『パンズ・ラビリンス』の日本語版の予告がダサすぎたので英語版の予告を貼っておくけれど，これ公開から20年近く経った今観ても全然古くなく，凄く面白い映画であることを予感させる作りになっていると思う．

www.youtube.com/watch?v=jVZR...

Del Toro監督と言えばその後 "Pacific Rim" など色々ありましたが(w)，コンスタントに良い作品を作って来ているとは言っても "El laberinto del fauno" を超える作品というものはまだ出て来ていないと思う．

"Stand By Me"　はJohn Lennonのバージョンも有名ですね．

www.youtube.com/watch?v=YqB8...

x.com/berabou_nhk/...

『べらぼう』で歌麿が「写楽ってスゲえなあ」と述べていたが，そういう過去の研究の全てが反映されて現代に現れたことを感心してもらえるほどの著作を目指して努力している．現実の東洲斎写楽の正体は先週紹介した阿波徳島藩の能役者の斎藤十郎兵衛であるという一人だけに依存する形になっている．論文の著者は著者だけだが，多くの人の存在を感じさせる点で現実よりもフィクションの方がより科学論文的な性向が強くなっているように思った．

私の現在のリジェクトされまくっているプロジェクトでは様々な分野の過去の研究を極めて多く引用して統合しているので，「話が一つの話題から別の話題へ飛び過ぎる！」とよくお叱りを受ける．一つの事象を複数の観点から解析するという，どちらかと言うと自然科学よりも人文科学的な手法を使っているからだが，自然科学でも複数の論文に依れば自然と複数の観点からの話になるので，そんなにお堅いことを言わなくてもいいのとは思っていた．ただ，それを一つの首尾一貫した体系にまとめ上げる必要はあるので，今追加データを集めて書き直している最中となっている．

SNSで二極化した意見は，大抵両方ともダメ．自分の都合の良いように認知を歪めて考えているケースがほとんどだ．

これは前も書いたけど、スタイル的には間違いなく嫡流を汲む椎名林檎が最後まで唐十郎と絡まなかった事、そしてごく近年まで宇野亜喜良とのコラボが無かった事はやっぱり象徴的なんよな