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ry5aku.bsky.social
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Reposted by 了
昨日ちょっと話したことなんだけど、気を付けてほしいのは、別に「気候変動は嘘である」みたいなデマを信じたりはしない知的な皆さんも、「気候変動対策は、経済発展と両立することはできない」くらいのことは普通に前提にしていたりするんだよね。
思うのは、こうした「気候vs経済」という捉え方や対立構造自体が、化石燃料企業が全力で流してるプロパガンダにかなり影響されているのではないかと。
「いや、自分はプロパガンダなんか信じない」とみんな思ってるだろうが、大金持ってる企業の力をナメてはいけない。全然、日々の会話やニュースの論調とかにも侵襲してくるレベルだと思う
bsky.app/profile/numa...
「来年破産して首吊るかも」レベルに困窮した人にとっては、ほぼ全てのいわゆる「社会問題」(解決のためにある程度の時間的/社会的スケールが必要なもの)がどうでもよく響いてしまうのでは…と思うんですが、世間ではこうした文脈でなぜか気候対策ばかりが批判されているなぁ、という不均衡は感じますかね。
「来年の景気」にも気候変動は直撃しますし、少なくとも温暖化の事実をしっかり受け止めた上で適応や対策は最低限しないと損害が大きくなるだけですし…。

「庶民の現実vs気候変動」という対立構造自体が、なんらかの力学で形作られた論理なのでは、という警戒も必要かなとも
bsky.app/profile/rna....
理解の問題ではなくて、仮に気候変動のことを完璧に理解していたとしても、来年破産して首吊るかもしれない人にとっては30年後の地球の危機とか言われてもそれどころではない、来年の景気がどうなるかの方が大事、という話です。

経済学の言葉で一般化すると、誰でも遠い将来の損得はその遠さに応じて割り引いて評価する(割引現在価値)のだけど、その割引率は不確実性の高い生活をしている人ほど高くなる、つまり目先の損得に振り回されやすくなってしまう、という話で、それ自体は個人にとっては合理的選択なんですよね…
July 25, 2025 at 12:45 PM