衣と靴が見つかる。

エラリーは、犯罪学を学び死体や暴力は日常だが「虐げられた肉体を見ることが苦痛」だそうだ。
そして今回はクイーン家の召使少年にして警察のマスコットのジューナくんが可愛いです。エラリーを元気づけ、終盤の謎解き現場にも参加させてもらう。
クイーン一家今日も平和だ。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのエラリー・クイーン『オランダ靴の秘密 (角川文庫)』についてのレビュー:エラリーは、友人のミンチェ...
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November 24, 2025 at 1:58 AM
#読書
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オリヴァー・サックス『火星の人類学者』1️⃣

利き腕を怪我した場合、反対の手や足でできることが増えることがある。脳の内部でプログラムや回路が変化して、異なる行動様式を習得したのだ。
このように欠陥や障害により潜在的な力を発揮して躰が再構築されることがある。
このように、人間の脳や身体の病から別の機能が発達する症例に接して、脳の機能だとかそこから構築される人間の個性とかを感じるドキュメンタリー。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのオリバー・サックス『火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)』についてのレビ...
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November 24, 2025 at 1:20 AM
#翻訳文学試食会
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『現代カンボジア短編集2』1️⃣
ポル・ポト政権時代から、その後の時代に書かれた短編小説や体験記。時代により【ポル・ポト時代】【社会主義政権下の社会】など章が分けられてそれぞれいくつかの作品が入っている。
あとがきの解説が、収録作品のこと、作者のこと、時代背景、小説に出てくる事件の解説など、大変細かくて素晴らしい!!

【ポル・ポト時代】
試食会テーマの『魔物の島(ヴァンディ・カオン)』と、
ポル・ポトの時代には信仰も伝統も習慣も禁止されたが、庶民が土着の迷信を持ち続けていた逸話『怪物スマル (バン・ソバタナ)』がある。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの『現代カンボジア短編集2 大同生命国際文化基金』についてのレビュー:ポットキャスト 翻訳文学試食...
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November 15, 2025 at 8:53 AM
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#読み聞かせ 低学年 5分弱
『ペレのあたらしいふく』エルサ・ベスコフ

一着の服を作るのに、どれだけの人たちが、どんな作業をしているのかな?
絵も話も優しくて落ち着く良い絵本です。

自分の服が小さくなったペレが、自分で世話をしている羊の毛を刈ります。
その羊の毛を持ってペレは大人たちのところへ洋服作りのための作業をお願いして回ります。
大人たちは、ペレにお手伝いをして貰う代わりに頼みを引き受けてくれます。
ペレは言われたお手伝いを全部やって、ついに新しい洋服ができました!
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのエルサ・ベスコフ『ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)』についてのレビュー:読み聞かせ ...
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November 14, 2025 at 12:30 PM
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#児童文学
『なかないで、毒きのこちゃん』デイジー・ムラースコヴァー

チェコの作家による連作短編形式の児童文学。
森に住む猟師の一家がいます。猟師は緑の装束に緑の血を持ち、動物や植物の言葉を理解して、怒りにより天候をも変える、生まれながらの森のあるじです。
そして一人娘のカテジナも「緑色の血」を持った森の娘でした。

 踊るきのこたち
 図鑑を拾って「この蝶(文字)はどうして飛び立たないんだ?と不思議がる熊
 今日もみんなに水を与えたんだから今はチャピチャピ音を立てたい小さな滝
 鳥の歌を楽しむ静寂
 
挿絵の色彩もよいです。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのデイジー・ムラースコヴァー『なかないで、毒きのこちゃん 森のむすめカテジナのはなし』についてのレ...
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November 14, 2025 at 12:14 PM
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#翻訳文学試食会
『誰でもない 』ファン・ジョンウン 1️⃣

短編集の題名「誰でもない」という短編は収録されていません。冒頭に「『誰でもない』を『なんでもない』と読み違える」と書かれています。「誰でもないから、みんなのことでもある」って意味合いでしょうか。

『上京』
語り手の女性が、恋人とその母といっしょに田舎の畑に行った。値上がりする都会の生活費、安いが人がいない田舎。経済の悪循環。ソウル暮らしに疲れ田舎に移住しようかとも考えるけれど、根を下ろすほどの決意もない。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのファン・ジョンウン『誰でもない (河出文庫)』についてのレビュー:短編集の題名「誰でもない」という...
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November 14, 2025 at 10:43 AM
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#映画鑑賞 『アスファルトシティ』
NY救急救命隊員の葛藤を新人クロス(タイ・シェリダン)とベテランのラット(ショーン・ペン)を通して描かれる。

乱射、過剰摂取者、腐乱死体。命を助けようとする救命隊員だが誰からも尊敬されない。命の選別に迫られることもある。医療の不備を問われ事情聴取もされる。
こんな生活でラットは正気を保っているのか?そしてクロスの心も蝕まれてゆく。

映画の終わりに「緊急救命隊員の自殺者数は殉職者数を超えている。緊急現場で戦う英雄にこの映画を捧げる」と綴られている。
心を削り命と向き合う人々の姿。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの『Asphalt City』についてのレビュー:NY緊急救命隊員の映画。「命を救いたいという熱い思いを持つヒ...
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November 5, 2025 at 10:41 AM
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前野ウルド浩太郎『バッタを倒すぜアフリカで』

本書は、前作では研究中で書けなかった「サバクトビバッタの交尾と繁殖」について書く研究発表新書、だが、面白おかしく脱線している🦗

サバクトビバッタの繁殖行動が分かれば大発生を防ぐ研究にも繋がるぞ!ということで、屋外研究・屋内研究の違い、餌集めや実験器具作り、など、自分の工夫が具体的に書かれている。
そんなに手間暇掛けても研究結果は論文一行にしかならない。でもこの一行の積み重ねで研究・開発は進歩していくのですね。

将来を考える人たちに向けてのアドバイス、コミュニケーションの大切さも語られます。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの前野ウルド浩太郎『バッタを倒すぜ アフリカで (光文社新書)』についてのレビュー:前作「バッタを倒...
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November 5, 2025 at 12:26 AM
新しいタグはこの使い方でいいですか?
#翻訳文学試食会 
#関連本試食会 『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』
144回『屋根裏の仏さま』、141回『十七の音節』日系移民の生活、排斥運動、収容所。

日本人移民差別は1900年代カルフォルニア州で始まり、1942年に強制収容が始まった。
当時のアメリカでの反日本キャンペーンの様相、新聞記事や公聴会(著者も参加)の内容などから検証してゆく。

収容所がどんな建物か、収容者の生活、収容所を出た後のこと、日本人が収容されて起きたアメリカ人の変化。

冷静な論調で分かりやすかったです。
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淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの渡辺惣樹『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』についてのレビュー:「移民をめぐる文学」より...
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November 4, 2025 at 11:30 PM
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#鬼平犯科帳 21巻

隠居した元盗賊夫婦に降り掛かった危機。だが二人は恩人を裏切らない『泣き男』

捕らえられた盗賊は、かつて鬼平が叱りつけた悪ガキだった。
誰も信用できず世を拗ねた者に、誰かが目をかけてやれば盗賊になどならないのかもしれない『瓶割り小僧』

お馴染の同心である木村忠吾が困った振る舞いしちゃう話『麻布一本松』

隠居した盗賊の親分の命を懸けた覚悟『討ち入り市兵衛』

一人の同心が使っていた密偵に騙されて抜き差しならない状態に…『春の淡雪』

昔気質の盗賊と、店で軽んじられている婿養子の旦那が意気投合して…『男の隠れ家』
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの池波正太郎『鬼平犯科帳 決定版(二十一) (文春文庫)』についてのレビュー:『泣き男』前巻で、やらか...
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October 31, 2025 at 11:10 AM
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#読み聞かせ 3分程度
#お笑いえほん 『うまにんげん』 

お笑い芸人が原作を担当した絵本シリーズ。こちらの作者は板尾創路。
すっごいシュールで勢いがあって大笑いです。

男の子のケンタと子馬のウルスが街角でぶつかった!そしたら上半身は人間で下半身はウマの「うまにんげん」と、上半身はウマで下半身は人間の「うまにんげん」になっちゃった!
ケンタとウルスはすっかり仲良しになって一緒に遊ぶ。でもやっぱり元の姿に戻りたいなあ…。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの板尾創路『うまにんげん (お笑いえほん)』についてのレビュー:お笑い芸人が原作を担当した絵本シリー...
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October 31, 2025 at 10:35 AM
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「ティンガティンガ・アートでたのしむアフリカのむかしばなし」全3巻
ティンガティンガアート:タンザニアのエドワード・サイディ・ティンガティンガさんが始めた、6色のペンキを使って自然や動物や人々の生活などを描くアート。

この巻は「ゆかいなはなし」

まだ動物が真っ白だった頃、ウサギが染物屋を初める『ウサギのそめものや (タンザニアのボリサ村)』

旱魃のときに必死で雨乞いをした小鳥『小さい青い鳥シェルレ(タンザニアのナカパニャ村)』

お腹を空かせたひげが心臓を食べようとして…『しんぞうとひげ(ザンジバルのウングジャ島)』
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのしまおかゆみこ『ティンガティンガ・アートでたのしむアフリカのむかしばなし ゆかいなはなし しんぞ...
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October 31, 2025 at 10:15 AM
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#読み聞かせ 低学年3分程度
『アンパンマンとムシバラス』やなせたかし

アンパンマンと、昔ある製薬会社のキャラクターだった「ムシバラス」のコラボのような歯磨き絵本。

アンパンマンは歯が痛いカバくんに会います。そこへハミガキマンがやってきてきれいに歯磨きをしてあげます。
すると見上げるほど大きなバイキンマンが現れた!でもバイキンマンはいきなり倒れてしまいました。
バイキンマンの口の中から出てきたのはムシバラス。「奥歯をみんな虫歯にしてやったぜ」と威張ります(痛そう😵‍💫)
アンパンマンとハミガキマンは、正義のハブラシでムシバラスと戦います!
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのやなせたかし『アンパンマンとムシバラス (フレーベル館の秀作絵本 18)』についてのレビュー:読み聞...
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October 26, 2025 at 11:55 AM
booklog.jp/users/junsui...
重松清『おじいちゃんの大切な一日』
小学生向け「働く」本を探して。これは良書!
絵本サイズだが、内容は普通の小説短編くらいの字のサイズと分量で小学校の中・高学年以上

新しいゲーム機を買ってもらうために「ゲーム機が壊れた」と嘘をついたエリカは、両親に言われておじいちゃんが働く工場に行くことになった。そこでは機械を作るための機械の「工作機械」を作っているという
エリカは、工場で働いている人たちが命がないはずの機械に愛情を持って接している姿を見る
人間の手による技術、その技術を受け継ぐ人たち。エリカは働く人も、モノたちも身近に感じるのでした。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんの重松清『おじいちゃんの大切な一日』についてのレビュー:小学生向け「働く」本を探して。これは良書...
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October 26, 2025 at 11:29 AM