Is Koz
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Is Koz
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惰性
プライドが高い割にそこまで強くないデクが、冒険や仲間との交流を通じて成長していくストーリーは少年マンガやゲームみたいな直球っぷり。
でも相棒となるティアとの交流は面白いし、未知の惑星を探索する様は純粋にワクワクした。そしてデクの成長っぷりが存分に味わえる最後のバトルはストレートに燃える。
また劇中に人間が一人も出てこないので、登場キャラがバラバラにされても酷い目に合ってもそこまで「うぅ」とはならない。

反面今までのプレデターシリーズが好きな人にとっては、恐怖や刺激が減った分物足りなさを感じるかも。そもそもホラーですらなくなったし。
November 8, 2025 at 5:03 AM
もちろん殺人ピタゴラスイッチ描写のエグさは相変わらずで、手の込んだ殺しっぷりは惚れ惚れする。
でもそれだけではなく殺すまでの緊張感の引っ張り度合いや予想の裏切り方が見事で、こういうのが他の殺人ピタゴラスイッチ作品と比べて頭一つ抜きん出ている所だよなぁと改めて実感。
October 18, 2025 at 11:47 AM
そして無茶苦茶強い検事というドニー・イェンの設定も「元敏腕警部が、7年間勉強して検事になった」というバックストーリーがあり、強引ながら真面目だなぁと。
またあくまで役としての言葉だけど、自身の老いについて言及してたのが新鮮だった。

あとドニー・イェンの熱意に教育係のケント・チェンや他の律政司メンバーが感化されていく所や、対立してた2人の男が激しく絡み合った結果最強タッグになるといった鉄板の展開もバッチリ盛り込まれており、これがまた気持ちいい。
October 15, 2025 at 12:15 PM
そして途中で明かされる事実が中々ヘビーではあるものの、ちゃんと最後までハイテンションを貫いたのは偉い。
ラストバトルがあまりにも「ザ・レイド」だけど、まぁ好きだからこれはこれであり。

あと子供の頃食べてたシリアルのキャラクターが殺人ショーで人を殺しまくっている光景は、良い悪夢として好き。
October 6, 2025 at 12:56 PM
明らかに父親より有能でタフな娘や、怪しいけど頼りになるベニチオ・デル・トロ先生など、個性的なキャラはてんこ盛りだが、やはり娘を執拗に追い詰める軍人ショーン・ペンの気持ち悪さが群を抜く。
ただ歩くだけ、座るだけでも醸し出される変態オーラが尋常ではなく、それを裏付けるが如く変態っぷりを存分にカマしてくる。何しろ最初からギンギンだし。
しかしその顛末まで見届けた後は、性欲や差別主義に支配された男として哀れみを感じる所も。でもマヌケっちゃマヌケ。

それにしても個人的な目標達成のために大義名分でっち上げて軍を操る様とか、劇中いきなり出てくるあの集団とか、まさに今のアメリカ過ぎて何とも言えない。
October 5, 2025 at 11:27 AM
身も蓋もない話ではあるが、オズグッド・パーキンス監督の両親の死に関する話を聞くと、よくその境地までたどり着いたと思うし、バカバカしい死にっぷりの数々も、わざと大袈裟にすることでショックを和らげている気がしなくもない。

グロくてドス黒いユーモア満点だけど、題材や描写はストレートでわかりやすい分、監督の前作「ロングレッグス」よりは取っつきやすいかも。
September 29, 2025 at 1:15 PM