#うちのこ詠み
古今383
越国〈こしのくに〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
他所〈よそ〉にのみ恋〈こひ〉や渡らむ白山〈しらやま〉のゆき見るべくもあらぬ我が身は
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 2:31 AM
久保田万太郎『流寓抄』、読了。
万太郎は文壇・劇壇の花形作家で「俳句は余技」と言って憚らなかったが、洗練された洒脱な俳句を多く残した。今回再読してみて、「とは言え、やはり"文人俳句"らしさもあるな」と思った。また、天候を詠んだ句は地味ながら味わい深く、一日一日その時の一回性を大切にしていて好感が持てた。古風なところも含めて、総じて粋な句柄。
以下、多くなるが余さずに。

日向(ひなた)ぼつこ日向がいやになりにけり
砂みちの少し上(のぼ)りや冬の月
度外(どはづ)れの遅参のマスクはづしけり
東京にでなくていゝ日鷦鷯(みそさゞい)
海の日のあり〳〵しづむ冬至かな
November 17, 2025 at 3:39 PM
古今370
越〈こし〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
帰山〈かへるやま〉ありとは聞けど春霞立ち別れなば恋しかる〈こひしかる〉べし
紀利貞〈きのとしさだ〉
November 15, 2025 at 3:31 PM
古今163
前に住んでいたところで、ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
昔べや今も恋しき〈こひしき〉ほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 15, 2025 at 5:31 AM
古今163
前に住んでいたところで、ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
昔べや今も恋しき〈こひしき〉ほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 15, 2025 at 12:31 AM
古今67
桜の花が咲いたのを見に来た人に詠んで贈った歌
我が宿の花見がてらに来る人は散りなむのちぞ恋〈こひ〉しかるべき
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 13, 2025 at 2:31 AM
古今202
題知らず
秋の野に人まつ虫の声〈こゑ〉すなり我かとゆきていざとぶらはむ
詠み人知らず
November 12, 2025 at 10:31 AM
古今163
前に住んでいたところで、ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
昔べや今も恋しき〈こひしき〉ほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 12, 2025 at 2:31 AM
古今316
題知らず
大空〈おほぞら〉の月の光し清ければ影見し水ぞまづ凍り〈こほり〉ける
詠み人知らず
November 11, 2025 at 3:31 PM
古今39
暗部山〈くらぶやま〉で詠んだ歌
梅の花匂う〈にほふ〉春へはくらぶ山闇に越ゆれど〈こゆれど〉しるくぞありける
紀貫之
November 11, 2025 at 2:31 PM
古今67
桜の花が咲いたのを見に来た人に詠んで贈った歌
我が宿の花見がてらに来る人は散りなむのちぞ恋〈こひ〉しかるべき
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 11, 2025 at 5:31 AM
古今201
題知らず
秋の野に道も惑ひぬ松虫の声〈こゑ〉する方に宿や借らまし
詠み人知らず
November 10, 2025 at 9:31 PM
古今163
前に住んでいたところで、ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
昔べや今も恋しき〈こひしき〉ほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 10, 2025 at 7:31 PM
古今39
暗部山〈くらぶやま〉で詠んだ歌
梅の花匂う〈にほふ〉春へはくらぶ山闇に越ゆれど〈こゆれど〉しるくぞありける
紀貫之
November 9, 2025 at 8:31 PM
古今370
越〈こし〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
帰山〈かへるやま〉ありとは聞けど春霞立ち別れなば恋しかる〈こひしかる〉べし
紀利貞〈きのとしさだ〉
November 9, 2025 at 5:32 PM
古今146
題知らず
ほととぎす鳴く声〈こゑ〉聞けば別れにしふるさとさへぞ恋〈こひ〉しかりける
詠み人知らず
November 8, 2025 at 2:31 PM
古今109
うぐいすが鳴くのを詠んだ歌
木伝へば〈こつたへば〉おのが羽風〈はかぜ〉に散る花を誰〈たれ〉に負ほせて〈おほせて〉ここら鳴くらむ
素性法師〈そせいほうし〉
November 8, 2025 at 10:31 AM
古今316
題知らず
大空〈おほぞら〉の月の光し清ければ影見し水ぞまづ凍り〈こほり〉ける
詠み人知らず
November 6, 2025 at 2:31 AM
古今16
題知らず
野辺近く家居〈いへゐ〉しせればうぐひすの鳴くなる声〈こゑ〉は朝な朝な聴く
詠み人知らず
November 5, 2025 at 11:31 PM
古今202
題知らず
秋の野に人まつ虫の声〈こゑ〉すなり我かとゆきていざとぶらはむ
詠み人知らず
November 5, 2025 at 10:31 PM
古今202
題知らず
秋の野に人まつ虫の声〈こゑ〉すなり我かとゆきていざとぶらはむ
詠み人知らず
November 4, 2025 at 9:31 PM
古今163
前に住んでいたところで、ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
昔べや今も恋しき〈こひしき〉ほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 4, 2025 at 6:31 PM
古今201
題知らず
秋の野に道も惑ひぬ松虫の声〈こゑ〉する方に宿や借らまし
詠み人知らず
November 4, 2025 at 4:31 AM
古今159
題知らず
去年〈こぞ〉の夏鳴きふるしてしほととぎすそれかあらぬか声〈こゑ〉の変はらぬ
詠み人知らず
November 4, 2025 at 12:31 AM
古今201
題知らず
秋の野に道も惑ひぬ松虫の声〈こゑ〉する方に宿や借らまし
詠み人知らず
November 3, 2025 at 12:31 PM