日本で出版社の三月社 https://sangatsusha.jp/ を運営。
取次は地方・小、直でトランスビュー。
請負にて他社の書籍企画・編集・DTP制作。
ウェブ制作・管理更新も(電気通信事業者)。
好き→シュティフター、ボトムズ、ナウシカ、テグジュペリ、ル=グウィン、レヴィナス、など。
http://yakedake.jp (日本の焼岳のファンサイト)
なお、投稿は三月社の公的なお知らせを含みますが、個人的な思いを綴るものです。
首都圏近郊のベッドタウン都市ではそういう風景がまだ当たり前じゃなくて、見た目の違いだけで「素朴な不安」🤮を持つ住民が相対的に多い、のかもしれない。そういうセンチメントに付け込んで、さらにSNSのデマが不信と猜疑を煽る、みたいな構造があるんじゃないかなあ。
bsky.app/profile/much...
私見だと、外国人移民問題がハレーションを起こしてるのは、外国人を恒常的労働力として組み込んでいるそうした地方都市エリアでもなければ、さまざまな外国人が分散的に居住していることが特に違和感を持たれない東京都内・都下エリアでもなく、「首都圏近郊のベッドタウン都市」。
その理由は、これらの地域では比較的デモグラフィックな均質性が保たれてて「日本人っぽい人」ばっかり住んでたから、という気がしてます。
首都圏近郊のベッドタウン都市ではそういう風景がまだ当たり前じゃなくて、見た目の違いだけで「素朴な不安」🤮を持つ住民が相対的に多い、のかもしれない。そういうセンチメントに付け込んで、さらにSNSのデマが不信と猜疑を煽る、みたいな構造があるんじゃないかなあ。
bsky.app/profile/much...
もうすっかり夜。冬至なので、これから次第に日暮れが遅くなる。
往路は向かい風で少し寒いけれど、一昨日走ったときよりも呼吸が楽だし足も軽い。
復路は追い風でペースが上がるけれど左膝がチクチクしてペースを抑える。
最初から左膝にサポーターを装着して走れば痛みを抑えることができて、ペースアップできるのかもしれない。12㎞。
もうすっかり夜。冬至なので、これから次第に日暮れが遅くなる。
往路は向かい風で少し寒いけれど、一昨日走ったときよりも呼吸が楽だし足も軽い。
復路は追い風でペースが上がるけれど左膝がチクチクしてペースを抑える。
最初から左膝にサポーターを装着して走れば痛みを抑えることができて、ペースアップできるのかもしれない。12㎞。
荒々しいアルミ酸化物に押されたささやかな縄の回転線は
人の生から切り離された沈黙に話しかけている
ありえないことはありえなかったという秘密は検証され
東へと散らばる沸騰点が近代的なビニール袋に回収された
どこにいるかわからないがいついたのかを教える
火山の痕跡の形はどこか そう問うとき
凍ったブリキの 気絶した磁気が
砂の雨を降らせはじめた
荒々しいアルミ酸化物に押されたささやかな縄の回転線は
人の生から切り離された沈黙に話しかけている
ありえないことはありえなかったという秘密は検証され
東へと散らばる沸騰点が近代的なビニール袋に回収された
どこにいるかわからないがいついたのかを教える
火山の痕跡の形はどこか そう問うとき
凍ったブリキの 気絶した磁気が
砂の雨を降らせはじめた
耕耘機の刃先で新しい紋様を刻まれている
それがためにいずれ形を失う7000年の積分は
自宅の押し入れに眠っている
西方の谷を越えた台地には
1000年のニアミスで出会わなかった兄弟がいる
膝で歩くと見える 時のしじまが
ねじれた暗黒を包含するガラス片
人によって運ばれた火山の痕跡は西北からきた
虹色の爪のかけらは北の海辺からきた
私にはわかる この地がどこにつながってきたのかが
耕耘機の刃先で新しい紋様を刻まれている
それがためにいずれ形を失う7000年の積分は
自宅の押し入れに眠っている
西方の谷を越えた台地には
1000年のニアミスで出会わなかった兄弟がいる
膝で歩くと見える 時のしじまが
ねじれた暗黒を包含するガラス片
人によって運ばれた火山の痕跡は西北からきた
虹色の爪のかけらは北の海辺からきた
私にはわかる この地がどこにつながってきたのかが
コンクリートデザートのひび割れた赤土に砂走り
唸る送電鉄塔下の風紋を崩して時の地平線に近づく
小さなつむじ風の向こうに 直観が先まわりする
古い時代の嗅覚が獣脂の焼ける臭いをかぎわけた
ここになければ どこにもない
そういう場所に 引き裂かれた時の破片は
5000回目の冬に 誰かを私にさせようとする
風は止まる 時もまた
夏のような氷雲が群れ集まり
鈍色の赤光をこだまさせ いずれくるだろう
目を閉じて50歩 足元に触れる
風を抜かれたささやかな欠片たち
人となるまえの 人のあとのかたちに
人となるまえの 人のあとの心が溶ける
コンクリートデザートのひび割れた赤土に砂走り
唸る送電鉄塔下の風紋を崩して時の地平線に近づく
小さなつむじ風の向こうに 直観が先まわりする
古い時代の嗅覚が獣脂の焼ける臭いをかぎわけた
ここになければ どこにもない
そういう場所に 引き裂かれた時の破片は
5000回目の冬に 誰かを私にさせようとする
風は止まる 時もまた
夏のような氷雲が群れ集まり
鈍色の赤光をこだまさせ いずれくるだろう
目を閉じて50歩 足元に触れる
風を抜かれたささやかな欠片たち
人となるまえの 人のあとのかたちに
人となるまえの 人のあとの心が溶ける
まっすぐ下を向いて歩く目のまわり 鼻の穴 口のまわりに
黒い意識は集まり 風が人を人の終わりへと
吹き流そうとする まえに
足を交互に前に置き 自分の影をたなびかせて
関節を凍らせてもなお立ち止まり
ここにはないはずの石を拾っては捨て
人は夕暮れがきたのに気がつかない
まっすぐ下を向いて歩く目のまわり 鼻の穴 口のまわりに
黒い意識は集まり 風が人を人の終わりへと
吹き流そうとする まえに
足を交互に前に置き 自分の影をたなびかせて
関節を凍らせてもなお立ち止まり
ここにはないはずの石を拾っては捨て
人は夕暮れがきたのに気がつかない