S.Fujie
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S.Fujie
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昆虫担当学芸員
今日は昆虫館へ標本調査へ。ちょっとびっくりな新発見があり、非常に有意義であった。いやしかし、どこの収蔵庫も管理の悩みが尽きないね、と担当と盛り上がった。
November 8, 2025 at 8:53 AM
イソプロピルアルコールを寄生蜂の標本を作るときに使っている。手につくと皮膚が白くなるのは脱脂力のせいかなあ、くらいにしか思っていなかったが、今日使ったものは皮膚についたら、それだけでは済まず、なんと痛みも伴う。あと、漬けた虫から気泡が発生してすごいスピードで脱色されているではないか。なんかおかしいと思って少し調べると、どうもイソプロピルアルコールを光の当たる場所に保管していると、過酸化物を生成してしまうことがあるらしい。危険だし、サンプルのDNAがぶっ壊れるではないか。。これはいかんぞ。
November 6, 2025 at 2:08 PM
休暇の空き時間に、近所の公園を網を持って散歩。一見何もいなさそうな草丈数cmのところに.大量のサムライコマユバチ。秋に増えたヤガ科幼虫を寄主にしていると予想。その他気になっているハチも数種得られ、有意義な散歩であった。
November 6, 2025 at 6:17 AM
Reposted by S.Fujie
特別展「学芸員のおしごと」の関連講演会で、中濱 直之 さん(兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館)に講演いただきます。タイトルは「「自然史研究に大きく役立つ博物館標本のDNA」、日時は11月22日(土)13時30分からです!
x.gd/fuGm1

YouTube配信もしますが、ぜひ会場まで来ていただいて、特別展とともにお楽しみ下さい!
www.youtube.com/watch?v=VLek...
博物館と友の会の行事
x.gd
November 5, 2025 at 9:15 AM
大阪産クビナガキベリアオの標本はいくつかある中で、これはと思い展示に出したものです。甲虫屋でも、ゴミムシに詳しくないとこの種は認識できないと思うので、瀬戸さんはおそらくこれを「たまたま」採集されたのだと予想しています。たまたまでこれが採れる70年前の枚方って、どんな環境やねん…と思いを馳せることもできます。
学芸員のおしごと展で一番テンション上がったラベル。植物研の瀬戸さんが大阪絶滅のゴミムシ採ってる。
November 3, 2025 at 9:14 AM
イタリアンブレインロットなるものを親戚の子から教えてもらった。学名でマニアックな虫の名前をブツブツ言ってるのとあんまり変わらん。
November 2, 2025 at 11:44 AM
今回の特別展、自らの業務を客観視するうえでは、いい機会かもしれない。資料収集保管、研究、教育、展示のエフォートのバランスを改めて自分なりに考えたいところ。
November 1, 2025 at 1:43 PM
展示準備で、思い込みでパラタイプと思って出していた標本をよく見たら、ホロタイプって書いててびっくりした。こりゃ展示するのやめとこ。。
October 28, 2025 at 3:41 PM
とりあえず標本は明日に埋まる目処が立った。持ってきてそのままのやつは並びがグチャグチャなので直したいが、それはひとまず後回し。
October 23, 2025 at 8:52 AM
受け入れコレクションの展示準備をしているが、コレクションが膨大すぎて何を展示すべきか考えるだけで時間がかかり、内容を決めた後もどこに目的の標本があるか探すだけで時間がかかる。そして気付いたらハネカクシにちょっと詳しくなっている。
October 20, 2025 at 1:52 PM
収蔵庫のジオラマ作り、楽しかった。収蔵庫の現実を色々見せすぎて、ここだけで2時間くらい喋れそう。
October 17, 2025 at 2:02 PM
今日は博物館実習。午前は受入コレクションの移動作業で、インロー20箱分をドイツ箱7箱に移動させた。午後は標本のデータベースへの登録作業。採集地が同じ資料群なので、ひたすらラベルをつけ、採集日と和名を入力してもらう。2時間強で800点も進んだ!学名の入力はこれから1人でやる。
October 11, 2025 at 8:55 AM
職場付近では、この1-2年で急激に増えた。
October 10, 2025 at 11:09 PM
大和川水系で採りたい水生甲虫3種盛りを達成。全部同じ池。素晴らしい。
October 3, 2025 at 6:44 AM
めっちゃいそうやのに、石川水系でセスジダルマガムシが採れない。めっちゃいそうやのに。
September 13, 2025 at 9:35 AM
いい田んぼといい池に行くと心が元気になる。欲を言えばもうあと2、3種ほど、14年前にいた虫がそろってくれれば、というところだった。
September 9, 2025 at 9:28 AM
わけあってカツオブシムシやシバンムシの軟化展足をしているのだが、部品が取れやすくてとても難しい。こんな作業久しくしてないし、そもそも得意ではないので、かなり妥協した仕上がりに。。
September 5, 2025 at 8:53 AM
プロジェクトY、調査に多大なる協力をしてくれている人と、「目ぼしいところはだいたいやったかなあ」などと言った直後に、先日別の人からいただいた標本にとんでもないヒメドロムシが入っていることに気づいた。。。これは追加確認が必要。
September 3, 2025 at 8:04 AM
単身自転車でプロジェクトY
September 2, 2025 at 10:26 AM
これからライト調査。電車で行くので装備が重い。今日の場所でヒメドロムシが採れたらすごい。せっかく行くので、ライトFITも数基仕掛ける予定。
August 30, 2025 at 6:41 AM
普段博物館や学会に出入りしてないけど、標本をたんまり集めてる人って、思っているよりたくさんいる気がする。多くは失われていくものなのか…?
August 29, 2025 at 8:32 AM
自宅の部屋に置いているトラップ用のサナギ粉からシバンムシとカツオブシムシを湧かせてしまった。何種かいるぞどれどれ…っていうのはあとにして早急に片付けよう…部屋は一旦燻蒸するかなあ。
August 25, 2025 at 11:10 PM
性善説でやってきた昆虫採集、もはや許容されない世の中になってきている。アマチュアの活動に頼ってきた博物館の収集活動にも大きく影響するやろうな。
August 23, 2025 at 12:45 PM
標本を作る人が本当に少ない、これからの時代大丈夫なのか、という話を日頃からする。今日の同定会はたくさんの有望な若者たちが来て、少し安心というか、その調子で続けていってほしいという願い。それにしても今日はバタバタで虫は見切れなかったし、もっとディープな虫の話もしたかったが時間が足りない。そういう「ややコア層」狙いで、何か行事をするのは効果的だろうか。
August 17, 2025 at 9:32 AM
先般の大和川水系ライト調査で、とある「いいガムシ」が採れているかもしれないことがわかった。ただし採れたのはたった1頭。再現性確認をしたいが、他の場所を調べるのが先か…?
August 7, 2025 at 11:45 PM