中野善夫
@tolleetlege.bsky.social
870 followers 200 following 1.2K posts
中野善夫:英米の古い幻想怪奇小説をよく読みます。ときどき翻訳も。去年の9月にイーディス・ウォートン綺譚集が出ました。もうあれから一年か。
Posts Media Videos Starter Packs
Reposted by 中野善夫
yakumoizuru.bsky.social
「日本経済新聞」2025年10月4日号の書評欄に、トリスタン・ガルシア『7』(高橋啓訳、河出書房新社)の書評を書きました。

2段組500ページにわたって現代を舞台にした綺想が七つ並ぶ、短篇集とも長篇とも言い難く、SF、幻想、ゴシック、サスペンス、歴史、哲学などのジャンルが混ざり合ったような「世にも奇妙な物語」。

各エピソードの「もしこんなことがありえたら」という設定と、そこにはまり込んでのっぴきならない状況に置かれる人びとの姿から目が離せませんでした。

例)もし任意の年齢の自分に(精神、記憶だけ)戻れるドラッグがあったら

www.nikkei.com/article/DGXZ...
書評『7』トリスタン・ガルシア著 - 日本経済新聞
小説とは人間や社会のシミュレーターのようなものだ。ある人物をある状況に置いてみる。さて、その人は何を感じ考え行うか。周囲にどんな変化が生じるか。成り行きを見てみようというわけだ。本書『7』は、それぞれ独立して読める7つの奇妙な物語からなる。登場する人物も状況もさまざまだ。共通点があるとすれば、舞台が現代のフランスやヨーロッパを中心としているところだろうか。同じ音楽やタクシーがあちらとこちらの物
www.nikkei.com
Reposted by 中野善夫
uncledagon.bsky.social
禁じられる本は面白いに決まってる😄
Reposted by 中野善夫
megumikawano.bsky.social
研究費を増やし学費を減らし就活をちゃんと規制し修士・博士の就職先を増やせばいいんだよ〜
Reposted by 中野善夫
megumikawano.bsky.social
news.livedoor.com/article/deta...
意味がわからない、なんでそんなことするんだ……。時間短縮するよりむしろもっと時間かけて研究できるようにしてほしいしその間の生活がちゃんとできるようにしてほしい。というか「単位を先取り」とか言ってるけど規定の数の単位を取れば学位が取れるというものではないでしょ、院は(本来は学部もだけど)。単位なんかどうせ取れるけど、そうじゃなくて研究じゃん本質は……。
学部・修士の5年一貫教育を来年度にも制度化、大学院進学者増やし専門人材増やす狙い…文科省方針 - ライブドアニュース
文部科学省は、大学の学部と大学院修士課程の5年一貫教育を制度化する方針を固めた。早ければ今年度中に大学院設置基準などを改正し、2026年度からの運用開始を目指す。学部と修士で計6年の在学年数を1年短
news.livedoor.com
tolleetlege.bsky.social
楽天電子書籍でも同じ本を二度買おうとしたらエラーが出た。前からそうだったのか、最近そうなったのかは知らないが、とにかく助かった。
tolleetlege.bsky.social
それから、マーガレット・ルーカスの今で言えばユートピアSF小説の先駆みたいな作品である『光り輝く世界』がちらっと出てくるのだが、それが『ユートピア旅行記叢書〈第2巻〉月の男・新世界誌 光り輝く世界』という邦訳があってそれを持っていることに気づいた驚いたりした。
tolleetlege.bsky.social
ただ講義を聴くだけでなく、登場人物紹介、芝居の演出を考える、批評を書いてみるというようなこともする。そのときの「批評の大事なポイントのひとつは、正しい解釈はないけど、間違った解釈はある」という言葉は別の本でも読んだ。
tolleetlege.bsky.social
北村紗衣『学校では教えてくれないシェイクスピア』(朝日出版社)読了。夏休みに男子高校生を相手に行なった授業がもとになっている本。自分のシェイクスピアに関する知識もここに登場する高校生たちとあまり変わらないせいか、何もかも新鮮で楽しめた。役者の都合で作品が変わってくる(女性役は十代の少年がやっていたから場数を踏んでいないのであまり上手にできないとか)というようなことも知らなかった。
tolleetlege.bsky.social
今日買った本:ミハイル・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』(石井信介訳/新潮文庫) a.r10.to/h9FVIQ
a.r10.to
tolleetlege.bsky.social
今日買った本:サラ・ブルックス『侵蝕列車』(川野靖子訳/新潮文庫) a.r10.to/hkrJKA
a.r10.to
tolleetlege.bsky.social
今年もどうやらノーベル賞を取らずにやり過ごせたようだ。目立たないように気をつけているのだ。
Reposted by 中野善夫
hayakawa-online.co.jp
【10/8発売】
『侵蝕列車』
サラ・ブルックス 著/川野靖子 訳

変異する悪夢の地を列車は走る――新鋭の第一長篇

1899年、北京発モスクワ行きの列車に乗りこんだ偽名の女マリヤ。異形の〈荒れ地〉と化したシベリアで列車に謎の少女が現れるが!?
Reposted by 中野善夫
uzumakikuri.bsky.social
古本にまつわる怪奇短篇。語り手たちの本への思い入れや、掘り出しものの本を愛でるときの仕草など、古本好きの人間ならにやりとせずにはいられないところがたくさんありました。怪奇現象の描写が本というテーマとリンクしているのもよかったです。
Reposted by 中野善夫
uzumakikuri.bsky.social
マーク・ヴァレンタイン「The Scarlet Door」(2017)を読みました。
おもしろかった。
語り手は古書蒐集家の友人ふたりとともに、世にほとんど知られていない本を電子化やネット通販から守るための活動(つまり知られていない本を知られていないままにするための活動)をはじめる。
語り手は宗教書を担当したが、なかなか条件に合う本を集められない。そんなある日、東ヨークシャーの古本屋で『モレクの口』という赤い冊子を見つける。帰宅して調べると、やはり図書館やネット書店の目録には載っていなかったが……。
tolleetlege.bsky.social
ありがとうございます。もう10月ですが我が家の朝顔はまだまだこれからです。
tolleetlege.bsky.social
澁澤龍彦編『変身のロマン』(河出文庫)ご恵贈賜りました。
tolleetlege.bsky.social
昨日送信した書評原稿はOKだったので一安心。駄目だと云われることはあまりないとはいえ。
tolleetlege.bsky.social
今日届いた本:オットー・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(中村能三他訳/創元推理文庫)初版は1979年で今日届いたのは1992年の第3版。
tolleetlege.bsky.social
今朝の朝顔とマルバアサガオ×朝顔アフリカ系