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人生における偶然を信じるなら、
偶然なるものはほんとうに存在する。
In rehabilitation
「『B面の越境史』とは、『日韓』という言葉の下にある、無数の個々の『人間』が生きた確かな証しにこそ目を向ける試みでもあるのだ。
そうした血の通った過去が語りかけてくる声に耳を傾けるとき、困難な現実と憎しみを乗り越え、ナショナルな政治や対立の在り様に翻弄されない未来の共生への糸口を見出す、一筋の知恵が現われてくるのではないだろうか。」

その「地域=ローカル」というのは「国家=ナショナルなもの」が引いた境界線とは関係なく、「無数の個々の『人間』が生きた確かな証」「個人=パーソナル」が重なり合い繋がることで時間をかけて形成されてきた「場所」だということもやはり強く意識しておきたい。
December 10, 2025 at 10:47 AM
「『NORD』…… この音楽はタイトルにふさわしく、まさにデュオ・インプロビゼーションの極北を示していると言えるだろう。」
December 10, 2025 at 9:29 AM
ロゴなしのクリアボディ、いいですね。
December 10, 2025 at 9:17 AM
December 9, 2025 at 1:56 PM
わたしが元になった小説を読んで思ったり考えたりしたこととはちょっと違いますね。
December 9, 2025 at 1:26 PM
バーベキュー味とかが最近Too muchに感じてきたので、こういうのがちょうど良い。品名は体に良さそう。
December 9, 2025 at 11:42 AM
積極的に影響受けにいってます。

禍田日明の恐怖の神髄、見せたろか!(後半、黒歴史公開) twitcasting.tv/carnakki/mov...
December 9, 2025 at 9:10 AM
横溝正史の文体というか語り口は意外とキャッチーだし、キャラクタたちにも思いの外ポップだと思える部分がある。そして何しろ金田一耕助はなかなかにチャーミングである。そう考えると、この表紙もなかなか良いのではないか、と思えてきた。
December 9, 2025 at 9:00 AM
あめも入ってる。
December 9, 2025 at 8:55 AM
昨日忘れた分今日はポッケに二冊入ってる。
December 9, 2025 at 8:54 AM
「いまも私は、散歩にだけは毎日のように出掛けるが、犬のいない散歩は間の抜けたものだ。最初のうちは裸で歩いているような心持になった。現在はそれにも慣れて、一人で歩くのもいいものだと思ったりもする。ただ、どうかすると私は無意識のうちに立ちどまり、後ろを振りかえる。勿論、そこには何もいない。しかし私は、ことさら口の中で呼びかけてみる。(おーい、何処へ行った、早くこいよ……)」

わたしも散歩の途中に立ち止まり、口の中で彼の名前を呼びかけながら、気を取られていた道端の草から顔をあげて、少し太めの身体を揺らしながら短い足で懸命に追いかけてくる「アルフレッド」のことを、愛おしさと敬意を持って思い出したい。
December 8, 2025 at 11:57 AM
今日本持ってくるの忘れちゃったんですよね、と多少無理して寄ったブックオフで欲しかった本がみつかる。そういう偶然を愛おしく思うし、「人生における偶然を信じるなら、偶然なるものはほんとうに存在する。」と信じている。
December 8, 2025 at 11:18 AM
目分量で作った麺つゆに冷凍のうどんを入れ、これもまた冷凍のかき揚げを乗せる。昨日読んだ小説に出てきた「柔らかくて優しい」「たとえばケアとかホスピタリティ」のような、「ふにゃふにゃと柔らかく滑らかな肌理を持つ」うどんが食べたいなあ、と思いながらそんな雑なうどんを深夜に食べた。人生。
December 7, 2025 at 10:24 PM
市川崑版の『獄門島』は犯人違うんだけどね。
December 7, 2025 at 2:11 PM
↑の「コンタに学ぶ」が収録されていた『歴史への感情旅行』と一緒に買った『夕陽の河岸』にも「犬」というズバリなタイトルの一編があった。こちらもとても良かった。
病により犬と暮らすことを諦めた日々で思い出す、戦時中、徴兵を数ヶ月後に控えた日の深夜、渋谷で唐突に出会う真っ黒なシェパード。彼と連れ立って歩いた数十分。改めて湧き上がる犬への思い。ああ。
わたしも幼い頃に一緒に暮らしていた茶色いダックスフントのことを思い出す。ある日の彼と散歩した数十分のことは何故かよく覚えている。今日この本を買うために歩いた道のりも犬と、出来ることなら彼と一緒だったら、と想像している。少し泣いてしまうかもしれない。
December 7, 2025 at 11:04 AM
文章からも滲み出る安岡章太郎の犬に対する敬意にはわたしも敬意を表したい。
December 7, 2025 at 8:39 AM
December 7, 2025 at 8:30 AM
ITOYA ExclusiveのBOXY。やっぱりデザインかっこいいから、インクも別注してJETSTREAMのインク入ってるのとかあればいいのにな。芯の形状の問題とかで無理なのかな。
December 7, 2025 at 7:50 AM
古本屋の店頭の均一棚から抜いた気になった本を開いたら、落ち葉が挟まっていた。なんだかロマンティックだな、と勿論そのまま買った。
December 7, 2025 at 7:10 AM
「金田一耕助シリーズは『日本を戦争へ導いた古い価値観』の否定である!という考え方」と「本作は若者たちの復讐劇でもある!」というのを踏まえて獄門島(結局買った)を読み始めてみると、一章冒頭のこの金田一の説明からかなりグッとくるものがあるな。

「金田一耕助が岡山県の農村の、旧本陣一家で起こったあの不思議な殺人事件のなぞを解いたのは、昭和十二年のことであり、当時かれは二十五、六歳の青年だった。その後かれはなにをしていたか。——なにもしなかったのである。日本のほかの青年と同じように、かれもまたこんどの戦争にかりたてられ、人生でいちばん大事な期間を空白で過ごしてきたのである。」
December 6, 2025 at 12:14 PM
読んでいる間はイアホンからEVISBEATSとNagipanのアルバム『萃点』をリピートで流していて。このアルバムも耳に「柔らかくて優し」くて、とてもしっくりきていたのだった。帰り道でそういえば、とこのアルバムのタイトルの由来「南方熊楠が遺した造語『萃点(すいてん)』に由来し、『さまざまな物や事柄が集まり、影響し合う場所』を意味する」を思い出して、ああ、これは、家族や友人、未だ知らない人に死んでいない者たちがバラバラに集まり温泉につかる、かれらの記憶や思索、今までに書かれたエピソードが影響しあい重なり溶け合っていくような小説の内容とも重なり合っていたのだな、と納得してまた嬉しくなってきた。
December 6, 2025 at 10:32 AM
思い立って徒歩で向かった図書館で読んだ今月の『新潮』に掲載された滝口悠生さんの短編が今回も素晴らしかった、というよりも嬉しかったと言ってみたい、読み終わった後にため息の代わりに微笑みが浮かんでいるような、微笑みの端にはいつも少しの哀しみがあるように、少し泣きたいような気もしてくる、そんな風に感動した、作中に出てくるうどんみたいに「柔らかくて優しい」「たとえばケアとかホスピタリティ」のような読後感、と本文を引いてよくわからいままに言ってしまいたい文章、小説だった。帰り道の足取りはとても軽くて、今日も一日OKになったな、ともう一度微笑んでみた。
December 6, 2025 at 10:30 AM
街からのメッセージとして受け取りたい📚
December 5, 2025 at 11:33 PM
『獄門島』古本で意外とないから新品で買おうかな、と思ったら今カバーこれなのか。完全にnot for meだけど、こういうカバーで買う人がいるから絶版にならなかったり、実際売れることで他の良い本も出版出来るようになったりするのかも、と考えてわたしも黙って買うべきだろう。
December 5, 2025 at 12:50 PM
立たされた「境界線上」から発することで説得力と圧倒的な正しさをもつ言葉というのがある。
December 5, 2025 at 11:59 AM