#風中の縁
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Dawn of Megalopolis
#AIart #AIGen #AIイラスト
高層ビルが林立する未来の大都市。その無数の建築物は、まるで地上を覆い尽くす灰色の迷宮のように、遠くの地平線まで途切れることなく続いている。ビルの隙間を縫うように複雑に交差する高架道路には、赤い光が点々と走り、都市がまだ眠りの中にあることを静かに伝えている。 その巨大な人工の風景の中、朝日が昇りはじめた。淡いオレンジと薄桃色の光が空を染め、鋼鉄の街に柔らかな輝きを与えていく。冷たい金属の壁が朝の光を受けてわずかに温もりを帯び、長く影を落としている。 そんな街の高み、ビルの屋上の縁に、一人の少女が立っていた。彼女はピンク色の髪をツインテールにまとめ、風に揺らしながら、静かに遠くの空を見つめている。透明な緑のレンズが光を反射し、その瞳にはまだ眠る都市の姿と、昇る太陽の淡い輝きが映っていた。 少女は迷彩柄のパーカーに黒いリュックを背負い、猫耳のような形をした電子デバイスを頭に装着している。彼女の姿は、無機質な都市の風景の中でひときわ柔らかく、そして少しの孤独を帯びて見えた。 彼女が立つ足元には、かすかに風の音と、はるか下から響く機械の低い唸りだけが満ちている。だが、その朝の光の中にいる彼女の横顔には、希望にも似た静かな意志が宿っていた。まるで、この終わりのない都市の中にも、新しい始まりを信じているかのように。
October 4, 2025 at 11:48 PM
emissaryblue.bsky.social
⭕🐟🐟🐟
#AIart #AIイラスト
穏やかな秋の夕暮れ時、水平線に沈む夕日が空をオレンジとピンクに染めている場面が広がっています。海辺の道沿いに立つ一本の柱には、魚の形をした看板が掲げられており、その上部には大きな円形の枠が取り付けられています。そして、数え切れないほどの色とりどりの魚が空に舞い上がり、その枠の中へと群れを成して泳いでいきます。魚たちはオレンジ、紫、青、ピンクなど多彩な色を放ち、雲間を縫うように優雅に飛び交っています。その光景を見上げるのは、ひとりの若い女性です。彼女は紫がかった髪を風に揺らし、猫のような耳と尻尾を持つ不思議な特徴を持っています。彼女は長めのコートを羽織り、フードには緑がかった縁取りが施されています。コートの裾がふわりと広がり、彼女の姿はまるで風に乗りそうな軽やかさを感じさせます。彼女の目は空の魚たちを見つめ、穏やかでありながらも驚嘆の表情を浮かべています。足元には秋の草木が色鮮やかに広がり、海の青と空の色彩が調和した幻想的な風景を作り出しています。
October 2, 2025 at 12:22 PM
ikas2nd.bsky.social
新しいブルートゥースイヤホンのテストに車中でペガサス幻想を聴いていたが、サビの
♪聖闘士星矢ァ‼(ｷｭｲｲｨｰﾝ‼
のｷｭｲｲｨｰﾝ‼のとこ弾くとき気持ち良かったんじゃないかなあと思って演奏者を調べたら15年前に50歳で亡くなっていた。ご本人が世を去っても、このｷｭｲｲｨｰﾝ‼は残り続けてこんな風に縁もゆかりもないオイサンに思い出されることもあると思うと、それは中々にエキサイティングな人生であるな。
September 16, 2025 at 8:41 AM
sakurado.bsky.social
楽天ブックスで #予約受付中
長風渡〜あなたと綴る、運命の縁〜 DVD-BOX3
価格 13,985円（税込）
詳細はこちら→ https://a.r10.to/hP2udu
#バイ・ジンティン #白敬亭 #ソン・イー #宋軼
長風渡～あなたと綴る、運命の縁～ DVD-BOX3
バイ・ジンティン[白敬亭] | 2025年06月04日発売
a.r10.to
February 26, 2025 at 4:00 AM
daihukumameshio.bsky.social
#塵縁 12
秋水、戦い中も紳士に見えるのは私がおかしいからではないと思う🤭石磯が投げた刀が蜂の巣落として二人はいい雰囲気に。若塵の婚姻の代わりに秋水と石磯が結婚なのか…雲風もっと蜂に刺されてもよかったよ。ところで秋水の花婿姿はどこにいったのですか🥲
March 18, 2025 at 9:01 AM
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「なるほどな。大方、ひいお爺様が外つ国から連れてきたのだろう。ただ、妖怪が神として言い伝えられているのが気になるな。……信仰によるものか？」

実物を見て見ないと、憶測でものをいう訳にはいかん。ぐだぐだ話すのをやめ、鳥居の中に足を踏み入れた。途端、どこからか爽やかな風が頬を撫で、一瞬視界でフラッシュが焚かれると目の前、池の縁で葉っぱの小舟を作っている少年と目が合った。霧に隠されてよく見えないがこちらに向かって歩いてくる。自分と少年の間の霧が少なくなり、顔が良く見えた。少し丸みを残した輪郭で、瞳がサファイアのようにギラッギラと光っており、1束下ろしたグレイの髪が風になびく度に、強い蒼色を隠す。
May 7, 2024 at 2:38 PM
tubasa-syouta.bsky.social
#ネオページ 様にて、ご縁がありまして、連載を開始いたしました！　

我（ワォ）国という中華風の国で、主人公・林杏（リンシン）が仙人を目指すお話です！
仙人への道のりは、なかなか厳しい様子。

こちらのかわいい表紙が目印！

現在3話まで公開中です。
ぜひご覧ください！　

作品ページ　www.neopage.com/book/3005371...
杏の仙人 翼　翔太 | ネオページ
両親から老人へと売られ、老人の愛人として生きていくこととなった少女・杏花（シンファ）。杏花は老人の葬式の際に死者と共に葬られる儀式、冥婚を避けるために、仙人を目指す。しかし仙人になるための最終試験・劫に失敗してしまい、前世の記憶を持ったまま林杏（リンシン）として新たな人生を歩むことに。今の両親と幸せに過ごしていたが、あることがきっかけで再び仙人を目指すこととなる。仙人になってゆっくり過ごすことを目...
www.neopage.com
July 31, 2024 at 2:34 AM
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バツのわんどろに便乗再掲 #文庫ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/pagemakers/bunko/bunko_bg.php
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 付記に「人には人の平熱」、「入江(@hiddennight961)」と記載されています。 画像情報：generated by 文庫ページメーカー / Photo by Evie Shaffer on Unsplash / フォント：しっぽり明朝Regular 以下は本文の内容です。 　今日はずいぶん猫が来てくれる日だった。察しのいい、おれには過ぎた友達ばかりだ。 　雲の色が鈍く変わり始めて、来てくれた時と同じく一匹、また一匹と散っていく。それぞれに定宿があるようで安心だ。親友がしっぽをひらりと振って去っていくのを、軽く手を挙げて見送った。 　さっきまで胡座の上に陣取っていたぬくもりを失って、急に寒さが堪える。窓もずっと開け放していたので、二階の子供部屋は屋外の日陰同然にひんやりとしている。窓を閉めて、いつもの体育座りに移行して、冷えた両手を膝の上で擦り合わせる。って、これで温まった試しがないんだよな。いつも当たり前のようにこうしてしまうけど、なんでだろう。 　寒い。寒い。ギリギリで保っていた心の下降が止まらない。あぁ、なんでおれ生きてなきゃいけないの。嫌だ。嫌だ。人生お先真っ暗だ。生きてるだけで地獄。死んでも地獄。こんな日は、いつものまじないじみた来世なんてものすらも信じられなくなる。 　とん、とん、とん、とん。 　聞こえてくるこの階段の上がり方は、万事賑やかな長男のものではない。神経質を自称する三男は、機嫌が良ければおれと同じくらい音を立てないし、逆に機嫌の悪い時には、それはそれはもうズダンドガンと盛大に喧しい。末弟は機嫌の良きにつけ悪しきにつけ、もっと跳ねるような音がする。五男？　愚問だね。そもそも歩くわけない。走るか飛ぶか、降ってくるかだ。 　すとん。 　消去法の結果は襖を開き、サングラスを外して何か言いかけて、おれの仏頂面を見て止めた。ま、それが賢明だろ。今日のおれは機嫌が悪いんだほっとけよ。あぁん？　どうせいつだって地獄みてぇな顔してますよ悪かったな。そんな脳内会話を繰り広げていたら、黙ってすたすた近づき、そして通り過ぎた。あれ？ 　その一瞬のすかしに思考が止まった隙をついて、こいつはおれの真後ろにどす、と座り込んだ。って、おい。たいして広くもない子供部屋だけど、別にそんな真後ろじゃなくても良くない？ 　いらだちをそのままに苦情を申し立てようとした途端、脇の下からずぼっと青いパーカーの腕が生えた。 「っひゃ」 　未確認両腕が的確におれの両手をホールドする。 「……は……」 　はあああああったけええええええ。え、なにこれ、カイロでも握りしめてたの？ 　全ての疑問苦情ムカつきその他諸々がその温度に溶けていく。するすると指の股を撫でて、当たり前のように恋人繋ぎ、にされた。それにすら文句を言う気が失せる。だってあったかいんだもん……。なにこれぇ……。 　上司殺しそうな顔、とは長男の談だが、オレには、どちらかというと、誰でもいいから殺されたくてたまらない顔、に見える。 　夜布団の中でこっそり抱きしめるときは、ゆたんぽみたいにとぷんと温かいのに、こういう時の一松の身体は、ひんやりと乾いている。寒いのは、冷たいのは、さびしい。 　裸で熱を分け合うのは、もちろんいつだってウェルカムなんだが、こんな顔し てる時にいきなり誘っても、間違いなく乗っては来ない。学習する、オレ……！ 　凍えた身体をいきなり火であぶるような真似をしてはいけない、らしい。先日古本屋で立ち読みした八甲田山の本に書いてあった。まずはしっかりと、ぬるま湯、または乾いた人肌であたためることが重要らしい。例えば、こんな風に。 　真後ろに回り込んで意表を突き、苦情が飛んでくる前に後ろから手をつかむ。 　うわ、つめっっった！　人体？　人体だよなこれ？　こんな冷たくなることあるか？　こわっ！ 　冷え性などというものに全く縁がないので、毎回新鮮にびっくりする。熱をできるだけ送り込むように、そっと、でもしっかりと肌を撫でていく。 　ため息とともに、かちこちの表情がとろとろと溶けていく。再凍結してしまうので、中途半端で止めてはいけない、らしい。まぁ、頼まれてもやめる気はさらさらないが。 　というか、まだ全然冷たいよな？　冷凍が冷蔵になった程度で、人間の温度としてはまだまだまだまだ低すぎる。恋人繋ぎといえば聞こえはいいが、なんとかして接地面を増やさないと、全然熱が伝わらない。指の股の薄いところをきゅ、
December 14, 2024 at 12:21 AM
mmmol.bsky.social
大阪は北浜レトロのマデイラケーキ

この前プディング食べた時にお菓子が濃厚だから紅茶はシンプルなほうが良かったな…って書いた気がするんですけど季節限定特製チャイには抗えなかった。見てくれよこの濃厚なクリームにシナモン。スパイシーだけど飲みやすくて一気飲みしたいのをこらえてゆっくり味わいながら飲んだ。

マデイラケーキはしっとりみっしりしてレモンの風味がさわやか🍋小さい頃に洋菓子屋のお土産で食べた事ありそうな、でもそれよりクセがなく軽やかな後味。お酒も入ってたのかな？　風味付け程度で気にならなかった。しかし底の方はもっちり具合が増し増しで胃にずっしりきましたが…。
藍色の細かい模様に白い花と葉っぱの模様が散らされたお皿にケーキとクリームがのっている 中に何も挟まっていないケーキの断面は黄色く、きつね色の表面は型に沿ってでこぼこしている 背の高い逆円錐のグラスに薄茶色のチャイが縁の一センチ下まで満たされ氷がいくつか浮いているのが見える 氷の上にクリームが乗っかっていてクリームはすこし溶け始めている コースターは菊型の白地に藍色で円と植物のつるや花を抽象化した模様が円形に配置されている
June 21, 2025 at 7:55 AM
hisaduki.bsky.social
未来っていうほど未来でもないしHO2の中の人が夢見ただけのifなので正史になるかどうかは不明だけどこんな風に彼らの縁が続いていってくれたらいいなぁ…の気持ち
October 27, 2025 at 1:07 AM
komenikucocoa.bsky.social
石上神宮は流石の佇まいでした。

参道には風鈴がいくつも飾られていて、風が吹くたびに涼しげな音がきこえます。

手水舎の方まで進むと地元の方と思われるおじさまおばさま達が鶏を足元に侍らせながら談笑していて、愛されている場所なのだなぁと感じました。

そしてﾛ兄の最終回間近のタイミングで、作品に縁のある場所に来ることができて胸がいっぱいです..！
どきどきしながらもふるべ..のポーズで写真を撮ってもらいました！

鶏の写真はまた別途載せます！
歴史を感じさせます。鶏の声はまだ聴こえません 📍チャン！？とテンションが上がりました オタクはどこまでいってもオタクです... おみくじは中吉。 細く折りすぎました...色とりどりのおみくじは見ていてとても鮮やかでした おみくじが入っていた鶏の置物 コロンとしていてとても可愛いです（実家の仏壇にて）
September 25, 2024 at 6:50 AM
hoshinoururu111.bsky.social
#神人さん #KAMIHITOsan
#大日月地神示 #ŌHITSUKUSHINJI
#spiritual #gratitude #truth
#wellbeing #worldpeace #thankyou
#地球に感謝 #fortheearth #nonduality
Facebookグループ神人（かみひと）
www.facebook.com/groups/kamih... より
#今日のひと言 #Today’sWord
#恋愛 #Love
大切な学びに感謝します🙏
よきご縁に感謝😊💖

ご覧頂きありがとうございます✨
本日は原文と英訳版を分けて投稿しています。
👇＼こちらは原文です／🌸
【今日のひと言 2024.5.30】 〜恋愛〜 「素敵な人と出会えますように♡」 そんな風に祈願される方は 世の中にはたくさんいることでしょう 芸能人やスポーツ選手 アニメキャラクター…等に 恋をするのも愉しいことですが やはりそれは非現実的なものです 自分を愛してくれる人が いつか現れるとひたすら待ち続ける ということも非現実的なのです 今まで出会っている人の中に これから出会う人の中に 自分に見合った人＝相性の合う人 がいるかもしれません ですから一人一人に対して 自分から興味を持って 接してみることが現実的であり 望ましいあり方です 恥ずかしい… 自信がない… 傷つきたくない… リスクが高い… 面倒くさい… 確かにそんな感情も付いてまわります たくさんの葛藤も経験するでしょう しかし実際に出会った誰かを 好きになることは素晴らしい経験であり 必ずあなたを成長させることでしょう そしてたくさんの思い出もできるでしょう 相手に好かれたいならば 一方的に思いを押し付けるのではなく 好かれるために一生懸命努力することも 素晴らしい恋愛経験となります たとえ片想いであれ未来がどうあれ 「出会ってくれてありがとうございます」 と言える＂善き恋愛＂をしてみましょう みなみなうれしうれしたのしたのし かわるかわるありがたいありがたい 神人 拝
May 30, 2024 at 8:38 AM
haoomiwa.bsky.social
ストレス溜まったので書いた。私がクリスチャン審神者くんを無視して書きたい三日月宗近を絵画的に表現したい文章↓

昔、どこかの美術館で見たことがある。確か、掛け軸だった。透き通るような青──濃紺といった方がいいかもしれない。夜空一面に塗られて、その中を白い月がぽっかりと、穴のように浮かんでいる。画面の右半分を、竹が暗い陰として描かれている。竹は風に揺れ、しなる枝葉が重たげに頭を垂れている。そのすぐ傍らに、狩衣を纏った貴公子が佇んでいる。肩先を月の光が淡く縁取っている。
今目の前にいる三日月宗近は、まさにその絵の中の人物のようだった。
美しい──その一言さえ、どこか薄れてしまうような存在だった。
May 28, 2025 at 11:21 PM
narutami.bsky.social
考察と応急処置。おそらくタヌキが縁の下から下駄箱に出て家の中にあがろうとしてシェルフをひっかいた音。納戸から下駄箱の引き違い戸を出して立てかける。この戸は一度はめると戸が開かなくなるため、外してあった。下駄箱は底がなくて縁の下に直なので、土の地面に金属製の棚を置いて、玄関のタタキの高さから上を靴いれに使っている。そのため戸をしめると湿気で靴がカビたりネズミ被害にあうので戸は外してある。外の風が縁の下からここへ出るので冬は寒い。（夏はすずしい）引き違いの戸も右側は下半分の板が外れており、その板をどこへやったか忘れた。
January 5, 2025 at 6:07 AM
gilganyash.bsky.social
猫ジュナくんは、NNNパトロール活動の帰りだったようです
出ているのだろうか、と目をやるとアシュヴァッターマンは酔いも忘れて身じろいだ。テラス風に設えられた窓辺に、音もなく誰かが佇んでいる。月光に縁取られたシルエットは優美で、青年らしく思われた。――そう言えばカルナは、たまに家の中で妙な人影を見るとか言っていなかっただろうか。 「おい、手前……！」 　アシュヴァッターマンは気色ばんで詰め寄ろうとした。が、頭に残る酩酊感が動きを鈍らせる。こちらに気付いたらしい青年も、ちょっとため息をつくと無言のまま近付いてきた。酔眼で睨み据えるアシュヴァッターマンの前まで来ると、すぱりと言い放つ。 「夢ですよ」 「……あ？」 「夢と言ったら夢なのです。聞き分けなさい」 　一方的に言い切った青年は、形の良い手を音もなく伸ばすと、アシュヴァッターマンの額をつと押した。とたんに視界が溶けていくような眠気が彼を襲った。 「オイ……！て、手前……」 「これだから人間は」 　ソファに崩れ落ち、まるで高慢な黒猫のような視線に見下ろされながら、アシュヴァッターマンは意識を手放した。 　目を覚ますと、もう朝だった。 「グ……ッ、ち、畜生が……」 　悪魔的な頭痛と重苦しさに苛まれつつ、アシュヴァッターマンは目を開けた。すると冷ややかな憐れみを帯びた視線とかち合った。 「……」 　いつからそこにいたものか、アルジュナとかいう黒猫がソファの背で香箱に座り、じっとアシュヴァッターマンを見下ろしていた。その金色の目に「人間は愚か」という感情をありありと浮かべている。 「ほんっっとうに、生意気だなァオイ……！」 　地獄の底から呻く心地で、アシュヴァッターマンは毒づいた。猫は素知らぬ顔でそっぽを向く。 「お前も起きたか、アシュヴァッターマンよ」 　そこにカルナが顔を出した。あちらも二日酔いで似たり寄ったりなのか、体を左 右にふらつかせていた。手にした空のペットボトルを掲げてみせる。 「すまんな、昨夜は世話になったようだ」 「あ？」 　アシュヴァッターマンも、頭痛を宥めつつ起き上がる。腹にかかっていたタオルケットが丸まって落ちる。そして傍らのテーブルに、水の入ったペットボトルが置かれているのに気付いた。 「……俺ァ知らねえぞ」 「そうなのか？しかしオレにも覚えがない。であれば、図体の割に妙なところで細かく気を遣うお前が用意したものに違いあるまいよ。礼を言う」 「褒めるんなら分かりやすく言いやがれボケ」 　照れ隠しに語尾を荒くしながら、アシュヴァッターマンもボトルの口を開けた。水が体中に沁み入ってきて、とにかく美味い。五百ミリ強を一息に飲み干すと、心身を苛む不快感も多少は緩んだ気がする。 「カルナ、お前その顔なんだよ？」 　人心地ついて、アシュヴァッターマンは尋ねた。よくよく見ればカルナの白い頬に、くっきりと肉球模様が浮かんでいる。 「これにやられた。なかなかいいパンチだ」 　朝食の時間なのでなと、カルナは猫の餌皿に近寄った。すると黒猫もソファの背から降り、カルナの元に向かう。 （猫？……昨日、なんかと会ったような……夢？） 　もやの向こうに何かを思い出した気がして、アシュヴァッターマンは頭を振った。酒でむくんだ顔のその額には、うっすらと猫の足形が残っていたのだが、彼自身には見えていなかった。
February 11, 2025 at 1:39 PM
お二人共表現者としてすげぇなぁと感嘆
のづやまさんは表情管理もちょっとした仕草への意識も感じて、時折帝統が重なって見えるくらい　BlackJourneyとかかっこよすぎた
かわにしさんは歌声が真っ直ぐで力強くてすっと耳に入ってくるのがすごく好きだし、曲中の振る舞いも計算されてるかもだけど自然な風に見えてすげぇーーーとなった　縁がすごく良かった
September 26, 2025 at 10:09 PM
zt08lilac.bsky.social
別に縁切るまでしなくていいんじゃないかとも思ったんだけどね、でも楽しかった記憶が残っている分、傷ついた記憶もだいぶ強くて、自分が好きなものを信じれなくなりそうになった瞬間に、きっとこれはいい人付き合いではないと思った
この直感だけは大事にしてあげないと、自分が潰れていくだけだと思ったから、今回の縁切りは間違った判断ではないと思う
ただ名残惜しかった
どれだけ傷つけられても、また前と同じ関係に戻れればって思ってしまうほどに、すごく名残惜しかった
今まだ心の中ではドロドロしてるけど、時の流れがいずれどうにかしてくれるんだと思う
今までくるみちゃんとの関係をどうにかしてくれていたように(小説風)
September 16, 2025 at 7:05 PM
narumi718.bsky.social
僕が「表現者」とか「アーティスト」と言う風にみられるのを拒むのには理由があって、昔に縁を切った人たちの中に、やたら高慢でふてぶてしい口調で「表現者」や「アーティスト」を気取る人たちがいて、「アンタらみたいになるくらいなら表現者やアーティストになんかなるもんか！」と反抗的になってるからなんです。
December 10, 2024 at 9:48 AM
lekodanwt8805.bsky.social
ヨシヨシしような…ありがとうって言って沢山キスしてあげような…
いやエロいよな…中出しでメスイキ…自分の中に出されてるのをそんな風に考えちゃって、これ以上奥に行けないのにぐっ…♡て本当に自分を刻み込んで忘れないように…てマーキングするみたいで良いね　メスイキしながら夕にしがみつくようにして抱きついてるし、びくん♡びく♡しながら、全部飲み込んでくれるおぢの身体　夕は受け入れてもらえて、理解してもらえて嬉しくて仕方ないから、全然治んなさそう　マジで気絶するまで中出ししてそう　されるたびにメスイキしてるおぢ、やはりエロ…終わる頃には、雌穴の縁も何もかも、性液塗れでとんでもないんだろうな…
July 27, 2024 at 8:41 AM
tanjibrico.bsky.social
ふるさかはるかさんのご縁で、東京藝大のなかにある「藝大の森」にはじめて入りました。武蔵野から続く台地の突端にあたる上野は明治以来都市開発されてきた場所でもあるわけですが、その中に武蔵野の原生林の気配を残す森がある、それが藝大の森です。最奥部にはご神木のような楠がひときわ高く、枝を広げていらっしゃいました。風が吹くと、葉に貯めた水滴を光のように降らす。「頭のいい雨の樹でしょう？」という誰かの声が聞こえるようでした。
August 22, 2024 at 4:54 PM
leato.bsky.social
世の中文藝はたくさんある中全部に触れることが無理だとしてもこんな風にご縁を結んでもらえるのは嬉しいことです（ありがとー！
September 30, 2023 at 12:09 PM
drawssmusic.bsky.social
その声色が、表情が、所作が、
私たちに言いようのない安心感をもたらした。
#創作
#祈りの千花
『雪色の守神』(1/2)
　目映い日差しの中を、熱を連れた風が吹き抜ける。春に芽吹いた萌黄のいのちも、気付けば深いあおに染まっている。ヤシロ様は先日切られた古木のくいぜに座って、いつもの通り動物たちに囲まれている。 「おや、ろくしちかい？　お前、久しく見ないうちに大きくなったねえ」 　ヤシロ様は、ご自分に寄って来る者たちによく名前を付けている。私には分からないが、ヤシロ様には見分けがついているらしい。先日も新顔として、鹿のろくはちが増えたばかりだ。今は鹿の鹿七の他に雀のおすずが来ている。つい先ほどまでいた狸のりきちは、食べ物でも捕りに行ったのだろうか。 　ヤシロ様の前では、動物たちも殺生をしない。決してヤシロ様が禁じているわけではないのだが、私も彼らがこの場所で食事を摂るところを見たことはない。肉食や雑食の者たちに限らず、植物を食む鹿や兎までもが食事に際してヤシロ様の前を辞して行くのだ。 　かく言う私も、その気持ちが分からないわけではない。かつて獣であった私もまた、弟たちとよくヤシロ様の元へ遊びに来ていたからだ。生まれてすぐに母親を亡くし、本能のまま辛うじて生きながらえていた私たちにとって、そこは安息の場所であった。 ここでなら何に襲われることも無い。初めは単にそう学習してのことだったが、ヤシロ様に出会ったその瞬間、私たちはその理由を悟った。 『おや。三匹とも初めて見る顔だけど……何かに似て……ああ、分かった！　まこの子たちか』 　当時の私も弟たちも、それが「言葉」であることさえ知らなかった。けれどもその声色が、表情が、所作が、私たちに言いようのない安心感をもたらした。そして間もなく、それが鷹や鷲といった天敵のみならず、鼠のような食べ物にさえも平等に与えられるのだと悟った。それ以来、ヤシロ様の住まうこの場所で、ヤシロ様の愛する者たちに牙を突き立てようなどという気は起きなかった。 『それにしても、親子でここへ辿り着くとはね。私たちには何か縁があるのだろうか』 　生きているうちであれほど心が凪いだことは無かったと、私は今でも思っている。 「君たちは生きているのだから、私に遠慮することはないのに。私が分け隔てないのは今この身が何を食すことも必要としないからであって、それを君たちに押し付けたいわけではないんだよ」 　ヤシロ様はよくそんなことを呟く。けれど、それが人間の言葉を解さない彼らに届くことはない。 　そんな昔のことを考えていると、不意に湿った草葉の匂いがした。 「ヤシロ様、あれは……！」 　空を見ると、とびほどもある大きなからすがこちらへ向かって飛んでいる。ゆったりとした羽ばたきとは裏腹に、烏は瞬く間に頭上を通過した。ヤシロ様と私が振り返ると、そこには修験者のような装いの若い男が立っている。つややかで黒い髪と燃えるような赤い瞳が、クロハ様によく似ている。しかし、眼前の彼には角が無かった。 「久しいね」 「ご無沙汰しております、ヤシロ様。狐殿も」 「ああ。久しぶりだな、烏殿」 　こうして最低限の挨拶を済ませると、彼はヤシロ様の前に跪きこうべを垂れた。 「改めまして、クロハ様が使い魔筆頭、あけうにございます。 僭越ながら、本日はヤシロ様に火急のお願いがあって参りました。我が主を……クロハ様を、どうかお助けいただけないでしょうか」 　ヤシロ様は少しも迷うことなく彼の言葉に頷いた。 「聞こう」 「ありがとうございます」 　緋烏は一呼吸置くと、申し訳無さそうな、困惑しきったような顔で答えた。 「子どもが、泣いているのでございます」 「子どもが？」 　不思議に思った私は、思わず口を挟んでしまった。 　クロハ様は、この世のあらゆる悲しみや怒りなど、負の感情の全てを背負うお方だ。当然そこには、その子どもが泣くに至る理由となった感情も含まれるだろう。しかし、常に数多の人間の感情を抱えるクロハ様にとって、子ども一人はそこまで重い意味を持つだろうか。 　首を傾げる私とは違い、ヤシロ様には思い当たる節があるようだった。 「もしかして、クロの祠の目の前？」
November 12, 2024 at 6:27 AM
nekoduki13.bsky.social
前髪の縁を縫う、中韓風ぬいも作ってみたいなぁ…
オリジナルで練習重ねて、ね
May 5, 2024 at 12:14 PM
natsumek.bsky.social
今年、素敵なご縁もたくさんあり
青空の皆さまには、本当に穏やかで気持ちの良いお付き合いをして下さり、感謝でいっぱいです。今年2月から家族の骨折、手術、入院、介護と目まぐるしく正直、心も折れそうでした。

日々を取り戻すべく、ごはん。まずはごはんを、と夜のごはんだけでも皆さまとシェアできたら、と青空の使い方も変わってきた気がします。
それが自分を支えるひとつの柱にもなっていました。
今は、ごはんや写真やポストを通してのさりげない交流に癒されています☺️🌼

2024年、たくさんお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい🎍
穏やかな午後の陽が差す窓辺のデスク。ウォルナットのヴィンテージ風なトレイの上に置いた、古い木の器にどんぐり、ほおずき、松ぼっくりが入れられており、その上にちょこんと木製の雪だるまのミニオーナメントが添えられている。 奥には、同じくシャビー風な加工を施した白い鉄製のランタンがある（中には何もない）
December 31, 2024 at 12:56 PM