Hiroshi Takei/武井寛
banner
htakei75.bsky.social
Hiroshi Takei/武井寛
@htakei75.bsky.social
アメリカ現代史(人種関係史、公民権運動研究、都市史)。アメリカについて勉強したり、教えたりしています。
Pinned
『歴史評論』12月号の特集論文に「黒人帰還兵と住宅をめぐる人種対立」を掲載していただきました。WWII後の黒人帰還兵の住宅について、シカゴの公営住宅とフィラデルフィアの民間住宅レヴィットタウンを事例にして、住宅の人種統合の難しさについて考察しました。ご興味のあれば、お手に取っていただけたら幸いです。
土屋さんの新刊!
『「民衆」のロスアンジェルス』を来月刊行します。サウス・セントラルを拠点とするアーティスト、アクティヴィスト、知識人が、拡大する大量投獄/収監社会にいかに警鐘を鳴らし、警察暴力と「貧困という暴力」を批判する文化と知を生み出したのかを分析した本です。
有志舎3月新刊は、
土屋和代さん著『「民衆」のロスアンジェルス―レイシズムに抗う文化と知』(問いつづける民衆史3)。本体3200円+税。

アメリカ・ロスアンジェルスを舞台に、警察暴力・レイシズム・排外主義などに抗する文化を創ってきた人々に注目。
そこで創造された文化と知が様々な社会運動を後押しし、新しい政治闘争を生み出していった現代史を描きます。
3月下旬刊行予定。
カバーはまだ試作段階のものです。

(続く)
February 7, 2026 at 12:41 AM
タナハシ・コーツの最新刊『なぜ書くのか』をようやく読了。個別のエッセイとセネガルとイスラエルの旅行に関する記述が中心かと。個人的には彼の本をめぐる騒動のサウスカロライナの話がとても興味深いものでした。
January 28, 2026 at 11:47 PM
藤原さんの『歴史の屑拾い』読了。藤原さんの歴史に対する考えや向き合い方が分かって面白かったです。特に授業のやり方の話や史料の話は参考になりました。エッセイがもとになっていて大変読みやすい本でした。
January 14, 2026 at 7:31 AM
アントワネット・バートン『ジェンダー史入門』読了。ジェンダー史のヒストリオグラフィーのような構成で非常に勉強になりました。これまでのこのシリーズとは少しスタイルが異なり専門性が高いですが、それても分かりやすい叙述なのでこのくらいの方が学生には向いてるかもしれません。翻訳者の高内さんの日本語も読みやすいですし、巻末の読書案内はもっと勉強したい人には有益だと思います。
January 12, 2026 at 6:02 AM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
もうすぐキム・E・ニールセン『障害のアメリカ史』(後藤吉彦監訳、兼子歩・坂下史子・土屋和代訳)が刊行されます。北米先住民の歴史から1990年の「障害のあるアメリカ人法(ADA)」成立にいたるまで、長いタイムスパンでアメリカにおける障害の歴史を紐解いた本です。
【近刊】2月2日発売予定『障害のアメリカ史』(キム・E・ニールセン著/後藤吉彦監訳/兼子歩・坂下史子・土屋和代訳)書誌情報を公開しています。
障害のある人々の歴史的経験や行動はいかにアメリカを形成してきたか。その多様な経験をアメリカの物語の中心に据えた画期的一冊。
www.keisoshobo.co.jp/book/b101535...
January 10, 2026 at 4:17 AM
↓私も知らなかった。少し落ち着いたら是非読んでみたい。
January 6, 2026 at 11:36 PM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
ゲイリー・ガーストル『新自由主義の終焉』(経営科学出版、2023)読了。アメリカ・ナショナリズム論の最重要書American CrucibleのGary Gerstle(アメリカ研究界隈では「ガースル」と表記することが多い?)のThe Rise and Fall of the Neoliberal Order(2022)が刊行直後に日本語訳されてたなんて知らなかった。政党を越えて共有される「政治秩序」という概念を導入し、アメリカ現代史をニューディール秩序から新自由主義秩序への移行、そしてその崩壊までの軌跡として語ってます。訳に??な部分もあったけど、年始休みに600頁超一気読み。
January 4, 2026 at 1:50 AM
『沖縄戦』読了。
著者の圧倒的な分析力に脱帽。沖縄戦の被害の様子を様々な史料を使いながら詳細に叙述されていて圧倒されました。しかも沖縄本島だけでなく多くの離島に目を配りながら分析して、初めて知ることが多かったです。本書で特に興味深かったのは、史料として沖縄県史や市町村史などの自治体史を多用されていて、その重要性を再確認しました。アメリカ市でも行政史は重要な史料ですし、そこでしか描かれていないこともあるのでそこは外国史も同じだなと思います。また、個人的に同僚が某自治体の史料整理の仕事をしていて、そこから新しい史料が出てきて論文を書けたので宝物のようなものです、と言っていたのを思い出しました。
January 2, 2026 at 2:15 AM
『戦争特派員は見た』読了。
こちらも積読でしたが、戦争の最前線でどういう写真を撮影し、その写真の効果の大きさというのをあらためて感じました。また、撮影したとしても掲載の許可がおりないなど、なぜ不許可だったのかという理由が多様だったことを知り、勉強になりました。
January 2, 2026 at 2:14 AM
『反逆罪』読了。
これまで考えたこともなかったテーマだったので、大変勉強になりました。しかもそれがイギリスやフランスの近代国家成立を考える上で興味深い面を示していましたが、恐ろしいと思うことが多々ありました。
January 2, 2026 at 2:13 AM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
来年3月に『「民衆」のロスアンジェルス』を刊行予定です。サウス・セントラルで、警察暴力と貧困、レイシズム、排外主義に抗する言説を創り、支えてきた人びとの歴史に迫りました。愼蒼宇さん、志賀美和子さんに続き、「問いつづける民衆史」第3弾です。またご報告させて下さい!
シリーズ「問いつづける民衆史」の次回配本は3月予定で、
土屋和代さん著『「民衆」のロスアンジェルス―レイシズムに抗う文化と知―』です。
年明けにはカバーデザインも決定する見通し。刊行までもう少しお待ち願います。

シリーズ全体のラインナップは以下をご覧ください。
yushisha.webnode.jp/%e5%95%8f%e3...
問いつづける民衆史 :: 有志舎
18世紀以降の世界史を「民衆」に焦点を合わせて描き直し、これからの歴史学の在り方も考えていく11名の著者による単著のシリーズです。
yushisha.webnode.jp
December 28, 2025 at 3:35 AM
『暴力』読了。最初に様々な暴力論を紹介している。マックス・ヴァーヴァー、ノルベルト・エリアス、ミシェル・フーコーの3人は欠かせないということですが、エリアスの本はあまり手に取っていないので、今度調べてみたい。その後国家と暴力、対人暴力、聖と俗などをテーマに暴力論を展開していますが、やはり集団的・共同体的暴力が面白かったです。特に共同体的暴力については、私の研究ではアーノルド・ハーシュの「共同体の暴力」論にとても刺激を受けていたので、これとどのように関連するか考えながら読めました。
December 25, 2025 at 4:00 AM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
ローマ地下鉄「博物館駅」が開業 発掘調査で遅延、古代の遺物展示
ローマ地下鉄「博物館駅」が開業 発掘調査で遅延、古代の遺物展示
 【ローマ共同】イタリアの首都ローマの地下鉄C線で16日、10年以上の建設工事を経て新たに二つの駅が開業した。考古学調査などの影響で建設計画は大幅に遅れたが、工事中に見つかった古代の遺物などを展示し ...
www.47news.jp
December 16, 2025 at 11:42 PM
積読本であった『優生学』読了。アメリカに関しては知っていることも多かったけど、文学と優生学の関係や、諸外国の優生学の話(特にアジアの話)は知らないことも多く勉強になりました。「優秀な人種」を生み出す思想や、「劣った人種」をいかに排除していくかという思想は、まさに人種論の中心となる議論だし、アメリカ史を考える上でも重要だと思います。マディソン・グラントやロスロップ・ストッダードなど、以前読んだ本の名前もちらほら。いきなりエドウィン・ブラックの本は無理だと思うので、関心のある学生さんにはまずこちらの本を読んでからブラックの本に挑戦したもらいたいな。(それでもハードル高いかもしれませんが…。)
December 16, 2025 at 1:32 AM
富永さんの『なぜ社会は変わるのか』読了。社会学における社会運動論の学説史の展開をわかりやすく解説されている本だと思いました。私が「お!」と思ったのはダグ・マックアダムの理論の箇所です。彼の理論が頻繁に出てきており、彼の理論とそれに対する社会学における彼への批判、さらに彼の反省とその後の研究という一連の流れは知らなかったので面白かったです。私は院生時代に彼のPolitical Process and the Development of the Black Insurgency, 1930–1970とFreedom Summerを読んで、公民権運動の複雑さと運動の多様性(特にローカルの運動)
December 11, 2025 at 2:20 PM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
見ました。スタンダードな「二世部隊物語」でした。徴兵忌避者や「ノー・ノー」の話なども入るかと思ったけど、そうでもなく・・・。40分ちょっとという制約では仕方がないか。

www.web.nhk/tv/an/butter...
アメリカ 日系人部隊 栄光の代償 | 映像の世紀バタフライエフェクト
【NHK】84年前の12月8日、日本とアメリカは戦争に突入した。激しい憎悪が向けられたのがアメリカに住む日系人だった。汚名をそそぐために日系二世の若者たちは、米軍に志願する。モットーは「当たって砕けろ」。ヨーロッパ戦線では孤立した白人部隊の救出を成功させ、難攻不落のドイツ軍防衛線も突破する。だが死傷率はどの部隊よりも高く、1万人のうち650人が戦死、3500人が負傷した。栄光の代償はあまりにも大き...
www.web.nhk
December 8, 2025 at 3:22 PM
今日は東山動植物園へ。とても良い色のコントラストで紅葉を楽しめました。
December 6, 2025 at 11:14 AM
積読だった鶴見太郎さんの『ユダヤ人の歴史』読了。時代の流れや重要なポイントが非常に丁寧に記述されていて、例えばユダヤ人(人種)とユダヤ教の違い(や理解について)など細かいところまで目を配っていて素晴らしい本でした。一人の研究者が専門以外の長い時代もカバーしてこれだけの質を保つというのは本当に偉業だと思う。サントリー学芸賞を受賞されたのも納得です。また、この審査を務められた藤原さんの選評も素晴らしかったです。今月の岩波の新書もなるべく早めに読みたいと思います。
#中公新書 #鶴見太郎
December 5, 2025 at 12:14 PM
池本大輔さんの『サッチャー』読了。
本書はとても読みやすく、彼女に対する理解が深まりました。サッチャーの伝記は読んだことはありませんでしたが、彼女がどのような背景で政治家を志し、首相として具体的にいかなる政治を行なったか再確認できました。これまで知っていたことを補強するような情報もあれば、新たな発見もあり、読み進めながら楽しめました。一番勉強になったのが、ある出来事に対する解釈に対して様々な立場があることや、相反する主張などを本書の中で先行研究をカッコで示しながら議論を進めてくれたことです。
November 16, 2025 at 2:16 AM
長谷川貴彦編著『サッチャリズム前夜の<民衆的個人主義>』読了。序章で述べられていた「衰退」論の検証と「新自由主義」の検証は、近年の研究動向がわかってとても勉強になった。第六章の「踊りの場」の人種差別は特に面白かったです。しかし、個々の章は一つ一つ面白いのだが、それが序章であげていた問いとのつながりとなると少々わかりにくかった。やはりこのへんは、こうした論文集の難しさであろうか。全体としてどのように関連しているのかが見えにくくなりがちである。それでも、「民衆的個人主義」という概念が今後どのように発展していくのか(あるいはしないのか)楽しみではある。
November 10, 2025 at 10:12 AM
中條さんの新書読了。黒人史を学んでいる人ならばこの人の新書は読みたい、と思える中條さんの人種論。とても勉強になりました。レイシズムを中心テーマとした本書が注目したのは奴隷制、ジム・クロウ制度、ゲトー、ハイパー・ゲトーの4つである。今回のこの4つのテーマで共通するのは空間でしょうか。黒人たちの生活空間がさまざまな形で制限されていることが明らかになります。また、少々抽象的な話も思想史をご専門とする中條さんならではの具体的な事例も示しながら議論を進めていてとても読みやすいです。個人的には中條さんの公民権運動とブラック・パワー運動に対する見解が知れてよかったです。#岩波新書
#中條献
November 6, 2025 at 12:28 PM
著者の南川さんからご恵贈いただきました。ありがとうございます!南川さんによるコミュニティ研究。読むのが楽しみです。
November 5, 2025 at 11:42 AM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
『リトルトーキョーは語る:凝集・越境・包摂の日系アメリカ史』(名古屋大学出版会)見本出来! 20世紀におけるロスアンジェルスのリトルトーキョーという場所の変貌を、日本との越境的なつながりと地域における多人種関係が交錯するなかに描きました。均質性や排除を呼び起こしながらも、境界を柔軟に描き直し、異質性を包摂してきた「コミュニティ」とはいかなるものであったのか。11月11日ごろ発売! www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978...
October 29, 2025 at 10:14 AM
高内さんが翻訳された本。是非購入したい。
【近刊】11月4日(火)発売予定『ジェンダー史入門』(アントワネット・バートン著/髙内悠貴訳)の書誌情報ページ「たちよみ&サポート」に本書の一部内容を公開しました。ぜひご覧ください。
www.keisoshobo.co.jp/book/b101468...
October 17, 2025 at 10:44 PM
Reposted by Hiroshi Takei/武井寛
11月刊『リトルトーキョーは語る:凝集・越境・包摂の日系アメリカ史』(名古屋大学出版会)。表紙で使用した写真は、1940年代に黒人居住区として「ブロンズヴィル」と呼ばれたこともあったロスアンジェルス・リトルトーキョーの店先で語りあう日系人労働者と黒人客の姿。こんな光景があちこちで見られた時代もありました。https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1215-7.html
October 15, 2025 at 6:24 AM