原作小説を読んでいないけど『火星の女王』で設定されている“物体”とやらは人智を超えた存在で、人類が理解するにはまだ早過ぎる段階のモノとされているのではないだろうか。
『あなたの人生の物語』を映画化した『メッセージ』は大胆に脚色されて小説とはかなり異なった展開のストーリーだけど、SF映画に求められている“ケレン味”を上手くまぶした佳作に仕上がっている。
『火星の女王』はドラマ化にあたって脚色改変演出に失敗したのだろう。
様々な価値観や考え方や立場や意図や意見や欲得があり、それぞれの人が互いに調整しあわねばならない(完全な一致は難しい)はずなのに、巨悪の暴露解決エンドは短絡すぎる。
【放送100年特集ドラマ】火星の女王(3)
www.web.nhk/tv/pl/schedu...
原作小説を読んでいないけど『火星の女王』で設定されている“物体”とやらは人智を超えた存在で、人類が理解するにはまだ早過ぎる段階のモノとされているのではないだろうか。
『あなたの人生の物語』を映画化した『メッセージ』は大胆に脚色されて小説とはかなり異なった展開のストーリーだけど、SF映画に求められている“ケレン味”を上手くまぶした佳作に仕上がっている。
『火星の女王』はドラマ化にあたって脚色改変演出に失敗したのだろう。
「ふつうの小説家は一作書き終えるとしばらく休暇を取って温泉に行って頭を空っぽにして英気を養うけれども、赤川次郎は書き終えたらペンを置いて肩をトントン叩いて首をぐるっと回して、またすぐペンを持って次の作品を書き始める」
と多作家の仕事ぶりに感嘆していた。
今ふうにいうと「乗っている」とか「ゾーンに入っている」ということになるのだろうか。ひとつ終えて休憩もとらずすぐに次の仕事に移って連続してどんどん進むときは確かにある。若いときはタフだから、集中を切らすことなくずっと仕事を続けても平気だったり。
いまは意識してたっぷり間を取る。
「ふつうの小説家は一作書き終えるとしばらく休暇を取って温泉に行って頭を空っぽにして英気を養うけれども、赤川次郎は書き終えたらペンを置いて肩をトントン叩いて首をぐるっと回して、またすぐペンを持って次の作品を書き始める」
と多作家の仕事ぶりに感嘆していた。
今ふうにいうと「乗っている」とか「ゾーンに入っている」ということになるのだろうか。ひとつ終えて休憩もとらずすぐに次の仕事に移って連続してどんどん進むときは確かにある。若いときはタフだから、集中を切らすことなくずっと仕事を続けても平気だったり。
いまは意識してたっぷり間を取る。
物語そのものはどっちに転がるかまだ分からないけど、言語の壁の字幕演出はいささかアナクロな印象。会話者たちは同時通訳音声を聞きながら通じ合っている(スタートレック方式)のだから、字幕で視聴者に手間かけさせるのは悪手では?
母・宮沢りえが娘に「日本に来るのだから日本語しゃべれ」と繰り返し強いるのも“過剰な”演出に感じる。←現代を風刺しているのだと解釈している。
【放送100年特集ドラマ】火星の女王(1)
www.web.nhk/tv/pl/editor...
物語そのものはどっちに転がるかまだ分からないけど、言語の壁の字幕演出はいささかアナクロな印象。会話者たちは同時通訳音声を聞きながら通じ合っている(スタートレック方式)のだから、字幕で視聴者に手間かけさせるのは悪手では?
母・宮沢りえが娘に「日本に来るのだから日本語しゃべれ」と繰り返し強いるのも“過剰な”演出に感じる。←現代を風刺しているのだと解釈している。
【放送100年特集ドラマ】火星の女王(1)
www.web.nhk/tv/pl/editor...
そもそもなんの理由もなく嫌われがちな人もいる。是非はともかく、いったん「枠」の中に入れられたことが可視化されてしまうと、次は容易に「叩いてもいい存在」とみなされ理不尽なバッシングなどが沸き起こる。このパターン山ほどみてきた。
三宅香帆さんは売れていて露出も多いから嫉妬由来のムカつきに晒されているパターンも多く、まっとうな批判と区別して読まなければならない。
そもそもなんの理由もなく嫌われがちな人もいる。是非はともかく、いったん「枠」の中に入れられたことが可視化されてしまうと、次は容易に「叩いてもいい存在」とみなされ理不尽なバッシングなどが沸き起こる。このパターン山ほどみてきた。
三宅香帆さんは売れていて露出も多いから嫉妬由来のムカつきに晒されているパターンも多く、まっとうな批判と区別して読まなければならない。
元は、推しを「やばい」としか言い表せない人が対象読者だったので、書かれている文章がそのような読者層を強く意識した言葉選びをしていると感じた。もっと端的に言い表すことができるのにあえて“難しい言葉”を避けて使わないようにしていて、しつこく同じ言葉を使って飛ばし読みになっても印象が残るように作文されているのだと感じた。
冗長で言葉選びがまどろっこしい(もっと正確に言えるのに言わない)が、想定した読者に届く工夫がされているのだ。
『「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー(推し活)』 三宅香帆 www.reads.jp/posts/292107 #Reads
元は、推しを「やばい」としか言い表せない人が対象読者だったので、書かれている文章がそのような読者層を強く意識した言葉選びをしていると感じた。もっと端的に言い表すことができるのにあえて“難しい言葉”を避けて使わないようにしていて、しつこく同じ言葉を使って飛ばし読みになっても印象が残るように作文されているのだと感じた。
冗長で言葉選びがまどろっこしい(もっと正確に言えるのに言わない)が、想定した読者に届く工夫がされているのだ。
『「好き」を言語化する技術 プレミアムカバー(推し活)』 三宅香帆 www.reads.jp/posts/292107 #Reads
Blueskyはこの部分をストイックに放棄している。だから探索サイクルを再活性化するには、ユーザー側の工夫、すなわちフィードの選択、新しいアカウントの発掘、意識的な越境などが必要になる。
これを「不便」と見るか「自律性」と見るかが、たぶんBlueskyへの評価の分かれ目なのだろう。
Blueskyはこの部分をストイックに放棄している。だから探索サイクルを再活性化するには、ユーザー側の工夫、すなわちフィードの選択、新しいアカウントの発掘、意識的な越境などが必要になる。
これを「不便」と見るか「自律性」と見るかが、たぶんBlueskyへの評価の分かれ目なのだろう。
日本に車いすラグビーのチームは11あって、プレイヤーは100人を超えている。大会出場権を得たのは半年に渡る各地の大会で好成績をおさめた上位8チーム。4チームごとABリーグに分かれた総当たり戦を経て本日は準々決勝まで。
ボクは試合会場まで足を運ぶようになったのは今年からの“にわか”だが、パラリンピックなどの日本代表チーム戦はたくさん見てきた。別々のチームになった主力選手たちが敵になって戦うのを見るのはまだまだ新鮮。急成長のRIZE千葉に惹かれた!
日本に車いすラグビーのチームは11あって、プレイヤーは100人を超えている。大会出場権を得たのは半年に渡る各地の大会で好成績をおさめた上位8チーム。4チームごとABリーグに分かれた総当たり戦を経て本日は準々決勝まで。
ボクは試合会場まで足を運ぶようになったのは今年からの“にわか”だが、パラリンピックなどの日本代表チーム戦はたくさん見てきた。別々のチームになった主力選手たちが敵になって戦うのを見るのはまだまだ新鮮。急成長のRIZE千葉に惹かれた!
チームカラーの緑色が引き継がれそうなのでその点は良かった。ちょっとだけ噂になっていた(柏つながりで)日立が吸収するんじゃないか構想は、色が黄色とかオレンジになりそうで悲しかったし、サンネクサス茨城自体が参入審査基準を満たしていなくて蹴られていたし、JR東なら願ったり叶ったり。
鉄道会社が「ロケット」では変なので名称は変わるだろうけど、ちょうどSuicaのペンギンが余っているのでマスコットキャラクターをこっちに移譲して欲しいところ。キャラ総選挙は優勝だ。
jpn.nec.com/press/202512...
チームカラーの緑色が引き継がれそうなのでその点は良かった。ちょっとだけ噂になっていた(柏つながりで)日立が吸収するんじゃないか構想は、色が黄色とかオレンジになりそうで悲しかったし、サンネクサス茨城自体が参入審査基準を満たしていなくて蹴られていたし、JR東なら願ったり叶ったり。
鉄道会社が「ロケット」では変なので名称は変わるだろうけど、ちょうどSuicaのペンギンが余っているのでマスコットキャラクターをこっちに移譲して欲しいところ。キャラ総選挙は優勝だ。
jpn.nec.com/press/202512...
そんな中で(ドイツ国外での出版ではあるが)3作の娯楽小説を書いている。『雪の中の三人男』『消え失せた密画』そして『一杯の珈琲から』。
ケストナー没年1974年から50年とのことで、かつて創元推理文庫に収められていた小松太郎訳の2作品が中公文庫から復刊された。
おそらく3作目の『一杯の珈琲から』も近いうちに中公文庫から出ると期待しているのだが、カバーイラストが真鍋博の古書を見つけたので待ちきれずに購入してしまった。
そんな中で(ドイツ国外での出版ではあるが)3作の娯楽小説を書いている。『雪の中の三人男』『消え失せた密画』そして『一杯の珈琲から』。
ケストナー没年1974年から50年とのことで、かつて創元推理文庫に収められていた小松太郎訳の2作品が中公文庫から復刊された。
おそらく3作目の『一杯の珈琲から』も近いうちに中公文庫から出ると期待しているのだが、カバーイラストが真鍋博の古書を見つけたので待ちきれずに購入してしまった。
湖や池はなんとなくイメージつくけど「沼」って何? 「泥沼」とか語感からなんとなく水の濁りを感じるけど、どうやらあまり厳密に分類されているわけではないみたい。水深が浅いのが沼・深くなると湖というざっくりとした決まりごとはあるようだが。
沼界の中でもいちばんのビッグネームなのがこの牛久沼かもしれないと思いながら小一時間ぶらぶら歩く。水深は3メートルとか5メートルとか書いてあって、そんなに浅いならもはや幅の広い川なんじゃないかなとも思う。
河童推しなのは同地に俳人&日本画家の「小川芋銭」が住んでいたため。読みは「うせん」。河童百図など。
湖や池はなんとなくイメージつくけど「沼」って何? 「泥沼」とか語感からなんとなく水の濁りを感じるけど、どうやらあまり厳密に分類されているわけではないみたい。水深が浅いのが沼・深くなると湖というざっくりとした決まりごとはあるようだが。
沼界の中でもいちばんのビッグネームなのがこの牛久沼かもしれないと思いながら小一時間ぶらぶら歩く。水深は3メートルとか5メートルとか書いてあって、そんなに浅いならもはや幅の広い川なんじゃないかなとも思う。
河童推しなのは同地に俳人&日本画家の「小川芋銭」が住んでいたため。読みは「うせん」。河童百図など。
ボクの本を買い逃した人は損をしている!と煽ろうと思っていたのだけど、どう書いてもどう読んでも負け惜しみにしか読めないので、酸っぱいブドウはとっても甘いと思います。
重い荷物を持ち帰る 〜文学フリマ東京41に出店した|ワタナベサトシ
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
note.com/mizio_s/n/nf...
ボクの本を買い逃した人は損をしている!と煽ろうと思っていたのだけど、どう書いてもどう読んでも負け惜しみにしか読めないので、酸っぱいブドウはとっても甘いと思います。
重い荷物を持ち帰る 〜文学フリマ東京41に出店した|ワタナベサトシ
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
note.com/mizio_s/n/nf...
c.bunfree.net/e/fzc
「ノンフィクション・エッセイ」
新刊
『冬の夜空にラグビーの星座』¥1000
『飲んだビールを覚えているのか』¥500
『いろんなしりとり』¥500
既刊
『50歳 紙に漫画を手で描いた』¥700
『だめだっ手』¥500
よろしくお願いします。
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
c.bunfree.net/e/fzc
「ノンフィクション・エッセイ」
新刊
『冬の夜空にラグビーの星座』¥1000
『飲んだビールを覚えているのか』¥500
『いろんなしりとり』¥500
既刊
『50歳 紙に漫画を手で描いた』¥700
『だめだっ手』¥500
よろしくお願いします。
#文学フリマ東京
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文学フリマ東京41(2025/11/23)の出店ブース
『神保町日記2025』 本の雑誌社杉江由次さん
高野秀行辺境チャンネルブース
南3-4ホール | せ-72
11/15・16 ビーナイスの本屋さん⑦
本の雑誌社のZINE『神保町日記2025』
近藤碧、杉江由次、浜田公子、浜本茂、松村眞喜子の本の雑誌社スタッフ全員の2025年7月15日〜8月14日までの1ヶ月間の日記を収録。おまけで助っ人アルバイト・鈴木先輩による神保町ランチガイド「ブルジョワ飯」も掲載。
文学フリマ東京41(2025/11/23)の出店ブース
『神保町日記2025』 本の雑誌社杉江由次さん
高野秀行辺境チャンネルブース
南3-4ホール | せ-72
昨夜思い立って近況報告のフリーペーパーを作りました。無料で配っておりますので、ぜひ京都ジャンクションのブースX-13-14にお立ち寄りください。
100枚くらい印刷したので大丈夫だと思うのですが、途中でなくなっちゃったらごめんなさい。
#文学フリマ東京
昨夜思い立って近況報告のフリーペーパーを作りました。無料で配っておりますので、ぜひ京都ジャンクションのブースX-13-14にお立ち寄りください。
100枚くらい印刷したので大丈夫だと思うのですが、途中でなくなっちゃったらごめんなさい。
#文学フリマ東京
【ち-06】
ゆずりあり
c.bunfree.net/e/fzc
【ノンフィクション・エッセイ】
新刊3点(『冬の夜空にラグビーの星座』『飲んだビールを覚えているのか』『いろんなしりとり』)、既刊1点(『50歳 紙に漫画を手で描いた』)です。
過去に出店した在庫(『見ている目』『向かい獅子』『だめだっ手』『パリのピクトグラムが素敵なので真似して描いてみた』など)がもしまだあればなにか持っていけるかもしれません。
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
【ち-06】
ゆずりあり
c.bunfree.net/e/fzc
【ノンフィクション・エッセイ】
新刊3点(『冬の夜空にラグビーの星座』『飲んだビールを覚えているのか』『いろんなしりとり』)、既刊1点(『50歳 紙に漫画を手で描いた』)です。
過去に出店した在庫(『見ている目』『向かい獅子』『だめだっ手』『パリのピクトグラムが素敵なので真似して描いてみた』など)がもしまだあればなにか持っていけるかもしれません。
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
【ち-06】
ゆずりあり
c.bunfree.net/e/fzc
【ノンフィクション・エッセイ】
新刊3点(『冬の夜空にラグビーの星座』『飲んだビールを覚えているのか』『いろんなしりとり』)、既刊1点(『50歳 紙に漫画を手で描いた』)です。
過去に出店した在庫(『見ている目』『向かい獅子』『だめだっ手』『パリのピクトグラムが素敵なので真似して描いてみた』など)がもしまだあればなにか持っていけるかもしれません。
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【ち-06】
ゆずりあり
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【ノンフィクション・エッセイ】
新刊3点(『冬の夜空にラグビーの星座』『飲んだビールを覚えているのか』『いろんなしりとり』)、既刊1点(『50歳 紙に漫画を手で描いた』)です。
過去に出店した在庫(『見ている目』『向かい獅子』『だめだっ手』『パリのピクトグラムが素敵なので真似して描いてみた』など)がもしまだあればなにか持っていけるかもしれません。
#文学フリマ東京
#文学フリマ東京41
okadaic.substack.com/p/1132
下記「webカタログ」がお目当てのブースまで辿り着く目印となるので、「☆気になる!」を押して当サークルを保存しておくことを、強く強く強くおすすめします。同人誌即売会はサークル参加も一般参加も準備が9割!!
#文学フリマ東京41
11月23日(日)12:00-17:00
東京ビッグサイト 南3・4ホール
【ち-11】岡田育_リネンコ
webカタログ→ c.bunfree.net/c/tokyo41/4F...
okadaic.substack.com/p/1132
下記「webカタログ」がお目当てのブースまで辿り着く目印となるので、「☆気になる!」を押して当サークルを保存しておくことを、強く強く強くおすすめします。同人誌即売会はサークル参加も一般参加も準備が9割!!
#文学フリマ東京41
11月23日(日)12:00-17:00
東京ビッグサイト 南3・4ホール
【ち-11】岡田育_リネンコ
webカタログ→ c.bunfree.net/c/tokyo41/4F...