毎年志望校が変わって、最終的には「映画監督になりたい」ということで芸大に合格したものの中退、先に卒業して地元に帰った彼女を追いかけて飛騨へ移住、「俺はもともと家具づくりに興味があった」と言い張り、木工の専門学校に入学。卒業後、地元で大工になり、その相手と家庭を築くこととなった。
多浪中、いつものようにスーパーファミコンで遊んでたら、父親が雄叫びを上げながらスーパーファミコンを踏み潰し、破片が庭まで飛んでいったと聞いた。
毎年志望校が変わって、最終的には「映画監督になりたい」ということで芸大に合格したものの中退、先に卒業して地元に帰った彼女を追いかけて飛騨へ移住、「俺はもともと家具づくりに興味があった」と言い張り、木工の専門学校に入学。卒業後、地元で大工になり、その相手と家庭を築くこととなった。
多浪中、いつものようにスーパーファミコンで遊んでたら、父親が雄叫びを上げながらスーパーファミコンを踏み潰し、破片が庭まで飛んでいったと聞いた。
実家の町内会には「1組」「2組」みたいな区分けがあるらしい。パッと見、普通の区分けに見えるが、それは居住地でブロック分けしているわけではなく、昔からその土地に住んでいる人が1組、それ以外の新参者が2組ということらしい。うちの実家は数年前に引っ越してきたので2組。
公民館で琴の演奏会があったらしい。親はそういうのに興味があるので、「公民館には毎週行ってるのになぜ知らなかったんだろう」と思ったら、1組限定のイベントだったそうで。親が怒ってた。日本まだこんな感じなんだな。
実家の町内会には「1組」「2組」みたいな区分けがあるらしい。パッと見、普通の区分けに見えるが、それは居住地でブロック分けしているわけではなく、昔からその土地に住んでいる人が1組、それ以外の新参者が2組ということらしい。うちの実家は数年前に引っ越してきたので2組。
公民館で琴の演奏会があったらしい。親はそういうのに興味があるので、「公民館には毎週行ってるのになぜ知らなかったんだろう」と思ったら、1組限定のイベントだったそうで。親が怒ってた。日本まだこんな感じなんだな。
この状態がデフォルトになってしまえばかなり健康状態はよくなると思うのだが、過去をふりかえると、「さいきん調子がいいな」と思ったら「急に忙しくなる(トラブル含む)」「身体のどこかを痛める」「注意してるやつとは別枠の思わぬ病気になる」のような事態が生じて、それまでの流れがストップしてしまうことが多かった。なので、なにかが起こるんじゃないかと内心ビクビクしている。
この状態がデフォルトになってしまえばかなり健康状態はよくなると思うのだが、過去をふりかえると、「さいきん調子がいいな」と思ったら「急に忙しくなる(トラブル含む)」「身体のどこかを痛める」「注意してるやつとは別枠の思わぬ病気になる」のような事態が生じて、それまでの流れがストップしてしまうことが多かった。なので、なにかが起こるんじゃないかと内心ビクビクしている。
ある日は、小沢健二のライブを見たあと、仕事の打ち合わせをして、焼肉を食べ、深夜に杉作さんと会って朝までおしゃべりをしていて、めちゃくちゃだと思った。たぶん小沢健二の印象が杉作さんで塗り替えられている。
朝の5時に「4時間の電話打ち合わせを終えた」という日もあって、若いからできたといえばそうなのだが、確実に健康を犠牲にしている感じが伝わってきて、ちょっとゾッとした。今もその感じでやってたら確実に入院してる。なんなら死んでる。
ある日は、小沢健二のライブを見たあと、仕事の打ち合わせをして、焼肉を食べ、深夜に杉作さんと会って朝までおしゃべりをしていて、めちゃくちゃだと思った。たぶん小沢健二の印象が杉作さんで塗り替えられている。
朝の5時に「4時間の電話打ち合わせを終えた」という日もあって、若いからできたといえばそうなのだが、確実に健康を犠牲にしている感じが伝わってきて、ちょっとゾッとした。今もその感じでやってたら確実に入院してる。なんなら死んでる。
なのに、いま本人は人物をトレースで描いている。ポージングだけトレースして顔がオリジナルだった場合はどうなるのか判別がつかないけど、炎上の発端となった写真については顔つきそのまんま。
年を取って一からイラスト描く気力がなく、もう面倒になったのだろうかと想像してしまう。それを無断でやったしまったのは、大御所の傲慢さ・迂闊さもあるだろうけど、かつて自分がトレース批判していた負い目もあったのかも、と想像している。
なのに、いま本人は人物をトレースで描いている。ポージングだけトレースして顔がオリジナルだった場合はどうなるのか判別がつかないけど、炎上の発端となった写真については顔つきそのまんま。
年を取って一からイラスト描く気力がなく、もう面倒になったのだろうかと想像してしまう。それを無断でやったしまったのは、大御所の傲慢さ・迂闊さもあるだろうけど、かつて自分がトレース批判していた負い目もあったのかも、と想像している。
中身のエンジンは都度バージョンアップしてるとはいえ、インターフェースは前とそんなに変化がないから、「一つの人格がどんどん頭良くなってる」みたいに錯覚して、「アルジャーノンに花束を」を読んだときの感覚がよみがえってくる。
中身のエンジンは都度バージョンアップしてるとはいえ、インターフェースは前とそんなに変化がないから、「一つの人格がどんどん頭良くなってる」みたいに錯覚して、「アルジャーノンに花束を」を読んだときの感覚がよみがえってくる。
現代日本社会においては、被害者意識を強烈に埋め込まれた人(いや実際凄い被害者だったりするんだけど)がたくさんいて、そういう人は「安全への脅威」や「国家への寄生」(公金チューチューとか)にとても強く反応するのだよな……。
たぶん「奪われる」ということに非常に敏感なのだと思う。
現代日本社会においては、被害者意識を強烈に埋め込まれた人(いや実際凄い被害者だったりするんだけど)がたくさんいて、そういう人は「安全への脅威」や「国家への寄生」(公金チューチューとか)にとても強く反応するのだよな……。
たぶん「奪われる」ということに非常に敏感なのだと思う。
イニシャル表記しても絶対にその人だとバレる、バレたことでその人への評価がガラッと変わりうる、ということであれば許可は取るかなあ、くらいに思うのだが、考えてしまうのは「すでにこの世にいない人」についてのことで。
許可取りようがないのである。
近親者に許可を取るのはすぐ思いつくことだが、それは本人に許可取るのとはまったく別物である。その人の作品の著作権を親族が引き継ぐのとは次元が違う。
イニシャル表記しても絶対にその人だとバレる、バレたことでその人への評価がガラッと変わりうる、ということであれば許可は取るかなあ、くらいに思うのだが、考えてしまうのは「すでにこの世にいない人」についてのことで。
許可取りようがないのである。
近親者に許可を取るのはすぐ思いつくことだが、それは本人に許可取るのとはまったく別物である。その人の作品の著作権を親族が引き継ぐのとは次元が違う。
これで夏の授業は全部終わり。よく頑張った。
これで夏の授業は全部終わり。よく頑張った。
ある時期からブロスの特集にはまったくタッチしなくなり、そのへんから別媒体の仕事が増えていったのだけど、その時期はレギュラーで月に10本くらい書いていた。それぞれ取材や予習や作品視聴があることを考えると全然時間が足りないのだが、それに加えて編集仕事や単発の原稿もあり(多いときで合計15本くらい)、なんだか昼夜問わずずっと仕事してるなあ…という時期が数年続いた。
収入で困ることはなかったのだが、冷静に考えると「こんなに働いたのにこれだけか」という金額ではあったし、何より体力的に「このペースでずっと続けるのは無理だろうな」という感覚があった。減らさないといつか体壊すんじゃないかと。
ある時期からブロスの特集にはまったくタッチしなくなり、そのへんから別媒体の仕事が増えていったのだけど、その時期はレギュラーで月に10本くらい書いていた。それぞれ取材や予習や作品視聴があることを考えると全然時間が足りないのだが、それに加えて編集仕事や単発の原稿もあり(多いときで合計15本くらい)、なんだか昼夜問わずずっと仕事してるなあ…という時期が数年続いた。
収入で困ることはなかったのだが、冷静に考えると「こんなに働いたのにこれだけか」という金額ではあったし、何より体力的に「このペースでずっと続けるのは無理だろうな」という感覚があった。減らさないといつか体壊すんじゃないかと。
排斥主義者らは女性や子供を守りたいのではなく、ヘイトと分断を煽るのに利用しているだけだと。
日本にもこれは当てはまると思う。
先日のJICAのホームタウン騒動と緊急避妊薬がいつの間にか陰謀論的に結びついていたのを見ても、既に女性が利用されていると感じる。
www.theguardian.com/uk-news/2025...
排斥主義者らは女性や子供を守りたいのではなく、ヘイトと分断を煽るのに利用しているだけだと。
日本にもこれは当てはまると思う。
先日のJICAのホームタウン騒動と緊急避妊薬がいつの間にか陰謀論的に結びついていたのを見ても、既に女性が利用されていると感じる。
www.theguardian.com/uk-news/2025...
今年から哲学対話を取り入れてみた。これまであちこちの哲学対話イベントに参加してきたのは、この日のため。
いち参加者としての経験は積んでいても、ファシリテーターやるのは初めてだったので、はたしてどうなるか。学生たちは(一応シラバスには書いたものの)哲学対話をやることをその場で知らされるわけで、ちゃんと前向きに取り組んでくれるだろうか。
と、あれこれ心配していたのだが、やってよかった。集中できている感じが空気ではっきりわかった。
やってみて気づいたのだが、哲学対話単体がうまくいっただけでなく、そのことが講義全体の流れを作っていった感が確かにあった。
今年から哲学対話を取り入れてみた。これまであちこちの哲学対話イベントに参加してきたのは、この日のため。
いち参加者としての経験は積んでいても、ファシリテーターやるのは初めてだったので、はたしてどうなるか。学生たちは(一応シラバスには書いたものの)哲学対話をやることをその場で知らされるわけで、ちゃんと前向きに取り組んでくれるだろうか。
と、あれこれ心配していたのだが、やってよかった。集中できている感じが空気ではっきりわかった。
やってみて気づいたのだが、哲学対話単体がうまくいっただけでなく、そのことが講義全体の流れを作っていった感が確かにあった。
私はベトナムの大学の自習室で知り合った日本語学習者の女性に、「日本では今日8月15日が第二次世界大戦の終わった日ということになっている」という話をしたら、満面の笑みで「そうですか!おめでとうございます!」と言われたのよ。もうびっくりしたのなんの。だって日本では、8月15日って「(被害者意識に満ちた)悲しい日」扱いでしょう。でもね「大日本帝国の崩壊で日本国人民もファシストから解放されて正しい道に戻った日」という建前にしてくれている訳なのよ。おそらくアジア諸国の多くの政治家の立場としては。それによって日本人はなんとか赦され […]
私はベトナムの大学の自習室で知り合った日本語学習者の女性に、「日本では今日8月15日が第二次世界大戦の終わった日ということになっている」という話をしたら、満面の笑みで「そうですか!おめでとうございます!」と言われたのよ。もうびっくりしたのなんの。だって日本では、8月15日って「(被害者意識に満ちた)悲しい日」扱いでしょう。でもね「大日本帝国の崩壊で日本国人民もファシストから解放されて正しい道に戻った日」という建前にしてくれている訳なのよ。おそらくアジア諸国の多くの政治家の立場としては。それによって日本人はなんとか赦され […]
書くのは自分の鑑賞記録であると同時に、他の人にも興味を持ってほしいという意図もあるわけです。見逃し配信もあるし。
でも実際は、ほとんどの人が俺が書いた内容にいいねをつけることで見た気になっているだけというか。なんなら番組どころかツイートさえ見ずにマーキングしてるだけだったりして。
バズればパズるほどむなしくなるときがあります。よくある。
書くのは自分の鑑賞記録であると同時に、他の人にも興味を持ってほしいという意図もあるわけです。見逃し配信もあるし。
でも実際は、ほとんどの人が俺が書いた内容にいいねをつけることで見た気になっているだけというか。なんなら番組どころかツイートさえ見ずにマーキングしてるだけだったりして。
バズればパズるほどむなしくなるときがあります。よくある。
前田隆弘×能町みね子が語る本づくりの話「書きたいものは、自分の手で。」 『今の自分が最強ラッキー説』刊行記念対談イベント
spbshonten20250912.peatix.com
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