#十三なにわ
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はわわ三十路かぁいい😭　普段そんなことないのに家の柱とかにつまさきとかひじとか当たったりずっこけたりしてはわわして😭　それで天女がいいから…なにもしてくれなくていいから…とはふはふしてる　お母さんと息子か？
November 14, 2025 at 11:51 AM
suonosu128.bsky.social
第三十一夜　【賞】

あなたと共に走り抜いた夜
何度も泣いて、傷ついて、それでも諦めなかった
さぁ、朝日にたどり着いたご褒美はなにがいい？

それはもちろん

『あなたの隣』

#inktober2025 #inktober #インクトーバー2025 #Original #art #イラスト
October 31, 2025 at 9:00 AM
rubenesquelady.bsky.social
もう1人の方が声かけた子が4人で飲んでたらしくて、20〜25の男子たち6人と三十路の私という意味のわからん展開になり、ぬるっと起きて、いま大きなテーブルでみんなで仕事してます　なに？
October 31, 2025 at 2:25 AM
creamanko.bsky.social
この後家まで送ってもらった。
（2/2）
「この私に養う甲斐性がないとでも？」 何を言っても、何も問題はないと返される。恐らくドクターがどんな理由を捻り出しても、エンシオディスは瑣末なことだと笑うだろう。そして恐らくどうにかしてしまうし、実際男にとって何一つ問題はないのだ。あったとしても、意にも介さないだろう。 知り合って経た時間はそう短いものではなく、尚且つ自分に向けられた好意に気付かずとも男の性質を理解するには十分足りる時間だった。 「私もお前に一つ聞いていいか」 「な、なにを……？」 エンシオディスの問いに、もはや何も口にできなくなって黙ってしまったドクターはまだ何があるのかと身構えた。するとその様子にエンシオディスは少しだけ困ったような顔をして、笑って尋ねる。 「私にこうされて、嫌か？」 「！」 握った手を、そっと撫でられる。それだけではなくテーブルの下であの立派な尻尾が脛に絡みついてくるのを感じた。いつもは勝手に巻き付いてくるくせに、こんな時ばかりはドクターの反応を伺うように、酷く臆病に、遠慮がちに。 そしてその質問に関してドクターが答えられるのは、 「いやじゃ、ない」 という事実のみ。 「そうか」 エンシオディスの頭部に頂くフェリーンの耳がぴくぴくと嬉しそうに震える。それを見てドクターはうっかり、そう非常にうっかりこの長身肩幅広顔良し立場良し性格は若干難ありの男を可愛いと思ってしまった。可愛いと見えてしまった。 「ふむ……ではすぐに答えが出せないと言うならば、しばらく『お試し』をしてみてはどうだ」 「お試し？」 突如提示された案に、ドクターは首を傾げた。 「付き合ってみて、私がお前の伴侶に足るかどうかを見極めるのだ」 「私が君を、ではなくて？」 「恋うているのは私だからな。試されるのは私の方だ」 「……」 惚れた腫れたにお試し期間があるなどと聞いたことがない。しかしエンシオディスは冗談を言っている風もない。何を馬鹿なことを。しかしその提案に対してドクターが何らかのアクションを返さなければ、恐らくずっとこの手は離してもらえないだろうことはわかる。 非常に奇妙なことになったと思う。年下で同性の友人ができたと思ったら、その人からプロポーズまがいのことをされるなんて。しかも相手は未婚なのに三人の子持ちで、しがない研究職でおまけに男の自分だというのに。 ーー今思えば、この時しっかりとノーと言っておくべきであったと、後のドクターは後悔する。 しかしドクターは知らなかったのだ。雪深い男の祖国の狩人は、狙った獲物を仕留めるまでけして諦めることはないのだ、と。 「じゃあ……いいよ。その、君の言うお試しってやつなら」 「では、仮契約成立だな」 するりと掴まれた手を解放され、ドクターはようやく己の手を取り戻すことに成功した。しかし長らく包まれていた手にはエンシオディスのぬくもりが移っており、先程うなじに感じたものと同じものを思わずにはいられない。 それが不思議と嫌悪するものではない理由には、ドクターはまだ思い当たることはできなかった。 「では改めて乾杯といこう」 話し込むあまり、すっかり気泡の抜けてしまった シャンパンのグラスをエンシオディスは手に取る。 「ッ、まだお試しだから、その、クーリングオフはいつでも効くんだろう？」 「ああ、その通りだ」 しぶしぶ乾杯と軽く掲げたグラスの中で、薄琥珀色の液体が踊る。気を落ち着かせる為にすぐさまそれに口を付けるドクターに対し、ふと液体越しにその様子を眺めてエンシオディスは言った。 「だがお前も勤め人であるならばわかるだろう。仮契約を結べたのならば、あとは『全力』で取りに行くのみ、ということをな？」 「……！？」 その宣戦布告とも思わせる言葉にドクターは口に含んだシャンパンを吹き出しそうになったが、周囲も目の前の男もとても弁償できないほど高級なことを思い出してどうにかとどまる。エンシオディスはその様子を楽しげに見つめつつ、テーブルの下でドクターの脛に尻尾を巻き付けた。
October 31, 2025 at 8:29 AM
kyabyara.bsky.social
クソデカ感情探索者、相手が自分から離れる/手を引こうとした瞬間

久我は「今更何処に行くってんだ？　テメェがした事の責任は取れよ、ガキじゃあるまいし」
綴木は「ああ、本当に酷い子だよね。俺をこんなに夢中にさせておいて捨てるの？　悪い子、本当に…教えてあげるね、俺がどのくらい君のことが好きか」
九十九は抱いて"理解"らせます
「あー、怖いの？　それとも痛えの？　ごめんな、加減出来なくて。でもそんくらい大事だからさ、壊さねえようにはするから他のところ行くなんて言うなよ」って言う

なにこれカスの三銃士？
はい
October 13, 2025 at 11:25 AM
tukino1106.bsky.social
眠たいノリのない旋律って、人間でない感情も模倣した存在でありながら、歌うことが役割である同位体(つまり合成音声)の歌声であり、そこに目一杯の感情を乗っけて歌うと宣言する可不ちゃんがもう無理、尊い死ぬ。死んだ。
彼女が幸せでいてほしい。みんなぽかぽかでいてほしい、頼む。

でも最終的にあの、これクマやんけェ……！？の気持ちが起きたので、可能なら最終的に十三機兵的な広がりもあると嬉しい……無理か。無理だなぁ……そだよねぇ。
その点十三機兵はすごい着地の仕方をしてたな……
あれは、そうはならん……なにアレ……
September 7, 2024 at 1:52 PM
okakkie.bsky.social
買ったともｗなにげに初ねんどろだよ……（マイナー趣味の限界がここにある）

ファミレスは数時間あれば終わると思うから好きなタイミングでいいと思うｗ分岐2つだけど、そんなに苦労しなかったな
んで十三機兵は分岐無しです！　一本道シナリオなのにゲーム体験としては深い奥行きを感じるという不思議なゲームである
February 8, 2024 at 2:16 PM
kaitotodattu.bsky.social
風生もだけど、脳内で十季と六季もじーって三季のこと見てるなあ。
六季は純粋に心配してるけど、十季はまとってるものがなんかこわい。何？その黒くてでっかいの。

十季「なにって、可哀想な三季を補強してあげようかと思ってるだけなんだけど」
March 26, 2024 at 4:53 PM
akogi.bsky.social
（2/4）
榊が羞恥の限界に達する前に、見た目がアレな寮に到着した。塀の切れ目、玄関前に来ると、どちらからともなく手を解く。 「じゃあ、またな」 「うん。また」 また、などと、走と次の約束をするようになるとは。少し前の榊には、想像もつかなかった。つき合うって、すごい。恋人って特別だ。恥ずかしいし照れ臭いが、それを上回る幸福感があった。 しみじみと噛み締めながら、榊は踵を返そうとする。と、その手を引かれた。門柱を入って庭木の影に引っ張りこまれる。なにすんだ、と言葉を発する前に、キスされた。 いまだに手を繋ぐだけで顔を赤くするくせに、こういうことは手が早い。どういう羞恥心してんだ。軽く触れただけで離れた唇が名残惜しくて、自分からもう一度押しつけた榊が言えたことではない。 こんなところで誰かに見られたら、と思うが、住んでいる走がわざわざ引っ張ってきたのだから、おそらくここが見つかりにくい場所なのだろう。そう信じたい。 二度触れて、じゃあもう一度、とわずかに開いた唇を寄せたところで、砂利が音を立てた。二人して飛び上がって、庭木の影を出る。 興奮した息遣いが闇を駆けて近づいてきた。足に突撃された走が、「うわっ」と小さく悲鳴をあげる。犬だ、と気づくのに、榊は時間を要した。 「ニラ、こら。ちょっと静かにしてくれ」 「犬？」 「アオタケで飼ってるんだ」 寮で犬を飼っていいのか。榊は疑問に思うが、くわしく訊いている余裕はなかった。ニラは走の足元に戯れついて離れようとしない。砂利が鳴り、ニラが短く吠え、走が焦った声を出す。いつアオタケの住民が窓から顔を覗かせるかわからなかった。これはさっさと退散したほうがいい。 「帰るわ」 「あ、ああ。ごめん、気をつけて帰れよ」 「ん」 身動きが取れない走に手を振って、榊はアオタケの敷地を出た。来た道をもどり、赤信号で立ち止まるとスマートフォンを取り出す。乗り換えアプリを立ち上げた。 時刻は、二十時を少し過ぎている。駅まで走って次の電車に乗れれば、乗り継ぎで快速急行に間に合う。快速急行の後は路線を変えて、その後バスに乗って。寮の門限は二十三時だが、風呂は二十二時までしか開いてないため、できれば二十二時前に帰りたい。 このルートならば、二十一時半には寮に帰れるだろう。ギリギリ間に合う。信号が青に変わるのに、よしっ、と短く発して、榊は走りだした。 走を送っていった帰りは、いつも寮の門限との戦いだった。アオタケは多摩川寄りの東京都の端に位置しているが、榊の寮は神奈川県の横浜市内にある。走と出かけたり食事したりするのは、決まって都内だった。それは、走が東京体育大学の寮が都内にあり、かつアオタケからそう離れていないと勘違いしているからだ。榊はそれを訂正しなかった。 駅までもどると、ICカードをかざして改札をくぐり、駆け足で階段を上がる。ちょうど電車がホームに入ってくるところだった。余裕を持って乗りこみ、空いた座席へ腰を下ろす。駆け込み乗車した者がいたらしく、閉まりかけたドアが一度開き、注意換気のアナウンスの後に再び閉まる。電車が動き出した。 下り電車は空いていた。車窓を振り返った榊は、頬杖をつくふりをしてニヤける口元を隠す。どうしたって走とのキスを思い出した。手を繋げたしキスもできたし、今日はいい日だ。 互いに練習で忙しく月に一度会うのがやっとだが、その少ない逢瀬で走と榊はジリジリと関係を進めていた。つき合うって、すごい。恋人って特別だ。手の下で、榊は幸福を噛み締めていた。 電車は多摩川を越え、神奈川県に入る。つきあい始めたばかりのころ、なかなか予定が合わず会える時間も限られていため、せめて帰り道ぶんは一緒にいたいと、榊の方から寮まで送っていくと提案した。走も、早い時間に解散するのに味気なさを感じていたのか、二つ返事で了承した。 関東に来てから再会したのが多摩川の河川敷だったせいか、走は榊の寮も近くにあると思ったのだろう。「歩いて帰れるくらいの距離」と榊が言ったのを疑いもしなかった。榊が三、四回乗り換えをして、一時間以上かけて帰っているとは思っていないはずだ。 多摩川を越えると、同じ路線の快速特急へ乗り換えとなる。さらに次の乗り換えがしやすいように、前の方の車両へ移動した。慣れたものだ。 快速特急を降りると、一度改札を出て別の路線へ乗り継ぎ、大学のある街へ帰る。都市開発前は草木が生い茂る広々とした台地だったらしい駅周辺は、巨大な商業施設があり個人商店も豊富で賑わっていた。
February 8, 2024 at 12:14 PM
mntouko.bsky.social
遅刻しました。三リョワンドロワンライ様より《夢中》をお借りいたしました。まだ付き合っていないふたり。夏休み明け、目の上のタンコブが最近なにかに夢中でずっとイヤフォンをしているのが気になるリョのはなし。おめでたいお噂というやつです。
「三十一字も待てなくて」
(1/2)
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「三十一字も待てなくて」、「とうこ@mntouko」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　なにせ昔から、七七番は恋の歌だと相場は決まっている。 　 　 　 　＊三十一字も待てなくて 　 　 　 　まだ夏の盛りを少し通り過ぎた頃、それに気付いたのはたまたまではなくて、言ってしまえば当然のことだった。自然と目で追うというよりは、存在が大変に主張してくるタイプのタンコブが現在青春と胸を張って呼べる年代真っ只中の宮城の世界で幅を利かせているために自明の理というやつで、いたしかたないことと言えばそう言い切れた。 　夏の終わりが目前に過りながらもまだ台風が訪れるような時期なので秋に足を踏み入れる時期ではない。夏休みが終わり再び忙しなく無我夢中でボールを追う、そんな日々の中で、あれ、と何度か目にするようになり、やがて胸中にそんなことをする人だっただろうかと疑問が渦巻くようになった。 　蝉が喚いている。命を燃やしているその声が、ゆくゆくは終焉に向かうのか、少しずつその音の重なりが減っていく最中、木漏れ日にその姿を見た。屋上へ続く階段、そのどこかひんやりと冷たい壁に背を預け、電気のついていない暗がりでその姿を見た。まだ厳しい茹だるような通学路、陽炎が揺らめくアスファルトの上にその姿を見た。 　夏休みが明けてからというものの、三井はイヤフォンを耳にさし、何かの音の群れに身を任せるようになったのだ。プレーヤーにセットされている音源がどんなメロディラインなのかコード進行なのか、歌う声の低さがあるのか高いのか、甘さがあるのか宮城には 検討もつかない。その姿はどこかひとりの世界に没頭しているようで、現実の世界を隔絶しているような印象さえ受ける横顔だった。宮城が声をかけたり、または肩に手を置いたり、背中を小突いたり。衝撃を与えれば、まるでそのように設計されているアンドロイドかのように、つい今まで浸っていた世界の停止ボタンを押して宮城を振り返る。 　今もそうだった。休日の練習後、他に残っている部員はもういなかった。宮城が体育館の使用権を他の部活の部長たちと融通したり遠目の脅しをかけあったりしながら組み立て終わり部室に戻れば、三井はロッカーに背を預けながら腕を組み、何かをイヤフォンで聴いていたのである。何か食べて帰ろうそこで練習の相談をしたい――そう約束とも言い難い緩い言葉を交わしていた宮城を律儀に待っていたのだろう。流れ込んでくる音だけの世界に浸るためなのか目を閉じていたから、宮城の入室には気付かなかったらしい。その肩に触れると、びくりと身体を跳ねさせながらその見開かれた目で宮城を捉えた。右耳のイヤフォンを取ると、「終わったか」とだけ尋ねてくる。頷く前に、宮城は口を開いた。 「……最近、なんかよく聴いてますよね」 「ん？　ああ、まあな。ランニングの時とかもよく聴いてるわ」 「何聴いてるんすか」 「……それは別に、なんでもよくね？」 　その返しが来て、驚いた。三井のことだから、無理矢理にでも宮城に「おお聴くか？　これいいだろ？　最近あちーんだよ」とかなんとか聴かせてくると思ったのに。そのくらいの、宮城の事情など慮ることなどしない勝手さと勢いで手を引くバランスの保ち方こそ三井であるのに。 「……なんすか、言えないタイプの音楽？」 　宮城は三井が怒らず、自身の返しとして正しいだろ うラインをなぞる問いかけを放ってみる。 「どんなだよオレが聴いてんの」 　三井はその、宮城が放り投げた問いにまずは笑って見せた。表面をなぞるだけの軽い響き。まだ左耳からイヤフォンが外されない。どんな？　どんな音楽だろう。 　……たとえば。彼女ができて、その彼女が好きなやつ。 　……たとえば。グレていた時期バンド派の何かしらのやつ。 　――たとえば、たとえば。 　そんなたとえばが降り積もって積み重なって、宮城の肩にのしかかる。三井のすべてを知りたいと押しつけるつもりはない。けれど、不安はもたげてくる。ひとりで抱えれば抱えるほど、荷をおろさない人だから。それに、と気になることもある。たまにイヤフォンで耳をふさいで、その三井だけの世界で。 　とても綺麗に笑うのだ。その横顔を見せられるたびに、たまらない気持ちになる。知らないことばかりの三井だけれど、それを思い知らされる。どんな音楽を聴いているのか、その背景、それすらも共有してもらえない、存在の卑小さを自覚させられるのだ。 「……教えてくれたって、いいじゃないですか」 　思わず拗ねるような口調が漏れ出てしまった。唇を尖らせて、 「何聴いてるかくらい……」 　そう詰るように吐き捨ててしまえば、三井はぎょっとしたような表情で目を見開いた。 「いやマジでお前が考えて……いや何考えてんのかわかんねーけどよ、」 「彼女ができてその子が好きな甘ったるいだるいラブソング」 「ちげーよ。ラブソングへの悪口じゃねーか」 「バンド派の奴らの反体制ぶったサイケパンクロック」
June 4, 2024 at 8:26 PM
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4「今日がその日と」（2/2）
「さん？　はあ、はい」 「あんたね、教師におなんなさい」 「はあ」 「なに気の抜けた返事してるんですよ。うちはあんたんとこに教師をやるつもりはない。だけどあんたは教師が欲しい。じゃあ、自分が教師になるしかないでしょうが」 　雑渡がぱちぱちと目をしばたかせて、は、と百人の配下を持つタソガレドキ忍軍の組頭らしからぬ声を出した。伝蔵は片目を眇め、唇の片側をぐいと引き上げて笑ってやる。 「なーに呆けてんだ、わたしゃね、三十五を前に戦忍を止めたんですよ。それから教師になった。なんだって、やろうと思ったらできんですよ」 　隻眼がきゅうと丸くなり、それから糸のように細くなる。雑渡が腹から響くような大声で笑い、それはそれは、と笑みのにじむ声で言う。考えもしなかった。教師か、私が。 「あんたがやらんで誰がやるんです。変えたいんだろう？　じゃああんたがおやんなさい」 　だけどね、簡単じゃないですよ。通いで少しずつ教師の勉強をやってくんだ、一年がかりでも終わるかどうか。伝蔵が続ければ、雑渡が起坐に直って背を伸ばす。頭を深々と下げ、ご助言、ありがたく頂戴いたす。凪など忘れたような、戦場を前に策略を練る組頭の声で言う。 「まあ、学園長先生がいいと言えば、だ。私が決めることじゃない。熱意と袖の下でうまくおやんなさい」 　米だの味噌だの、子らが食うものを贈んなさいよ。そう告げれば雑渡が顔を上げる。なるほど、そうしましょう。口布の下にあっても三十六の男の顔は晴れ晴れと笑んでいて、私も戦忍を辞めると決めた日にはあんな顔をしていたか、と伝蔵は声を上げて笑った。まあ、うまくおやんなさい、雑渡先生！
March 30, 2025 at 6:28 AM
yonemaya.bsky.social
国語の場合、教材を読むことを一つの契機として、生徒がなにがしか主体的に考える（ようになる）ことが目標の一つになったりもするのだけれど、「なにがし主体的に考える」のには時間がかかる。例えば『源氏物語』の女君たちの苦悩や悲嘆が切実に「わかる！」ようになるのは三十代四十代になってからだったりする…みたいな話。私も「今やってることは種まき」と思いながらやっているところはある。
けれど一方で、与えられたテキストが「わからない」のは結構苦痛でもあり、当の生徒がその苦痛に耐えられないというのもとてもよくわかるのだ。だからこそ「わかりやすい」「わかった気にさせてくれる」先生はいつの世でも生徒に大人気となる。
August 9, 2025 at 5:59 PM
longfish801.bsky.social
≫担当編集者との対談記事によれば、雪宗はドラマ『相棒』の杉下右京をイメージしている模様。さまざまな人物から話を聞くたび、雪宗はなにかを隠しているとしか思えなくなる。いわば名探偵が起こした劇場型犯罪。三十年という時の厚みを感じさせる疑似ドキュメンタリーだが、幻想小説の風合いもある。≫
September 14, 2025 at 10:00 AM
kokutantan.bsky.social
三十歳前後ってたぶん自分の将来が明確になる年頃で壊れてしまうんやろなぁ
親も諦めてなにも言わなくなるしな
February 15, 2025 at 3:06 AM
cabbagevege.bsky.social
三十代に入った成人した男相手に可愛いもなにもないとはおもうけど私は自陣のことむぢゅむぢゅにかわいいと思ってます（一行矛盾）
January 26, 2025 at 12:38 PM
nagasuyu.bsky.social
でもあの水槽は厚さ三十センチとかあったはずだし私は人としてはわりと非力なほうだし、たぶん実行に移したところでなにも起きないんだけど、そういうことばっかり考えてる
March 1, 2025 at 7:20 AM
yamatanokani.bsky.social
酔っ払った桂さんに顔面をがっしりと固定されて「君が全然老けないからねえ! 私は若い情人を囲ってると噂を立てられてるんだよ!」と理不尽に叱られる隠し刀。「確かにだね、私の方が年嵩だが、あんまりじゃないかい!? これが三十路過ぎの男の肌か! まったく、つるつるつやつやで、かわいいものじゃないか。んっふっふ、愛おしい男だな君はあ!」と撫でくりまわされるし、シオシオの顔して受け入れてる。
「貴方もなかなか老けないだろう。出会った時とそう変わらない」「なにおう、私はどんどん老いてるさ! 昨日なんて下の毛に白髪があった!」「見せてみろ」「ほら!」「……無いから安心しろ」「そうかい? そうかも」
January 28, 2025 at 10:01 AM
takugakato.bsky.social
三論宗の言う仏性も面白い

因（十二因縁）
因因（↑を理解する智）
果（涅槃）
果果（↑の境地）
中道

この５つが仏性
なにそれ？それは単なる状態を言ってるのでは？となる

でも考えてみるなら
そもそも仏性は何か物質なのか？

そうではなく、仏であるという状態があるのみや、と
March 24, 2024 at 3:38 AM
kanokokko.bsky.social
イデ監♀💀🌸（16/22）
つづき
心なオタク魂が生み出した奇跡かもしれない。少なくとも、わたしにとっては。 　恨めしげにこっちを見下ろすイエローアンバーの瞳は、案外ころころと色を変えて饒舌だ。 　先輩はいつも、どんな気持ちで海を渡るのかな。どんな目で海の青を見つめるのだろう。わたしがワクワク待ち遠しく思う気持ちの、数分の一でもワクワクしてくれてたりするのかな。だったらいいのに。 　遠く潮風が鼻をくすぐって、ふいに胸がいっぱいになった。 　ひなたでしょんぼりと項垂れているこの人を、好きだなあ、と思う。ちょっと、いやかなり変わってるし、扱いにくいし、ひねくれてて腹立つこともいっぱいあるし││わたしのことなんて、ちっとも好きじゃない人だけど。 　恋をしてます、あなたに、って言ったら、きっと困らせると思うけど。 「そんなに相手が気になるんですか？」 「なるに決まってるでしょ！　さっきからずっとそう言っとるが！？」 「うーん、じゃあ、仮に、交換条件としてですよ」 　あんまりにもぺしゃんと萎れているのが可愛く思えて、わたしはもう少しだけ、イデア先輩に意地悪を言ってみることにした。 「今日のコラボカフェのコースター、全部くれたら教えますって言ったらどうします？」 　お店で会うとき、イデア先輩は基本的にちっともわたしを見ていない。視線はいつも平面のキャラクターに注がれていて、わたしがピンクの服を着ていようと、ブルーの服を着ていようとまるで興味がなさそう。仕方ないと流しつつ、わたしは 毎回少しだけがっかりして、平たい女の子たちにヤキモチを妬く。 　だから、彼女たちと天秤にかけて、ほんの少しでも悩んでくれるなら、ちょっとだけでも報われるんじゃないか、なんて。 「え？　そんなものでいいの？　三枚でも十枚でもあげますが……君、これ好きだったの？」 　イデア先輩は訝しげな顔をして、なんのためらいもなくサッと銀の袋をポケットから取り出した。 「えっ」 「なに、ほら、渡すから早く教えて」 「えっ？　あ、すみません、いらないです」 「は！？　いらないんかい！　どういうこと！？」 「いや、どれくらい興味があるのか、知りたくて……」 「は～～！？」 　大きな声で騒ぐイデア先輩を前に、わたしはこみ上げてくる嬉しさに走り出したいような気持ちになった。 　わたしの好きな人が誰か知るために、あんなに大切にしてたグッズを差し出そうとしてくれている！　このためだけに遠くまで来ているのに、あのイデア先輩が！　それってとってもとってもすごいことだ。 　目が大きくて平たいあの子たちより、君のことが気になってます、と言われたような気さえする。拡大解釈だとは思うけど、今この瞬間、自惚れるくらいはいいよね。 「ふふ、ふふふ！」 「エーーッ、なんで笑ってるのこの子……！　意味不明すぎるんだが……」 「やった～！」 「なにが！？　ほんとに、なにが！？　ねえ！　好きな人ってだれ！」 　悲鳴じみた声でイデア先輩が追いすがってくる。それが嬉しくて、くすぐったくて、わたしはけらけらと笑った。 「笑うなーーッ！」 「あはは、ごめんなさい。ねえイデア先輩。わたし、次に会うときまでに、先輩にもハッキリわかるぐらい可愛くなっておきます。だから今度はちゃんと褒めてくださいね」 　会ったとき、平面の女の子に視線をとられないくらい、とびっきり可愛くなってみせる。恋する乙女は美しいものだって、前にルーク先輩も言っていたし。コースターと比べてわたしがちょっとでも勝ってるところがあるなら、まだチャンスがあるのかも。頑張ろう！ 　決意を新たに目を輝かせるわたしに、イデア先輩は石畳みたいな顔色でぶるぶると震えて言った。 「は？　なん、なんで？　かわいく……？　次に会うまでに、す、好きな奴と進展する予定があるってこと……？」 「うーん、ふふ、進展できたらいいんですけどねえ」 「オエッ……無理すぎて吐き気してきた……聞きたくない……助けてオルト……」 　なぜか弟に遠隔で助けを求めはじめた背中を押して、クレーンポートへ向けて歩き出す。こうしてはいられない。三次元の女の子に興味のないイデア先輩を、次回までにびっくりさせるほど可愛くなるには、これまで以上の努力が必要だ。 「それじゃ、わたしこのあと用事ができたので、今日はもう解散しましょう」 「や、ヤダーッ！　遠路はるばる、片道半日かけて会いにきた先輩を追い返すとか！　鬼ッ！　悪魔ッ！　冷血～～ッ」 「わがまま言わないでください。次までにイデア先輩に、わたしの可愛いところを百個言ってもらえるくらい頑張らなきゃいけないので！」 「なにその謎の努力！　いや待って……ね、ねえ、今から百個いえば、君の好きな奴の名前、教えてくれる……⁉」 　押されるままに歩いていたイデア先輩が、急に電柱にしがみついて立ち止まったので、わたしはキョトンとして背高な彼を見上げた。 「え。でも、ないでしょ？　百個も」 「ッスウーーー……ぼ、僕が今から何を言っても、き、気持ち悪く思わないって……嫌わないって約束してくれるなら」 　大きく深呼吸をして、琥珀の瞳が真剣な色に揺れる。その目が今まで見たどの瞬間よりも熱を帯びていたので、わたしは一瞬息ができなくなった。心臓をギュッとつかまれたような苦しさ。 　イデア先輩の手がわたしの手を上からそうっと包み込む。 「……あるよ。百でも千でも聞かせてあげるから、君の話を僕に教えて」 　そうしてイデア先輩はわたしの手を握ったまま、海岸沿いのベンチに引っ張っていった。 　並んで座ると、視界が一面海の青と、イデア先輩の揺れる髪の毛で埋め尽くされる。わたしは謎の状況にどぎまぎしてしまった。 「それじゃ、ちゃんと数えながらきっちり百個言うんで。終わったら絶対言えよ、君の好きなやつ
August 10, 2025 at 2:25 AM
youkaitama.bsky.social
八月三十一日
夏休みはきょうでおわり
きょうはなにもないすばらしい一日だったアキュートさん

#ウマ娘 #umamusume #ワンダーアキュート
August 31, 2025 at 1:30 PM
niwaka-movie.com
俺だけの感覚の可能性は大いにあるのだがウィズみたいな一人称の3Dダンジョンは何十時間探索しててもあんまり飽きないのにPS2以降のRPGで主流になった三人称ビハインドカメラの3Dフィールドは2時間ぐらい歩いたら飽きるのなに？これはちなみにドラクエ8とメガテン5の悪口なんですが
February 20, 2024 at 12:54 PM
silentseanight.bsky.social
「言わんといてぇ」 　情けなく眉尻を下げて謝るその顔にはまだ口周りが薄紅に色づいたままで、その顔を見て聡実は怒っていたのにうっかり吹き出して笑ってしまった。今も狂児に色目を使う女性達は、四畳半の狭い部屋で大学生に嫉妬の仕返しを食らって情けない顔をしているとは想像もしないことだろう。 「風呂の前に顔洗いますか。口元ベタベタやろ」 　聡実自身もまだ口元がベタついている。そういえば勢いでキスしてもうたなと無意識に唇を触った。 「聡実くん」 　不意に名を呼ばれて顔を上げると聡実は再び狂児に顎を掴まれる。先ほどよりは優しい手つきだ。 「なに？」 「んー、たしかに唇荒れてるわ。あんまりいじらんほうがええな。舐めるのもあかんよ。さっきのリップクリーム貸して」 　聡実は言われるまま狂児にリップクリームを渡す。受け取った狂児がまた塗ってくるかと思った聡実は「ん」と軽く上向いた。けれど唇に触れてきたのはリップクリームではなく狂児の唇だった。しっかりと深く重ねられ、先ほどの聡実からのキスなど子供騙しだと教えられる。 　いつの間にか顎を掴まえていた狂児の手は離れ、代わりに聡実の両手が狂児に縋り付いていた。リップクリームはいつの間にか足元に落とされている。 「……なんやねん、もう」 「お返し。リップクリームだけやないよ」 　楽しげに返す狂児の胸を聡実は力の入らない拳で叩いた。騙し討ちやと重ねて文句を言いながら 胸元に額を擦り付ける。いつの間にかすっかり体温も上がっている。 「お風呂どうする？」 　笑って訊ねてくる男のまだ着たままのコートを握りしめる。 「シャワーだけでええ。一緒に入ろ」 　返事の代わりに腕の中に抱き寄せられた。 「あれ？　岡ピそのリップどうしたの？」 　遅刻すれすれで滑り込んだ講義の後、聡実がポケットから取り出したリップクリームを友達に目敏く見つけられた。 「昨日言ってた色付きのじゃないよね」 「よぉ知ってるね」 　聡実の手の中にあるのは昨日間違えて買ったリップクリームとは別物だ。 「色付きのを間違えて買うたって言うたら、こっち使いって渡されて」 「へぇ。彼氏に？」 「そう」 　年上の彼氏の話を知っている友達の言葉に素直に頷いて、聡実はささっと新しいリップクリームを唇に塗る。色がつかないから鏡を見ずに塗っても問題ないのが助かるなと呑気に思う。 　見ればわかるハイブランドのマーク入りのリップクリームは質素な見た目の大学生が自分で買う代物でないのは傍目に明らかなのだが、聡実本人はそのあたりの認識が雑だ。 「しかも名入れされてるし。欲しいってリクエストしてたの？」 「いや、昨日話したら今朝くれた」 「え？」 　友達が目と口を丸くして驚き「どんな伝手よ」と呟くのに「よう分からん」と濁して返す。 　朝になってモーニングを一緒に食べた後で今手にしているリップクリームを渡されて驚いたのは聡実本人だ。狂児いつの間に用意したのかさっぱり分からなかった。しかも「自宅用と持ち歩き用と予備やで」と三種類渡された。全部違うリップクリームだ。 「探せばメンズ用で売ってるんやな」 「そうねぇ」 　友達が遠い目をして相槌を打つのに聡実は首を傾げる。高いブランドとはわかるが、安売りのリップクリームが何十本買えるかという値段とまではわかっていない。 　手の中のリップクリームの刻印を指先でなぞる。狂児の腕にあるのとは違い、アルファベットで刻まれた聡実の名前。 　どうせなら自分の名前を刻んで寄越せばいいのにと思いながらポケットに仕舞った。
December 24, 2024 at 11:23 AM
reimei-swd.bsky.social
ヴィアベルさんなんとも思ってなかったんだけど三十代…なの？？なにそれ三十路男の謎ロングチョーカービリビリ破れ服もふもふ付きファッションなの？好き…
March 24, 2025 at 1:19 PM
wakusaka-sohei.bsky.social
火曜日
深夜にタクシーで帰宅して、よく寝る。朝が来ても眠る。昼が来ても眠る。ちょっと起きて、起きたところでどうにもならない漠とした体調で、また夕方まで眠る。一ヶ月半にもわたる祭りの日々の中で熱くなりすぎた部分の放熱をしている感じ。
夜、NSC東京の授業。パフォーマンス悪い状態で喋る。言葉と言葉がなにも繋がらない。あうあう喋っているうちに90分が過ぎていく。私はいま、三十円みたいなことになっています。
帰宅途中に突然食欲を感じ、牛丼を食べる。
July 30, 2025 at 3:10 PM
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今の労働ぜんぜんやめたいけど次にいくスタミナもない。事務系だと動けないのかなりストレスだったのもあって詰んでいる。あと電話が嫌すぎるので無理だ。
わがままとかではなく着信音で頭が真っ白になるし、耳元で親しくない人間の声がするのも高ストレス。
一本とるごとに三十分なにもしたくない。
September 14, 2025 at 1:11 PM