星 暁雄 (Akio Hoshi)
@akiohoshi.bsky.social
4.7K followers 560 following 5.1K posts
Tech Journalist Interested in Tech and Human Rights, AI Ethics, Blockchain, Digital Democracy
Posts Media Videos Starter Packs
Reposted by 星 暁雄 (Akio Hoshi)
macska.org
Cory Doctorow著「Enshittification: Why Everything Suddenly Got Worse and What to Do about It」 books.macska.org/gkb8 かつて人々に愛されていたインターネットサービスや電子機器などが急激に劣化する、日本語では「メタクソ化」と呼ばれる(他にもいくつか訳はあるけどこれが一番いいと思う)enshittificationという現象について、この言葉を考え出した著者がこれまでに論じてきたさまざまなことを一冊にまとめた本。…
本文で紹介している本の表紙画像
akiohoshi.bsky.social
(補足)
よく「日本はソフトウェアを軽視していたのでアメリカに負けた」的な言説を見聞きすることがある。その側面もあった。それだけでなく「アメリカに主導権を渡すことを日本が選択した」側面もあると思っている。

中国は、アメリカにわざと負けるつもりは全くない。それにソフトウェア開発能力では、中国はアメリカにあまり負けていない。勝っている部分も多いかもしれない。

そしてLLM(大規模言語モデル)を含めて、アメリカのビッグテックのテクノロジーに、ほんとうに革新的なものはそんなに残っていない。今のビッグテックは技術力よりも寡占が力の源泉になっている。
akiohoshi.bsky.social
だから米国は、残された猶予期間(長さは分からない)の間に中国への決定的な優位性を確保しないと技術・産業で追い抜かれる。それは自然なことなので放っておけばいい、という意見があるかもしれない。いっぽう、猶予期間の間に、技術力、軍事力を用いて巻き返しを図るべきだ、と唱える人もいるかもしれない。

技術に関しては「AIの進化がまもなくブレイクスルーを迎える」との言説が流布している(いっぽうで「AIはバブル状態にある」との観測もあるが)。

いちかばちか、AGIと呼ばれるAIのブレイクスルー達成という一本足打法で、米国は世界の覇権を維持するつもりだ——そのように現状を読むことができるのかもしれない。
akiohoshi.bsky.social
中国にとっても最先端の半導体の禁輸は痛手だ。しかし、中国はもはや米国の設計と台湾の製造による半導体製品に頼らず、自前で製造能力を育てようとしている。時間はかかるだろうが、自前の製造能力を育てようとしている。(その間は、たとえば密輸したGPUを使う会社もあるだろう)

中国は、別の種類のハイテク——ステルス戦闘機と電磁カタパルトを備えた空母を運用段階まで持っていった。その背後の努力は想像を絶する。半導体も、時間はかかるだろうが、追いつく日がくるだろう。

いっぽう米国は、中国の邪魔をして力を削ぐ以上の手段を持っていない。米国の技術力、産業力も、留学生や大学を迫害したままでは減速するだろう。
akiohoshi.bsky.social
米国がやっていることは、かつての日米貿易摩擦と理屈は同じだ。強力な経済的ライバルが台頭してきたため、様々な法的ツールを用いて叩き、産業・経済の優位性を保つ。これで日本の半導体ビジネスには制約がかかり(アメリカ製の半導体を無理に輸入して使ったりした)、国産のチップ、OSを搭載したパソコンを学校教育向けに配備する計画も消えた(このときTRONプロジェクトは日米貿易摩擦のターゲットとなった)。日本は、米国の言うことを聞く選択をした。

一方、中国の事情は、当時の日本とはかなり異なる。中国は国内市場が巨大で、BRICS経済圏、アフリカもある。米国を敵に回してもやっていけると踏んでいる。
akiohoshi.bsky.social
米中——アメリカ合衆国と中華人民共和国の「デカップリング」というお題。

第1期トランプ政権は「対中貿易赤字の是正」を掲げ、追加関税で中国と応酬した。この煽りを受け、2018年からハイテク分野でも輸出制限を強化した。特にファーウェイを狙い撃ちで制裁。ファーウェイはTSMCの最新プロセスを用いた半導体を使えなくなり、また米国市場を失った。

バイデン政権になってからも対中ハイテク輸出制限は続く。バイデン政権はTikTokのサービスを停止させた(のちトランプが復活させせた)。デカップリングは、単にトランプ政権だけでなく米国の意思と考えた方がいいだろう。

これを、どう考えるかだ。
Reposted by 星 暁雄 (Akio Hoshi)
yohsuken.bsky.social
【提言】
漫画界におけるエイジハラスメントについて少し業界全体で考えていただきたいです。
なんでもかんでも「ハラスメント」として糾弾するのは本意ではないですが、年齢による門前払いは以前から漫画界にもあります。
かつては23歳で「遅い」と言われることもありました。

ただ、平成の半ば頃から30歳デビューの作家さんも珍しくなくなり、専門職の経験を活かした青年誌では50代デビューということも。
少年誌においても30代でデビューは珍しくなくなり、「若くないと読者感性に合わせられない」「のびしろがない」というのも僕個人としては「迷信では」とすら思います。
(つづく)
akiohoshi.bsky.social
"「アンティファ(反ファシスト)」の専門家で大学教授のマーク・ブレイ氏(43)は、ドナルド・トランプ米大統領が反対派の弾圧を進める中、殺害予告を受けたため米国を脱出した。"

"極右活動家のジャック・ポソビエク氏はオンラインでブレイ氏を「国内テロリストの教授」と呼び、保守系コンテンツクリエイターのアンディ・ヌゴ氏はブレイ氏を「過激な反ファシスト活動家」と非難した。ポソビエク、ヌゴ両氏は今週、ホワイトハウスで開催された「アンティファの脅威」に関する円卓会議に出席した。"
www.afpbb.com/articles/-/3...

感想:
トランプの治世を象徴する出来事だ。
トランプ派の意に沿わぬ人間は「アンティファ」扱い、殺害予告受けた大学教授が米国脱出
【10月11日 AFP】極左運動「アンティファ(反ファシスト)」の専門家で大学教授のマーク・ブレイ氏(43)は、ドナルド・トランプ米大統領が反対派の弾圧を進める中、殺害予告を受けたため米国を脱出したと語った
www.afpbb.com
Reposted by 星 暁雄 (Akio Hoshi)
tanipro.bsky.social
ぜひ読んでください。

なおこの方は私が周囲に勧めてる推薦本「レジスタントの京都」の推薦帯を穀田恵二氏と共に書いてる方です。

有料記事がプレゼントされました! 10月11日 17:15まで全文お読みいただけます。
(インタビュー)スパイ防止法と「内なる敵」 日本近代史研究者・荻野富士夫さん:朝日新聞
digital.asahi.com/articles/DA3...
(インタビュー)スパイ防止法と「内なる敵」 日本近代史研究者・荻野富士夫さん:朝日新聞
戦前の思想弾圧で猛威を振るった治安維持法。制定は今から100年前だった。歴史研究者の荻野富士夫さんは、同法に基づく思想統制を約40年前から研究してきた。「内なる敵」を排除した歴史から学べることは何か…
digital.asahi.com
akiohoshi.bsky.social
株式市場は急落したが、暗号資産(仮想通貨)市場は暴落した。(投資商品としての暗号資産の特徴は良くも悪くもボラティリティが大きいことなのである)

"ビットコインは13%下落、イーサリアムは11%下落、ソラナは15%下落を記録しました。特に大きな影響を受けたのはBNBで30%の下落、XRPは52%の下落、DOGEに至っては64%もの急落"
crypto-times.jp/news-major-c...
リップル、ドージコインなど主要通貨が一時50%の大暴落 - CRYPTO TIMES
2025年10月10日、仮想通貨市場で記録的な規模の暴落が発生しました。トランプ大統領が100%の追加関税を課すとともに全ての重要な米国製ソフトウェアに輸出規制を適用すると表明したことを受け、市場全体でパニック売りが広が […]
crypto-times.jp
akiohoshi.bsky.social
中国が前例のない措置を取ったという事実に基づき、そして同様に脅威にさらされた他の国々ではなく、アメリカ合衆国のみを代表して、2025年11月1日より(あるいは中国の今後の行動や変更によってはそれより早く)、アメリカ合衆国は中国に対し、現在支払っている関税に加えて100%の関税を課します。また、11月1日より、あらゆる重要なソフトウェアに輸出規制を課します。

中国がそのような行動を取るとは信じられませんが、実際にそうしました。そして、残りは歴史です。この問題にご関心をお寄せいただきありがとうございます!

ドナルド・J・トランプ
アメリカ合衆国大統領

感想:文章からにじみ出る、なにか。
akiohoshi.bsky.social
トランプは投稿のGoogle翻訳を示す。トゥルース・ソーシャル、投稿日時は10月11日5:50 AM

「中国が世界に向けて極めて敵対的な書簡を送り、2025年11月1日より、自国が製造するほぼすべての製品、そして一部は自国製ではない製品にも大規模な輸出規制を課すと表明し、貿易に関して極めて攻撃的な姿勢をとっていることが分かりました。これは例外なくすべての国に影響を与え、明らかに中国が何年も前に考案した計画です。国際貿易においては全く前代未聞であり、他国との取引において道徳的に不名誉なことです。
(続く
akiohoshi.bsky.social
トランプ発言を受け、株式市場は急落。下落幅はダウ工業株30種1.9%、NASDAQ 3.56%、S&P500 2.7%

トランプは「中国がレアアース(希土類)に関連するあらゆる生産要素に輸出規制を課す計画という書簡を世界各国に送っている」と主張し、中国に対して100%の追加関税、および「11月1日より、あらゆる重要なソフトウェアに輸出規制を課す」と述べた。

有識者
「トランプ大統領の投稿が唐突だったため、ボラティリティが極端に高まった」
「週末を控えまず売って、その後で真偽を確認しようとする心理が働いた」
jp.reuters.com/markets/japa...
米国株式市場=ダウ878ドル安、トランプ氏が対中関税大幅引き上げを警告
米国株式市場は、トランプ米大統領が中国に対する関税を大幅に引き上げることを検討していると警告したことを受け売り込まれ、主要3指数は急落して終了した。
jp.reuters.com
akiohoshi.bsky.social
イスラエルがハマスとの停戦協定を批准したことを受けて、ドイツはガザに対して2900万ユーロ(3400万ドル)の緊急人道援助を約束した。

●ガザに住むパレスチナの子どもたちが描いた絵は、イスラエルの戦争のトラウマを明らかにしている。 ガザで子どもたちのための心理的支援プログラムを運営している援助活動家は、停戦にもかかわらず、子ども時代を奪われたトラウマは消えないと言う。

感想:
停戦発効とはいえ、状況は余談を許さない。停戦合意後も死者は出続けた。イスラエルは軍を引いたが、ネタニヤフはいつでもガザを蹂躙できる。

それでも物資搬入が再開する期待があり、人道支援の活動が始まろうとしている。
akiohoshi.bsky.social
●米国、イスラエルに「極めて漠然とした平和維持部隊」を駐留させる

キングス・カレッジ・ロンドンのロブ・ガイスト・ピンフォールド教授は、米国がイスラエルに200人の部隊を派遣する計画は「純粋に監視」の役割にとどまると言う。

「彼らは戦闘の役割は持たない。平和維持や警察的な役割もないでしょう」とピンフォールドはアルジャジーラに語った。

●ドイツ、ガザ復興会議の開催を希望
フリードリッヒ・メルツ首相は、エジプトとの共同作業で国際会議を手配するよう求めている。

この会議の主な目的は、「水やエネルギーの供給、医療の再建など、最も緊急なニーズに対処することであるべきだ」とメルツは声明で述べた。
akiohoshi.bsky.social
●赤十字国際委員会(ICRC)は、ガザ停戦合意で求められているイスラエル人捕虜とパレスチナ人囚人の解放はすべて、「安全かつ尊厳をもって」実施されるべきであると述べた。

「イスラエルとハマスの間で成立した停戦合意は、想像を絶する恐怖の2年間における転機となるに違いない」とICRCのミリヤナ・スポルヤリッチ総裁は声明で述べ、「命を救い、苦しみを和らげるための重要なチャンスを提供するものだ」と強調した。
akiohoshi.bsky.social
●ユニセフは、北ガザの病院から18人の新生児のうち2人を避難させ、さらに南の両親と再会させたという。

イスラエル軍の攻撃が続く中、2人の赤ん坊を移動させる試みは昨日中断されたが、その後、子供たちは両親と再会した。

「週明けには18人の赤ちゃんが保育器の中にいました」。ユニセフのリカルド・ピレス報道官はジュネーブのニュース・ブリーフィングで述べた。「2人は昨日移動しました。

「これが停戦が完全に実施された後に起こることのほんの一例であることを願う」。
akiohoshi.bsky.social
イスラエルが釈放される囚人のリストを公表していないのはそのためだ。

すべてが意図的に曖昧なのは、一方では連立を管理するためであり、他方では、細部を微調整し、確実に実施するために、現在も進行中の裏ルートでの話し合いを可能にするためでもある。

仲介者たち、特にアラブ諸国やイスラム諸国は、イスラエルがガザへの援助を許可する裁判官、陪審員、死刑執行人になることを望まなかった。これまでの停戦でもそうだったが、イスラエルは人道支援、食料、医薬品、医療物資の持ち込みをさらに複雑にするために多大な労力を費やした。そのため、仲介者によるさまざまなアクターの監視メカニズムが設けられることになる。
akiohoshi.bsky.social
物議をかもしているのは、今朝未明からイスラエルの無人偵察機、戦闘機、さらには軍艦が活発に活動していることだ。

午前中、帰宅しようと人々が集まっていた場所で、襲撃事件が相次いで記録されている。

●論評:ヨルダンから、Nour Odeh
最終的にイスラエル軍はガザ地区の半分強を掌握したままであり、火力があれば再展開も再占領も可能だからだ。

争点となるのは援助の許可だ。忘れてはならないのは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相のパートナーは飢餓政策の擁護者だということだ。彼らは撤退を望まなかった。援助も望まなかった。完全な占領を望んだのだ。

そしてパレスチナ人囚人の釈放だ。それがネックになっている。
akiohoshi.bsky.social
●08:00 GMTガザ現地レポート:Tareq Abu Azzoum記者
イスラエル軍が撤退を開始、避難家族がガザ北部へ移動開始

イスラエル軍がガザ地区のかなりの部分から撤退を始めたという報告を受けている。

ガザ・シティには、強制退去させられた家族が、居住区の西部から主要部へと戻り始めている。

軍の旅団や師団の一部も中部から撤退した。

ガザ中央部にあるヌセイラト・キャンプでは、家族がストリップ北部に移動し始めたが、イスラエル軍がかつて活動していたネツァリム回廊の地域に入るのはまだ待たされている。

彼らは最後のイスラエル軍戦車がこの地域を離れ、領土に入るのを待っている。
akiohoshi.bsky.social
さらに、食料、医療機器、避難所用品、燃料、調理用ガスを積んだ600台の援助トラックが、国連、認定された国際機関、民間セクターを通じて毎日ガザに入ることを許可すると付け加えた。

●06:40 GMT ガザ現地レポート:Tareq Abu Azzoum記者
イスラエル戦闘機の音は、イスラエルが停戦を「完全に履行していない」ことの表れ

今、こうして話している間にも、ヌセイラート難民キャンプ付近の上空からイスラエル軍の戦闘機の音が聞こえてくる。

援助物資が安全かつ透明性をもってストリップ地区に入り、援助を必要としている人々に援助物資を提供・配送する国連の指定倉庫に届くようにするためだ。
akiohoshi.bsky.social
Al Jazeeraライブストリームから抜粋して紹介します。

●イスラエル軍、ガザ停戦協定はGMT9:00に発効したと発表

軍の最新情報によると、現地時間12時(GMT9:00)現在、イスラエル軍は「停戦合意の概要に従い、最新の配備ラインに配置した」という。

イスラエル軍は「南部司令部に配備されており、差し迫った脅威を排除するために活動を続ける」と付け加えた。

●イスラエル、毎日600台の援助トラックのガザ入りを許可へ 報告書
イスラエルの陸軍ラジオが報じたところによると、イスラエルは、戦争中にガザを離れたパレスチナ人住民に、ラファ交差点を通って故郷に戻ることを許可するという。
akiohoshi.bsky.social
ガザ停戦合意発効。軍が後退。
Al Jazeera
www.aljazeera.com/news/liveblo...
イスラエル軍は、ガザ協定で合意されたラインの後方に部隊を引き戻し始めた。

これに先立ち、イスラエル政府は停戦合意の「第一段階」を承認した。捕虜を交換し、イスラエルはガザの一部から撤退する予定だが、それが永続的な和平をもたらすためのより広範な計画にどのように合致するのか、詳細は不明のままだ。

ハマスの交渉団長であるハリル・アル=ハイヤは、停戦合意の第一段階での合意は、ガザでの戦争が「完全に終結した」ことを意味するという保証を、同団体は米国と調停者から受け取っていると述べた。
Reposted by 星 暁雄 (Akio Hoshi)
reservologic.bsky.social
石破茂首相の80年談話全文 www.huffingtonpost.jp/entry/story_... を読んだ。

石破氏は、この中でなかなかの教養を示し、大日本帝国憲法、帝国政府、帝国議会、当時のメディアを総括し、歴史修正主義を批判して軍の文民統制を機能させることを求めている。全体としてよくまとまった談話だと思う。

中でもうまいなと感じたのは、日本を戦争に突き進ませたのが明らかに当時の国民であったにもかかわらず、ひとことも国民のせいであるとは言わず、国民を誤った方向に向けさせた政府、議会、マスコミの責任を強調したこと。行政のトップとしての役割をわきまえているかれの矜持を示したと言える。
【全文】石破首相、「戦後80年の見解」発表。「先の大戦の反省と教訓を深く胸に刻む」と強調
石破茂首相は「戦後80年に寄せて」を発表。「我々は常に歴史の前に謙虚であるべきであり、教訓を深く胸に刻まなければなりません」と強調した。
www.huffingtonpost.jp