長瀬海
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ライター・書評家。「週刊金曜日」書評委員。 「週刊読書人」文芸時評担当(2019年)。共著に『世界のなかの〈ポスト3.11〉』(新曜社)『韓国文学ガイドブック』(Pヴァイン)など。
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Xのサブスクが勝手に高額で契約更新されてるひとたち、じぶんが乗ってるのは白馬の馬車だと思ってたのに、時間が経ったらネズミのひくカボチャに変わってて慌てふためいてる感がある。
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大学生が顧客化している。何かあればすぐに教務課にクレームを言い、「被害者」として声をあげる事例が多発していると、何人かの同僚から聞く。「ほかの人がいる前で注意をされたことで傷ついた」とか、外国に半分ルーツを持つ学生の親から「レポート内で漢字の間違いを指摘されたことでうちの子が傷ついています」とかいう苦情があがり、同僚たちが反省文を書かされている。お客様意識が高まるなかで教育は昔のような密度ではできなくなっている。
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サッカー日本代表技術委員長の児童ポルノ画像所持問題だけど、フランスには国民みんなで子どもを守ろうとしている意識があるのがよくわかるよね。通報したCAさんも、判決が出るまでのスピード感も、大人や要人に対するなんの忖度もない。一般意志が法を作ることの意味を感じさせる。影山雅永は大いに反省してほしい。
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君と世界の戦いでは、おれはひとりで生きるよ、という気分。
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初手から時代と逆行した価値観が溢れ出てて不安すぎる。
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高市氏「ワークライフバランス捨てて働く」 新総裁のあいさつで
www.asahi.com/articles/AST...

自民党の新総裁に選出された高市早苗氏は、「全員に働いていただく。馬車馬のように働いていただく」と呼びかけ。その上で「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる。働いて、働いて、働いて、働いて、働いていく」と述べました。
高市氏「ワークライフバランス捨てて働く」 新総裁のあいさつで:朝日新聞
自民党の新総裁に選出された高市早苗前経済安全保障相(64)は、選出後のあいさつで「今、うれしいというよりも、もう本当にこれからが大変なことだ。みなさまと一緒に、力を合わせてやらなきゃいけないことが山…
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若輩者の立場で偉そうなこと言いたくないんだけど、最近、本やネットの対談を読んでると音源をただ起こして少し文章を整えただけのものが増えてるのが気になる。動画で対談を簡単に楽しめる時代にあって「文章」として差し出すことの意味を考えてほしいなぁ。そこではアクロバットなことも起きるし、リアルの場では発生しなかった言葉も(話者との協働のなかで)生まれる。そこを意識しないと活字メディアの意味がなくなるんじゃないかと思ってしまう。
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『戦争と漫画』とてもいいアンソロジーだった。与えられたのは短い紙幅だったけど、思い切って三冊を総合するかたちで書評した。
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ある話し合いのサークルで鶴見俊輔が、ソローのcivilを「礼節ある」とし、「礼節ある不服従」と訳していたのを聞いたことがあります。
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山口晃『歩く人ソロー』(虹霓社)を拝受。悠々と「境界」をまたぐ自由を謳歌したかと思うと、母校ハーバードの図書館を利用させてくれるよう総長に直談判し――総長が折れて、司書に貸し出しを許可した――「異教」の法典を全身で読む。兄の死に際しては、死ぬべきは自分だったと罪の意識と対峙する。

独善的な蛮行として誤解されがちな「市民的不服従」に関しても、「憎しみではなく、礼節、共同の空間」を尊重したソローには、明らかに超絶主義者とプラグマティストを架橋する言動が息づいています――ソローを収監した収税吏さえ「彼は最も気品ある囚人だった」と誇らしげに語っていたといいます。
山口晃『歩く人ソロー』(虹霓社)の書影📚
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問い合わせたところ、著者がいろいろごねて、結果的に本を箔押しで作ることになったため、予算をそっちに回さざるを得なくなった、と。長瀬への支払いは2割減で行うと言われました。二度とビジネス系の本には関わりません。
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きんびの「記録をひらく 記憶をつむぐ」は圧巻だったんだけど、印象的だったのは多くの戦争画において西洋の宗教画が下敷きにされていたこと。戦争の風景に聖性を付帯させることで、そこに不在の神的なものが幻出する。もちろんそれは天皇とは無縁ではないはず。
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今日は仕事終わってから絵画をみてまわる日だった。二子玉川のSprout Books and Artでは堀江栞さんの個展とPOTTERY STUDIO Kさんの展示を。そこから話題の近美「記録をひらく 記憶をつむぐ」へ。物語と絵の関係を考えざるをえない、そんな接続。
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聞き手・構成を担当していたものの、著者(ぼくではない)の事情でストップしていたビジネス書が、なんの連絡もなくいつのまにか刊行される運びとなっているのをネットで知った。仕事上いろんなジャンルの編集者と付き合うことが多いけど、文芸の世界は問題多しと言えどもまだマシだと思う。ライターの存在価値を軽く見ている編集者はビジネスやサブカル系に多い気がする。せめてギャラだけでも取り立てないと。
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『列島哲学史』(みすず書房)、いよいよ刊行の運びとなりました。
2500年の歩みの意味を探る試み。
どうぞよろしくお願いいたします。
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『講座・現代倫理』(全12巻、筑摩書房、 1958-1959)

「週刊読書人」1958年のある号で書評を見かけて手にした本です。

当該書評で、第4巻「対等の倫理」に収められた「共同討議 民主主義のルールについて」(登壇:桑原武夫、安倍能成、加藤周一、鶴見俊輔、長與善郎)での安倍能成と鶴見俊輔のやりとりの様子に触れており、通して読みたいものだと思ったのでした。

国立国会図書館デジタルコレクションで読めるのですが、画面で読むまだるっこしさに耐えられず、日本の古本屋で現物を注文するといういつもの流れでございました。

dl.ndl.go.jp/pid/2969526
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20年ぶりの中学同窓会だったんだけど、当時の担任たちも参加して交わす思い出ばなしは、校舎裏で喫煙してる生徒たちを体育教師がボコボコにしたことだったり、茶髪に染めてきた友人をうちの担任が車で美容室へ強制連行して丸坊主にさせたことだったり。今じゃ完全にアウトなものばかり。じぶんのいた時代の風景ってこんな感じだったんだなぁと気付かされる一日だった。
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新しい原稿をアップしました。1995年に書いた、養老天命反転地をめぐる三面記事を追っかけたら世界の荒川修作から「プアー」を連発されたという内容です。
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prtimes.jp/main/html/rd...
書評家の「豊崎由美」氏がプロ向け執筆プラットフォーム「theLetter」で配信を開始
株式会社OutNowのプレスリリース(2025年9月2日 11時10分)書評家の「豊崎由美」氏がプロ向け執筆プラットフォーム「theLetter」で配信を開始
prtimes.jp
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ブルースカイを「左翼の溜まり場」と揶揄する投稿をあっちで見たけど、違うんだよ。ネトウヨさんたちがあっちにしがみついて離れないだけで、そんな空間にうんざりした人たちが逃げてきただけなんだよ。
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協力した来月刊行の雑誌、できあがった誌面のデザインがとても美しい。写真たくさん使えるし、やっぱり雑誌はいいなあ。
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右翼陣営、最大のインフルエンサーがスピーチ中に射殺された。アメリカにとってこのできごとは最悪のシナリオ。射殺したのが左翼だったとしたら、アメリカの分断はより一層深まるばかりでしょう。安倍晋三のときと同じで、死すら物語として使われ、アイコンとしていつまでも残り続けることになってしまう。最悪。

www.reuters.com/world/us/con...
Conservative influencer Charlie Kirk shot dead in 'political assassination'
Kirk, an activist and the founder of conservative student group Turning Point USA, played a key role in driving youth support for Trump in November.
www.reuters.com
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長瀬海「僕と『先生』」の第10回(『群像』10月号)を読む。戦中でも戦後でもない、ポスト戦後世代にとっての現在、過去、未来の像は何をよりどころに、どう描きうるのか、という問題の根をつかみだそうとするしぐさ。筆者によって選ばれた文体の荒々しさと初々しさに、やはりポスト戦後世代の読者である自分が、批評を受けている感じを持つ。
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成績が発表され、F(落単)を付けた学生からクレーム。レポートを出したはずなのになぜFなのか、と。見ると確かに成績登録前日の深夜に件名なし、本文なし、名前なし、ファイル添付のみのメールが来ている。なぜクレームのときにはしっかりと言葉を連ねるくせに、単位がかかった大事なメールには何も書かないのだろうか……。
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ライターの原稿料が話題だけど研究の世界に片足を突っ込んでるわたしからすると、アカデミズムもなかなか酷い。若手に忍び寄っては、業績がほしいでしょ? ここに書けば業績になるよ、報酬はほとんどないけど。みたいなことが平気である。報酬をもらったとしても夕飯代で消えていく程度ものだったりする。大学に正規雇用されていない非常勤講師や在野研究者には正当な報酬を与えてほしい。
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メールボックスの未読メールを2000件削除したから今日は許してくれ……。