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【レビュー】プラモデルで愛でる「日本が産んだロケット戦闘機」/ファインモールドの試製秋水 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
【レビュー】プラモデルで愛でる「日本が産んだロケット戦闘機」/ファインモールドの試製秋水
 秋水という言葉を知ったのは何かの時代小説だったでしょうか。澄みきった水という意味から転じて、曇りのない、研ぎ澄まされた日本刀のことを指す、その言葉の美しさにほれぼれしたものです。そんな「秋水」と再会するのは、プラモデルを作り始めて飛行機に興味が湧いたころ。戦争末期に開発されたロケットエンジンを用いた戦闘機、試製秋水を知った時でした。  現在手に入る中でもでっかい方の秋水、ファインモールドさんの「1/48 試製秋水」です。もともとのキットは90年代の結構昔のキット。それにファインモールドさんのアフターパーツのナノ・アヴィエーションシリーズのベルトを同梱されて再販されたキットです。  まずは組立説明書を眺めていきましょう。果たしてこれは組立説明書なのか、解説書なのかという分量の内容。秋水がどのような経緯で生まれ、完成し、最後を遂げたのか。そのドラマを知ることで組み立てるのが更に楽しくなります。ロケット戦闘機に挑んだプロジェクトXみたいなもんですからね。  付属しているシートベルトの彫刻の細かいこと!アフターパーツといえば、エッチングとかの金属製のものがポピュラーですが、同じプラ製で曲げることができるこちらのシリーズは大変使いやすいですね。厚さはさすがにエッチングパーツよりは厚くなっちゃいますけど、よいディテールです。なんて細かい。  ランナーを見ていくとひと昔前のキットということもあり、押し出しピンの跡がはっきりだったり、ちょっとバリがあったりしますけど、さほどの問題ではないでしょう。パーツの合いやディテールは今でも十分通用するといっていいのでは。   なにより、おっきめの秋水があるという現実の前には諸々の問題は気にならないものです。ほとんどおなじ形のメッサーシュミットMe163ならもっとでかいのあるじゃないかと言っても、解説書を読んだ今の僕はその違いに秘められたドラマを知っていますからね。秋水じゃないと駄目なんですよ。  バキバキ組み立てて行きましょう。とりあえず仮組で行けるとこまで完成。ロケット戦闘機独特のプロペラも給気も必要としない、すっきりとした形と、エンジンとタンクの大きさに伴うずんぐりむっくりした形。唯一無二の造形が楽しめます。  どの形で作るかは少し悩んでいましたが、解説を読んでしまうと、もうこの飛行機を空に飛ばしたくて仕方がないので、そちらの方で。鮮やかなオレンジを空に飛ばす日を思い浮かべて完成目指していきましょう。
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January 24, 2026 at 11:00 AM
「怖さ」を越えた先にある汚しの景色/ウェザリングの実験場でいろんな汚しを味わい尽くす! #戦車・軍用車両 #塗料 #nippper #プラモデル
「怖さ」を越えた先にある汚しの景色/ウェザリングの実験場でいろんな汚しを味わい尽くす!
 ピグメントを乗せて、筆で押しつぶしたときのあまりにも事態が早く進む感じは言葉にしてもし尽くせない驚きがあります。こんなにも劇的に!と思いながらピグメントの言葉の意味を調べると「顔料」ということなので、純然たる着色用マテリアルなだけはあるな……という気持ちになりました。  「怖いなぁ」と控えめになってしまう部分も、最初から全部汚し尽くしてやる、という気持ちでウェザリングに手をつけていれば「汚し足りない箇所」という全く違う視点で見ることができます。この一回を経験するのが本当に難しいなと思いますが、やってしまえば次から楽なのも事実です。それにボロボロにしてやろうと思って作ったプラモならどんどん汚していけます。 気になるものは全部使おうというわけでウェザリングリキッドを乗せて変化を見てみたり、ウェザリングペーストの泥をやたら塗りつけてみたり、二色使ってみたりとやりたい放題。ただし、ただめちゃくちゃにするというよりは「いつもより多く使ってみよう」とか「これとこれを混ぜるとどうなる?」といった実験をし続ける感じ。  汚れ具合の仕上がりをチェックすることだけに集中する機会も珍しく、錆びていき、泥がついていく中でも、良し悪しの判断がつくものです。作業が一段落した後に外に出て、駐車場に止まっている工事現場帰りのトラックを見てみると「いまいちだなと思った部分が、逆に実在している風合いだ」なんて驚くこともありました。  戦車についた汚れはウェザリングカラーのうすめ液と綿棒を使ってどんどん落としていけるのかと思いましたが、あまりに盛り過ぎるとそういうわけには行かず、筆でうすめ液を全体に塗りつけてから綿棒で拭き取った方が良かったです。あと、全体的に砂が被ったようになると、戦車の色自体が目立たなくなるので、鮮やかに仕上げておいた方がメリハリがついて良さそうです。  ボロボロに錆び、土まみれ泥まみれのチャーチルは妙な迫力があります。様々な素材を使うことでプラスチックの塊からどんどん離れて行く、道具によるプラモデル表現の進歩の要素を強く抽出した仕上がりとでもいいましょうか。汚しまくりの経験は次のプラモにもっと生かされることでしょう。
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January 23, 2026 at 1:00 PM
【#FridayVibes】キラキラの金曜日/ワイスピを楽しむためのプラモデル、集めました。 #特集 #nippper #プラモデル
【#FridayVibes】キラキラの金曜日/ワイスピを楽しむためのプラモデル、集めました。
 1月19日にテレビ東京系「午後のロードショー」で放送された『ワイルド・スピード SKY MISSION』。シリーズを追っている人からすると、もうタイトルを聞いただけで涙が出そうになる作品ですね。「これからワイスピ全部見ます!」という人もいるかもなので詳細は省きますが、本当にワイスピにしか不可能なウルトラCを決めた、シリーズ屈指の名作です。  そんなワイスピ、主人公であるドムを含む「ファミリー」のメンバーと並んで重要なのが、劇中に登場する数々のクルマたち。事実上の主役メカであるダッジ・チャージャーから、ブライアンの乗るJDM系カスタムカー、さらにはロケットランチャーを搭載したり金庫を振り回したりするスーパー改造車まで、ドムたちはありとあらゆるミッションをクルマとドラテク、そして度胸と腕っぷしとド根性で解決してきました。そして、それらのクルマは多くがプラモデル化されているのです。  というわけで、今回は『SKY MISSION』放送に合わせて、nippperに掲載されたワイスピ関連記事をピックアップしてみました。組んでから見ても、見てから組んでもどっちでもヨシ! コロナ片手に、プラモでファミリーの活躍を追体験しちゃいましょう! ●ダッジ・チャージャーのプラモは、やっぱりワイルドだった  そのものずばり「ドムのダッジ・チャージャー」と書かれているプラモを開けてみたという記事。ところが部品は真っ白な上、排気管もついてないという設計が見る者の度肝を抜きます。ワイルドすぎる。これどうすんだろうという感じですが、危ない組み立て工程を乗り越えてちゃんと完成してます。 ●アオシマの蓄積したパワーで、ブライアンのR34が出現!  ドムと並ぶシリーズの顔が、ポール・ウォーカー演じるブライアン。そのブライアンがシリーズ第二作『ワイルド・スピードX2』で乗っていたのがGT-RのR34です。ファンの脳裏に「ブライアンのクルマ」として焼き付いているこの一台を、アオシマがキット化。そこに込められた意味については、このレビューでおさらいしておきましょう。 ●クローラー付きの車が暴れるのも、ワイスピなのだ  スポーツカー・マッスルカーが道路で暴れるだけじゃないのもワイスピ。タフな装甲車が走り回り、クルマが宇宙へ飛び出すヤンチャで適当なワイスピ世界では、クローラーを履いたダッジ・ラムがドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスを乗せて氷の上を疾走します。タミヤの四輪クローラー工作セットにその姿を見たモデラーの挑戦は、この記事にまとまっています。 ●チンピラスパイ映画の源流、『トリプルX』もヨロシク  ワイスピの主人公ドムを演じるヴィン・ディーゼルのもうひとつの当たり役が、『トリプルX』のウルトラ軽薄チンピラスパイ、ザンダー・ケイジです。というわけで、我らがザンダーの愛車である67年式ポンティアックGTOのキットを紹介しているのがこちらの記事。年々ファミリーの長として重みを増しているドムと比べると、ザンダーを演じている時のヴィンはとにかくチャラくてこっちも最高。チンピラスパイのボンドカーことポンティアックGTOともども、『トリプルX』もよろしくお願いします!  というわけで、ワイスピ関連記事をざっとまとめてみた次第。とにかく派手で有名なクルマばっかり出てくるシリーズなので、海外産・国産を問わずプラモデルは豊作です。画面狭しと暴れ回るクルマたちを見れば、どれかひとつはプラモデルが欲しくなるはず。ファストにバシッと作ってみるのがおすすめです。では、今回はここらでSee you again!
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January 23, 2026 at 11:01 AM
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ストレスフリーでどでかい飛行機が完成する「タミヤ 1/48 イギリス空軍 ブリストル ボーファイター Mk.V」 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #花金プラモ #nippper #プラモデル
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。ストレスフリーでどでかい飛行機が完成する「タミヤ 1/48 イギリス空軍 ブリストル ボーファイター Mk.V」
 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は「タミヤ 1/48 イギリス空軍 ブリストル ボーファイター Mk.VI」をお届けします。このプラモは、パッケージサイズからは想像できないほど、ビックでかっこいい飛行機模型が出来上がります。その存在感で、週末の気分が爆上がりすること間違いなしです。  1/48スケールの第二次世界大戦で活躍した戦闘機プラモとしてもまぁまぁのボリュームとなるコルセア(写真奥の青い飛行機)と比較しても、このサイズ。コルセアが可愛く見えてしまいます。そう、こんなボリュームある飛行機が、そのまま組めばおよそ2時間であなたの机上にやってきます。最高でしょう〜〜。  イギリスが第二次世界大戦時に開発したこのボーファイターという飛行機。大戦中にレーダー開発で先行していたイギリスの技術によって生まれた「航空機搭載用レーダーAI」を初めて装備し、重武装も可能なことから、夜間戦闘や対艦攻撃に大活躍。ヨーロッパからアフリカ、太平洋と第二次世界大戦の各地で戦果を上げています。そんなこともあり、タミヤ以外からもさまざまなバリエーションが発売されていて、とっても模型に恵まれた飛行機と言えます。  タミヤのキットは「でっかいパーツでどんどん組み立てを楽しんでもらうぞ!」って勢いを感じるキット構成。だから、気がつくとあっという間に飛行機の形になっています。  翼の王国とも言えるランナー。主翼上面や下面がシンプルな分割で表現されています。特徴的なVの字に広がる尾翼の接続軸も大きくとられていて、正確な位置で接着しやすくなっています。  ボーファイターはエンジンが2つある「双発機」。そのためエンジンや足回りなどのパーツをまとめたランナー(パーツが繋がっている枠)が2セット入ります。アニキも2人入っていて、操縦席と後部座席に搭乗させられます。槍のようなパーツは、ロケット。ランチャーと一緒に成形されているので、組み立ても簡単です。個別にフィンだけ取り付けます。武装の組み立てがスピーディーにいくのも嬉しいキットなのです。  キットは攻撃機タイプと戦闘機タイプの2種を選択可能。それに合わせたクリアーパーツを選択して取り付けます。翼端灯のクリアーパーツも付属。  双発エンジンの迫力を味わいながら、大きな翼を貼り合わせる。最高に気持ちの良い瞬間です。しかもパーツの合わせはバチピタ。パーツ同士を合わせたら、流し込み接着剤を流すだけで、大ボリュームの翼が完成です。  コクピット内部も大きなフロアパーツに、隔壁などを貼っていくだけで完成。あまりにシンプルなので、先に塗ってもストレスなく作れました。このように背中を任せ合うブリティッシュアニキな構図を楽しめるのもいいですね(なにが?)。  でもですね。ほぼ見えなくなるんですよ……。サクッと作りたい人は、操縦席と操縦席から伸びている配管、後部座席だけ塗るので十分です。飛行機模型あるあるですね〜〜。  水平尾翼は差し込むだけでVの字になります。垂直尾翼も上からレール状に開いた取り付け部にスライドさせるように取り付けます。正しい位置が簡単に決まるので、ストレスフリーで組み立てが完了しますよ。  完成!! イギリスを代表する双発機である「モスキート」にも劣らないかっこよさ! スピットファイアとかに比べると知名度は無いですが、第二次世界大戦ではイギリスの勝利に貢献したことは間違いありません。夜間戦闘、対艦、対地攻撃とさまざまなシーンで大活躍したこの飛行機を、ぜひタミヤの1/48スケールで味わって欲しいです。迫力ある飛行機は大きめのサイズで楽しむ! 間違いなく楽しい週末があなたをお待ちしております。それでは!
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January 23, 2026 at 3:00 AM
【工具レビュー】丸いスジ彫りの救世主。ゴッドハンド「コンパスモールド」が、円形モールドの悩みを解決する #工具 #nippper #プラモデル
【工具レビュー】丸いスジ彫りの救世主。ゴッドハンド「コンパスモールド」が、円形モールドの悩みを解決する
 人によって頻度は違いますが、プラモデルを作っているとたまに訪れますよね。 「本当はここに入れたい、でも失敗が怖くて……」とつい躊躇してしまう、あの「円形のスジ彫り」を刻まなければいけない瞬間が。テンプレートを当てたり、針でなぞったりと色々な方法がありますが、ゴッドハンドから新たな、そして極めてスマートな選択肢を提案してくれる工具が誕生しました。 それが、「コンパスモールド 5本セット(GH-CM-20-40)」です。 コンパスモールド 5本セット 直販限定 GH-CM-20-40 ゴッドハンド 円形スジ彫り  このセットは、外径が約2.0mmから4.0mmまで、0.5mm刻みで5種類の円が彫れるようになっています。   使い方はいたってシンプル。ピンバイスに取り付けて、センターガイドのピンを円の中心に差し、ゆっくりと回すだけです。   最初は少しコツがいるので、不要なパーツなどで練習してみると感覚が掴みやすいですね。 センターガイドのピン穴は、作業後にシアノンやパテで埋めてしまえば問題ありませんが、実はこの「穴」をあえて活かす面白い方法もあります。  それが、同じくゴッドハンドから発売されている「スピンモールド」とのコンビネーションです。 スピンモールドも中央にガイドピンがある工具ですが、これを使えば底面が平たい円形モールドを彫ることができます。  コンパスモールドで開いた中心穴をそのままガイドにすれば、中心が一段落ちた「二重の円形モールド」が誰でも正確に作れてしまうのです。   4mmのコンパスモールドが作った中心穴をガイドに、2.5mmのスピンモールドを重ねてみました。また、底面が綺麗に平らになることを利用して、「丸モールド」などの別パーツを埋め込む工作も捗ります。  頻繁に使うことはなくても、「あったら絶対に便利」という工具は世の中にいくつも存在します。このコンパスモールドも、来るべき「その日」にあなたを助け、工作の精度を一段引き上げてくれる、心強い相棒になってくれるはず。丸いモールドかっこよく仕上げたい! アクセントあるディテールを配置したいという時に大活躍間違いなしなのです! コンパスモールド 5本セット 直販限定 GH-CM-20-40 ゴッドハンド 円形スジ彫り
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January 22, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】成型色とシールのコンボで大満足/アオシマの楽プラ フォルクスワーゲン ビートル #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】成型色とシールのコンボで大満足/アオシマの楽プラ フォルクスワーゲン ビートル
 楽プラのビートルが非常に満足度の高いプラモデルでした。第一にプラスチックの色が素晴らしく、第二にシールをピシッと貼るのがとても気持ち良い。アオシマがXにこのキットの画像を投稿した時に、「成型色がめちゃくちゃいい色だ!」と、友人にURLとともにメッセージを送った記憶があります。車全般に対して詳しくなくても、この丸っこくて可愛らしいボディの車のことは知っていたし、どのカラーバリエーションもとても良い色味に感じられたので入手しました。  箱を開けるとゴロンとボディパーツが出てきます。これはホライゾンブルーという色ですが、絶妙な落ち着いた水色がお洒落で、静かに気分を上げてくれます。  組んでいて驚いたのが車体底面のこのパーツ。車のお尻の部分に棒のような謎の突起があります。「なんだこれ?」と思いつつボディと合わせてみると、一番長い棒部分がボディから突き出たマフラーであることに気づきます。一見役割がわからない造形が、組み立て終盤でマフラーとしてニュッと出てくるのが面白い。  さて、ビートル特有のメッキモールは細長いホイルシールで再現されていますが、これを貼っていくのがとても楽しい。楽プラシリーズは手軽な分、「何かを少し加えたいな」と思う場面が多々あります。たとえばボディだけを缶スプレーで好きな色に塗装することで、オリジナリティあふれる作品にするとともに、「プラモを作ったぞ」という達成感を味わうことができます。しかしこのビートルに関しては、そのようなことをしなくても(もちろんしてもいいのですが)大変な満足感を得ることができます。  ボディの彫刻とシールを合わせて、慎重に端から貼っていきます。決して簡単な作業ではありませんが、ピンセットを使って慎重にゆっくり作業すれば誰でもピシッと貼れるはず。おしゃれカラーのボディにメッキ調のシルバーのラインがピシッと入りテンションがめちゃくちゃ上がります。「シールは手軽だが達成感に欠ける」なんてことはなく、全て貼り終えるとちゃんと満足している自分に気づきます。  短時間でどんどん組めるというわけではありません。ピンセットと細長い華奢なシールでビートル特有のメッキモールを再現していく、というそれなりに繊細で時間をかける必要のある(だが激ムズではない)作業を通じてゆっくりと着実に、あなたの机上で、あの可愛らしい車ができてゆきます。きっと完成したころには大満足なはず。ぜひ皆さんも作ってください。
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January 22, 2026 at 11:00 AM
パーツひとつで世界が変わる──妄想を後押しする「お宝パーツ」と出会った日。 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
パーツひとつで世界が変わる──妄想を後押しする「お宝パーツ」と出会った日。
 こんな派生機もあるかもしれない……そうした妄想力を爆発させてくれる「お宝のようなパーツ」というものが模型の世界には各ジャンルに存在します。僕が大好きな『マシーネンクリーガー』シリーズにも取り付けるだけで模型遊びの幅が広がるパーツがあるのです。  それがマシーネンクリーガーの代表的な意匠のひとつである「傭兵軍のシーカー」。横山宏氏によるアーティストモデルでは、「ハセガワ1/48 500MD ディフェンダーの射撃照準器のパーツ」が流用されたことが知られています。実在する戦闘ヘリの機首に増設された特徴的な形状をダイレクトに流用するアプローチは、SFメカニックデザインの「外付け機器」ディテールによるリアリティ演出の先駆けとして、多くのSFファンを魅了しました。  近年のマックスファクトリーの本格参入によってますます広がる35マシーネン。プラスチックモデルとしては、ハセガワのナッツロッカー、ルナダイバーといった大型機体からスタートし、海洋堂からも人気機体のリリースが続いています。そして、同スケールでの機体の選択肢が増えたことにより、自分の思い描く機体バリエーションを作るというSF3D時代から続く楽しみ方を、手頃なサイズの中で実現することが可能となったのです。 ▲こちらはソビエトの戦車BT-7をドイツ軍が鹵獲した仕様  ここで、任意の機体に外付けすることで説明不要の説得力を付与できる「傭兵軍シーカー」があると、妄想が一層捗ります。例えば、シュトラール軍の機体にこのシーカーを付ければ、傭兵軍鹵獲仕様が作れたりするのでは? というわけです。ソ連軍のT-34戦車を鹵獲したドイツ軍が、これに自軍戦車のキューポラや雑具箱を増設した史実の例に見られるように、特徴的な記号を加えることで形状の変化だけでなく、物語も立ち上がってきます。こうした作り出すことへの余白、想像の余地が広いのもMa.K.の魅力のひとつです。  1/20スケール想定でアーティストモデルが制作され、そこに1/48スケールのディフェンダーからパーツが流用されたという経緯から、1/35スケールに合う程良いサイズで同形のシーカーを既存のスケールモデルから探し出すのはたいへんです(ご存じの方、ぜひ情報お待ちしています!)。35マシーネンでまず思い浮かぶのは海洋堂ARTPLAのグラジエーター。傭兵軍の4足歩行型重装甲戦闘スーツとして人気の本機には、ラインナップされている各型にシーカーが付いています。ですが、機体デザインとして特にグラジエーターのシーカーは外し難いところなので、ここから流用するのは少し考えどころかもしれません。  そんな時に登場するのが、35マシーネン大型モデルの雄。ハセガワの「ルナダイバー スティングレイ」です。スティングレイに傭兵軍シーカーなんて付いていたっけ? そう思われた方、そうです。本体には傭兵軍シーカーは付いていません。しかし、このキットには名脇役達が入っています。横山氏によるボックスアートにも描かれている宇宙用の装甲戦闘スーツ「ファイアボールSG」と、その偵察・電子戦型の「SGプラウラー」です。キットには、1/35でもスティングレイの巨大さがより実感できるように、同スケールの2機も付属しています。傭兵軍スーツの偵察型といったらそうです。シーカーです。  パーツ構成としては、SGの機体にシーカーを外付けしてプラウラーにする仕様なので、シーカーが独立したパーツとして同梱されています。基部が一体成形なのも嬉しいところ。基部とヘッドの2パーツですぐに傭兵軍シーカーができあがります。今回はこれを流用してみました。  ベースにしたのは海洋堂ARTPLAのカングール。量感に溢れたフォルムが魅力的なシュトラール軍の重装甲戦闘スーツです。ガレージキットを除けば、キット化はこれが初めての本機。さらに海洋堂ARTPLAマシーネンの定番スタイルである2機セットなので、ストレートに1機を作ったら2機目はアレンジしてみよう!そんなアプローチにも気軽に挑戦することができます。傭兵軍テイストでキャノピーを装甲化する小改造をして、傭兵軍シーカーを取り付けてみました。  シーカーと共に傭兵軍のカラーリング、認識帯、マーキングを施すとさらに親和性が高まります。程よいサイズ感で工作も塗装もどんどん進められるのも35マシーネンの魅力です。  二次創作的な視点からも世界観が拡がり続けるMa.K.シリーズ。もちろん、現在は3Dモデリング/プリントでパーツを製作するという選択肢も一般化してきています。しかし、メーカーを横断してパーツを組み合わせるという、まさにMa.K.がアーティストモデルで牽引し、プロダクトで築き上げてきたミキシング的な模型の遊び方には、また異なった面白さと製作中も含めた楽しみがあると思います。35マシーネンで次はアレンジやマイバリエーションに挑戦してみようという方は、是非「傭兵軍シーカー」を使って楽しんでください!
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January 21, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】クリアな翼竜のプラモデルがつなぐ、作り手のバトン/タミヤ 1:35 プテラノドン #キットレビュー #恐竜 #nippper #プラモデル
【レビュー】クリアな翼竜のプラモデルがつなぐ、作り手のバトン/タミヤ 1:35 プテラノドン
 プラモデルという趣味の面白いところのひとつに、メーカーから提供されるものがパーツと完成までの道のりであり、ユーザーの手で完成するというところにあります。つまり、メーカーからのバトンを受け取って、ユーザーがゴールするわけです。そのバトンには、考えられたパーツの分割や組み立て方等の要素が詰まっていて、その中でもパーツをどんな色で作るか(成形色)はとても大切な要素の一つです。なにしろパッと見た瞬間の印象を、分割よりも早く決めてしまう要素ですからね。  今回組み立てたのは「1/35恐竜シリーズ」の翼竜プテラノドン。パッケージを開けると二つ折りの説明書とランナー2枚が入っています。両翼を広げた身体のパーツがドンと入っているので思わずニヤリとしてしまいますね。頭部も分割なしのワンパーツ。さらにさらに台座を兼ねた岩山と海。これも一つのパーツとして完成しているので、組立はほんの数ステップ。本当に「もう出来てる」です。ササッと組めば10分程度で完成するでしょう。  しかし、ここからが本題。このプテラノドンは全身が淡いブラウンのクリアパーツで成形されています。これには思わず唸りました。ぼくの中でクリアパーツといえば、飛行機のキャノピー(窓)などワンポイントで使われるイメージだったからです。  思うに、このキットをクリアパーツで作ったのは、プテラノドンの翼が薄い皮膜であることを表現するため。翼が薄く、光の透けるようなものだったことを表すためでしょう。クリアにしたことで、翼に走る血管のディティールが見えにくくなっていますが、それより生物としてのワンダーを表現することを優先したのだと考えました。そんな表現を成立させるために、タミヤはクリア成形に行き着いたはず。となればキットを組み立てるユーザーの私も考えます。この受け取ったバトンを最大限に活かして完成させたい!  その決意を胸に、塗装を開始。恐竜は自由に塗装できるモチーフなので、自分を信じて思うままに塗るのが吉です。翼の透け感がなくならないように注意しつつ、塗料がのるギリギリに薄めて重ねていきます。均一には塗れていないので筆ムラが生まれましたが、光にかざすとうっすらと透けて、結果的には良い着地を迎えました。  このプテラノドン、組み立て自体は軽めですが、特徴的な成形色のおかげでメーカーの想いについて考えることが出来ました。皆様も是非お手に取って、熱意のこもったバトンをどう活かすか、考えてみてはいかがでしょうか。
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January 21, 2026 at 11:00 AM
【塗料レビュー】混ぜない、迷わない。3本揃えるだけで完成する「水性ホビーカラーのジャーマングレー」 #筆塗り #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル
【塗料レビュー】混ぜない、迷わない。3本揃えるだけで完成する「水性ホビーカラーのジャーマングレー」
「3本揃えるだけ」で混食せずに、グラデーション塗装を楽しめるジャーマングレーが水性ホビーカラーにラインナップされています。そもそも同名の色で「3色」ラインナップされているのがすごい! 黒に近いグレーからだんだん青みのある明るいグレーへと変わっていくのが特徴です。この3本を揃えると水性ホビーカラーでのジャーマングレー塗装が本当に楽しくなるので、オススメです。  奥がGSIクレオスのラッカー塗料でラインナップされている「カラーモジュレーションセット ジャーマングレー」で筆塗りしたI号戦車。手前のII号戦車は、水性ホビーカラーのジャーマングレー3色で塗ったもの。定番のラッカー塗料だけでなく、水性ホビーカラーでもドイツ軍のかっこいい色の代表であるジャーマングレーを楽しめるのです。タミヤの38(t)に実際に塗ってみたので、その様子をご覧ください。  マホガニーサーフェイサーを筆塗りした上からスタート。まずは最も暗い色「513 ジャーマングレー」から塗っていきましょう。この塗料はつや消し塗料。つや消し塗料は筆塗りでも定着しやすいのが特徴なので、初めてでもコントロールしやすいです。  隠蔽力もしっかりとあるので、2回ほど塗っただけで、ほぼジャーマングレーの戦車に早変わり。黒に近いグレーとしても素晴らしい色。この黒さをメインにした仕上げもかっこいいでしょう。今回は3色使っていくので、下地が透け気味の状態に止めて、次の色を重ねていきます。  「514 ジャーマングレー」を塗装。この3色の真ん中にあたるこの色が、水性ホビーカラージャーマングレーにおけるメインカラー。この青みあるグレーがカッコ良く活きる下地としての効果が発揮できるのが「513 ジャーマングレー」で、ハイライト効果などを狙ったグラデーションを施せるのが「515 ジャーマングレー(退色)」なのです。  最後に「515 ジャーマングレー」を各装甲の中央や角に塗った状態がこちら。一切混色することなく、グラデーションを楽しむことができました。揃えるだけで、かっこいいジャーマングレーの扉が開く魔法の塗料とも言えますね。  こちらは全て水性ホビーカラーのジャーマングレー3色を使って塗装した戦車。エアブラシ塗装、筆塗りのどちらにも活用できて、さらに使う色の分量を変えれば、黒っぽいジャーマングレーから青っぽいジャーマングレーまで思いのまま。3本揃えることで最高のパフォーマンスを発揮するのです。ぜひ3本一緒に買って、塗装を楽しんでください。それでは〜。
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January 20, 2026 at 1:01 PM
【レビュー】VF25S スーパーメサイアの組み味が気持ちいい理由/アオシマ VFG スーパーメサイア #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #マクロスモデラーズ #nippper #プラモデル
【レビュー】VF25S スーパーメサイアの組み味が気持ちいい理由/アオシマ VFG スーパーメサイア
 少女素体だけでもとんでもない満足感が得られるVFGスーパーメサイアのキットですが、やはりこちらも語らずにはいられません。もう一つの主役、VF-25S スーパーメサイアです。一応「ガールズプラモ」の枠だし、機体側のクオリティはそこそこなのでは?と思ったら大間違い。こちらも相当気合が入っていて、いい意味で裏切られます。  メサイアは少女素体との組み合わせが前提となるため、各所に複雑な機構が仕込まれています。その結果、細かいパーツ数は多め。説明書をよく読みながら、組み立てる必要があります。特に難所なのが足回り。その分完成したときの達成感は格別なのでぜひ味わってほしいポイント!  そしてここからがキモ。このメサイアは所々に渋い嵌め合いがみられます。組み付けの精度がギリギリのラインで攻められている、そんな印象を受けました。そのためあらゆる箇所が可動するにも関わらず、戦闘機たる端正なシルエットを損なわず、かつ保持力=遊びやすさが高い次元で両立されています。パーツ構成も含めてスバラシイ設計だなぁと感じました。スッ、ピタッで組み上がる少女素体とは対照的に、グッ、パチンと決まるメサイア。ひとつの箱で異なるベクトルの繊細な精度を味わえるなんてちょっと贅沢じゃありませんか!  加えて複雑なマーキングはシールを使う事により再現。あまりプラモに慣れてないユーザーでも高クオリティのプラモを手にすることができる間口の広さもこのキットの魅力といえます。もっと上を目指したいぜという熟練者のために水転写デカールが別売りされています。目指す完成度の選択肢をメーカーが用意してくれているのも面白いですね。  マクロスのガールズプラモを展開するにあたって、定番とも言える人気機体(モチーフ元が存在するもの)の擬人化という手法ではなく、素体+機体という構成を採った点がまず秀逸だと思います。このアプローチによって、VFGの世界観の中に、マクロスシリーズ最大の醍醐味である三段変形が独自の魅力を持って繰り広げられています。そして、その変形を根幹から支えているのが、パーツ同士の高い精度(=ハメ合わせの渋み)。ここがしっかりしているからこそ、複雑な変形機構もしっかり成立しているのだと感じます。ガールズプラモファン、マクロスファンのみならずぜひ多くの人に実際に手に取って体感してほしいキットなのです。
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January 20, 2026 at 11:00 AM
【レビュー】ファインモールドの傑作キットF-104J栄光が100倍カッコ良くなる「3種の神器」を揃えよう! #キットレビュー #工具 #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
【レビュー】ファインモールドの傑作キットF-104J栄光が100倍カッコ良くなる「3種の神器」を揃えよう!
 ゲットせよ……! ファインモールドのF-104J栄光が10倍楽しくなるアイテムたち。この記事のアイテムさえ揃えれば、ファインモールドの最新プラモデルであるF-104を思いっきり楽しめること間違いなし!  ファインモールド1/72ジェット戦闘機シリーズの新作、F-104J栄光。こちらファインモールドの組み立てや塗装に向かうマッハの姿勢に、自然と組み立て速度が上がる名キット。  そのF-104Jをより楽しむためのアイテムをご紹介。まずは「世界の傑作機 ロッキード F-104J/DJ "栄光”」です。名だたる栄光の航空機を、開発から運用まで、1冊に丁寧にパッケージした本書。すでにシリーズは200巻を超え、このF-104Jは通巻104号という洒落の利いたナンバーで発行されています。  やはりF-104Jで特筆すべきは、米軍F-15との2vs2での勝利の話。ロック岩崎本人の語るこの伝説的なエピソードはやはり欠かせません。そして、もうひとつ驚いたのが84ページに掲載された1枚の写真。ファインモールドのプラモデルよろしく、尾部を外して露天でエンジンを見せる姿です。あぁ、ファインモールドはこれがやりたかったんだ、というキットのもう一つの側面がバッチリわかります。まさにF-104Jが10倍楽しくなる本です。プラモデルは一緒に、こうした「世界の傑作機」などの書籍を買ってくるとより楽しめます。  さてもうひとつは、ピトー管。機首に細長い針のようなものが伸びている機体がよくあると思いますが、これは当たる空気で対気速度を測定する装置です。いにしえの零戦から現代のステルス機にまで必ず備えている装備なのです。しかしこの装備、プラモデルでは細長いので破損が本当によくあります。気がついたら折れていたとかはよくあることで、機首にあるものはその破損確率も多くなります。  ならば最初から全部金属のパーツを使えば良い……! というのがこのアイテム。いや真鍮線を尖らせればいいんじゃない? という意見を黙らせる、さすがファインモールドの精緻な仕上がりを御覧じろ。先端の細さ、静圧部のくびれ、そしてふたつのテーパー……。プラスチックだとどうしてもできるパーティングラインがないのも良いところですね。  金属パーツなので、ラッカー系塗料は定着しません。下地としてプライマー入りのサーフェイサーなどを軽く吹いておきましょう。タミヤの缶スプレーサーフェイサーは、メタルプライマー成分入りなので特におすすめです。  ところでサーフェイサーといえば、こってりした塗料が多く、キズ埋めや表面をツルッとさせて光沢面を作るのに役立つことから、メタリックなシルバーでF-104を仕上げる時にも使いたいところですが、ここまで繊細なモールドが多いと吹きすぎてディテールを損なわないようにするのが難しいです。  そこで便利なのがボーンペイントのアンダーブラック2です。ボーンペイントというメーカーはメッキ調塗料で一躍トップランナーになりましたが、その中でもまず私がオススメしたいのが、メッキ調塗料ではなくこの「アンダーブラック2」なのです。アンダーブラックという名前だけあって、金属色の下地にぴったり! サーフェイサーのようにモールドを埋めてしまう危険性も少なく、メタリック塗料の見事な下地になってくれます。  「アンダーブラック2」はビンの時点でエアブラシ用の濃度に希釈されていて、買ってきてすぐ使うことができます。希釈用のうすめ液は要らず、塗装後のエアブラシの洗浄も、ラッカー系のツールクリーナーでじゅうぶん可能です。このようにモールドを活かしたまま下地塗装が施せます。  そんな感じでバシッと黒を敷いて、メタリックの準備をしましょう。背面のヒレには合わせ目もありましたし、それをヤスッた跡もありましたが(600番からスタート、1000番、2000番とスポンジ系で処理しています)、かなり良い感じにツルッとしていますよね。  吹き付けたのは他社製のメタリックなので申し訳なさはありますが、仕上がりはじつにうれしい。ボーンペイントはメタリック全般も強いので、おいおい紹介していきますね!  尾部もアンダーブラック2のおかげでじつにキレイにまとまりました。これからボーンペイントを始める人も、F-104の表面をいい感じにしたい人もアンダーブラック2は持っていて損はないでしょう。  実機も模型も、よりよく仕上げるためのアイテムはたくさんあります。何ならF-104Jは実機に会いにいくことだってできます。ひとまず10倍楽しくなるこれらのアイテムを使って、みなさんもF-104J制作のアフターバーナーにしてくださいね。
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January 19, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】プラモデルは見慣れたモチーフこそおもしろい!/フジミ模型 1:24 道路標識セット市街地用 #キットレビュー #情景 #nippper #プラモデル
【レビュー】プラモデルは見慣れたモチーフこそおもしろい!/フジミ模型 1:24 道路標識セット市街地用
 当たり前のように生活の中にあり、見ているようで見ていないモチーフこそプラモデルになった時におもしろい。フジミ模型の道路標識セットはまさにそれで、世界を「再発見」する装置と言ったら大袈裟だけれど、シンプルなカタチの切り貼りだけで標識やガードレールに見えてしまうのだな!という感動あり、標識の位置と組み合わせが自由すぎる故に、法規上?これで合っているのか……?という疑問があり、自分が何も知らないことを知るプラモデルだった。またそれが楽しかった。  道路標識は大ポール2本、小ポール1本の計3本でシール式。パーツよりシールの数が圧倒的に多く、目的を持って取捨選択しなければならない。説明書はシンプルで、パーツ接着方法の他には「※道路標識は、ご自由に組み合わせて作ってください。」の表記だけ。具体的なシチュエーションを想像するなり、街に出て標識を観察するなりして答えを自分で出す必要がある。  ドライブで街に出てみると、道路側に出っ張らないよう偏心してポールに標識を固定しているものが多いことに初めて気づく。あとこれは失敗なのだけれど、ポールの頭頂部が標識からはみ出ないよう、上いっぱいにつけるのが標準的な施工のようだ。また、ポールは溶融亜鉛メッキで塗装されているものが多かったので、この後シルバーでスプレーをビャッと吹き、ウェザリングカラーのマルチホワイトを塗りたくって白サビを表現した。  ガードレールは横にクルンと巻かれた鉄板&直線の鉄板を接着する部分があり、これが実際のガードレールと同じ接合部分だ。鉄板とポールの接着部分も、実際のボルトナット固定部分と同じ箇所になっている。これも作ってから街に出て確認したことだ。  メッキの美しいカーブミラーは大小を選択して組むようになっている。これも興味深いのはその裏側。カーブミラーがどのようにポールに固定され、裏側がどのような色で仕上げられているかなんて考えたことさえ無かった。街中にありふれた製品ひとつとっても、すべてが人の意思で決定されて製造・施工されているものなのだ、という意識が拡張されるような体験だった。  そして、やはり、そんな過程を経て、真っ白なプラモデルに色を塗り、ジオラマとして使うと最高に気持ちいい。自分で野菜を育てて作った料理が美味しかった時のようなひとときだ。
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January 19, 2026 at 11:00 AM
【レビュー】人生史上最高の「黄色いプラスチック」に驚く!/アオシマの1:32 DC2 インテグラ タイプR #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】人生史上最高の「黄色いプラスチック」に驚く!/アオシマの1:32 DC2 インテグラ タイプR
 アオシマの1/32スケール自動車模型シリーズであるところの楽プラ スナップキットは「1車種につき複数色が同時発売される」という特徴があります。同シリーズではNSXに次ぐホンダ車として発売されたインテグラ タイプRは一挙に5色が発売されましたが、そのボディカラーを片っ端からチェックしていていちばん驚いたのがサンライトイエローです。  プラモデルにおける黄色いパーツってどうしても透けが目立ったり白っぽくて軽い印象になりがちなのですが、インテグラのボディ色は「え、これ塗ってあるんじゃないの?」というくらいソリッド。透け感ゼロ、ツヤはバッチリ、少々赤みがあっていかにも重そうな雰囲気を出しています。あまりにも素晴らしい成形色なので普段からプラモデルを作っている友人に片っ端から見せて回ったのですが、口を揃えて「なんだこれ!」と驚嘆しておりました。ということでみなさんもこれを買って実際に目の当たりにすることをオススメする次第です。ヤバい。人生で生きてきたなかでいちばん美しい「黄色いプラスチック」ですわ。  アイボリーで塗装されたホイールの質感もまたすばらしい。センターに赤いホンダロゴのステッカーを張っている時間が愛おしくなります。クルマはボディのカタチと色に目が行きますが、その次に足回りですよ。アオシマは長い間大量のカーモデルを世に送り出してきているので「ここがキマってるとクルマはカッコよく見えるよね」というのがよーくわかっています。エラい!  シャーシを組んでキャビンを組んでボディに窓ガラスをハメてシールをペタペタ。この流れはいつもの楽プラ スナップキットシリーズでおなじみのものですが、フロントガラスのシールがちょっと難しいのとリアガラスとボディの間に少々ギャップがあるように思えます。しかしこの組み心地のスムーズさの前では些末なこと。とにかく黄色いボディが組んでいる間もずっと嬉しいのです。  ホイルシールとテトロンシールの組み合わせで各部の灯火類やエンブレム、ロゴもバッチリ決まります。タイヤはローダウンかノーマルかを選べますが、今回はおとなしくノーマルでフィニッシュ。  楽プラ スナップキットの魅力は安くて手軽にカーモデルが楽しめること。それだけでなく、とにかくボディカラーの色味とツヤにこだわっていることも私が大好きな要素です。どっしりと身の詰まった感じを鮮やかな黄色で感じられるなんて、こんな素敵なことがあるでしょうか。百聞は一見にしかず。いますぐ買って、その美しさに驚いてください。絶対に損はさせません(ちなみに、白もすごくいいよ……)。
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January 18, 2026 at 1:01 PM
【レビュー】「100年戦い続けるM2重機関銃」を最高の単品プラモで味わう/アスカモデル 1/35ブローニングM2重機関銃セットB #キットレビュー #戦車・軍用車両 #nippper #プラモデル
【レビュー】「100年戦い続けるM2重機関銃」を最高の単品プラモで味わう/アスカモデル 1/35ブローニングM2重機関銃セットB
 ブローニングM2重機関銃といえば、アメリカをはじめ西側諸国の装備としてお馴染みの重火器です。そして制式採用から100年以上を数えるクラシック中のクラシックな機関銃だったりします。いや100年て。生涯現役みたいな言葉が似合う、今でも活躍する機関銃です。  正確な名前は知らなくとも、「アメリカ軍の戦車の砲塔の上にちょろっと乗っかってる、なんか四角い機関銃」と言われればなんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。1/35のプラモデルになっちゃえば爪楊枝くらいの大きさです。  その名の通り、M2重機関銃を設計したのは天才重機設計家のジョン・M・ブローニング(1855〜1926)です。ブローニングは銃の弾薬自体から、拳銃、小銃、重機関銃に至るまで設計し、19世紀末から20世紀初頭にかけて大活躍した人物でした。その中には現在まで使われている名作も多く、20世紀の銃器開発史に巨大な影響を与えた人物と言えるでしょう。『ターミネーター2』でシュワちゃんがレバーをガッチャンガッチャンやって装填してた散弾銃も、ブローニングが設計したものだったりします。  その中でもM2重機関銃は、傑作中の傑作です。口径は0.5インチ、使用弾薬はもともと対戦車用として設計された巨大かつ強力な12.7×99㎜弾。部品を付け替えれば左右どちらからでも給弾でき、さらに車載用にしたり四連装にして対空機銃にしたり航空機に搭載したりと柔軟な運用が可能です。なんせ弾の威力がすごいので、戦車に車載火器として積もうが、飛行機の主翼の中に搭載兵装として積もうが、まず威力不足になることはありません。どこにでも搭載して柔軟に運用でき、さらに対人・対物を問わず強力な破壊力を持つ替えの効かない機関銃。それがM2ブローニングなのです。  1/35になっちゃうと大した大きさに見えないM2ですが、実物は全長165.4㎝、重量は38.1kg(銃本体のみ)とかなりボリュームのある巨大な銃であり、その分ディテールも多いです。そのあたりをきっちり再現しているのが、アスカモデルアクセサリー機関銃シリーズ「1/35 ブローニング M2重機関銃セット」なのです。今回見てみるのは、車載揺架つきのセットB。買ってきて組み立てれば、そのまま米軍の戦車などに取り付けられるキットです。  キットは袋入りで、中には2丁ぶんのパーツが入っています。大注目なのが機関部の前の方。銃身基部に穴の空いた銃身覆いがついているのがM2の特徴で、ここは本来ならば中身である重心とは別パーツになっています。キットではこの銃身覆いはスライド金型で成形されており、ランナーからは機関部ごと引っ張って外すことで、銃身と別体になった構造を再現。改めて機関部に銃身のパーツを差し込めば、銃身覆いと内部の銃身が層状になった立体的な構造となります。M2重機関銃は何度もプラモデルになってきた武器ですが、この構造を再現したキットはけっこう珍しい。みんなここを再現したくて、エッチングパーツに置き換えたりとか色々やってたところなんですよ、ここ。  巨大な12.7×99㎜弾も、ベルト型の弾帯となって付属。フィードカバーも開くので、給弾中を再現することも可能です。さらに銃身は抜いた状態のパーツもついているので、銃身交換中のシーンを再現することも可能。M2の動いてほしい部分は大体全部動くようになっているあたり、さすがM2のみの単品キットです。  組み上がってみれば見慣れたM2重機関銃ではあるのですが、ただやはり銃身覆い周りの立体感、「ちゃんと穴が抜けている!」という驚きは格別です。弾薬箱や機関部などの彫刻もシャープそのもので、古い戦車模型ならば機関銃をこれに置き換えるだけでビシッとするのではないでしょうか。車載用の揺架もついているので、組んだらそのまま戦車やジープなどに取り付けられるのも嬉しいですね。100年選手の大型機関銃を付け替えれば、砲塔の上がビシッと締まること請け合い。アメリカ軍・連合軍の車両を作る時のために、常備しておきたいプラモデルです。
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January 18, 2026 at 12:00 PM
【レビュー】「ナナハン」を体感するにはベストすぎるコラボプラモ!/アオシマ 1:12 バリバリ伝説 巨摩 郡 CB750F #バイク #キットレビュー #nippper #プラモデル
【レビュー】「ナナハン」を体感するにはベストすぎるコラボプラモ!/アオシマ 1:12 バリバリ伝説 巨摩 郡 CB750F
 しげの秀一の出世作となるバイク漫画「バリバリ伝説」(’83 - ’91)、その主人公が駆るHONDA CB750Fがアオシマから劇中仕様のプラモデルとして再販された。組む前に漫画を読み返してみたのだが、色んな意味で仰天した。「バイク」が社会問題になるほどの熱狂があり、故にステイタスにもなり、若者たちの憧れの象徴だった時代性。このCB750Fがそのシンボルであったことを改めて実感させてくれる作品であり、2025年のいま、アオシマがそれを見つめる機会を与えてくれた。  「ケンカが強くてオートバイがじょうずでー。足なんか長くてえー(中略)、400cc以上のバイクをもっている人でー」と、ヒロインが憧れの異性を求めて校内を徘徊する第一話。これが昭和末期の週刊少年漫画雑誌の連載初回か……。バイクの地位がスゴい。とにかく『バリバリ伝説』の1巻だけでもまず読んで欲しい。このバイク模型をメチャつくりたくなるから。巻頭見開きカラーページで主人公が手にするSHOEIのヘルメット、キットにちゃんと新規で起こされているので、はい、もう嬉しい。  ブレーキディスクの旋盤の切削ラインに「マジ、金属じゃん!」と高まれるメッキのランナー。箱を開けるとプラ成形色が巨摩郡(グン)のCB750Fカラーであるメタリックレッド、メカ部のブラックとメッキパーツ、ライト類のクリアーパーツ、そしてゴムホースと金属スプリングなどの各要素が目に入り、「塗らなくてもバッチリ格好良くなるやつー!」と速攻で確信できてニッコリである。  シートのパーツにも思わず唸った。合皮のシボの彫刻は実車と比べて過剰表現ではあるけれども「合皮でしょ?」という強い説得力にしっかり納得した。濃口ディテール、いいね!  キットの組み立ての話に進むが、メッキパーツが多用されているので「瞬間接着剤でなんとか組み上げるキット」ではある。接着面のメッキを剥がせば通常のプラモデル用接着剤で貼っていけるのだが、自分はそのメッキ剥がしが大変ニガテ。なので瞬間接着剤でドシドシ貼っていった。元が古いバイク模型なのでパーツ同士の接合部にスキマが生じがちなのだが、瞬間接着剤を多めに塗布して貼っておけばしっかり接着できる。その際、硬化時間は必要となるがしばらく放置すれば良いだけなので、メッキを削って剥がす作業を考えれば楽なものだ。  プラ成形色が彩り多くて無塗装でもナイス見栄えではあるけれども、ワンポイント塗装でかなり良くなるキットなのでオススメしたい。まずはウィンカーとテールのレンズだ。クリアーパーツを赤とオレンジのマッキーで塗るだけで、もう充分にリアル。もし、シルバーのホビーマーカーもあればリフレクター側をギンギンにすればさらにリアル!  水転写デカールも是非貼って欲しい。タンクとカウルのラインを貼るだけなら難しくない方だと思う。一方、グンのヘルメットのデカールはなかなかの難易度だった。自分にはグッスマのデカール軟着剤とデカール剛力軟化剤が必須だった。なんとか貼りきったのだが、前面のSHOEIロゴはどっかに飛んでいった。  水転写デカールを貼りきったら仕上げに是非、GSIクレオスの水性プレミアムトップコート[光沢]を吹いて欲しい。「しっかりバイクのタンクになったのだが!?」と、元がプラ成形色まんまとは思えないほどの仕上がりとなって完全勝利できる。これはメタリックレッドのプラスチックにクリヤーコートを施すと、キャンディー塗装と遠からずの状態になっているのでは?と推測している。  組み立てには強引さも必要なキットではあるが、部分塗装であっても大満足のCB750Fが建立するのは嬉しいばかりだ。漫画と合わせて「ナナハン」という言葉が一世風靡した時代を見つめるには良い機会となった。面白かったのでグンの他の愛機、続けてキット化して欲しいなー。
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January 18, 2026 at 11:00 AM
【塗料レビュー】色鉛筆を握ったら、もう楽しい。誰でもどこでも塗装に没頭できる「AKインタラクティブ ウェザリングペンシル」 #工具 #塗料 #nippper #プラモデル
【塗料レビュー】色鉛筆を握ったら、もう楽しい。誰でもどこでも塗装に没頭できる「AKインタラクティブ ウェザリングペンシル」
 大人から子供まで楽しく使える塗装ツール。それが「色鉛筆」。この色鉛筆がプラモデルでも大活躍します。特に今は、「模型の世界にあった色と定着力」にチューンされた、プラモ専用色鉛筆とも言えるもが発売されています。その代表格が「AKインタラクティブ ウェザリングペンシル」。nippperでも度々ご紹介しているツールでございます。この色鉛筆を使って、塗り絵をするように各面に色を加えたり、模型に汚し塗装を加えたりするのが本当に楽しい! 年末年始、リビングやコタツでコリコリ・カシカシと模型に色鉛筆を擦り付けるて楽しみましょう。  この色鉛筆で大好きな色が「コンクリートマークス」。僕はこの色を擦り付けて、褪色表現をしたり傷を描いたりしています。ライトグレーなのでさまざまな色に似合うのです。単品販売(198円)の他に、「ウェザリングペンシルセット スプラッシュダート&ステインズ用」にもセットされています。  使い方は超簡単。傷をつけたい場所にカリカリと擦り付けていくだけ。塗面は半光沢やツヤ消し状態にしておくと、より塗料が定着します。色鉛筆の先でつつくようにすると、より細かな傷を描けます。  非常に細かな傷を超お手軽に表現できました。本当に誰でもできるので、時間を忘れるほど没頭してしまいます。  またこのリベットのように、より立体感を演出するために明るい色を頂点に塗ってハイライト効果を出したい時にも便利。  リベットの上に色鉛筆の腹を滑らせていきます。カリカリという音と共に、リベットの頂点が明るくなり、どんどん立体感が出てきます。  何もしていない状態よりも、立体感が増しました。またリベットの頂点の塗装が剥がれている雰囲気も演出できます。たった1本の色鉛筆で、ここまでの表現ができるのです。この色鉛筆は水で溶けるので、はみ出したりしたら水を含ませた綿棒で拭き取れば簡単に修正できます。そんな取り回しの良さも、この色鉛筆の良いところでしょう。  色鉛筆を握るだけで、塗装の準備は完了。あとはあなたのイメージを模型に塗り込んでいくだけです。お手軽便利なツールが、「それなり」ではなく最高の結果をもたらしてくれる。今のホビーは本当に良い道具がたくさんあります。そんなツールに甘えて、どんどん自分の表現を広げて、さらにプラモを楽しんでいきましょう!
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January 17, 2026 at 1:00 PM
【レビュー】再発見される時を待っていたスーパーカーの思い出/楽プラ カウンタック LP400 #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
【レビュー】再発見される時を待っていたスーパーカーの思い出/楽プラ カウンタック LP400
 形を変えて再発見されるまで眠っている子供の頃の思い出を、プラモデルが達成感とともに掘り起こしてくれることがある。完成品を眺めるだけではなく、自分の手を動かし、最後まで作り切るという工程が加わることで、その記憶は現在の感覚へと変化する。大人になるといろいろと大切なことを忘れてしまうものだと思っていたが、どうやらそれらは消えてしまったのではなく、再発見されるきっかけを待っているだけらしい。  カウンタックを作ろうと思ったのは、突然むかしの記憶が掘り起こされたから。1970年代後半を過ごした子供たちは、猫も杓子もスーパーカーブームの洗礼を受けていて、特に赤いカウンタックを見るといまでもビビッドに反応してしまう。当時、ミニカー、プラモデル、ついには消しゴムにまで姿を変えて、その特異なフォルムは小学校の教室にまで浸透していた。  それを思い出したのは、仕事を終え、街路樹にイルミネーション灯る街なかを最寄り駅へ急いでいたときのこと。クルマに疎くても、普段聞き慣れないエンジン音が大排気量のスポーツカーのそれだということくらいわかる。シザーズドアが印象的なランボルギーニがそこにいた。 帰りの電車のなかでスマホを取り出し検索してみると、「クリスマスセール」の文字が躍る通販サイトにアオシマの楽プラカウンタックが6色揃って並んでいた。カウンタックといえば赤色のイメージだったが、LP400は152台しか生産されなかったにもかかわらず、ランボルギーニ社は顧客からのボディカラーの要望にかなり柔軟に対応していたらしい。わたしは少し悩んだ末に、オレンジ色を選択した。  楽プラは接着剤不要のスナップキットで、ボディは一体成型のシンプルな構造。しかしながら、パーツの合わせがないそのシンプルなボディが逆に、全身から匂い立つフォルムの流麗さを際立たせている。感心したのはそこだけではない。面白いのは塗装工程まで省力化しようというその試みだ。ウェザーストリップやエアインテーク、はてはウィンカーまでシールが用意されている。シールの枚数も35枚程度と多からず少なからず絶妙な塩梅で、集中力が途切れる前に確実にゴールまで手が届く枚数に整えられている。  子供の頃の記憶に導かれるまま買ってみた楽プラのカウンタックLP400。自分へのクリスマスプレゼントだったはずが、クリスマスイブを迎えるまでには組み上げてしまっていた。楽プラだから生まれるこの余裕。あとは眺めてよし、飾ってよし。プラモデルというのは完成品と違って自分の手を動かすという工程が加わるぶん、飾ったときの達成感が強い。そしてこの楽プラのカウンタックはその名のとおり、自分だけのスーパーカーを組み上げるという達成感が、じつに楽に手に入るのである。  完成までの道のりに余裕があったからだろうか。わたしは人生で初めてシザーズドアの開閉ができるようにする改造に挑戦してみた。今年のクリスマスに見つけたスーパーカーは、子供の頃の思い出に40年ぶりに新たな1ページを付け加えてくれたようだ。
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January 17, 2026 at 11:00 AM
汚す前提で戦車を作るという選択/タミヤ 1:35 チャーチルMk.VIIで目指す「ウェザリングの名人」 #戦車・軍用車両 #nippper #プラモデル
汚す前提で戦車を作るという選択/タミヤ 1:35 チャーチルMk.VIIで目指す「ウェザリングの名人」
 最初からボロボロにする前提で戦車を作ればよいのではないか。そう考えたのは、ウェザリングの要領をつかむこと自体が、思っている以上に難しいと感じていたからです。戦車はこれまでに何個も制作してきましたし、ウェザリングという汚しの工程も何度か経験しています。うまくいくこともあれば、そうでないこともありますが、振り返ってみると「強い汚し」ができず、結果として全体の強弱が穏やかにまとまってしまう傾向があるように思います。その理由を考えると、「汚い」と「汚れている」の定義が自分の中で曖昧なまま作業していることに行き着きます。突き詰めれば、本当に汚くなる寸前まで手を進めるのが怖いんだと思う。ダメになるんじゃないかと、手が止まってしまうというか。  こうした心理的なブレーキは調整が難しく、特に一度完成したものを出発点として、新たなバランスを探るウェザリングという作業では顕著に表れると感じてます。どこまでバランスを崩し、そこから再構築できるのかが重要だと分かっていながら、完成させてしまうと、その良さに引きずられて派手に汚すというのができない。 それならば、いっそ完成させないという選択肢はどうだろうかと思いました。戦車そのものを徹底的にボロボロな状態にすることをゴールに据えれば、迷いなく汚す方向に進めますし、汚くなる直前まで作業を追い込む必要も出てきます。  すぐに形になるだろうと見込んだのが、1/35 イギリス歩兵戦車 チャーチルMk.VIIでした。ベルト式の履帯は巻かず、なくても成立しそうな小物は取り付けない。廃棄寸前という状況を意識して作ると、結果としてパーツは余り、プラモデルとしては未完成になります。 しかし廃棄寸前とは、完成して使い込まれた後の姿でもある。この状態がとても興味深く感じられました。十分なパーツが揃っていないという意味では未完成も完成後に朽ち果てた姿も同じである。その二つの状況を同時に抱えているような感覚が不思議というか。  チャーチル自体はパーツ数も少なく、比較的テンポよく組み上がります。作業の早さに驚きつつ、「この番号同士を組み合わせる」といった指示がパーツに刻まれていることに気付いたりして楽しめました。一方で、よくできているキットだからこそ、ワイヤーなどを省略すると差し込み穴が意外と目立ち、それが気になったので結構小物を取り付けてしまいました。それでもこれから汚していく上で要素が増えるのは悪いことではないような気もします。 サーフェイサー(下地塗料)を吹き、そこから朽ち果てているように仕上げ、そこに「どんな風に使うんだ……」とワクワクしながら買ってきたグリーンスタッフワールドのピグメントを乗せると、ガツンと色が変わり「あ……」となりますが、これくらい派手に汚すのが今回の目的。ガンガンいこうと思います。
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January 16, 2026 at 1:00 PM
【#FridayVibes】キラキラの金曜日/プラモデルで馬と戯れよう! #特集 #nippper #プラモデル
【#FridayVibes】キラキラの金曜日/プラモデルで馬と戯れよう!
 2026年といえば、午年。馬といえば大昔から家畜として人間と共に暮らしてきた超重要動物ですね。その役割といえば、今でいう自動車兼農業用トラクター兼戦車兼飛行機兼……という感じで、プラモデルになっているような乗り物の仕事は、150年くらい前まで大体全部「馬」がパワーでどうにかしていたのでした。すげ〜。 それに加えて、なんといっても「人間が馬に乗った姿」というのはなんともいえないカッコ良さがあります。人馬一体となったその姿はデカくて強そうで偉そうで、まさに「プラモデルになったら嬉しい要素」の詰め合わせ。ミリタリー方面を中心に「馬(とその周辺のあれこれ)」が長年プラモデルのモチーフとなってきたのも納得です。 というわけで、今回はnippperの記事の中から「馬」に関連したものをピックアップ! 意外に幅広い「馬プラモ」のバリエーションを覗いてみちゃいましょう。 ●「馬といったら偉い人!」な、馬プラモの古典  今からおよそ50年前に発売されたクラシックな馬プラモが、この「1/35 ドイツ陸軍 将校 乗馬セット」。鎧や鞍のガチャガチャした雰囲気や、血管まで彫刻された馬の佇まい、そしてそれに乗った将校の姿はまさにザ・偉い人。スラッとした立ち姿には、「馬に乗った人」のカッコ良さが詰まっています。 ●馬革のウンチクから、タミヤ最新馬プラモへ  馬は家畜として働くだけではなく、その革も使い道がたくさん。この記事では「革のダイヤモンド」と呼ばれる希少な革がなぜそんなにレアなのか、タミヤの馬プラモを見つつ思いを馳せます。革靴作ったことないんですが、なんかやってみたらそれはそれで楽しそうだな……と思わされました。 ●美少女プラモとロボットが合体して馬になると、うれしい!!  鋼鉄ジーグとパーンサロイドの昔から存在する、「人型のモチーフとサポートメカがくっついてケンタウロスに!」というギミック。それを美少女プラモのフィールドで大真面目にやったのがボークスです。かわいい女の子がでっかい武器を振り回して、おまけに下半身が馬。要素山盛りのパンパン具合は、現在の美少女プラモのフリーダムさを象徴しております。 ●そして馬は年始からいきなりお盆へGO……  正月気分から季節は夏、お盆へ……。お盆の馬といえば精霊馬。野菜に割り箸突き刺して作るアレですが、あの精霊馬もプラモになっております。ジョークみたいなプラモかと思いきや、ナスのフォルムやキュウリのテクスチャーはガチ。2026年のお盆はプラモの精霊馬でご先祖様を接待だ!  こうしてみると、「馬」のプラモというのもけっこう解釈次第。戦闘機や自動車に名付けられた「マスタング」だって語源は馬なんで、小指一本ぐらいはひっかかってるような気がします。なんせ午年でもありますし、お馬さんのプラモでゲンを担ぐのもなかなか乙だよねってことで、それではまた!!
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January 16, 2026 at 11:00 AM
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。顔がいい奴しかおらん戦車模型「タミヤ アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」 #タミヤMM #キットレビュー #戦車・軍用車両 #花金プラモ #nippper #プラモデル
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。顔がいい奴しかおらん戦車模型「タミヤ アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」
 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、圧倒的存在感を放つ「顔のプラモデル」、タミヤ「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」(以下イージーエイト)をご紹介します! このプラモ、パッケージに描かれた顔だけじゃない、「真の顔」も最高なのです!! 早速行ってみましょう。  イージーエイトは、第二次世界大戦末期に登場したアメリカ戦車で、第二次世界大戦が終結したのちに勃発した朝鮮戦争でも運用されます。本キットはその時の姿をキット化したもので、パッケージイラストにも見られる、「悪魔」の顔と赤く塗られた前面装甲が特徴的です。そして、キットには戦車のほかにソビエトが開発した4輪駆動車「フィールドカー GAZ67B」もセットされます。戦車と車が一度に楽しめるプラモデルなのです。  悪魔の顔をデカールで再現可能。あまりにもインパクト大なので、他のパーツよりも存在感があり、プラスチックから主役の座を奪っている印象もあります。しかし……このキットにはもう一つ、最高の顔パーツがあるのです。組んだ人が体感できる真の顔が……。  それがこちら! 砲塔防楯に装備されている「キャンバスカバー」です。タミヤの布表現の極みを体感できる、最高のパーツと言えるでしょう。タミヤからはヨーロッパ戦線のイージーエイトが先に発売され、この朝鮮戦争仕様はバリエーションキットとして後発となりました。その後発キットの最大の見せ場とも言えるのが、このキャンバスカバーなのです。ヨーロッパ戦線のキットには入っていない、凄みあるパーツです。  つるんとした防楯周りに、立体的なシワが表現されたパーツを貼っていく快感。しかもパーツ同士がピタ〜っと合い、まさにひとつの布と化すのです。他の硬質な雰囲気のパーツとは一線を画す柔軟さが表現されており、今にも砲の動きに追従してカバーが動きそうな雰囲気を味合わせてくれます(キットは、カバーを貼ると防楯が固定されるので、砲の上下可動はしません)。  戦車の顔とも言える砲塔が、防楯に装着されたキャンバスカバーによって凛々しくなりました。まさに全方位イケメン。塗装やデカールを施せば迫力ある「悪魔の顔」は現れますが、こっちのキャンバスカバーは組むだけで、そのかっこよさを体現してくれます。まさに僕にとってはこちらが真の顔なのです。  そして精悍なアニキを乗せれば、砲塔周辺はイケメンパラダイス。顔がいい奴しかおらんのが、まさにこのタミヤ「アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)」のプラモデルなのです。戦車模型のかっこよさを満喫できる本キットで、ぜひ最高の週末を過ごしてくださいね!! それでは。
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January 16, 2026 at 3:01 AM
【レビュー】ハセガワの決定版 Ninjaプラモが新登場! /1:12 カワサキ GPZ900R (A1)1984 #バイク #キットレビュー #nippper #プラモデル
【レビュー】ハセガワの決定版 Ninjaプラモが新登場! /1:12 カワサキ GPZ900R (A1)1984
 「“Ninja” 誕生の原点、欧州仕様を忠実再現」と謳うハセガワの新キットだが、用意されているナンバープレートのデカールは日本仕様のみである。1984年に欧米向けのスペシャル設計でKawasakiが臨んだGPZ900Rは、長らく国内で販売されることはなかった。映画『トップガン』(1986年)でテイクオフするF-14と並走するGPZ900R、米国名“Ninja”に脳を焼かれた内燃機関愛好家らが手にすることができたのは非公式の逆輸入車のみ。当時、そのハードルを乗り越えてトム・クルーズになれたライダーは「あー! トップガンのバイクー!」と羨望の声を浴びたことだろう。そんなアコガレの逆輸入“Ninja”の新キットに触れた。  箱を開けると緻密なディテールで再現されたパーツがみっちり。ハセガワの自動車、バイクのスケールモデルといえば模型愛好家に向けた、緻密な決定版的キットが多い印象がある。このキットはプラ成形色が白、黒、グレーにメッキとクリアと思っていたよりも色鮮やか。気が楽になる。パーツの分割は塗り分けしやすいようにみえた。ただ、細かすぎるパーツを相手するのに難儀するシーンも。ブレーキキャリパーのホースジョイントが別体になっていたりと、そんなゴマ粒以下の極小パーツをつまむのには『はじピン』などの調子の良いピンセットが必須だった。  細かいパーツもあるけれども、パーツひとつひとつの造形にはメーカーのこだわりが伺える。ブレーキディスクの穴が貫通しているのには目を見張ったが、このクリアパーツで用意された冷却水のリザーバータンクにもグッときた。これには塗装する意欲を駆り立てられる。タンクケースを乳白色にしつつも冷却水のグリーンが透けて見えるようにと、ちょっと塗装を頑張りたくなるな。  欧米のユーザーに的を絞り、様々な新機軸を盛り込んだGPZ900R。その代表がエンジンの水冷化だ。空冷エンジンがまだまだ主体のなかで量産機を水冷化するには、当時のKawasakiにとって大きな挑戦だったといえる。キットでは水冷エンジンのアイコンといえるラジエーターの再現にも大変力が入っていた。メッシュ越しの冷却フィンがしっかりと彫刻されているうえ、組むと完全に見えなくなる電動ファンの再現もバッチリである。  「GPZ900R = Kawasaki “Ninja” の決定版プラモをつくろう!」というメーカーの意気込みが随所に見られるなかで、このチェーンの表現にはそれが極まっていた。他社にも見られる二枚合わせのパーツ構成なのだが、ブッシュが互い違いに組み合わさり、スプロケットの歯が噛み合う部位にはしっかりと抜けが設けられていて向こう側が見通せる。いや。凄い。語彙が消失した。  決定版プラモだけあってカジュアルにサクッと組めるとはいえない本キット。説明書の読み解きだけでもなかなかの厳しさがあった。プラパーツは通常の接着剤と流し込み接着剤を使い分けて貼り合わせていき、ホースやメッキパーツは瞬間接着剤で取り付けていくのが良いだろう。前述したピンセットの用意も必須だ。それでも塗装や加工を加え、より緻密な模型に仕上げたいという欲が掻き立てられる。ただ、プラ成形色で部位ごとのメリハリが生まれているので、カウルだけ塗装してゴールしても充分な仕上がりになると思う。カウルの塗り分けにはマスキングの型紙が説明書に用意されているのがありがたい。  時代背景的には以後、スーパースポーツやレーサーレプリカの登場によって特異なコンセプトが際立つことになったKawasaki “Ninja”。それでも突き抜けたキャラクター性があったゆえ、ハリウッド映画の舞台装置として主演と肩を並べたといっても過言ではないだろう。無塗装であってもそのシルエットを存分に味わえるのでこの機会に是非。この機会にトップガンを観なおしたのだけれども、Ninjaがデートカーならぬデートバイクになっていて心底震えた。ヤング時代のおトム様のセクシー、まじパネェな……。
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January 15, 2026 at 1:00 PM
【工具レビュー】間違えても大丈夫!塗装後も安心!ゴッドハンドのパーツオープナーが、「模型製作のヒヤリ」を救ってくれる #工具 #nippper #プラモデル
【工具レビュー】間違えても大丈夫!塗装後も安心!ゴッドハンドのパーツオープナーが、「模型製作のヒヤリ」を救ってくれる
 模型を作っている最中、挟み込むパーツを入れ忘れたり、パーツの向きを間違えて組んでしまったりすること……私は度々あります 。特に接着剤を使用しないで組み立てられる「スナップフィットキット」(ガンプラやキャラクターモデルに多い仕様)の場合、塗装まで仕上げようとすると、パーツの外したり組んだりの繰り返しになります。事前にダボ穴を広げて篏合(かんごう)を調整してはいるものの、いざ組んでみたら「塗装後の塗膜の厚み」が影響して思いの外きつくハマってしまい、もう外せない……なんてこともしばしば。 そんな時の救世主がパーツオープナーですが、カッチリ組み合わさったパーツの合わせ目に、どうしても刃先が入らない……なんてことも多々ありますよね 。これが製作中のストレスとしては、パーツ紛失と同じくらい精神的に堪えるものです 。そんな絶望の淵で出会ったのが、ゴッドハンドの「アメイジングパーツオープナー GH-PO-110パーツ外し」でした 。  一般的なものと決定的に違うのは、その「刃先」の精度です 。アルティメットニッパーを生んだ刃物のスペシャリスト、ゴッドハンドならではの精巧な作り 。先端は十分薄く仕上げられており、カチカチに組み付いてわずかな隙間しかない場合でも、驚くほどスルッと入り込んでくれます 。  さらに驚いたのが、刃に絶妙な丸みがつけられていること。 特に塗装後のパーツにパーツオープナーを使用するのは、本来なら塗膜を傷めるリスクがあり、できるだけ避けたいところです 。ですが、この刃先のきれいなアール(丸み)のおかげで、塗装面を傷つけにくい作りになっていました 。念のためにパーツの表面をマスキングテープで養生しておけば、さらに安心ですね 。  「間違えた!」と思った瞬間に、さっとこの道具に手を伸ばせる。 それは模型を作る中でのストレスを、一つ確実に消し去ってくれるということ。リカバリーが怖くなくなれば、もっと自由に、軽やかにプラモを楽しめるようになること間違いなしです!
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January 15, 2026 at 11:00 AM
「ただの箱」が主役に昇格。セリアの「マグネット付きペーパーボックス」が最高の模型台座だった話。 #工具 #情景 #100均 #nippper #プラモデル
「ただの箱」が主役に昇格。セリアの「マグネット付きペーパーボックス」が最高の模型台座だった話。
 セリアの「マグネット付きペーパーボックス」がプラモを飾る台座に最高です。厚みがあり、色もキレイな白なので、模型を引き立ててくれます。そして紙の箱なので「ステッカー」を貼ってカスタマイズもできます。展示会で飾る時も、気軽にあなたの模型にステージを用意できますのでオススメです。  白い箱なので、カスタマイズし放題! タミヤは超カッコイイメーカーロゴステッカーを発売しているので、これを貼れば君だけのオリジナルタミヤベースが爆誕するのです。  僕の近所のセリアでは2種のサイズが売っていました。箱にはネオジム磁石が入っているので、蓋がカチッと閉まります。BOXなので、キャラクターモデルを飾る際は、使用しないアクセサリーをこの中に入れておくこともできます。台座にもなって箱にもなる、とっても頼もしいアイテムなのです。  カスタムしなくても、立派な台座として活躍してくれます。お店で角が立っているきれいなものをゲットするのがオススメです。  タミヤのステッカーを好きなところに貼れば、タミヤのプラモを作った時の汎用台座として大活躍。SNSでアップする時などにあなたの模型よりかっこよく演出してくれます。  大きな方の箱でも100円。1/48のコルセアのサイズでもいい感じ飾ることができます。  ステッカーを貼る場所によって、様々な台座表現が可能! 好きなメーカー、好きなマーク、好きなメッセージをセリアの「マグネット付きペーパーボックス」に貼って、あなただけの台座を作ってください。年末年始に作ったあなたの模型が最高にかっこよく見せらますよ。
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January 14, 2026 at 1:01 PM
【レビュー】プラモデルで「なぜ?」を学ぼう/エアフィックス BLOHM>・VOSS Bv141 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
【レビュー】プラモデルで「なぜ?」を学ぼう/エアフィックス BLOHM&VOSS Bv141
 一目見た瞬間に「どうしてこんなことに?」と声が出る飛行機のプラモと出会いました。組んだのは、かつてドイツで開発されたBv141という攻撃機のプラモデル。とあるイベントで手に入れた中古キットなのですが、パッケージから既にバシバシにビンテージ感が伝わってきました。製造年を見ると1978年。ほぼ半世紀前のキットです。  中古キットと言うことは、パーツの欠品やらデカールの劣化やら不安要素がよぎりますが、そんな不安とは関係なく組みたくなってしまうモチーフです。  Bv141は、「飛行機は左右対称である」という思い込みを吹き飛ばしてしまうユニークなシルエットをしています。キットは涼し気な水色の成形色。パネルラインなどのディティールは、いわゆる凸モールドで表現されています。年代物ですが、主翼などに規則正しく並ぶリベットは美しいの一言。パーツの接着も、少しやすりを当ててあげれば十分だったので、サクサクと組んでいくことができました。  さて、このBv141は、あまりにも一般的な飛行機とかけ離れているため、組み進める間もずっと新鮮な「なぜ?」に出会い続けます。まずは誰もが感じる左右非対称の違和感。人が操縦するブロックと、エンジンやプロペラのあるブロックが完全に分離しています。これは乗組員の視野を大きく確保するため。パイロットは視界前方にプロペラがないので、正面はもちろん上下左右を確認できます。  また、主翼はもちろんのことながら、尾翼だけでも左右非対称な設計になっており、パーツを取り付ける際に驚きを与えてくれました。これにもプロペラが回るときに生まれる力を打ち消すためなどの理由があり、見た目は異形でありながらも、問題なく飛行でき、操作性も悪くなかったようです。人は見かけによらないといいますが、飛行機も同じなんですね。  プラモデルに話を戻しますと、程よく造形された乗組員たちが3名ついてきたり、着陸脚は展開した状態と収納した状態を選べたりと、かなりプレイバリューが高い内容となっています。やはり年代物のキットと言うことで、デカールは使えず、いくつか足りないクリアパーツもありましたが、この唯一無二のシルエットを問題なく味わうことが出来ました。  初見では「なんだこれ!」となってしまった飛行機ですが、プラモデルとして組んでいくことですべて計算された形であるという「学び」を得ることができました。この飛行機はもちろん、お店で「なぜ?」と感じたプラモデルを見つけたら、ぜひ組んであなたの「学び」にしてください!
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January 14, 2026 at 11:00 AM
【レビュー】まっさらだからこそ手にした人の思いを乗せられる「最高のエントリーモデル」/B1R-M シャーシキット スキンカラーA、B #キットレビュー #美少女プラモ #nippper #プラモデル
【レビュー】まっさらだからこそ手にした人の思いを乗せられる「最高のエントリーモデル」/B1R-M シャーシキット スキンカラーA、B
■本記事は株式会社壽屋より商品の提供を受けて作成しています(PR)   両手足が爆速で組み上がり、しかも合わせ目も出ないからすごく美しい……。さらに胴体内部に仕込まれる可動フレームや股関節パーツも、パーツを押し込む際に破損や変形の心配が無いシンプル形状を追求したことで抜群の組みやすさを誇ります。キット名に「シャーシキット」とある通り、最低限のデザイン性を盛り込みながらも、誰もが好きなキャラクターにカスタマイズできるようになっています。まさにこれから美少女プラモを組んでみたいという人にとって、ぜひとオススメしたいのです。  今回ご紹介する「コトブキヤ メガミデバイス B1R-M シャーシキット スキンカラーA、B」(以下B1R-M シャーシキット)は、しかも1アイテム「2体セット」というお得なプラモデルとなっています。  メガミデバイスは、美少女プラモのトップランナーとして走り続けるメーカー「コトブキヤ」の大人気美少女プラモシリーズ。かわいい、セクシー、グラマラス、特盛武装のかっこよさなど、あらゆる好みを刺激するモデルがラインナップされています。そんな中、今回発売されたB1R-M シャーシキットはシリーズ当初に生み出された素体「Block1規格」と呼ばれる素体をリニューアルしたもの。発売中のキャラクターとの互換性を保ちながら、これまでに無い組みやすさと遊びやすさを追求したモデルとなっています。だからこそ初めてのメガミデバイスとしてもオススメしたいキットなのです。  スキンカラーA、Bと言って2種類のカラーバリエーションが発売されました。こちらは透けない美しい白がコンセプトカラーとなっている「スキンカラーA」のランナー(パーツが収まっている枠のこと)。  こちらはスキンカラーBのランナー。主に黒を基調としたカラーリングとなっています。そしてこのA、Bともに「フレッシュ」のランナーがセットされます。これを組むと全身スキンカラーのモデルが完成し、一箱でコンセプトカラーとスキンカラーのモデルを1体ずつコレクションできます。  スキンカラーBは、つや消し黒の他にガンメタルのような質感を表現したらメタリック成型のランナーがとってもかっこいいです。塗装無しでこの質感を楽しめるなんてとっても贅沢!  コンセプトカラーの他に、肌のフレッシュも2体で異なります。写真上が「A」のフレッシュ。コンセプトカラーの白に合わせた明るいフレッシュが採用されています。写真下の「B」は、黒のコンセプトカラーでも健康的な雰囲気が出るように、赤みの強いフレッシュが採用されています。  このキットのパーツで注目したいのが手と足。このどちらもが組み立てやすさを重視してスライド金型を贅沢に使用した「1パーツ」成型となっています。特に腕部は、現在の最新素体のひとつである「Block2規格」のでも見られる左右分割ではなく、上腕の下半分と前腕が2パーツで完成してしまうという構成を採用。完成後の見た目も美しく、まさに組み立てやすさと造形の良さを両立した本キットの見どころとも言える部位です。  メガミデバイスシリーズでは初の「可動眼球」が採用されているのも特徴です。アイプリントもAとBで異なっているので、両方揃えてお好きな目の色を選択する遊びも楽しめます。  眼球の可動には、手持ち武器としても使える電動ドライバーを模したパーツを使います。またこの眼球を受けるために、フェイス内側の内部フレームパーツには「目の受け」も成型されています。  非常に滑らかに可動するので、角度調整も自由自在。またこのような眼球が別パーツになっているモデルは、フェイスと眼球パーツの一体感が難しいのですが、それもこのモデルは難なく解消しており、非常にかわいい仕上がりとなっています。  ヘルメットを脱いだような状態も再現できるように、フェイス内側のフレームには「耳」が造形されたフレームも用意されています。そのフレームを使った例がこちら。Block2規格のキット「BUSTER DOLL ガンナー」の髪の毛を装着しています。  それぞれ2体セットですが、1時間半もあれば組み上がってしまいます。これだけかわいくてよく動くモデルが手早く組み上がるのには、感動を覚えますよ。武装や外装も少なく、まっさらなシャーシキットを組んでいると、まさにここから自分だけのモデルを作り上げて欲しいという思いが伝わってきます。  そしてこの写真を見てください……2体組んだ状態なのに、まだこれだけパーツがある! 胸部、腹部、腰部、つま先はディテールあり、ディテールなしのパーツが付属し、お好みの情報量での選択、組み合わせが可能。頭部ヘルメットは表情の見えるものと目隠れタイプのデザインの選択式。互換性重視の肩甲骨が付属し、デフォルトの肩甲骨パーツと交換することで既存のメガミデバイス(バスタードール以前)の胸部が接続可能となります……と書いていてびっくりするほどのパーツ量です。  ですので、このようにひと箱に入っているパーツだけで、思い思いの組み合わせを楽しめます。腕部や脚部の構成がシンプルなおかげで、パーツの付け替えもストレス無く楽しめるますよ。  ハイディテールやてんこ盛りの武装など、情報量の多さというのは一見派手に見えてどんどん進化しているようにも見えます。しかし本キットのようにシンプルで簡単構成という一見ステップバックしてみえることにも、今の時代のニーズにあった「作りやすさ」「組み換えのしやすさ」という方向に進化のパラメーターを振ることができるのだと、本キットを組んで改めて感じました。ぜひこの「B1R-M シャーシキット」で、あなたもメガミデバイスデビューしてくださいね! それでは。
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January 13, 2026 at 1:00 PM