in the Sky
スタジオジブリ作品的なルックスをしているのに、馬鹿みたいにカッコよく動くアクション作画でこちらの度肝を抜いた『羅小黒戦記』の続編
なんと、今回も前作を凌ぐ質と物量のアクション作画が炸裂します
マジかよ……(マジだよ)
前回は小黒(シャオヘイ)と無限(ムゲン)という、最初は反目しながら最後には師弟へと至るコンビの物語でしてたが、今回は共に無限の弟子である小黒と姉弟子にあたる鹿野(ルーイエ)が、師にかけられた濡れ衣を晴らすためにバディとなって事件解決に奔走するお話になってます
スタジオジブリ作品的なルックスをしているのに、馬鹿みたいにカッコよく動くアクション作画でこちらの度肝を抜いた『羅小黒戦記』の続編
なんと、今回も前作を凌ぐ質と物量のアクション作画が炸裂します
マジかよ……(マジだよ)
前回は小黒(シャオヘイ)と無限(ムゲン)という、最初は反目しながら最後には師弟へと至るコンビの物語でしてたが、今回は共に無限の弟子である小黒と姉弟子にあたる鹿野(ルーイエ)が、師にかけられた濡れ衣を晴らすためにバディとなって事件解決に奔走するお話になってます
原作はいしいしんじ氏の短編小説
何事にも異常にのめり込んでは次に興味が移れば何の未練もなく放り出すことから“トリツカレ男”と呼ばれる青年ジュゼッペ
彼はある日出会った孤独な風船売りの少女ペチカに恋をし、いつもの如く取り憑かれたように夢中になるが……
寓話的な無償の愛についての物語に、荒川眞嗣氏のディフォルメの効いたキャラクターデザインと絵本的な背景美術がベストマッチ
節々に出崎統作品への影響があるなと思ってましたが、対談記事でクラシックなアニメへのリスペクトを込めた旨の発言があり納得
tvablog.tv-asahi.co.jp/reading/logi...
原作はいしいしんじ氏の短編小説
何事にも異常にのめり込んでは次に興味が移れば何の未練もなく放り出すことから“トリツカレ男”と呼ばれる青年ジュゼッペ
彼はある日出会った孤独な風船売りの少女ペチカに恋をし、いつもの如く取り憑かれたように夢中になるが……
寓話的な無償の愛についての物語に、荒川眞嗣氏のディフォルメの効いたキャラクターデザインと絵本的な背景美術がベストマッチ
節々に出崎統作品への影響があるなと思ってましたが、対談記事でクラシックなアニメへのリスペクトを込めた旨の発言があり納得
tvablog.tv-asahi.co.jp/reading/logi...
どちらも図抜けてよくできたアニメ映画で満足!
特に『トリツカレ男』は出崎統監督作品が好きな層は絶対に劇場で観ておいた方がいい(あらゆる方向でそちらをリスペクトした作りになっている)
どちらも図抜けてよくできたアニメ映画で満足!
特に『トリツカレ男』は出崎統監督作品が好きな層は絶対に劇場で観ておいた方がいい(あらゆる方向でそちらをリスペクトした作りになっている)
BLMデモに揺れるブリュセルの夜を舞台に、怪しい女性の依頼で知らずマフィアの上前を撥ねる手伝いをしてしまった鍵屋の黒人青年が、朝までに女から金を取り戻さねば殺されるという絶体絶命の状況に追い込まれるベルギー発のノワール・サスペンス
90分の上映時間も丁度よく、主人公が陥る悪夢のような一夜を最後までハラハラと追体験できました
やはりファーストカットとタイトルバック、ラストカットがいい映画にハズレなし
『キャメラを止めるな!』(『カメラを止めるな!』のフランスリメイク)で主役を演じていたロマン・デュリスが本当に恐ろしいマフィアのボスを好演していて大変良かったです
BLMデモに揺れるブリュセルの夜を舞台に、怪しい女性の依頼で知らずマフィアの上前を撥ねる手伝いをしてしまった鍵屋の黒人青年が、朝までに女から金を取り戻さねば殺されるという絶体絶命の状況に追い込まれるベルギー発のノワール・サスペンス
90分の上映時間も丁度よく、主人公が陥る悪夢のような一夜を最後までハラハラと追体験できました
やはりファーストカットとタイトルバック、ラストカットがいい映画にハズレなし
『キャメラを止めるな!』(『カメラを止めるな!』のフランスリメイク)で主役を演じていたロマン・デュリスが本当に恐ろしいマフィアのボスを好演していて大変良かったです
意外にも侵略SFものとしてかなり真っ当な作りであり、そこに「佐賀のローカルアイドル」であり「過去に悔いを残して死んだが現世に蘇ったゾンビィ」であるフランシュシュが挑む理由もちゃんとした理路で展開される辺り、ハチャメチャにふざけ倒したルックスに反してしっかり作られたアニメだなとTVシリーズの時と同じ感慨を抱いた
特にラストのさくらの表情と本渡楓さんの演技が白眉でよかったです
意外にも侵略SFものとしてかなり真っ当な作りであり、そこに「佐賀のローカルアイドル」であり「過去に悔いを残して死んだが現世に蘇ったゾンビィ」であるフランシュシュが挑む理由もちゃんとした理路で展開される辺り、ハチャメチャにふざけ倒したルックスに反してしっかり作られたアニメだなとTVシリーズの時と同じ感慨を抱いた
特にラストのさくらの表情と本渡楓さんの演技が白眉でよかったです
ランダムダンジョン周りのルールが大変好み
ランダムダンジョン周りのルールが大変好み
どちらもアニメーション映画として尖った作りで、キレのいい短編小説のような余韻がありました
シミジミとよかった
どちらもアニメーション映画として尖った作りで、キレのいい短編小説のような余韻がありました
シミジミとよかった
』&『ワン・バトル・アフター・アナザー』鑑賞
ガルクラ、改めて総集編で観ると、やっぱこの話好きだなーとなった
この続き、映画で観れるのかー(楽しみと怖さが半々)
あと、映画館の音響で聴くトゲナシトゲアリの楽曲はそれだけで銭を払う価値があるなと思いました
ワン・バトル、本編よりも序盤の革命組織パートの方が印象強かったな
偏にテヤナ・テイラーとショーン・ペンが強烈で凄かったってことなのでしょうが
あと、最後のカーチェイスパートを寝落ちしてほぼ見逃したので損した感が凄かったです
やっぱり上映時間2時間50分は長すぎやしないかい?
』&『ワン・バトル・アフター・アナザー』鑑賞
ガルクラ、改めて総集編で観ると、やっぱこの話好きだなーとなった
この続き、映画で観れるのかー(楽しみと怖さが半々)
あと、映画館の音響で聴くトゲナシトゲアリの楽曲はそれだけで銭を払う価値があるなと思いました
ワン・バトル、本編よりも序盤の革命組織パートの方が印象強かったな
偏にテヤナ・テイラーとショーン・ペンが強烈で凄かったってことなのでしょうが
あと、最後のカーチェイスパートを寝落ちしてほぼ見逃したので損した感が凄かったです
やっぱり上映時間2時間50分は長すぎやしないかい?
通読した限り、当時の旅事情や、旅情の演出法、バンクシーン(時代劇らしいサンプルシチュエーション集)なんかが特に目を惹きました
読むぞ!
通読した限り、当時の旅事情や、旅情の演出法、バンクシーン(時代劇らしいサンプルシチュエーション集)なんかが特に目を惹きました
読むぞ!
2016年に香港で実際に起きた麻薬密売冤罪事件をモデルとしたアクション法廷劇
事件は実在したものがモチーフになっているが、宇宙最強ドニー・イェンが演じる判事は架空の人物なので、その強さはいくら盛ってもいいのだ! やったぜ!
意外とちゃんと法の精神と正義感で権力の腐敗を告発する法廷劇になっているものの、卑劣な悪はドニーさんの怒りの鉄拳がすべて粉砕してくれるので、そういう意味でも安心感が凄かったです
あと、香港の法廷は英国式の伝統が残ってるので、法廷弁護士と判事はいまだにカツラと黒ガウン着用するんですね
こういう彼我の文化差が伺えるのも面白かったな
2016年に香港で実際に起きた麻薬密売冤罪事件をモデルとしたアクション法廷劇
事件は実在したものがモチーフになっているが、宇宙最強ドニー・イェンが演じる判事は架空の人物なので、その強さはいくら盛ってもいいのだ! やったぜ!
意外とちゃんと法の精神と正義感で権力の腐敗を告発する法廷劇になっているものの、卑劣な悪はドニーさんの怒りの鉄拳がすべて粉砕してくれるので、そういう意味でも安心感が凄かったです
あと、香港の法廷は英国式の伝統が残ってるので、法廷弁護士と判事はいまだにカツラと黒ガウン着用するんですね
こういう彼我の文化差が伺えるのも面白かったな
どちらもバカみたいな血塗れの暴力が全ての哀しみを破壊して行く物語でよかった
『チェンソーマン レゼ篇』
「上田麗奈がファム・ファタールを演じるアニメは名作」説を補強する作品がまた一つという感じで圧巻でしたな
原作未読だったので、「ベタな学園エモシーン全部やるじゃん?」と思っていたが、それが最後の哀しみに繋がるの、とても胸を刺した
『ボーイ・キルズ・ワールド』
アホみたいな副題つけられてましたが、確かにそういうノリの作品ではあった
勢いまかせの復讐譚だけじゃなく、ちゃんと哀しみが感じられる話運びも◎
どちらもバカみたいな血塗れの暴力が全ての哀しみを破壊して行く物語でよかった
『チェンソーマン レゼ篇』
「上田麗奈がファム・ファタールを演じるアニメは名作」説を補強する作品がまた一つという感じで圧巻でしたな
原作未読だったので、「ベタな学園エモシーン全部やるじゃん?」と思っていたが、それが最後の哀しみに繋がるの、とても胸を刺した
『ボーイ・キルズ・ワールド』
アホみたいな副題つけられてましたが、確かにそういうノリの作品ではあった
勢いまかせの復讐譚だけじゃなく、ちゃんと哀しみが感じられる話運びも◎
タローマン、ちゃんと昭和特撮映画の味わい(特に昭和ガメラ辺りの感覚)があり、それでいてただの懐古趣味一辺倒でもない辺りのバランス感覚がさすがだった
ChaOは作画はムチャクチャ凄かったんですが、話運びに引っかかる部分が多々あって、今ひとつ乗り切れなかったな
その代わり作画は本当に凄かった(特に水の表現が鬼)
タローマン、ちゃんと昭和特撮映画の味わい(特に昭和ガメラ辺りの感覚)があり、それでいてただの懐古趣味一辺倒でもない辺りのバランス感覚がさすがだった
ChaOは作画はムチャクチャ凄かったんですが、話運びに引っかかる部分が多々あって、今ひとつ乗り切れなかったな
その代わり作画は本当に凄かった(特に水の表現が鬼)
youtu.be/7kH8zD4z9bE?...
youtu.be/7kH8zD4z9bE?...
鬼滅、夏休みとはいえ、まだまだ劇場をほぼ満席にしてて感嘆する他なかった
鬼滅、夏休みとはいえ、まだまだ劇場をほぼ満席にしてて感嘆する他なかった
こんな世の中であるからこそ、親切であることや困っている人に手を差し伸べることは世間への過激な反逆(パンク・ロック)たりうるのだという作品に仮託された主張が胸に沁みた
クリプトの度を越したヤンチャイッヌぶりも愛さずにはいられない
「清く正しくはあれないが、それでもなんとか“善き人”たろうとはしてるんだぜ、俺たち」というジェームズ・ガン監督が愛している人物造形は今回ジャスティス・ギャングの連中が一手に担っていて、あんなの好きにならずにはいられないだろう
あとジミー・オルセンの理不尽なまでのモテ男っぷりもワロタ
こんな世の中であるからこそ、親切であることや困っている人に手を差し伸べることは世間への過激な反逆(パンク・ロック)たりうるのだという作品に仮託された主張が胸に沁みた
クリプトの度を越したヤンチャイッヌぶりも愛さずにはいられない
「清く正しくはあれないが、それでもなんとか“善き人”たろうとはしてるんだぜ、俺たち」というジェームズ・ガン監督が愛している人物造形は今回ジャスティス・ギャングの連中が一手に担っていて、あんなの好きにならずにはいられないだろう
あとジミー・オルセンの理不尽なまでのモテ男っぷりもワロタ
どちらも濃密な作画が堪能できる大人向けアニメでようござんした
どちらも濃密な作画が堪能できる大人向けアニメでようござんした
正直、作品としては前作の方が雰囲気あってよくできてたと思う(あとLittle Black Dressの主題歌がムチャクチャよかった)のですが、たまに映画館でわざわざお金払ってこういうOVA的なアニメ観たくなるので、そういう欲は十二分に満たされました
原作の児童向け小説に思い入れないので、本来想定されてる客層でもないだろうしね、俺
ライバルの探偵卿ジオット役が家中宏さんだったのと、その助手である冥美役が前田佳織里さんだったのは思いがけずよかったです
正直、作品としては前作の方が雰囲気あってよくできてたと思う(あとLittle Black Dressの主題歌がムチャクチャよかった)のですが、たまに映画館でわざわざお金払ってこういうOVA的なアニメ観たくなるので、そういう欲は十二分に満たされました
原作の児童向け小説に思い入れないので、本来想定されてる客層でもないだろうしね、俺
ライバルの探偵卿ジオット役が家中宏さんだったのと、その助手である冥美役が前田佳織里さんだったのは思いがけずよかったです
世間の評判通り、ムチャクチャよくできたアニメ映画になってて、感心してしまった
食べたお菓子のイメージキャラクターが具現化して共存するスイーツランドを舞台に、人気アイドルとして活躍するたべっ子どうぶつたちが国を揺るがす大陰謀に巻き込まれるお話
日本でこの手の児童向け映画作ると、やたら教科書的で辛気臭いものになりがちですが、ちゃんと笑いと感動と興奮が盛り込まれたイルミネーション作品に倣った作りになってたのが圧倒的にエライと思いました
脚本の池田テツヒロさん凄いなと調べたら、『トリック』シリーズで秋葉原人役だった池田鉄洋さんで2度ビックリ
世間の評判通り、ムチャクチャよくできたアニメ映画になってて、感心してしまった
食べたお菓子のイメージキャラクターが具現化して共存するスイーツランドを舞台に、人気アイドルとして活躍するたべっ子どうぶつたちが国を揺るがす大陰謀に巻き込まれるお話
日本でこの手の児童向け映画作ると、やたら教科書的で辛気臭いものになりがちですが、ちゃんと笑いと感動と興奮が盛り込まれたイルミネーション作品に倣った作りになってたのが圧倒的にエライと思いました
脚本の池田テツヒロさん凄いなと調べたら、『トリック』シリーズで秋葉原人役だった池田鉄洋さんで2度ビックリ
FF世界に登場したほぼ全てのアイテムデータと、山盛りのランダム表が搭載されたアイテム集
このシリーズのランダム表、本当に好き
FF世界に登場したほぼ全てのアイテムデータと、山盛りのランダム表が搭載されたアイテム集
このシリーズのランダム表、本当に好き
OSR(Old School Renaissance)やNSR(New School Revolution)の影響下にあるデッドリーなファンタジーTRPGで、大変好みなシンプルさ
ちゃんとシナリオ作成までランダム表などでフォローされてるきめ細やかさにシビれました
OSR(Old School Renaissance)やNSR(New School Revolution)の影響下にあるデッドリーなファンタジーTRPGで、大変好みなシンプルさ
ちゃんとシナリオ作成までランダム表などでフォローされてるきめ細やかさにシビれました
読むぞ!
読むぞ!